「磯良木朱音を呼ぶ声」



シナリオ制作:Satsu
キーパー:Satsu


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Chapter A 磯良木朱音
前回の土器の失態を収めたビデオを皆で観た後のこと。
Chapter A-1 上映会後後
【KP】:2017年3月7日。早いところでは既に卒業式をやっている学校もあり、2016年のまさに年度末と言える時期だ。
【KP】:もうすぐ来る別れを前にして、人々がしばしその年を振り返る。
【KP】:そんな静かな時期、土堀土器は妹を連れて雪乃雫の仕事場に上がり込んでいる。


【土堀 埴】:...
【KP】:二人はセットという事なので
【KP】:二人分の導入を纏めさせてもらおう。
土器:【ハニもこっちでやるから大丈夫だよ】
【KP】:それは困る。
朱音:(それはそれで面白そうではあるがw
【KP】:一体いつから
雫:(まぁ流れでw
【KP】:ハニちゃんがシナリオに無関係だと錯覚していた?



雫:あぁ適当にくつろいでくれ コーヒーはセルフで。
朱音:(ハニが土掘土器を操る黒幕だった…?



【土堀 埴】:いただきます……
雫:いやハニにもコーヒーの淹れ方を教える時期か...?
土器:コーヒーは良いです ワインでもなんでもいいですからお酒貰えますか
【土堀 埴】:では、せっかくなので……
雫:取材先でもらった地酒あるから飲んじゃって 処分に困ってた
土器:頂きますね
土器:あと教えるのは良いですが雫のコーヒー係にするのはやめてくださいね
雫:ダメなのか...
土器:はぁ 確かに自分で撮影しろと言いましたがまさかあんなことになるなんて・・・
土器:ぐびぐび・・・
雫:(今何時くらいの想定?>kp
【土堀 埴】:……
【KP】:(時刻は好きに設定してくれていい)
雫:(じゃあ夜で
【KP】:(昼間から飲んでいる土器もちょっとアレだが……)
雫:まぁハニには強烈すぎたが私は面白いもの見れたと思うよ
朱音:(かわいそう
雫:あんなに笑ったのは久々だったな
土器:いいかい埴 あれは化け物が悪いわけであってお兄ちゃんがああいう人だということではない
【土堀 埴】:あ、はい。
土器:それだけはちゃんとわっかておくれ・・ぐびぐび
【土堀 埴】:赤竜出版のこわいおにいさんもそう言っていましたので。
【土堀 埴】:それに……
雫:いやでも心の深いところではどうだろうか
土器:やめなさい 埴が信じるでしょうが
【土堀 埴】:兄さんの気持ちというか、状況のこと、わたしにもわからないわけではありません。
オズマ:(あれは内なる欲求を増幅したので心の奥底では・・・という逆フォローを入れておこう)
土器:【やめろぉぉ】
【土堀 埴】:あの、美桂村で巫女をやっていた時のこと……
【土堀 埴】:ずっと自分ではない何かに突き動かされていた。私が望んだことでもないのに。
【土堀 埴】:それに……
【土堀 埴】:その時も私を動かしているものはずっと、あのいじめられていたお姉さんに興味を持っていたようなきがします。
【土堀 埴】:おそれなのか、関心なのか……
【土堀 埴】:それは……今となってはわかりませんけど。
雫:なんだ人気者だな朱音
土器:まぁ今となってはどうでもいいことですよ 埴も無事に帰ってきましたしね
【土堀 埴】:そうですね……!
土器:それにしても本当に雫には最近助けられっぱなしですね
土器:あの事件のせいで勉強の遅れた埴の家庭教師は引き受けてくれるし 採用試験の手伝いはしてくれるし
雫:まぁ助手が困ってたら私としても...
土器:ぐびぐび
雫:家庭教師はまぁ、趣味だなー
土器:試験に受かったら何かお礼でもしなければいけませんえ
雫:そりゃ期待してるよ
【土堀 埴】:わたしにもできることがあれば。
土器:本当に・・期待しててくださいね・・ちゃんと・・お・・れ・・い・・・ ぐーー
土器:すやすや
【土堀 埴】:あっ……
雫:やれやれ 弱いくせに
雫:まぁいい私では処理できないお酒も処理できたし ベッドに運んでやろう
【土堀 埴】:こんな兄さんですが、これからもよろしくお願いします。
土器:ZZZZZ
雫:ちょっとイタズラしてやるか
雫:ここに白紙の原稿がある
雫:これに「いつまでも私が一人だと思うなよ?」と書いて
【土堀 埴】:……?
雫:土器の胸ポケットに入れる
【土堀 埴】:……!
雫:明日どうなるか楽しみだな!
朱音:(いつまでも私が一人だと思うなよ?小僧…!
【KP】:では土器の中に大きな爆弾を残したまま
【KP】:雫と土器の3月7日は更けていくのであった……
【KP】:こんなところでいいだろうか
雫:(おk
土器:【おk】

