| Chapter A 炎上する悪意 |
| Chapter A-1 葬式 |
| 【KP】：ログの関係もあるので導入をもう一度確認します。
【KP】：【導入：相模霧子】 いつものようにキリコが食堂で学生たちに昼食を提供していると、 少しずれた時間に、他校の生徒が食事に来るようになった。 最初はそういうこともあるか、と注文通りに料理を提供していたが、 この少女はそれから数日同じ時間、 おそらく彼女の学校の昼休憩ギリギリの時間に食事をとりにきた。 流石に奇妙に思って声をかけると、自分は料理はできないし、 両親も居ないのでお弁当が用意できない。 金銭的余裕もあまりないので、そう毎日高い昼食はとれない。 いろいろ考えたけど、ここの評判を聞いて通う事にした。 この話を聞いてキリコは何かを察しただろう。 もしかしたら料理に一品おまけを付けていたかもしれない。 しかし、その少女も夏休みがくると会うことはなくなった。 この時点ではキリコは深くかかわろうとはしなかった。 ...その少女、丁葉沙羅（チョウバ サラ）の自殺のニュースを知るまでは。 キリコがシナリオ開始時点で得ている沙羅の情報について整理しておく。 丁葉沙羅、16歳。 ミスカトニック高専のすぐ近くにある、中高一貫校、 不動帝丹(ふどうみかどがあか)学園の女子高生だ。 彼女がミス高学食に通っていたのは5日間。 その間、沙羅は他校の学食であるということを考慮したうえでも、 異常に周囲に警戒的、とりわけ人の目を気にしていたように見えた。 沙羅が自殺した日は、彼女が学食に来なくなってから約一週間後。自宅の自室で首を吊った。 これは沙羅の死後に知った事実であるが、彼女の自宅はキリコのアパートの近所であった。 【KP】：【導入：呑蛇六】 蛇六は少し前に知り合った学生の少女、 メリエル・ガーフィールドの頼みごとを特に深く考えずに承諾してしまった。 頼み事と言うのは、研究室で開発したアプリのモニタテストである。アプリの名前は「U-one」。 androidアプリで対話可能な人工知能であり、 バックグラウンドから自発的に声をかけてくることもある、らしい。 安請け合いだったためか、まだ起動しておらず、 インストールされているだけ、といった状態で放置している。 そんなことより気になるのは近所に住む女子高生が自殺したことだ。今日はその葬儀である。 参列するか迷ったが、同じく近隣住民であり、 友人でもあるキリコが喪服を着ているのを見て、参列する事に決めた。 【KP】：【導入：星神宇宙】 宇宙は翻訳や通訳を生業とした人物である。 彼女にも、丁葉沙羅の自殺のニュースは舞い込んできた。 沙羅の両親は既に他界しているが、生前は仕事でとても世話になった。 ここ数年付き合いはなかったが、幼い沙羅にも何度か会ったことがある。 縁のあった人物だ。葬列には参列しようと決めた。 蛇六：（一体何者なんだ・・・ 【KP】：【導入：氷渡陽まり】 ヒマリは中高一貫校の中学生だ。今は夏休みであるが、気分はいいものとは言えない。 高等部の生徒が自殺したため、各生徒は葬儀に参列しないまでも、 気持ちだけでも喪に服すように連絡があったからだ。 葬儀は近所であったため、あるいは純粋に弔いのため、葬列に参列する事にした。 陽まり：（なかだかいっかんこう、中指一本拳みてえだな 【KP】：というわけで葬儀からはじまります 【KP】：【悲壮】 【KP】：葬儀は淡々と執り行われていた。 喪主である老齢の女性、丁葉ハルは終始すすり泣いていた。 参列している者は彼女が丁葉沙羅の唯一の肉親、祖母であることを知っている。 時折、「誰か、沙羅を追い詰めたやつらを見つけてください。お礼は必ずします。」と泣きわめき、 周囲になだめられてうなだれる、という事を繰り返した。 【KP】：ここでシナリオの目的を明記します。 丁葉沙羅を自殺に追い込んだ存在を見つけ出し、丁葉ハルに報告する事です。 【KP】：そんな中、ノートPCをもってブツブツと何かを呟いている男性がいる。 葬儀に似つかわしくないにやけ顔であり、非常に不謹慎である。 陽まり：苛め…高等部は怖いなあ大丈夫かなあ 【KP】：さてなんらかのアクションはあるだろうか 霧子：（声をかけてみるか） 【KP】：（不謹慎マンにだよね？ 霧子：（はい）  霧子：悪いけど、配信？動画？そういうの場違いなんだわ。やめてもらえっかな？ 【KP】：男「え？なに？風景撮影してただけだし...」 霧子：場所が場所だろうがテメー！フカシブッコいてんじゃねーゾ！ 陽まり：！？ 【KP】：男「な、なんだよ俺は悪いことなんかしてねーよ...」  蛇六：どうしたキリコくん、こんな場で。 霧子：おっさんパソコン詳しかったっけ？ 陽まり：なんでしょう、揉め事でしょうか…？ 蛇六：人並だな。 【KP】：周囲もキリコと同様の気持ちなようで、取り押さえるなら周りが協力してくれます。 霧子：取り押さえるのは得意だよな。 蛇六：そういう事か。 承知した。 霧子：わりーけど、確認させてもらいたいんだわ。 【KP】：組み付き振ってみて 霧子：（蛇？） 【KP】：（という流れだと思ったが違う？ 蛇六：1d100 Cthulhu : (1D100) → 15 陽まり：（ｾﾔﾃﾞｽﾅ 【KP】：うむ 宇宙：【強い】 霧子：（さす蛇） 蛇六：（宇宙待ってた 【KP】：男は完全にとりおさえられた  陽まり：な、なんでしょう喧嘩ですかね 宇宙：【一気に早大になった】 陽まり：（草 宇宙：【壮大！】 |
