「泣きこけし」
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Chapter A 泣きこけし | |
ミスカトニック高専生の仲良しグループの3人は、夏休みの課題兼プチ旅行に出かけるのであった。 | |
Chapter A-1 栄村 | |
【KP】: 3人には学校の夏休みの課題として伝統工芸のレポート提出が与えられている。 3人は課外授業と夏休みの旅行も兼ねて、 市の外れにある相根地区の伝統工芸である「こけし」について調べることになった。 ペガサス:(オナニストかな? 【KP】: お盆休みである8月12日。2泊3日の予定で3人は相根地区に向かうバスに乗り込むのだった。 【KP】: 同じ市内とはいえ、相根地区の栄村は県境にある。 電車の終点駅から、さらに今となっては骨董品であるボンネットバスに長々と揺られながら、 お昼過ぎに相根地区栄村にたどり着く。 村では夏祭りの準備をしているらしく、中央広場では盆踊り用のやぐらが立てられている。 ただ村自体が閑散としているため、人の姿はまばらである。 【KP】: 【村】 【KP】: 3人はバスを降りた。 【KP】: 目星かアイデアロールどうぞ 黒ミミズク:1D100 アイデア Cthulhu : (1D100) → 45 吟子: 1d100 アイデア Cthulhu : (1D100) → 56 ペガサス:1D100 Cthulhu : (1D100) → 13 【KP】: では、このボンネットバスが栄村と町をつなぐ唯一の交通手段であることに気付いた。 【KP】: また、携帯の電波が届かないため使えないことに気付く。 吟子: よくミステリ小説とかでない?この道が途絶えちゃって出られなくなっちゃうヤツ…… 黒ミミズク:ずいぶんな田舎だなー ペガサス:ワッツ!?私のがらけーが通じマセーン 黒ミミズク:しかしながら 黒ミミズク:こけしを調べてくるって変な課題だよね 吟子: それほど珍しいものでもないしね。 ペガサス:デントーコーゲらしいデスから ペガサス:お店に売ってるのは見たコトないデスけど・・ 黒ミミズク:まぁとりあえず 黒ミミズク:(見渡して気になるものあるかな?) 【KP】: では目星どうぞ 黒ミミズク:ぐぬぬ 吟子: 1d100 目星 Cthulhu : (1D100) → 46 ペガサス:1D100 目星 Cthulhu : (1D100) → 57 【KP】: 吟子は宿屋である「みずき屋」までの行き道が書かれている看板を見つけた。 【KP】: さほど遠くはない。 吟子: まあ荷物も重いし先に宿場を確保しとこうか。 黒ミミズク:(宿泊先として知っている場所?) 【KP】: 初めて行くところだよ 吟子: (宿は予約してはいないんだ) 【KP】: そうだね ペガサス:あそこが旅館デスか 楽しみデス 黒ミミズク:(宿の確保もなしに田舎に旅行に行くだろうか...w) 黒ミミズク:まぁとりあえず宿確保しないとねー 吟子: (看板がこれくらいしか見つからなかったってことは 他に大した建物がないということかもしれないし……) 【KP】: では舗装されていない道をしばらく歩き、「みずき屋」という立て看板のある建物にたどり着いた。 ペガサス:旅館に入って見るデス 吟子: こけしのことも聞けたらいいね。 【KP】: 村に一軒しかない宿であり、寂れた村の寂れた宿という印象を受ける。 ペガサス:アスファルトもないデス 黒ミミズク:和菓子屋さんみたいな名前の宿だなぁ 【KP】: 主人「いらっしゃい。 若い子が来るなんて珍しいね。」 ペガサス:ミミズクパイセンと名前が似てマス 吟子: 学校の課題で来ていまして。お邪魔します。 【KP】: 主人「あんたがた、いい時期に来なすったね。ちょうど明日、夏祭りをやるでね。 もしよかったら行ってみんさいよ。 あんたがたみたいな学生さんが来るのは何年ぶりだから、みんな喜んでくれるよ。」 ペガサス:サンメイで! 【KP】: 宿は他の客がいないようで、すんなりチェックインできた。 黒ミミズク:(みんな喜んでくれるってなんか不思議な言い回しだな 黒ミミズク:(宿がそんなこと言うだろうか ペガサス:若い人もあんまり居ないんじゃないデスかねー 吟子: (まあ気にはなるけどPC視点で突っ込むほどのことではないかな) 吟子: そういえば、このあたりの伝統工芸のこけしというものを調べているんですけど… 黒ミミズク:部屋に案内してもらえます? 【KP】: 主人「あぁはいはい」 ペガサス:浴衣着たいデス 【KP】: 3人は部屋に案内してもらった。 吟子: (このパーティバラバラだ!) 【KP】: 主人「ここはこけしが名産品だからねぇ。」 【KP】: 宿の部屋は和室で殺風景だ。 ペガサス:タタミ! 黒ミミズク:有名なこけし職人とかやっぱりいるんですか? 【KP】: 主人「あぁ、いるよ。 行くんならこの地図を持っていくとええ。」
ペガサス:観覧車みたいデース! 吟子: すごくわかりやすいですね 黒ミミズク:まずどこ行く? ペガサス:こけし工房というところが気になりマスね 黒ミミズク:お土産屋ものぞいてみたい 吟子: 先に課題を済ませよう。 ペガサス:ゴシュジン、お土産屋に食べ物はありマスか? 【KP】: 主人「あぁ、あそこは雑貨屋だから、なんでもあるよ。」 |
Chapter A-2 大木雑貨 |
ペガサス:(今時間どのくらいなんやろ 朝?昼?)
【KP】: 昼頃だね 吟子: お祭りは明日みたいだし。 ペガサス:先にお昼ご飯にしたいデス ペガサス:というわけでお土産屋サンに・・ 吟子: うーん…… 吟子: ミミズクの意見を聞こうッ! 黒ミミズク:お土産屋さん行きたいかなー 吟子: くっ……! ペガサス:やはりおなかが空いているデース 黒ミミズク:いやさ 黒ミミズク:私たちって現物の伝統こけしを見たことないわけじゃん? 製造工程見る前に完成品見ときたいかなと思って 吟子: まあ、土産物屋にもあるでしょうけどね。それは工房にもいくつかあるんじゃない? 黒ミミズク:あるだろうけど実際に消費者の手にわたる段階のものをレポートに書きたいのよ ペガサス:そうデス ペガサス:ワタシも同意見デス 吟子: ふーむ……むしろ製造過程から順を追ってみて行った方が合理的な気がするけど…… 黒ミミズク:まぁこけし以外の発見もあるかもしれないしいいじゃないの 吟子: まあ、手ブラのまま職人さんのところに行くのも失礼かもしれないし、そうしましょうか。 ペガサス:では行きまショウ! 【KP】: では、お土産屋に向かう。 【KP】: 村は狭いのですぐに着くことができた。 【KP】: 「大木雑貨」の看板がある。 ペガサス:ここデスね 【KP】: 中には店主のお婆さんが1人だけだ。 【店主】: いらっしゃい。 吟子: お邪魔します。 ペガサス:何か美味しーモノはありマスか? 【店主】: おにぎりでも食いねえ。 ペガサス:ハウマッチ? 【店主】: 90円だよ。 黒ミミズク:まぁおにぎりはおにぎりとして 吟子: 名産はおにぎりと…… ペガサス:5こ頂きマース 黒ミミズク:お土産屋さんではどんなものが人気あるんですか? 【KP】: カウンターにはこけしが並んでいる。 【KP】: やっぱりこけしかねぇ 【KP】: こけしは一般に売られているものと大差はなく 吟子: 普通のこけしね…… 【KP】: 名産品といってもそんなに大した事はなさそうである。 吟子: これでレポート書くのってちょっと難しくない? 黒ミミズク:写真撮ってもいいですか? 【店主】: ええよ。 黒ミミズク:(スマホでぱしゃり 黒ミミズク:何か変わったところがあると思ったんだけどなー 【KP】: こけしは一本2160円で売られているようだ。 ペガサス:おにぎりが美味しかったデスとメモしておきマス 吟子: (うっ結構高い……! 吟子: か、買います…… 吟子: (フワァ・・・・・・) 【店主】: まいどありー 黒ミミズク:だ教授はここを指名してこけし調べてこいって言ったんでしょ? 黒ミミズク:ここのこけしが普通のこけしだったら納得がいかない... 吟子: 1つお聞きしてもいいですか? 【店主】: なんじゃ? 吟子: 明日のお祭りはどういうお祭りなんでしょう? ペガサス:おにぎりを美味しくする効果があるかもしれまセン 【店主】: 年に1度やる祭りでね。 【店主】: 水子を鎮めるんじゃよ。 ペガサス:ウォーターチャイルド? 黒ミミズク:またまた知らないふりしちゃってー 吟子: 生まれる前に亡くなった子供のことだよ。 ペガサス:エエッ 吟子: 製造過程に秘密があるか……はたまたこけしができた歴史に秘密があるかと思ってたけど 吟子: まあそういうことかもしれないね。 吟子: お祭りの意義にも無関係ではなさそう。 吟子: (一応店内にめぼしいものがないか見てみていいかな) 黒ミミズク:じゃあ工房いってっみる? 黒ミミズク:欠食児童は満足したみたいだし... 【KP】: まぁ、店内はこけしと雑貨があるくらいで、特に目ぼしいものはない。 吟子: おにぎりを買って行こう…… ペガサス:何でもあるって言ってたけどそうでもなかったデスね… 吟子: 大自然があるから…… ペガサス:教授が空気が美味しいっていってましたケド ペガサス:味がしまセン… 黒ミミズク:空気の味なんてわかんないよ 【KP】: こけし工房では、50歳前後の男性が一人で作業をしていた。ほかにこけし職人の姿は見えない。 ペガサス:タノモー 【KP】: あぁ、お客さんか。よく来なすったね。 【KP】: 工房には大小様々なこけしが並べられている。 【KP】: その中のひとつに 【KP】: こけしの顔に涙が彫られているものがあった。 ペガサス:デモこのこけし…少し泣いてマス… |