Chapter A-2 買い物
【KP】:では
【KP】:次に、ここは日を同じくした磯良木姉妹の家なのだけど……
朱音:(猟奇姉妹
【KP】:友達と買い物に行ってくる、と言って出かけていった朱音を
【KP】:蒼とオズマが玄関で見送ったところだ。



オズマ:友達って男か? 男なのか?


【磯良木 蒼】:……
【磯良木 蒼】:わからない……わからないけど……
朱音:(なんかカジュアルな服装になっている
土器:【黒い龍が出てきそうな右腕してる】
【磯良木 蒼】:追跡しちゃおう。
オズマ:そうだな、俺はお前らを守るのが仕事だ。
オズマ:これも仕事の一環だ・・
オズマ:追うか・・!
【磯良木 蒼】:仕事だからね!
朱音:(デ バ ガ メ
【磯良木 蒼】:仕事だからしょうがないよね!
オズマ:ところでどうしたんだその腕。
【磯良木 蒼】:ああ、これ?
【磯良木 蒼】:ちょっとケガしちゃって。また明日病院に行かなくちゃ。
【磯良木 蒼】:今日はこれから大事な用事があるもんね……!
オズマ:大丈夫かよ。
【磯良木 蒼】:まあ、まあ。
【磯良木 蒼】:不養生についてはボディーガードの範疇じゃないでしょ。
【磯良木 蒼】:いいから追うよ!見失わないうちに。
オズマ:だが、お前らに何かあったらと思うと俺は心配だ。
オズマ:これは仕事抜きでだ。
【磯良木 蒼】:……
【磯良木 蒼】:そうだね。まあ、これは本当に大丈夫。ありがとう。
オズマ:っと、そうだ。 朱音を追わないとだ。
【KP】:ということで……
【KP】:蒼とオズマは朱音を追っていった。
【KP】:磯良木朱音はオークションホールで知り合ったオーナーと今でもちょくちょくメールを続けている。
【KP】:この日は偶然オーナーがオフの日にあたり、買い物に同行出来ることになった。



【オーナー】:まーだ時間かかりそうですかね〜……



朱音:もうちょっと・・
【KP】:家族やカップルが行き交う休日のショッピングモールのなか、ふたりの姿はどこか不自然で……。
【KP】:されどそんな二人を振り返るような人間もここにはいない。
朱音:普段女手2つしかないから大量のショッピングなんてできんからなー
土器:【オズマ・・・】
【KP】:道行く誰もが大切な人と楽しい時間を過ごす、ここはそんな場所だったのだ。それだけは二人も例に漏れない。
朱音:(オズマも配属されて間もないし…
【KP】:唯一例外があるとすればそれをつけまわすオズマと蒼のふたりぐらいだろうな。忍び歩きなどどうぞ。
朱音:(蒼ちゃんたかそう
オズマ:1d100 忍び歩き Cthulhu : (1D100) → 17
朱音:(いつのまにか蒼のステータスがある‥!
【磯良木 蒼】:1d100 忍び歩き Cthulhu : (1D100) → 85
朱音:(えぇ…
【KP】:この二人もまたショッピングモールから思いっきり浮いていた……
【KP】:オーナーはそんな二人にたまに視線を向けながらも無視し、
【KP】:ショッピングモールを抜けて、高級そうなレストランの前で歩みを止める。
【オーナー】:ここで食事でもしていきますか?
朱音:お、ええな
朱音:そろそろお腹すいてきたとこやで
【オーナー】:私の店なんですよ。
朱音:手広くやっとるなあ!
朱音:相変わらず
オズマ:(蒼、俺たちも店に入るぞ・・!)
【KP】:朱音とオーナーは二人で高そうなレストランへ入っていく。
【磯良木 蒼】:えっ、でも高そうだよ!?
【磯良木 蒼】:オズマ手持ちあるの?
オズマ:大丈夫だ、クレジットカードがある。
【磯良木 蒼】:クレジットカードがあるなら大丈夫だね!
朱音:(楽天カードオズマン
オズマ:たまにはご馳走してやるよ。
【KP】:では……
オズマ:好きなもん頼め
朱音:エビフライで。
【オーナー】:ああ、フルコースに入ってますよ。エビフライ。
朱音:やった↑ぜ。
【オーナー】:ちょっとそこらのエビフライとは違いますが。
朱音:まさか・・・
【オーナー】:では、ウェイター、フルコースをよろしく。スペシャリテで。
朱音:ブラックタイガーじゃないやつ!?
【磯良木 蒼】:(私たちも同じやつを頼もう……!)
オズマ:(そうだな・・!)
朱音:(草

Chapter A-3 尾行
オズマ:ヘイ、ウェイター!
オズマ:フルコース2つ!
土器:【隠れる気とはなんだったのか】
オズマ:あと何も塗ってないトーストとチキンを4つ。
【KP】:蒼とオズマもフルコースを注文する。四人二組の前に、この店で最高のディナーが並ぶのだ。
【KP】:蒼は見たこともない料理を前に舌鼓を打ち、朱音を気にはしていながらも無言で食を進めている。
雫:(一方雫の夕飯はもやし炒めだった
朱音:ウマ!ウマ!
オズマ:ジュビジュビ
【オーナー】:オーナーはそんな朱音の様子をいつもの表情で見つめている。
【KP】:みなが言を忘れて美食に陶酔していると、フルコースはあっという間に終わってしまった。
朱音:こんな店の料理がいつでも食べられるなんて役得やなあ松
【オーナー】:まあ、おかげで忙しいですがねえ
【オーナー】:申し訳ないですけど、今夜も仕事なんです。そろそろ行きますか……
朱音:おー!サンクスな!
朱音:今日は楽しかったで
【KP】:二人でレジの前に立つ。
【KP】:「ええと……では、コースディナーのスペシャリテがお二人様分で、22,2000円になります」
朱音:(草生える
朱音:にじゅ…?
【オーナー】:オーナーは1万円札を指で数え、計115,000円をカルトンに置き、ウェイターに「ごちそうさま」と声をかけた。
【オーナー】:ではまた。
朱音:すまん松!買い物でキャッシュ足りんくなってもうた!ミス高の学長に後で請求書送っといて。
【オーナー】:え、なぜそうする必要があるんです。
朱音:
【オーナー】:私たちの関係は別にビジネスパートナーでも何でもないでしょう。
【オーナー】:【BGM:やったぜ。】
【オーナー】:確かにここは私のオーナーですが、なぜ君の分を建て替えねばならないのか。
朱音:(えっ何それは・・w
【オーナー】:まあ、ここの料金も払えないようならウチで働き先を紹介してあげてもいいですよw
朱音:えぇ…
朱音:ツケで!後払いで!
【オーナー】:どうしても建て替えるのであれば、赤龍ファイナンスに話を通しておいてもいいですけどw
【オーナー】:キミはまだ若い。あまりヤクザと関わりを持たない方がいいですよ。
【オーナー】:今回の11万円はその授業料ということにしておきましょう。
朱音:でも松…
【オーナー】:カタギの小娘がイッパシの口を聞いているんじゃあないッ!
朱音:くっ…!
朱音:なら見せたるわ!うちの人間力を!
【オーナー】:これからの仕事、荒事なんですよ。その若さでそんな界隈にかかわりを持ちたくはないでしょう。
朱音:あくまで支払いの裁量は現場判断やからな
【オーナー】:お迎えも来ているようだ。それでは失礼します。
土器:【ぱっぱらぱっぱっぱー♪ 口を聞いてるんじゃあないッ!(キリッ】
【オーナー】:と言って、オズマの方を見やる。
朱音:おう!なんとか乗り切ったるわ!
朱音:またな!
朱音:覚えとれよ!!
【オーナー】:それではwwww
朱音:というわけで店員さん…後払いで…なんとか…
【オーナー】:また会いましょうwwww
朱音:1D100 信用 Cthulhu : (1D100) → 34
【KP】:オーナーは軽快な足取りで消えてゆく。
オズマ:(蒼、なんかバレてなかったか・・?
【磯良木 蒼】:(めちゃくちゃバレてるよね……)
オズマ:(よし、逃げるか!
【磯良木 蒼】:(オズマがデカいせいだよ!)
【磯良木 蒼】:(でもお姉ちゃん困ってる……)
【磯良木 蒼】:(仕事しろ!)
オズマ:(しょうがねぇな・・
朱音:くっプランBや
オズマ:ヘイ、お嬢ちゃん!
朱音:あら?
オズマ:私は通りすがりの黒人だが、何かお困りかね?
朱音:おうオズ公ええところに来た!
朱音:金を払ってくれ。
【磯良木 蒼】:ぐ、偶然だねー
朱音:あれ?蒼も来とるんか?
【磯良木 蒼】:う、うん、まあ。
朱音:二人で…!?
【磯良木 蒼】:たまには良いところで外食しようって言うことになって……
朱音:ハーン
【磯良木 蒼】:塩パスタ飽きたし……
オズマ:2人でちょっとな・・・
朱音:(えぇ・・・
朱音:まあひとつ屋根の下で暮らしとるわけやしな
【磯良木 蒼】:いやそういうのじゃなくて。
朱音:みなまでいわんでもわかっとるわかっとる