Chapter A-3 こけし工房 | ||
【KP】: お土産のこけしは1本2000円、こけし作りの体験コースは1人2500円だよ。
ペガサス:こっちのほうがちょっと安かったデスね 黒ミミズク:体験したい人いる? ペガサス:やりたいデス! 黒ミミズク:私は結構です。 吟子: レポートを書くにはちょうどいいじゃない? 吟子: わたしはもう買っちゃったから…… ペガサス:こけしを作りマス、2500円デス 【職人】: あいよう 吟子: 流通コスト、中売りを込みでの160円なのよ。良心的だわ。 【KP】: 職人はこけしを作る準備をしている。 ペガサス:ワクワク 【職人】: あぁそうだ、折角だから「泣きこけし」を作ってみんか? 吟子: ! 黒ミミズク:(やっちゃえ やっちゃえ 【職人】: この村の名産品だよ。 ペガサス:そっちにある泣いてるヤツデスか? 【職人】: そうそう。 ペガサス:そっちにしまショウ! 黒ミミズク:こっちが名産品なら 黒ミミズク:吟子のこけしはただのこけし... 吟子: そうなるね…… ペガサス:そうなりマスね… 【職人】: あぁ、泣きこけしは店には売ってないからね。 吟子: 「泣きこけし」を際立たせる意味で記事の内容にはなるでしょう…… 吟子: 「泣きこけし」とはどういうものなのですか? 【職人】: 500円で泣きこけし作ってもいいよ 【職人】: そのこけしに涙を掘るんだ 吟子: それならやってみます。 吟子: このままじゃただのこけしだし…… ペガサス:表情を加えるコトでスピリッツを込めるデスね! 【KP】: 「泣きこけし」は泣いてるようなこけしでね。 珍しいんだけど縁起が良くないと感じられるんで生産数は少ないんだよ。 【KP】: ペガサスは職人の指導のもと、木を削ってこけしの素体を作り上げる。 ペガサス:バリバリ 吟子: どうしてそんなこけしが作られるようになったんでしょう? 【職人】: んー、まぁ……昔色々あったんさぁ。 黒ミミズク:明日のお祭りと何か関係があったり? ペガサス:ソモソモこの"コケシ"っていうのは元々どーいうモノなんでショウ 【職人】: こけしって言うのはね 【職人】: 子供がいない家庭に子供が授かるように願いをこめて作られたという民芸品で、 木を削って作るので、木を削って作る子、「子削し」と書くんじゃ。 【KP】: 歴史かオカルトロールどうぞ ペガサス:1D100 歴史 Cthulhu : (1D100) → 15 吟子: 1d100 歴史 Cthulhu : (1D100) → 3 黒ミミズク:どっちもないなー ペガサス:ヘェー ペガサス:(お 黒ミミズク:1D100 オカルト Cthulhu : (1D100) → 50 【KP】: では、こけしのもう1つの由来を思い出した。 【KP】: 昔はとても貧しかったため、口減らしのために子供を殺さなければならない時代もあり、 間引きや水子の供養のために作られた。子を消すと書いて「子消し」。 吟子: まあそういうことなんだよ…… ペガサス:あっウォーターチャイルドの… 黒ミミズク:しかしなんでまた「縁起が悪い」という声も上がるものをわざわざ作るんです? 【職人】: まぁ、昔いろいろあってなぁ…… 【職人】: さて、「泣きこけし」の歌を教えてやろう。 【職人】: 「泣きこけし」は歌いながらでねえとうまく作れんのじゃよ。 結構、根気が必要でな、一つ作るとすごく疲れるんじゃ。 あんたがたは若いから大丈夫だと思うけんどね。 若いうちは何事も経験じゃね。歌を教えてやるけん、唄って作ったらいい。 吟子: (さっきも濁されたな……)
ペガサス:ヤマイケイシウチ… 吟子: ざんぶらぶんのどうどうどう 黒ミミズク:なんだろねそのフレーズ 黒ミミズク:やたら繰り返されるけど 吟子: そこがわからないよね。他は言葉自体はわかるんだけど・・・・・・ ペガサス:なんだか災いをおさめるための生け贄にしたみたいに見えマス ペガサス:ヒャッコイナツナラー 吟子: めんこい子供の~ 【KP】: 2人は歌いながら涙を彫っていく。 【KP】: MPを1失った。 黒ミミズク:えっ 【KP】: そして、2本の泣きこけしが出来上がった。
吟子: (喪失?減少?) 【KP】: 減少だね 吟子: ちょっとブキミだ…… ペガサス:できマシタ! 【職人】: 初めてにしちゃ上出来じゃ。 ペガサス:フフン 【職人】: 1本作ると疲れるじゃろ? もうこけし職人はワシ1人しかいないんで、なかなか作れんのじゃよ。 吟子: 大丈夫ですよここに一人後継者ができましたからね ペガサス:前まではもっと職人がイターんデスか? 【職人】: ワシの親父も職人じゃったが、一昨年亡くなってな・・・ 【職人】: それまでは、それなりに作っていたんじゃが、1人じゃしんどくてなぁ。 【職人】: 親父の親父も、その親父もずーっとこけし職人じゃった。 ペガサス:イッシソーデン!というやつデスね! |
Chapter A-4 村役場 |
黒ミミズク:とりあえず泣きこけしの現物と
黒ミミズク:歌の歌詞と 黒ミミズク:あとは何故これが作られるようになったのかを知ることができれば 黒ミミズク:レポートとしては及第点じゃない? 吟子: うんそこなんだけどね…… ペガサス:ワタシもそう思いマス 吟子: 職人さんはどうにも語りたくなさそうなんだよね。 黒ミミズク:役場とかかなー 【KP】: 説得か信用に成功したらいいよ。 黒ミミズク:あるいは子供つながりで学校? ペガサス:学校もあるようデスネ 黒ミミズク:あーじゃあ説得かなぁ 黒ミミズク:口上いる? 【KP】: 口上をどうぞ。 黒ミミズク:職人さん。私たちは学校のほうからこの泣きこけしについて調べるよう言われてきたんです。 何故縁起が悪いとまで言われるこけしをつくるのか、教えてはいただけませんか? 黒ミミズク:(振っていい? 【KP】: 振ってどうぞ 黒ミミズク:1D100 Cthulhu : (1D100) → 80 ペガサス:(ウッ 【KP】: アカンね 黒ミミズク:うん 吟子: ウウッ・・・・・・ 黒ミミズク:(だれか信用とってなかった? 吟子: (一応信用で…… 吟子: (30しかないけど 【KP】: ワンチャンどうぞ 吟子: 1d100 信用 Cthulhu : (1D100) → 37 【KP】: おしい 吟子: (´・ω・`) ペガサス:ワタシにだけ教えてくだサーイ! ペガサス:1D100 説得 Cthulhu : (1D100) → 13 黒ミミズク:えっ 吟子: @@ ペガサス:(あっ 【KP】: うほ 吟子: 説得あるある 【KP】: ではペガサスに教えてくれた。 【職人】: 昔、大きな事故さあったんで、その供養のために作っておったんじゃよ。 でも、作んの大変だからな、今じゃもう、あんまし作っておらんね。 ペガサス:事故デスか…オクヤミモウシマゲマス… 黒ミミズク:(となると次は役場だろうか 吟子: (そうなるな……) ペガサス:(記録残ってそうなのはそこだな ペガサス:ありがとうございマーシタ! 【KP】: こけし工房を後にした。 【KP】: 時刻は16時くらいだね。 吟子: 役場は急がないとしまっちゃうかも…… 黒ミミズク:急ごうか ペガサス:行きまショウ! 【KP】: 3人は村役場に駆け込んだ。 ペガサス:ドタドタ 【KP】: 1人の年配の人が一人作業をしているだけで、閑散としたものだ。 黒ミミズク:ごめんください 【KP】: 役人「はいはい、なんじゃろ。」 吟子: わたしたちはミスカトニック工業高等専門高等学校から来たものなのですが 吟子: こちらの名産の泣きこけしについてレポートをまとめるためにうかがっています。 吟子: その「泣きこけし」の由来に関わるような故事があれば教えていただきたいのですが…・・・ ペガサス:それデス 【KP】: 役人「そうだねぇ。 そこの図書室を探せば色々と出てくるかもなぁ。」 吟子: 失礼します! 黒ミミズク:(図書館はとってないなー ペガサス:(ないなー 吟子: (ちょっと取ってる) 【KP】: 時間的に1人1j回までね。 吟子: (言っても初期値25だし) 吟子: (みんなで合わせて100) 吟子: (いけるいける) 黒ミミズク:(振っていいかな? ペガサス:図書館を探しマース 【KP】: どうぞ ペガサス:1D100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 91 吟子: 1d100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 11 黒ミミズク:1D100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 72 吟子: フフン 【KP】: 1人だけか・・・ |
Chapter A-5 図書室 |
【KP】: では、吟子は住民台帳を見つけた。
吟子: 伊達に眼鏡かけてないわよ! 吟子: (住民台帳?) ペガサス:コレハ一体…!? 【KP】: 相根地区が過疎化の一途をたどっていることがわかる。 特に人口が減ったのは、昭和20年太平洋戦争直後であり、子供の数がガクンと減っている。 まるで大量に子供がいなくなったような印象を受ける。 吟子: 若者が離れたわけではなく子供が生まれなくなった・・・・・・ 吟子: 単なる高齢化とはちょっと違いそうね。 黒ミミズク:職人さんは事故と言ったけれど事故ではない可能性が...? ペガサス:ウーン…よくワカりません ペガサス:そろそろここは閉まってしまいそうデスが 吟子: かけあってもう少し伸ばしてもらえないかな? 黒ミミズク:宿戻る? 吟子: まだ調べたいことがあるんだ。 【KP】: まぁ、説得次第だね 吟子: (よろしく) 黒ミミズク:とはいえ相手に残業させる正当な理由思いつかないけど 吟子: (まあ我儘言うアプローチでもいいんじゃないかな) 吟子: (今回の探索者は無敵の生物だし大丈夫大丈夫) 黒ミミズク:うーん... 吟子: (まあ無理にとは言わないけど…… 黒ミミズク:役人さん役人さん 吟子: (歌の由来とかも調べてみたくない? 黒ミミズク:(とりあえず引き延ばしてみるからあと頼む 【KP】: 役人「そろそろ閉めるよ。 また明日きんさい。」 吟子: (それでもダメなら明日来ればいい…) ペガサス:(うむ ペガサス:(ゴネ徳ゴネ徳 黒ミミズク:明日はお祭りですし宿も一泊しかとってないんです。 なるべく急ぎますし役人さんはあとで鍵だけ閉めてもらえればいいのでもうちょっとだけ時間もらえませんか? 【KP】: では説得どうぞ 黒ミミズク:1D100 説得 Cthulhu : (1D100) → 51 吟子: (名誉返上だ!) 【KP】: 役人「じゃああと1時間だけね。」 【KP】: 図書館1回分得た。 吟子: ありがとうございます! ペガサス:ありがとうございマース! 黒ミミズク:(よし頼むぞ 吟子: (図書館一緒に振れない?) 【KP】: 皆ふっていいよ 吟子: 1d100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 30 吟子: フフン ペガサス:1D100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 91 黒ミミズク:1D100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 64 ペガサス:見つかりまセーン! 【KP】: 1人だけか・・・ 吟子: ダテ眼鏡! 黒ミミズク:この本ガビガビだよー 吟子: (これまだまだ情報あったやつなの?) 【KP】: 歌については分からなかったが、平崎新聞という平崎市の地元新聞から、 栄村に関する記事を集めたスクラップブックを見つけた。 【KP】: 戦時中、戦後直後については新聞自体があまり発行されていなかったらしく、あまり残っていない。 【KP】: 「平崎新聞」昭和20年9月1日付戦災者の状況相根地区でも被害が多く出ており、 栄村では防空壕が崩落した影響で避難中の疎開児童30名が亡くなっている。 黒ミミズク:あぁじゃあ事故というのも間違いではないんだね ペガサス:BKGの崩落・・ ペガサス:しかも疎開してきた子供たちが・・ 吟子: 疎開してきた子供たちの供養のために作られたのが泣きこけし、なのかな。 ペガサス:ワタシもそう思いマス 吟子: 元々人口の多い村じゃない。それで一気に子供も減ってしまったんだ…… 吟子: なんだかしっくりこないところもあるけど、これだけわかればレポートは書けそうじゃない? 黒ミミズク:そうだねー ペガサス:そうデスね ペガサス:ひとまず宿にもどりまショウ 吟子: 泣きこけしもいずれなくなってしまうかもしれないし、私たちがレポートにして残しておかないとね。 ペガサス:お風呂に入りまショウ 吟子: おじゃましたしお礼言って帰ろう。 吟子: ありがとうございましたー ペガサス:アジュジュアシター 【KP】: 役人「はーいー。」 【KP】: 村役場を後にした。 黒ミミズク:さて 黒ミミズク:どうする?おとなしく一泊する? 吟子: うーん ペガサス:祭りは明日からデスし 黒ミミズク:分校も気になるけどさすがにみんな帰ってるよね 吟子: 夏休みだから ペガサス:と思いマス 吟子: 元々先生がたは残ってる可能性はあるんじゃない? 黒ミミズク:行くだけ行ってみる? 何か見つかればもうけものだし 吟子: そうだね。 黒ミミズク:子供が遊んでれば接触できるかも ペガサス:了解デス! 吟子: いまの高齢化過疎化を見ると小学校も子供がいるかは期待できないけど…… 【KP】: では、3人は分校に向かう。 |
Chapter A-6 分校 |
【KP】: 栄村分校は完全な廃校となっていた。
【KP】: 【探索】 【KP】: 窓ガラスが割れ、人気は全くない。 吟子: ですよね~ ペガサス:ああっ 黒ミミズク:あらー 【KP】: 目星か人類学をどうぞ ペガサス:1D100 目星 Cthulhu : (1D100) → 58 吟子: 1d100 目星 Cthulhu : (1D100) → 5 吟子: フフン 黒ミミズク:1D100 めぼし Cthulhu : (1D100) → 31 ペガサス:寂れているのがわかりマス! 【KP】: では 【KP】: 栄村には子供が少ないどころか、子供が一人もいないことに気付く。 【KP】: お盆の時期なので帰省している家族の子供がいてもおかしくないのだが、それすらいない。 【KP】: 村人は、80代以降か40~50代の年齢層が中心となっている。 黒ミミズク:限界集落の見本みたいだなー 【KP】: そして、唯一子供と呼べる年齢であるのは、この3人だけである。 吟子: まあそんなんで小中学校が維持していけるわけもないよね…… 黒ミミズク:ふむ ペガサス:村自体が滅びの道を迎えていマス 吟子: まあ私はオトナだけどな。 黒ミミズク:一応バス停行って 帰りのバスの時間確認してくるよ ペガサス:でもギンコパイセンワタシより小さいデース 吟子: いってらっしゃい。 ペガサス:いってらデス 【KP】: 2人はどうする? 吟子: 大人子供っていうのは身長で決まるものではないんだyo! 吟子: ちょっとここで待ってるかな。 ペガサス:(宿帰るしかないか・・ ペガサス:合流してから宿帰りマスか 吟子: (廃校探索のメは無し?) ペガサス:(ああ、校内探索か 黒ミミズク:(地図に明記されてる以上何かありそうだけど 【KP】: しばらくしてミミズクが帰ってきた。 【KP】: バスは正午に1本だけだ。 ペガサス:おかえりデス 黒ミミズク:戻ったよー 吟子: (あとはここで概ね探索が終わっちゃうんだよね) ペガサス:(実際に何か動きがあるのは祭り始まってからっぽいけど ペガサス:(役場にもまだ情報あるかもわからんし 探索できるうちにしといた方がいいか 吟子: (怒られるかもしれんけどそれは昼間でも一緒だし) 【KP】: いま18:30でそろそろ暗くなるね 黒ミミズク:さしあたってガチガチに封鎖されてたり入るのに難儀したりする感じ? 【KP】: 木造の1階建てで、扉は閉まってるけど強引に入れなくはないかんじ 黒ミミズク:じゃあ入ってみようよ きっと怒るような管理責任者もいないよ 吟子: 一度夜の校舎って探検してみたかったんだ。 ペガサス:Oh,ジャパニーズ、肝試しデスね 吟子: 廃校となればなおさらね。 黒ミミズク:廃病院もいいそっ! 【KP】: では扉に鍵開けか機械修理を ペガサス:(パワーで破壊できないか? 黒ミミズク:(ペガサスタックルで突破できない?w 【KP】: じゃあタックルしてみて・・・w ペガサス:1D100 タックル Cthulhu : (1D100) → 13 ペガサス:(ダメージ振る? 【KP】: あと頭突きも 【KP】: ダメージは1d4+db ペガサス:1D100 頭突き Cthulhu : (1D100) → 59 ペガサス:1D4+1D4 Cthulhu : (1D4+1D4) → 4[4]+2[2] → 6 【KP】: 扉はペガサスのタックルで破壊された。 【KP】: 校内に音が響く。 ペガサス:どうやらダークスティールではなかったようデス 吟子: すごい 黒ミミズク:デビルヘッドは石頭 ペガサス:入りまショウ 吟子: でもなんで窓ガラスも割れてるんだろう。 吟子: 何かに影響を受けて割っていく若者もいないのに…… 黒ミミズク:経年劣化じゃないかなー 【KP】: 廃校になってからしばらく時が経っているらしく、中は埃がたまり、歩く度に床が軋んだ。 ペガサス:ドアも経年劣化でワタシがちょっと開けようとしただけで壊れてしまいマシタし 【KP】: 教室は当時のまま、小さい机と椅子が並んでいる。 吟子: あれから子供がいなくなったのなら昭和20年のままということになるのかな…… |
Chapter A-7 日暮れ |
黒ミミズク:(何か気になるものはある?