Chapter A-4
【ウェイター】:お客さん、お会計の方は……
オズマ:クレジットカードで。
オズマ:いくらだ。
朱音:まあ、そこはともかく…
朱音:店員さん、うちのも一緒で
【ウェイター】:32万5千円になります。
朱音:32万…普通やな!
オズマ:ファッ
オズマ:間違えて掛け算してないか?
【ウェイター】:フルコーススペシャリテが3人分で、33万円ですが……
朱音:大丈夫やクレジットカードやし
オズマ:なに・・・
オズマ:最後のトーストとチキンが余計だったかな・・
朱音:そうやで
【KP】:では無慈悲な支払いがオズマを襲う。
オズマ:ぐぐ・・・PS4は諦めるか・・・
オズマ:高いデートになっちまったぜ。
【KP】:(こいついくらもらっとるんや……)
【KP】:【BGM停止】
【KP】:そういうわけで……
朱音:はー食った食った
【KP】:3人は楽しい食事を終えて、レストランを後にした。
【KP】:同じ空の下で土器が酒をかっくらっているような時間である。
【KP】:3人はショッピングモールを後にし、帰路についている。
【KP】:すこし暖かくなりつつある3月の空の下、蒼は朱音の衣服のはじをぎゅっと握りながら歩く。
朱音:ン・・・
【磯良木 蒼】:お姉ちゃん、またどっかに行くならさ、一緒に行こうよ。
朱音:せやな
朱音:もっと安いトコに・・
【磯良木 蒼】:支払いもオズマがしてくれるし……
朱音:せやな!
オズマ:おいおい、もう高い店は勘弁だぜ
朱音:エビフライとナポリタンが美味い店ならええで
【KP】:さて……
【KP】:ふと、氷のように冷たい風が吹き抜けていく。
朱音:さむ…
【KP】:少し遅れて、生ぬるい死臭が漂ってくる。
朱音:(ボディ来たか…
オズマ:くっさ何だこれ
【KP】:磯良木蒼は立ち止まり、ショッピングモールの方角を長めている。
朱音:どした蒼?
【磯良木 蒼】:オズマ……
オズマ:ん?
【磯良木 蒼】:先にお姉ちゃん連れて帰ってて。
朱音:なんでや。一緒にかえろや
朱音:寒いし
オズマ:忘れ物なら俺がとりにいってやるよ
朱音:もう日もくれとるし一人だと危ないで
【磯良木 蒼】:それはできないよ。
朱音:??
【磯良木 蒼】:お姉ちゃんのこと、よろしく。
【磯良木 蒼】:蒙昧な人間たちに触れさせないで……
朱音:何て?
【KP】:蒼は人ごみの中、モールの方角は駆け出していく。
オズマ:お、おい!
朱音:あっ、ちょ待━━━
【KP】:方角は→方角へ
【KP】:そして、あっという間に人ごみに混ざってしまう。
朱音:何なんやこれは、どうしたらええんや
オズマ:・・・何か変だったな
オズマ:追うか?
朱音:追うしかないやろ
オズマ:オーケー
朱音:この寒空に蒼を一人にはできん
【KP】:では……
【KP】:夜の街の中、朱音とオズマは必死に蒼を捜索する。
朱音:あおいーどこやあおいー
【KP】:いつの間にか街は騒がしくなり、遠くからは複数のサイレンが聞こえてくる。
朱音:何や騒がしいな…
オズマ:まさか・・・!
【KP】:それはショッピングモールの方角からであり、
向こうから急いで逃げてくる人間が非常に多いことに気が付くのだ。
オズマ:・・・朱音、お前はここにいろ。
【KP】:逃げてくる人間と何度も肩がぶつかるだろう。
オズマ:俺が見てくる。
朱音:いやばらばらになったら余計面倒やで
朱音:うちも行こ
【KP】:既に市街地ではバリケードが張られ、何台もの消防車が駆けつけてきている。
オズマ:おい、どいてくれ!
朱音:うーん何があったんやろ
【KP】:さっきまで自分たちが買い物を楽しんでいたショッピングモールには侵入できない。
【KP】:100mも手前で消防隊員に止められるだろう。