吟子: (目星振る?) 【KP】: 特に奇妙なものはない 黒ミミズク:何もないのかなー ペガサス:ウーン思ったよりなにもないデス ペガサス:そういえばこけしが名産になったのは 吟子: (BGMまで変わったのに……!) 【KP】: (気分だ) ペガサス:昭和20年の事故以降なんでショウか? 黒ミミズク:素直に解釈すると 黒ミミズク:もともとこけし作ってたけど事故以来泣きこけしを作るようになった 黒ミミズク:そーとらえたけど ペガサス:それまでも普通のこけしを作ってたノーカ ペガサス:こけし自体それから作るようになったノカ ペガサス:この学校にもこけしが転がったりしてナイですかね? 【KP】: 学校には無いね 黒ミミズク:うーん... 黒ミミズク:やっぱりここにはなにもないのだろうか ペガサス:じゃあやっぱりこけしの生産自体事故以来なんデスね 吟子: 代々続いてるみたいなこと言ってたからどうなのかなあ。 ペガサス:あーそうデスね 吟子: まあ何年も前に放置されてるところなんだしそりゃ何もないよね。 吟子: 肝試しできて楽しかった。帰ろうか。 ペガサス:貴重な体験デシタ! 黒ミミズク: 【KP】: 親父の親父も、その親父もずーっとこけし職人じゃった。↑こけしはもともと作ってたっぽくない? ペガサス:こんなに娯楽のない村だったら子どもたちも学校でこけし作って飾ったりしてそーだと思ったんデスけどね 黒ミミズク:片づけられてしまったか持っていかれたか 吟子: おじいさんのひいひいおじいさんぐらいならまだあり得なくはない気も。 吟子: まあここにもないことを考えると、やっぱりあれ以来作られたものなのかもね。 ペガサス:ひとまず、祭りを楽しみにしておきまショウ 黒ミミズク:じゃあ帰ろうかー 吟子: 泣きこけしは売らないみたいだから、単にお土産用の工芸としてのみ普通のこけしを彫ってたんじゃないかな。 吟子: 帰ろう帰ろう 【KP】: 3人は分校を後にした。 【KP】: もう陽がくれている。 【KP】: 宿に帰ると、夕食が準備されていた。 【KP】: 質素なものだが、おいしそうである。 【KP】: 【BGMなし】 【KP】: 【村】 吟子: おにぎりだけじゃなくてよかった…… 吟子: いただきます ペガサス:いただきマース! 【KP】: 山の幸がふんだんに使われている。 ペガサス:てんぷら美味しいデス 【KP】: 主人「風呂も湧いとるけんね。 入りんさい。」 ペガサス:ハーイ 吟子: はいはーい 黒ミミズク:(女子高生3人によるサービスシーンが...? 【KP】: (非常に残念だが用意していない。) 吟子: (GMあるある) 吟子: (髪解いてメガネ外すと誰だかわからなくなってしまう……) 【KP】: 3 3 黒ミミズク:(くせ毛が濡れてへたるとミミズクじゃなくなる ペガサス:ハァ~イキカエルワァ~♨ 吟子: (温泉マークがつぶれて) ペガサス:(うんこに見えるな・・ 黒ミミズク:(ああああああああああああああああ(ブチチチ 【KP】: そして夜は更け、就寝となった。 ペガサス:Zzz… 吟子: スヤァ… 黒ミミズク:ミミズクは夜行性っ! 【KP】: 寝ていると、部屋中から枝を折ったような音が聞こえる。 【KP】: 【不思議】 【KP】: パキッ・・・ペキッ・・・ 【KP】: ギシッ・・・ ペガサス:Zzz‥ 【KP】: オカルトロールをどうぞ 吟子: 1d100 オカルト Cthulhu : (1D100) → 44 黒ミミズク:(ないなー 黒ミミズク:1D100 オカルト Cthulhu : (1D100) → 75 ペガサス:1D100 オカルト Cthulhu : (1D100) → 54 吟子: ん……? 【KP】: 吟子は、これは心霊現象であるラップ音ではないかと推測した。 【KP】: 吟子0/1d3のSANを失う。 吟子: 1d100 Cthulhu : (1D100) → 65 吟子: 1d3 Cthulhu : (1D3) → 2 |
Chapter A-8 怪奇現象 |
【KP】: そして、眠ろうとすると突然寝苦しくなり、誰かが枕元にいる気配を感じる。
【KP】: 全員0/1d3 ペガサス:1D100 SAN Cthulhu : (1D100) → 93 黒ミミズク:1D100 Cthulhu : (1D100) → 44 ペガサス:D3 吟子: 1d100 Cthulhu : (1D100) → 34 ペガサス:1D3 Cthulhu : (1D3) → 2 ペガサス:ウーン… 【KP】: 廊下を誰かが、走り回っているような足音が聞こえてくる。 【KP】: 全員0/1d3 【KP】: ドタドタドタ ペガサス:1D100 SAN Cthulhu : (1D100) → 59 黒ミミズク:1D100 Cthulhu : (1D100) → 81 吟子: 1d100 Cthulhu : (1D100) → 12 ペガサス:1D3 Cthulhu : (1D3) → 2 黒ミミズク:1D3 Cthulhu : (1D3) → 3 【KP】: ふと窓を見ると、子供がのぞいているのが一瞬だけ見えた。泊まってる部屋は2階である。 【KP】: 全員0/1d3 ペガサス:(なんだこの連打!? 黒ミミズク:1D100 Cthulhu : (1D100) → 60 ペガサス:1D100 SAN Cthulhu : (1D100) → 13 吟子: 1d100 Cthulhu : (1D100) → 89 吟子: 1d3 Cthulhu : (1D3) → 3 吟子: 惑わされる―っ 惑わされる―っ 【KP】: a, 黒ミミズク:(狂気? 【KP】: 吟子はアイデア振ってね 吟子: 1d100 ida Cthulhu : (1D100) → 1 【KP】: はっ 吟子: 笑 【KP】: 動じなかった。 吟子: (これは逆にいいのか……) 【KP】: では、そのまま夜が明けるよ。 【KP】: 【村】 【KP】: 朝になった。 ペガサス:なんか変な夢であんまり眠れませんデシタ・・ 吟子: うん…… ペガサス:枕が変わるとよくないデスね 黒ミミズク:もともと寝るつもりがなかった! 吟子: 寝ないと身長伸びないよ。 ペガサス:そうデスよ 黒ミミズク:宿の夜ってワクワクしない? 吟子: 枕とか投げたかった? ペガサス:お祭りのほうが楽しみで… 吟子: 小さい旅館だし迷惑になると思って… ペガサス:ひとまず今日からお祭りらしいデスが ペガサス:どこでやっているんでショウ 吟子: 広場じゃないかな? 吟子: まあどこに行くにも広場を通るし ペガサス:行ってみまショウ! 吟子: 出かけようか。 【KP】: 広場に行くと、盆踊り用のやぐらを準備しているところだった。 ペガサス:まだ準備中のようデス 吟子: 夜からかな。 黒ミミズク:どーする? 祭りまでまた役場の図書室行ってみる? ペガサス:そうしまショウ 吟子: そうなると今日の分の宿も取らなきゃいけないかなあ。 吟子: 図書館行こうか。 |
Chapter A-9 バス |
【KP】: 役場は昨日と同じように人気がない。
【KP】: 図書室も同様だ。 吟子: に……人気 吟子: お邪魔します 【KP】: 役人「どーぞー。」 ペガサス:今度こそ見つけマス! 吟子: 1d100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 14 吟子: フフン 吟子: ダ眼 黒ミミズク:1D100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 93 黒ミミズク:はあん ペガサス:1D100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 58 【KP】: 1人だけか・・・ 【KP】: 吟子は再びスクラップブックから記事を見つけた。 【KP】: 「平崎新聞」昭和21年8月20日付栄村の神隠し栄村にて村民23人が行方不明となる事件が起きている。 行方不明者が全員20歳に満たない未成年者であることから、組織的な人さらいの可能性もあり、 地元警察では周囲の村民にも注意を呼びかけている。 ペガサス:んん・・・? ペガサス:事故が続けて? 吟子: 翌年から…… ペガサス:BKGの崩落っていうのはワカリマスが ペガサス:これは何かおかしいデスね 吟子: あ、そっか。ちょっと勘違いしてたんだけど 吟子: 20年の事故で無くなった児童は栄村の子供ではないよね。 黒ミミズク:疎開児童だったね ペガサス:そうデス 吟子: 子供がいなくなった原因はこの神隠しのせいだったんだ。 吟子: これがどういうことなのかはわからないけど。 吟子: まだ時間もあるしもう少し調べてみようか。 黒ミミズク:そうだね ペガサス:そうしまショウ 吟子: (振ってok?) 【KP】: いいよ ペガサス:1D100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 65 黒ミミズク:1D100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 31 吟子: 1d100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 40 ペガサス:見つからナイです・・ 吟子: フフン 【KP】: 一人だk 吟子: ダテ眼鏡じゃないわよ 【KP】: 「日本人と信仰」という書籍を見つけた。著者、鳴羅坊鉄風。 昔の人々が怨念や怨霊を神様として信仰した風習をまとめた学術書である。 怨念や怨霊は畏怖され忌避される祟り神となってしまうが、 手厚くまつりあげることができれば神様へと昇華していくことが書かれている。 神様となった祟り神には、菅原道真公などが有名である。 【KP】: これで正午くらいね。 ペガサス:(しかし他にやることがないな・・ 吟子: (まだ探してみる?) 吟子: (情報的にはわりと枯れてきた感じがするけど……) ペガサス:(もうちょい探してみよう 吟子: (ok) 黒ミミズク:(しかしPC的にはこのまま帰っても目的は達成してる気がする...w ペガサス:(まあそうなんだけど・・w 吟子: (まあね……) 吟子: (でもあくまで探索者だから祭りには参加するだろう) 【KP】: 役場の方から役人の声がする ペガサス:ム 吟子: (ん?) 【KP】: 役人「あんれまあ。 バスが。 あぁ、はいはい。」 【KP】: 電話を切る音がした。 ペガサス:(蓋されたかw 【KP】: 役人「あんたたち、バスが地すべりで普通になったんだって。」 吟子: (ツッコみてェ~~~) 【KP】: 役人「復旧まで1日くらいかかるってさあ。」 ペガサス:Oh… 吟子: マアオマツリモミタカッタシチョウドイイネ・・・・・・ 【KP】: (自分でワロタ) 黒ミミズク:じゃあせっかくなのでお祭り見ていきます 黒ミミズク:お祭りは何時からですか? 【KP】: 目星か聞き耳ロールをどうぞ 【KP】: 役人「夕方くらいからだよぉ。」 黒ミミズク:1D100 聞き耳 Cthulhu : (1D100) → 39 吟子: 1d100 目星 Cthulhu : (1D100) → 38 ペガサス:1D100 聞き耳 Cthulhu : (1D100) → 11 【KP】: 吟子は目の端に子供の影をとらえ、ペガサスは子供の笑い声が聞こえたような気がした。 【KP】: 2人は0/1d3 ペガサス:1D100 SAN Cthulhu : (1D100) → 85 ペガサス:1D3 Cthulhu : (1D3) → 2 ペガサス:今、子供の声が・・ 吟子: 1d100 Cthulhu : (1D100) → 53 吟子: 1d3 Cthulhu : (1D3) → 3 吟子: ウッ… |
Chapter A-10 祭りの準備 |
ペガサス:この村、本当に子供いないデスか?
【KP】: 役人「子供は1人もおらんよ。」 ペガサス:お盆の時期なだけに薄ら寒いデスね・・ 黒ミミズク:役人さん役人さん 黒ミミズク:「やまいけいしうち」ってなんですか? 【KP】: 役人「さぁ・・・なんだろね?」 吟子: (心理学使ってみるか……) 【KP】: どうぞー 【KP】: って俺がふるのか 【KP】: シークレットダイス ペガサス:(セヤナー 【KP】: 役人さんは何も知らないように見える。 吟子: (40だしね……) ペガサス:歌を教えてくれた職人さんに意味を聞いてみればよかったデスね 吟子: 山池石打ちかなあ…… 吟子: 今聞きに行ってみる? ペガサス:だいぶ調べ物はしまシタし ペガサス:行ってみマスか 【KP】: では、村役場を後にし、こけし工房へと向かった。 ペガサス:オイスー 【KP】: こけし工房では職人が1人で何やら準備をしている。 【職人】: おぉ、よくきなすった。 ペガサス:職人サンも祭りの準備デスか? 【職人】: あぁ、そうさ。 祭りで奉納するこけしを準備してるところだぁ。 【KP】: 職人の手元の箱にはこけしが30本納まっている。 ペガサス:ちょっと教えて頂きたいんデスが 吟子: 祭りでこけしを使うんですね。 ペガサス:昨日のこけしの歌の ペガサス:やまいけいしうちってどういう意味デスかね? 【職人】: あ~どんな意味じゃったかなぁ。 【職人】: ワシも親父に教えてもらっただけだから、詳しくはわかんねえんだあ。 ペガサス:そうデスかー 黒ミミズク:(心理学? 吟子: (振ってはおく?) 【KP】: OK 【KP】: シークレットダイス 吟子: (40だからかなり信用ならないけど) 【KP】: 職人さんも本当に知らないようだ。 黒ミミズク:うーん... 黒ミミズク:夕方までどうする? 吟子: することないよね…… 【KP】: 全員目星どうぞ 吟子: 1d100 目星 Cthulhu : (1D100) → 75 ペガサス:1D100 Cthulhu : (1D100) → 58 黒ミミズク:1D100 めぼし Cthulhu : (1D100) → 63 【KP】: はい 【KP】: 続いて全員聞き耳を ペガサス:1D100 聞き耳 Cthulhu : (1D100) → 34 黒ミミズク:1D100 聞き耳 Cthulhu : (1D100) → 51 吟子: 1d100 聞き耳 Cthulhu : (1D100) → 72 【KP】: あでゅー 吟子: あじゃばー 吟子: 祭りで使うこけしが30っていうことは 吟子: お祭り自体も昭和20年に亡くなった疎開児童30名への供養なのかな。 ペガサス:一致しまスね 吟子: (箱に入ってるのは泣きこけしだよね?) 【KP】: いや、全て普通のこけしだ 吟子: (あら?) 【KP】: よいしょっ。 ひぃふぅみぃ・・・これで全部かな。 ペガサス:あれ…祭り用のは泣きこけしではないんデスか? 【職人】: いやぁ。 本当はそうなんだけど。 吟子: 本当は? ペガサス:ああ 【職人】: もうこけし職人がワシ1人だけだし、作るの大変だからね。 ペガサス:職人さんが足りないんデスね 【職人】: 去年から普通のこけしにしたんじゃよ。 吟子: (これそのせいで何か起きるやつでは……?) 【職人】: まぁ、大丈夫じゃろ。 ペガサス:私達が手伝いまショウか? 【職人】: といっても、祭りまでには間に合わんしなぁ。 【職人】: ありがとさんな。 ペガサス:そうデスか・・ 吟子: (MPもごっそり持ってかれるしね……) ペガサス:(まあ魔法使うんでもなければMPは持ってかれてもいいんだが・・ |
Chapter A-11 子供 | |
吟子: (後はどこか行けるところないかなあ?)