Chapter A-5 消防
朱音:消防隊…
オズマ:何だ、何があった!
朱音:火事でもあったんやろか
【KP】:「今現在コメントすることはできません。」
【KP】:「とにかく、危ないので離れてください」
朱音:何が危ないんや
朱音:ワケを言えワケを!
朱音:ギャーギャー
オズマ:向こうに忘れ物をしたんだ。 通してくれ。
【KP】:遺失物や救助者については追って通達いたします。
【KP】:どうか避難してください。
朱音:取り付く島もないな‥
【KP】:「適切に伝えることは我々もできないのです。
【KP】:「他に類を見ない災害ですから。
オズマ:だから、どんな災害なんだよ
【KP】:「まるで……局地的に嵐が通り過ぎたような……」
オズマ:嵐・・・?
朱音:コンサート…?
オズマ:日本でハリケーンは珍しいな・・
【KP】:「建物がグシャグシャに破壊されて、今も救助中の人間がいます」
朱音:ええ…
オズマ:なんだと!
【KP】:「二次倒壊の危険もありますので、どうか、避難してください。お願いします」
朱音:しかし勘なんやが 蒼はこの先に行った気がするな…
オズマ:巻き込まれてないだろうな・・
【KP】:さて……
朱音:ぐぬぬ…
【KP】:救助隊員はやはり頭を下げるばかりで、取りつく島はない。
【KP】:二人がしばしその場で待っていてもサイレンの音が止むことはないのだった。
【KP】:もう日が変わろうかという時間にもなる。
朱音:心配やなあ‥
【KP】:土器などは既に泥酔の中にいるだろう……
【KP】:そして……二人が途方に暮れていると
土器:【取りつく島はない 島に取りは着かない 島取県ではなく鳥取県である と言う意味ですね】
【KP】:オズマの携帯が鳴る。
朱音:ビクッ
オズマ:お、蒼か!?
【KP】:ミスカトニック大学からですね。
【KP】:本国の方。
オズマ:そっちか
オズマ:ハロー?
【KP】:「オズマくん、今は大丈夫ですか?
オズマ:ハリケーンレベルの要件ならいいぜ。
【KP】:「そうですね。ハリケーンで済めばいいのですが
【KP】:「あなたが現在日本ミスカトニックに保護を命じられている磯良木朱音、磯良木蒼について、
確保したうえでこれからそちらに向かう大学の者に引き渡してください」
オズマ:あ・・・? どういう意味だ?
【KP】:「今それを語ることはできません」
【KP】:「ですが……」
【KP】:「あなたがミスカトニック大学から派遣され、ミスカトニック高専の承認を得ておきながら、
なぜただの個人のボディーガードをさせられているのか一度も考えたことはないのですか?」
オズマ:ハハ、そんなの毎朝トイレで考えてるぜ。
【KP】:「すべてはこの事態のためなのです。
我々栄誉あるミスカトニックはあの双子をずっと監視し続けていました。
今、その任を果たす時です」
オズマ:監視だと?
朱音:何なに何の話してるの?
【KP】:「それ以上はあなたが知るべきことではありません」
オズマ:・・・・
【KP】:「確保できたか、できていないのか、YESかNOで答えてください」
オズマ:答えはNOだ。 ナプティを出せ。
【KP】:「あなたの答えはわかりました。それでは」
【KP】:そういって、電話は切れてしまう。
朱音:何やったんや??
オズマ:チッ・・
オズマ:なんでもねぇ、漫画の話だ。
朱音:そう…
オズマ:ほんと、漫画みたいな話だ・・・
【KP】:まあ……長い導入になったけど……
【KP】:これからどうするか聞こうか……
朱音:(封鎖はその日中にはとけそうもないし
蒼もおらんし腹も減ってくるし誰もこんしで報道を見るため一度家に帰るか
オズマ:(せやなぁ
【KP】:じゃあ……
【KP】:二人はひとまず自宅へ帰る。
朱音:蒼さきに帰ってへんかなあ…
【KP】:しかし、家のどこにも蒼の姿はないのだ。
【KP】:蒼は一体どこへ行ったのか。
朱音:グム~~っ
【KP】:オズマに下された指令とはいったいなんなのか。