【KP】: シークレットダイス 黒ミミズク:(思いつかないなー 【KP】: ペガサスは足に違和感を感じた。 ペガサス:(ファッ 【KP】: 子供の手が足をつかんでいる。 【KP】: が、すぐに消えてしまった。 ペガサス:アラ? 【KP】: ペガサスは0/1d3 ペガサス:1D100 SAN Cthulhu : (1D100) → 4 ペガサス:気のせいデス 吟子: 図書室で時間を潰す? 吟子: 私図書室好きだし… 黒ミミズク:それでいいかなー ペガサス:ハイ 吟子: 明るい時間にもう一度学校を見てみるっていうのもいいかもしれないけど 【KP】: ではこけし工房を後にする 【KP】: シークレットダイス 黒ミミズク:どちらかなら図書室かなぁ 吟子: [ 【KP】: 吟子は不意に、誰かに首を絞められた。 黒ミミズク:なんか分校はホントに何もない気がする... 吟子: ウッ…… 【KP】: しかしすぐに消えた。 【KP】: 首にはうっすらと小さな手の跡が残っている。 吟子: ゲッホゲホっ ペガサス:エエッ・・ ペガサス:やっぱり何か・・ 吟子: 何でもないよ! 【職人】: どげんした? ペガサス:何かおかしいデス・・ 【KP】: あ、0/1d4ね 吟子: 1d100 Cthulhu : (1D100) → 39 吟子: (危ない……) 【職人】: なんかあったんけ? ペガサス:なんかさっきから ペガサス:いないハズの子供の気配がするのデスが・・ 【KP】: ふーむ。 黒ミミズク:この村ではそういうの多いんですか? 吟子: 気のせいかもしれないですけども・・・・・・ 【職人】: いや、無いけどなぁ。 【職人】: よくわからんけど、変なことあったんなら、お参りしたらどうじゃね。 ペガサス:お参り? 【職人】: 暮れに神主さん亡くなったんで、たしか立ち入り禁止になっとるから、こそっとお参りするとええ。 【職人】: 地図書いちゃろう。
吟子: (アッ) ペガサス:行ってきまショウ 吟子: そうだね。時間もあるし…… 黒ミミズク:じゃあ神社? 吟子: (神社へ) 【KP】: では神社に向かいます。 【KP】: ざっざっざっ 【KP】: 山道をしばらく歩くと、分かれ道がある。 吟子: 淵の方も気にはなるけど… ペガサス:まずは神社デス! 【KP】: 3人は神社の方へと歩いた。 ペガサス:でもこの淵っていうのが ペガサス:やまいけ・・? 吟子: かもしれないなと思って。 吟子: 「いしうち」の意味は分からないけどね。 【KP】: 【神社】 【KP】: 村はずれの淵の近くに神社がひっそりと建っている。 【KP】: 長い階段の途中には、苔むした母子地蔵が何体も祭られている。 【KP】: 神社には、立ち入り禁止の立て札が立てられているだけなので、中に入ることは容易だ。 ペガサス:オマイリするのデス 【KP】: 本殿の戸は閉まっているが、鍵はかけられていない。 黒ミミズク:入ってみようかー 吟子: こうしてあると御利益があるかもわからないけど…… 【KP】: また本殿の入り口に「こけし納め」と書かれた台が置かれている。 【KP】: こけしが30本置かれているが、「泣きこけし」は1本も置かれていない。 黒ミミズク:おいてみる? |
Chapter A-12 安子神社 | ||
【KP】: 歴史かオカルトどうぞ
ペガサス:1D100 歴史 Cthulhu : (1D100) → 94 吟子: 1d100 歴史 Cthulhu : (1D100) → 65 黒ミミズク:1D100 歴史 Cthulhu : (1D100) → 47 【KP】: では、吟子は安子神社について思いだした。 【KP】: 皇大神宮所管社の全国に点在する神社で、安産と子授けの神社とされている。 水子や間引きなどを供養する神社でもある。 吟子: なるほど……神主さんが亡くなってからもう鎮める人もいないから ペガサス:ワタシのつくった泣きこけしを納めてみマスか 吟子: お盆に帰ってきてしまったのかもしれないね。 吟子: 供養になるかはわからないけど、そうしようよ。 ペガサス:オサメッ 黒ミミズク:((他にとれるアクションもないしねー 【KP】: 特に変化はないね。 黒ミミズク:一応拝んでいこう 黒ミミズク:ナムナム ペガサス:パンパン 【KP】: パンパンしようぜ 吟子: エッチな子だね! 吟子: ナンミョウホウレンゲー ペガサス:(忍者が子供に混じっているのかな? 吟子: (成仏してくれ! 吟子: (さしあたって気になるものはないかな 【KP】: じゃあ目星をどうぞ ペガサス:1D100 Cthulhu : (1D100) → 67 吟子: 1d100 目星 Cthulhu : (1D100) → 47 黒ミミズク:1D100 Cthulhu : (1D100) → 8 【KP】: では、本殿内の祭壇の上に古い書物と手記を発見した。 【KP】: 本殿内の祭壇の上に古い書物と手記を発見した。 黒ミミズク:読んでみよう ペガサス:アレは一体!? 吟子: 手記から… 【KP】: OK 【KP】: 手記はこうだ。
吟子: うーん予想はだいぶ当たっているみたいだね…… 吟子: 補足すると泣きこけしが作られるようになったのは21年の神隠し以来、ということになるのか。 ペガサス:このままでは村が滅びマス! ペガサス:書物というのは・・ 吟子: まだ去年は泣きこけしを「混ぜて」はいたみたいだね。 【KP】: 書物の方は「鎮魂草子」とタイトルが書かれた20ページほどのもので、 かなり古く、かすれてはいるが、なんとか読むことができた。
吟子: う~~~ん ペガサス:読んでみまショウ ペガサス:いまさっき泣きこけしは混ぜまシタし ペガサス:しゅっといにゃずにゃら~ 【KP】: 特に何も起こらないね。 ペガサス:(ty 吟子: いや、あそこに備えてあるこけしはこれからお祭りで換えられるんじゃないかな? ペガサス:きっとそうデス 吟子: 職人さんが箱に詰めてた普通のこけしが今日の祭りでこの神社に捧げられる…… 【KP】: よく見ると、何本か「泣きこけし」が混ざってるね 黒ミミズク:となると新しい泣きこけしは今日の分にいれてくれと預けて 黒ミミズク:淵の様子見に行く? 吟子: (むしろ土壇場で役に立ちそうだし持っておきたい気持ちも・・・) 吟子: とりあえず淵は見ておきたいね。 ペガサス:淵を見たあと職人さんに話しにいきマスか 吟子: ここに収めているこけしは淵に流されてしまうだろうし 黒ミミズク:(淵見に言ったあたりで夕方になりそうw 吟子: さっき納めたペガサスのこけしは回収しておいた方がいいかもね。 |
Chapter A-13 霧 |
黒ミミズク:方針としては
吟子: さてさて 黒ミミズク:泣きこけしは回収する ペガサス:とりあえず淵に行って、その後職人サンにこの手記のことを話してみマスか 黒ミミズク:そうだね 吟子: そうしようか・・・・・ 吟子: 誰も読まなかったのかなあ? ペガサス:淵はむしろ最初に不幸が起こったデスから ペガサス:祟り神の根城のような気が・・ 黒ミミズク:今何時?>GM 【KP】: 辺りはもう暗くなってきてるね。 黒ミミズク:お祭り始まっちゃうなぁ ペガサス:うーん淵は無視しマスか? 【KP】: ここからでも広場の様子が窺える。 吟子: (でもこれ鎮めるにはどうすればいいんだろなー) 吟子: (泣きこけしいっぱい作るくらいしか思いつかない) 黒ミミズク:なんか変な呪文あったじゃん 【KP】: 小さな露店が立ち、盆踊りを踊る人を見ることができるが、子供がいないためどことなく寂しい。 ペガサス:(泣きこけしいくつか持ってくの? 吟子: (あれいいのかな?) 黒ミミズク:(ミ=ゴミ=ゴ言ってたしミ=ゴが人さらいで倒せってことじゃないのかな....w 吟子: (ミゴとか言ってたけど) 黒ミミズク:とりあえず手記を持って行って 黒ミミズク:祭りを管理してる人に危険性を訴えて 黒ミミズク:出せるだけなきこけし集めてもらう? 吟子: そうだね。少しでも効果はあるかも… 吟子: 素人がやっても何とかできたことだし… ペガサス:そうしまショウ 【KP】: 探索者達の周りに霧が出てくる。 黒ミミズク:あれ? 吟子: ウッ… 【KP】: 深く濃い霧はねっとりと探索者に絡みつき、不快感を与える。 【KP】: 0/1d3 黒ミミズク:いやらしい... 黒ミミズク:1D100 Cthulhu : (1D100) → 81 ペガサス:1D100 SAN Cthulhu : (1D100) → 91 黒ミミズク:1D3 Cthulhu : (1D3) → 1 吟子: 1d100 Cthulhu : (1D100) → 51 ペガサス:1D3 Cthulhu : (1D3) → 1 吟子: 1d3 Cthulhu : (1D3) → 1 ペガサス:なんですかコレハー 【KP】: 周囲は足場も悪く、歩きづらい。 吟子: 眼鏡がくもる・・・ 吟子: 急いで広場に戻った方がいいかも。 黒ミミズク:急ごうかー ペガサス:ハイ 黒ミミズク:(でもこれ戻ると結論付けたとたん嫌がらせしてきたあたり 淵に行くべきなきもしてきたw ペガサス:(ウーン‥いちおう様子だけ見に行く? 吟子: (時間的なモノかもしれない) 黒ミミズク:(どうあれ管理者にかけあうなら説得だろうからミミズクは戻らなきゃならない ペガサス:(淵に行ってもできることがなさそうだし広場でいいと思うなー 黒ミミズク:(じゃあ行こうかー 【KP】: では、濃い霧の中広場に向かって進む 【KP】: やがて、次第に霧が晴れてくるが、いつのまにか村はずれの大きな淵のそばに来ていた。 【KP】: 聞き耳ロールどうぞ 黒ミミズク:1D100 聞き耳 Cthulhu : (1D100) → 69 ペガサス:(かわらんかったw ペガサス:1D100 Cthulhu : (1D100) → 15 【KP】: 【BGMなし】 吟子: (茶会失礼) 吟子: 1d100 Cthulhu : (1D100) → 42 【KP】: ペガサスは淵の中から子供の泣き声や笑い声が聞こえてくるのを聞いた。 【KP】: 0/1d3 ペガサス:ヒエエッ ペガサス:1D100 SAN Cthulhu : (1D100) → 5 【KP】: 余裕だ ペガサス:気のせいデシタ |
Chapter A-14 淵 |
【KP】: 全員目星をどうぞ
吟子: 1d100 Cthulhu : (1D100) → 21 黒ミミズク:1D100 めぼし Cthulhu : (1D100) → 75 ペガサス:1D100 MBS Cthulhu : (1D100) → 55 【KP】: 吟子は、淵の中からこちらめがけて腕を伸ばしてくる子供たちの姿を見た。 【KP】: 1/1d6の正気度を失う。 吟子: ウッ… 吟子: 1d100 Cthulhu : (1D100) → 42 ペガサス:(ダメージがでかくなってきた! 吟子: 1d6 Cthulhu : (1D6) → 3 吟子: (両方ギリでしたよ・・・ 【KP】: 夜の闇の中、淵の前にいる3人。霧が濃く辺りを覆っているが、3人の周りだけは晴れている。 遠くに村の盆踊りの音楽が聞こえるが、次第に子供達の叫び声、泣き声、笑い声、あらゆる声が交じってくる。 【KP】: 淵からゆっくりと子供たちの姿が現れる……。 子供たちは折り重なり合い交じり合い、うめき合っていた。 その姿は……肉塊。 そう、子供たちは、重なり合う一つの肉の塊のように見えた…… ![]() 【KP】: 1/1d10の正気度を失う。 吟子: 1d100 Cthulhu : (1D100) → 77 黒ミミズク:1D100 チェック Cthulhu : (1D100) → 45 吟子: 1d10 Cthulhu : (1D10) → 9 ペガサス:1D100 SAN Cthulhu : (1D100) → 66 ペガサス:1D10 Cthulhu : (1D10) → 10 吟子: ウッ… ペガサス:アッ・・ 黒ミミズク:(おいおい...w 吟子: (これはもうだめかもわからんね) ペガサス:(アイデアがまだ・・ 【KP】: 2人アイデアやね ペガサス:1D100 IDA Cthulhu : (1D100) → 79 ペガサス:(よし! 吟子: 1d100 ida Cthulhu : (1D100) → 14 吟子: ウッ… 黒ミミズク:(せめて気絶しないでくれw 【KP】: 一時的狂気だな 吟子: 1d10 Cthulhu : (1D10) → 2 【KP】: 2.パニック状態で逃げ出す。 ペガサス:(ええやつ 吟子: (みんなの方針的にもここはそれでいいよね?) 黒ミミズク:(逃げられるのこれ?迷いの森状態だと思ってるんだけど ペガサス:(しかし勝てる気せえへんぞ 物理きくのかこいつ・・? 黒ミミズク:(逃げられるのならミミズクだって逃げたいぞw 吟子: (考えられるのは呪文?泣きこけし?) 【KP】: 辺りは霧だし、そうだなぁ 吟子: (ガチるのは無理でしょ……w) 【KP】: あ、そうだ 【KP】: 吟子は幸運振ってね 吟子: 1d100 幸運 Cthulhu : (1D100) → 50 黒ミミズク:(呪文 泣きこけし こけし歌 あと何かあるかな 【KP】: ギリギリか・・・ 吟子: ギリギリだ・・・w 【KP】: 吟子は淵に落ちかけたが、踏みとどまった。 【KP】: この辺は足場がかなり悪い。 ペガサス:(アブネーwww 黒ミミズク:(あぶなw 吟子: プ、プラズマだーーー! 【KP】: では、みみずくからアクションどうぞ 黒ミミズク:(警棒取り出しながら 呪文唱えてみる? 吟子: (後は泣きこけしを淵に流す……?) 黒ミミズク:(個別にアクションとる前にちょっと会議させてw 【KP】: ええよ ペガサス:(泣きこけしか歌かなー 黒ミミズク:(可能性を一つずつ潰して行く感じで 黒ミミズク:(ミミズクは呪文覚えているってことでいいのよね? 【KP】: 皆唱えられるとしよう。 黒ミミズク:(泣きこけし持ってるのはペガサスだから 吟子は歌? 黒ミミズク:(とりあえずこれで1ターン様子見てみる? ペガサス:(吟子もこけし持ってるよね 吟子: (持ってるけど行動取れんの?) 吟子: プラズマダー ペガサス:(あーそうか 【KP】: 1ターン後に復帰できるとしよう 黒ミミズク:(じゃあとりあえず呪文から試そう 黒ミミズク:(というわけで警棒構えて呪文唱える 【KP】: OK 【KP】: ミミズクは警棒を構えつつ呪文を唱え始めた。 |
Chapter A-15 祟り神 |
【KP】: 次はペガサスのターン
ペガサス:(まずこいつサイズはアイコンなりだと思っていいのかな 【KP】: SIZ52 ペガサス:(草 黒ミミズク:(ファー 吟子: デカすぎる ペガサス:(ウーンワンパンで死にかねんな 吟子: 可能性の高いほうだとこけし流す方だと思う ペガサス:(しかし投げ技能はないし ペガサス:(じゃあこけしを淵に放り込むか・・ 【KP】: OK ペガサス:こいつで!コイツで鎮まるデス! 【KP】: ペガサスは自分の泣きこけしを淵に流した。 ペガサス:泣きこけしを守備表示で ペガサス:流すデース 【KP】: 特に変化は見受けられない。 【KP】: 祟り神のターン 【KP】: シークレットダイス 吟子: (エェ~ッ 【KP】: 祟り神はみみずくに手を伸ばしてきた。 【KP】: 1d100 取り込む Cthulhu : (1D100) → 46 黒ミミズク:ヒャー ペガサス:アワワ 【KP】: 成功 【KP】: 回避どうぞ 吟子: (なにそれこわい) 黒ミミズク:(これ受け流しできる?w 【KP】: あー 【KP】: いいよ 黒ミミズク:合気道だし。 黒ミミズク:1D100 受け流し Cthulhu : (1D100) → 99 ペガサス:(つかみ系だから丁度良いな 黒ミミズク:あっ ペガサス:!? 吟子: (ウッ) 【KP】: はい・・・ 【KP】: みみずくは祟り神に取り込まれた! ペガサス:パイセーン! 黒ミミズク:後は任せたー! 吟子: (どうなるんだこれ?) 【KP】: みみずくのターン 【KP】: STR抵抗を 黒ミミズク:1D100 抵抗 Cthulhu : (1D100) → 95 【KP】: ダメでした。 