Chapter A-6 行方不明
【KP】:というところで、
【KP】:最終回「磯良木朱音を呼ぶ声」シナリオ本編を始めます。
【KP】:【BGM最終話】
【KP】:ひとまず一夜が明ける。
朱音:結局朝になっても帰ってこん・・・
オズマ:・・・
【KP】:ひさびさの日常を過ごし健やかに眠りについたものもいるし、急に日常が終わり、
不安のなかで眠れなかったものもいるかもしれない。
【KP】:ひとまず朱音宅から始めさせてもらうけど、
夜のうちに何かしておきたかったことがあればうかがっておこう。
朱音:ニュースで報道がないか見るくらいかな
オズマ:(ミス高の関係者に連絡を取るかな
朱音:(あとネットの地域板で事件に関しての情報を漁るか
【KP】:ひとまず朝までの段階で、災害についてのニュースは
【KP】:「市街地で災害」としか報じられておらずその詳細はわからない。
【KP】:ネットは図書館どうぞ
【KP】:(あとまあKPからの薦めなんだけど)
朱音:1D100 図書館 (ショッピングモールがあった地域の雑談板) Cthulhu : (1D100) → 87
【KP】:(めんどくさいからいつものメンツもさっさと呼んじゃおう)
朱音:うっ…ブラウザの調子が悪いで
朱音:ミス高の掲示板にしか繋がらん!
【KP】:ミス高の関係者でオズマが直接連絡を取っているのは雇用主である理事長だけだが
朱音:しかし…事件やなこれは
朱音:協力者がいるで!
【KP】:夜間、理事長への直通の電話がつながることはなかった。
朱音:呼ぼう…
【KP】:ということで、夜が明けた。
朱音:雫姐さんを
【KP】:じゃあ連絡を受けて
【KP】:雫と土器がハングオーバーして現れる。
【KP】:合流していいっすよ。
雫:呼ばれたぞー
朱音:なんで土器もおるんや!!
朱音:(オズマの影に隠れる
土器:多き声出さないでください・・・つぅ
雫:いや一緒に居たから...
土器:お水貰えますか
オズマ:おー、土器。
 ちょっと手を頭の後ろで組んで右ほほをこっちに差出しながらステップしてきてくれ。
朱音:雫姐さんも見たでしょう!この男の所業を!
朱音:泥水でええか?
土器:・・・・勝手にもらいますよ
雫:あー見たよ見た ありゃ傑作だったな
朱音:悪の権化、土堀土器…!今度は一体何をしようというんや
オズマ:雫さん! アンタは大丈夫だったのか!? こいつと一緒にいて
土器:ごくごくっ それの話は本当にもう勘弁してください
【KP】:(ひでえ扱いだ……)
【KP】:(因果応報だけど……)
雫:酒かっ食らってまっさきに沈んでたよ
土器:何かしてほしいんですか・・・
朱音:ヒエッ!
オズマ:朱音と雫さんに指一本触れてみろ!
土器:本当に勘弁してください・・・
オズマ:次の瞬間、視界が空を向くぜ
朱音:まあ、その悪のパワーを今回は
朱音:蒼をどうにかする奴に向けてもらおう!
朱音:悪には悪や
オズマ:・・・
【KP】:さて、突然だが
【KP】:朱音は左腕に強い違和感を覚える。
朱音:んっ…?
朱音:筋肉痛か?
【KP】:それは自身の胸の鼓動と違うリズムで絶えず脈動し、違和感のある拍子を打つ。
朱音:なんか腕が変やな・・
【KP】:袖をまくると、一部の皮膚は黒ずみ、醜く垂れ下がっているのだ。
自身の肉体にこの変化を見た全員は0/1d3の正気度を損失する。



【KP】:そして、この不規則な鼓動は朱音の胸に鈍い痛みを伴って流れ込んでくる。
雫:(全員?朱音だけ?
雫:(SANC
【KP】:(ああ、文章が変だけど全員だな)
土器:【肉体変化していない朱音以外はいいのかな?】
オズマ:1d100 Cthulhu : (1D100) → 70
雫:1D100 Cthulhu : (1D100) → 75
朱音:(あれ表情が少なくなった・・
オズマ:1d3 Cthulhu : (1D3) → 1
土器:1d100 san Cthulhu : (1D100) → 29
朱音:(変態しやがった!
オズマ:うわ、何だお前それ!
朱音:1D100 SAN Cthulhu : (1D100) → 99
朱音:1D3 Cthulhu : (1D3) → 3