黒ミミズク:ダイスがささやくんだよ... ここで死ねって//// 吟子: (これ呪文に絞った方がよかない?) ペガサス:(ペガサス「どうすりゃいいんだ…」 翌日マウンドで冷たくなっているペガサスの姿が発見され、キッティーとジェニーは静かに息を引き取った ペガサス:(こけしは効果なかったからな・・ 【KP】: 1d6 ダメージ Cthulhu : (1D6) → 5 黒ミミズク:(とはいえ呪文唱えてたしなぁ 吟子: (唱え切るのにターンが要るんじゃない?) 【KP】: みみずくは子供たちの悲しみ、苦しみ、怒り、行き場を失った想いを感じる。 【KP】: 「痛いよ、恐いよ、助けて、たすけて、タスケテ……」 吟子: (逆に取り込まれた状態でも唱え続けられないか?) 【KP】: 1/1d10の正気度を失う 黒ミミズク:1D100 Cthulhu : (1D100) → 56 黒ミミズク:ダイス神は発狂せずに物理的に死ねとおっしゃってる 【KP】: 何もなければペガサスのターン ペガサス:こけしは効果がナイですね… 吟子: (神主の手記ってプレイヤー資料2ってなってるけど) ペガサス:(とりあえず呪文を唱えはじめよう 吟子: (資料1はどれだったの?) 【KP】: 1は作業歌 ペガサス:しゅっといにゃずにゃら~ 吟子: (む~) 【KP】: OK、ペガサスは呪文を唱えはじめた。 【KP】: 次は祟り神のターン 【KP】: シークレットダイス 【KP】: 祟り神は吟子に手を伸ばしてきた。 【KP】: 1d100 取り込む Cthulhu : (1D100) → 67 【KP】: 成功 【KP】: 回避どうぞ ペガサス:(たけーな! 黒ミミズク:成功率高いなw 吟子: 1d100 回避 Cthulhu : (1D100) → 76 吟子: ダミダー ペガサス:(アカン 吟子: (回避初期値だしなぁ……) 【KP】: 吟子は祟り神に掴まれたと思ったが、代わりに泣きこけしが取り込まれていった。 黒ミミズク:(もうペガサスファンタジーするしかない 【KP】: 吟子のターン。 ペガサス:(あっ・・・w 黒ミミズク:(しかし泣きこけしが身代わりになるとしても 黒ミミズク:(解決にはならないような 吟子: (むぅ……) ペガサス:(泣きこけしがようするに残機やろ 吟子: (呪文を唱え終わるには何ターンかかる?) ペガサス:(つまり武器はやはり呪文・・ 【KP】: 1ターンもかからないかな 吟子: (あれじゃあさっきのミミズクの呪文も成功はしていたんだ……) 吟子: (そのターン中に取り込まれたら無効?) 黒ミミズク:(でもほかに武器ってある? 歌しかないような 【KP】: 狂人の洞察で1d100振ってINTx5より上を出したら情報を出そう。 黒ミミズク:頼むぞ狂人 吟子: (やっぱ呪文しかないと思うが……) 吟子: (INT結構高いんだよなあw) 吟子: 1d100 狂人の洞察 Cthulhu : (1D100) → 18 吟子: (´・ω・`) ペガサス:ウン‥ |
Chapter A-16 鎮魂歌 |
黒ミミズク:(でも情報を出そうというからにはカードはそろってるはず
ペガサス:(二人で唱えればとりあえず呪文は唱えられると思うが・・ 吟子: (閾値85だよ! 吟子: (本家だよ! 吟子: 呪文を唱えよう! ペガサス:(呪文1→2って流れかもしれない 吟子: (ミミズクが唱えたのは全文?) 【KP】: 全文としよう 吟子: (わからん……呪文なのは間違いないと思うんだけど…… 黒ミミズク:(よしわかった ミミズクは抵抗しながら歌に賭ける あと頼むw 黒ミミズク:(そもそも歌いながらこけし掘るだけでMP使うのが怪しいw 吟子: (シークレットロールもなかったから単に回数が必要なのか?) 吟子: しゅっと い にゃず にゃら とぃく…… 【KP】: 吟子は呪文を唱えた。 ペガサス:(なんかしらんけど地獄のたこやき思い出した 【KP】: みみずくのターン。 ペガサス:(もっちゃらほげほげ! 黒ミミズク:抵抗しながら歌える? 【KP】: どうぞ 黒ミミズク:1D100 抵抗 Cthulhu : (1D100) → 82 黒ミミズク:あ 死ぬかも 黒ミミズク:とりあえず歌う... 吟子: (4人から3人に減るとかなりスリルが違うね・・・・・・w) 【KP】: みみずくは呪文を歌い始めた。 【KP】: 【BGMなし】 吟子: (えっアレも呪文なのか?) 【KP】: 祟り神は大人しくなり、辺りは霧が晴れてきた。 ペガサス:?? 黒ミミズク:あら? 吟子: ( ゚д゚ ) ペガサス:ボス戦みたいなエフェクトで沈んでいったデス 【KP】: 祟り神が浄化され、多くの想いが解放される。 黒ミミズク:(ミミズク解放された? 吟子: (落ちていった) 【KP】: 祟り神に取り込まれていたみみずくは、 不意に何かに押されるように淵の底から浮き上がってくる。 吟子: つかまれー! ペガサス:もうダメかと・・ 黒ミミズク:ヒューッ!死ぬかと思った! 【KP】: その周囲には、60年もの歳月で淵に流された 千本以上ものこけしが、祟り神から解き放たれて浮かんでいる。 【KP】: これを見て0/1d3の正気度を失う。 吟子: 1d100 Cthulhu : (1D100) → 66 ペガサス:1D100 SAN Cthulhu : (1D100) → 100 吟子: 1d3 Cthulhu : (1D3) → 2 黒ミミズク:1D100 Cthulhu : (1D100) → 2 ペガサス:1D3 Cthulhu : (1D3) → 3 ペガサス:ウッ… 吟子: ウッ… 黒ミミズク:あ ミミズク減ってないよ 【KP】: 【結末】 黒ミミズク:(いや2ってこれクリティカルよw 【KP】: ああ ペガサス:(値似てるからダメチェックに見えるな・・w 吟子: (上下減少に挟まれてるから… 【KP】: さて。 【KP】: 遠くから盆踊りの音が聞こえてくるね。 ペガサス:あくはさった 黒ミミズク:悪だったのだろうか... 吟子: ミミズクなにかあったの? ペガサス:少なくともコアは悪だったのでは‥ 黒ミミズク:圧迫祭りだったよ ペガサス:あの中もお祭りだったんデスか 吟子: 心配してたけど楽しそうだったのね…… 黒ミミズク:まぁ子供の怨嗟がいろいろとあったけど 黒ミミズク:その辺はこの村が解決すべきことであって 黒ミミズク:私たちがとやかく言うこともないでしょう ペガサス:でもあったことは報告しておきまショウ 吟子: いや、たぶんあるよ。できること。 吟子: 宿題をやろう。 ペガサス:ワタシもそう思いマス 黒ミミズク:そうだね 吟子: こんなことがあって今では祀ってもらえない神様がいるって伝わるでしょ。 黒ミミズク:じゃあこの村にもう一泊しなきゃならないし 黒ミミズク:時間もあるのでみんなで満点もらえるレポート書こうかー ペガサス:頑張るデス! 吟子: やれやれ… 【KP】: 探索者たちは淵を後にした。 【KP】: その後姿を、たくさんのこけしが笑って見送ってくれてるような気がした。 【KP】: 探索者たちは、夏の奇妙な体験をした。 周囲の人々は、この奇妙な出来事を懸命に話せば話すほど、真面目に受け取ってはくれなかった。 しかし、探索者たちは体験が本物であったと確信できる。 あの淵に浮かんだたくさんのこけしの姿は、一生忘れることはないだろう。 【KP】: 風のうわさでは栄村は過疎化が止まらず、 唯一の交通手段であったボンネットバスも廃業したと聞いた。 どうやら、完全な廃村となってしまったらしい。 皆、祟り神が現れてしまったことで村をあとにしたのかもしれない。 幸いなことに、祟り神はもういない。 祟り神が生み出した悲劇は終わっているのだ。 【KP】: 栄村が廃村となったことで「泣きこけし」が作られることもなくなった。 しかし祟り神を鎮めるために作られた「泣きこけし」は、その役目を終えて「こけし」に戻ったのだ。 この話は周りの人には信じてもらえなかった。ある一部を除いて…… 【KP】: 「泣きこけし」 完 |
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本作は、著:内山靖二郎、倉樫澄人、友野詳、坂東真紅郎、川人忠明、朱鷺田祐介、高平鳴海/
「七つの怪談 : クトゥルフ神話TRPGシナリオ集」 初版、新紀元社、2007年
に収録されているシナリオ「泣きこけし」/著:倉樫澄人 からの記述を引用しています。