Chapter A-7 異変
朱音:ウワーなんやこれは!
雫:なんかヤバい菌でも入ったんじゃないのか?
【KP】:(自分で書いたぶんしか持ってへんかったから……)
オズマ:病院いくぞ!
雫:土器に見てもらいなよ土器に
オズマ:やめろ! 感染する!
【KP】:それと、朝になるとようやくニュース速報が入るね。
【KP】:昨夜、市街の一部で嵐に巻き込まれたような破壊現象が起きた。
オズマ:土器菌に
朱音:(何がどっちに感染するんだろう・・・って打とうとしたらそっちかw
雫:これか電話で言ってたやつ
【KP】:原因は不明だがいくつもの建物が倒壊し、中にいた人間は100数名は行方不明となった模様。
専門家が地震や嵐の可能性について言及しているが、自信なさげだ。
【KP】:映し出された映像を見るに、その場所は昨夜朱音たちが歩いていた市街地のすぐ近くなのだ。
【KP】:きっと誰もが楽しい時間を過ごしていたはずの、あの思い出のショッピングモール。
朱音:むむ…隊員さんの言ってたとおりやな…
オズマ:これはひどいな・・・
朱音:そういえば昨日
朱音:蒼が腕に包帯しとったな
朱音:これか…?
オズマ:・・・マジで?
朱音:このままでは左腕壊死ネキになってしまう…
雫:一応朱音も包帯しといた方が良くないか?見られて気分のいいものではないだろう
朱音:そうしよう
オズマ:病院いくぞ! 今なら助かる!
【KP】:じゃあ、差分めんどいので省略するけど左腕の変化は包帯で隠された。
土器:その方が良いでしょうね まずはそれを見てもらいましょう
【KP】:病院に出かける?
オズマ:うん
朱音:まあ、治らんとしても診てもらったら何かわかるかもしれん
オズマ:(どこかのタイミングで大学か高専に連絡を取りたい
土器:【昨日の電話あるけどオズマ的には普通の病院でいいの?】
朱音:土器の悪のオーラで消せへん?
【KP】:【BGM停止】
【KP】:じゃあ……一行が荷物をまとめたとき、玄関のチャイムが鳴る。
オズマ:何だ? 今日はピザ頼んでねえぞ
朱音:誰や……?
【KP】:ピンポーン。
雫:カロリー高いものばかり食べてるな...
朱音:(いっつも頼んでるのかこいつ・・蒼ちゃんが素パスタ食ってるときに
オズマ:誰だ
オズマ:(玄関に出る
朱音:蒼だったらええな…
土器:だとしたら自分のうちでチャイムならさないでしょう
雫:まったくだ
【黒服の男】:大げさに着こんだ男が玄関に立っている。



朱音:む…?
【黒服の男】:そして、少し訛ったような日本語でこう伝えるのだ。
土器:【念のためペイントガン構えとこう】
オズマ:宗教なら間に合ってるぜ
【黒服の男】:「お前はオズマとか言ったか。イソラギアオとイソラギアカネを引き渡してもらおう」
オズマ:うちは空ペペ教だ
オズマ:・・・大学関係者か?
朱音:何て?
雫:空ペペ教だと...? すごく気になる!
朱音:大学?
土器:【ずんずん教だ!ずんずん教だ!】
土器:穏やかな話ではなさそうですね
【黒服の男】:オズマはえーっと
朱音:空ペペ教言うのはやな 空海とペペローション教ちゅう正式名称でな
【KP】:拳銃振ってもらうかな
オズマ:(えぇ・・
オズマ:1d100 Cthulhu : (1D100) → 15
【KP】:ああ、じゃあ男がポケットにしまった左腕は妙に出っ張っていることがわかる。
オズマ:・・・ちょっと表で話そうか。 途中経過を報告する。
【黒服の男】:その必要はない。
土器:【こいつ・・・・この緊迫した場面でぼっきーしたポジを直しているとでも言うのか・・・】
【黒服の男】:1d100 (?)>朱音 Cthulhu : (1D100) → 88
朱音:(だめそう
【黒服の男】:朱音のすぐ横にあるヌイグルミが光に貫かれ、炎上する。
朱音:ヒエッ!
朱音:何や!何が起こったんや!
【KP】:【BGM狂熱】
雫:うわ燃えた!水!
【KP】:この男は左手に妙な銃を隠し持っているのだ!
土器:とりあえず朱音さんと雫さんは物陰に隠れて!
朱音:お、おう…
オズマ:おいおい、いきなりそれは無いだろ
土器:【撃っちゃ駄目なんだよね?】
【黒服の男】:警告は以上だ。正義を執行する!

Chapter A-8 正義
【黒服の男】:(敏捷順で土器から動いてもいいよ)
朱音:正義て!
朱音:うちを撃つのが正義て!
オズマ:待て! 今は蒼がいないんだ。
朱音:何考えとんのやクソが!
オズマ:蒼を探すのを手伝ってくれ。
【黒服の男】:「オズマとか言ったな。お前たちが今まで方々で解決してきた事件で、
お前たちは何もしなかったか?」
雫:(土器がイタズラしましたー 土器がイタズラしましたー
【黒服の男】:「異なる生物や町村に、さまざまな被害を出したのではないか?」
土器:【やめろぉぉ】
オズマ:それは不可抗力だ
【黒服の男】:「もっと大きな被害を防ぐために……」
【黒服の男】:「その通り。イソラギ姉妹を殺す。これもそのための不可抗力というものなのだ」
朱音:何やうちが何かするいうんか…?
朱音:土器と間違えてないか…!?
【KP】:戦闘をするんなら土器どうぞ
土器:【見えてる顔に向かって一先ずペインかな】
【黒服の男】:(どぞ)
土器:1d100 ペイントガン 顔 Cthulhu : (1D100) → 60
【黒服の男】:(部位狙いでギリか……)
土器:【ぴったしかんかん】
【黒服の男】:ではペイントが男に命中しました。
【黒服の男】:(朱音ちんどぞ)
朱音:(逃げるしかないか
【KP】:このマンションは二階やね。
朱音:奴の狙いはうちやな…ひとまずビームの当たらんところに隠れるか‥?
朱音:(2Fに逃げよう
土器:【2階建てじゃなくて2階の部屋と言う意味では?】
【KP】:二階の20X号室にいるので、今が二階。
朱音:(ああそういうことか
オズマ:(一戸建てだと思っていた
【KP】:玄関と反対側の窓の先には道路が広がってる。
朱音:(おれも
【KP】:(家賃やすいところだと思う)
朱音:ならとりあえず…窓から逃げるか
土器:【僕も一戸建てに住んでると思ってた】
【KP】:(じゃあ一戸建てにするか……)
雫:(アパートだと思ってた
朱音:2Fからのダイブはかなり勇気がいるな…!
【KP】:4mくらいだな。
【KP】:着地に失敗すると1d3ダメージ。
朱音:(なあに洞窟のDEXに比べれば安いな
雫:(クッションになりそうなゴミ集積所とかないか?
オズマ:(クッションになろうか?
土器:【街路樹とか】
朱音:(つっても1対多だしダメージ覚悟のリスクを負うほどか…?
雫:(オズマはメイン盾として対峙してもらった方が良くない?
オズマ:(表にもっといるかもしれない
朱音:(KPの誘導ぽいからスーパー強い可能性が
土器:【むしろ外に仲間がいると考えると出るのはあぶないか】
朱音:(外見渡した感じでは似たようなのはいなさそう?
朱音:(少なくとも窓側からは
土器:【一人で来たとも考えにくい】
【KP】:オズマが玄関出れば見渡せるかな。
【KP】:どかす必要があるけど。
【KP】:窓側の方はいない。
朱音:(ならまあダメージも応急手当でなんとかなる程度だし
朱音:(脱出チャレいくか
朱音:(いやヒーラーいねえなこのPT・・?
朱音:(まあいいか
朱音:戦術的撤退!
朱音:(跳躍まで1アクションでいけるん?
【KP】:あ、いいっすよ
朱音:1D100 跳躍 Cthulhu : (1D100) → 82
朱音:(はい
【KP】:KPの想定ではここは狭いアパートなので……
朱音:1D3 Cthulhu : (1D3) → 2
【KP】:(はい
朱音:ぐっ…!
【KP】:雫っちどうぞ
朱音:脚がジーンてする…
雫:続こうかな
雫:1D100 跳躍 Cthulhu : (1D100) → 71
【黒服の男】:(どぞ)
雫:1D3 Cthulhu : (1D3) → 3
雫:痛ぇ... ちくしょう...

Chapter A-9 黒服の男
【黒服の男】:黒服の男はペイントガンを意に介さず
【黒服の男】:俯いて呟き始める。
【KP】:オズマどうぞ
オズマ:この野郎! 契約書にはこんな事書かれてなかったぞ!
オズマ:ちゃんと電話繋がるようにしとけよ! あとで連絡するからな!
オズマ:お前をクビにしてやる!
オズマ:(脱出)
【KP】:オズマは玄関いるんで
【KP】:次のラウンドになるけどいい?
オズマ:(うへー
オズマ:(でもしゃあないか・・・
【KP】:移動するなら次は土器だな。
【KP】:土器どうぞ
土器:【どうすっかなぁ ここで出るとオズマ一人になっちゃうしなぁ】
オズマ:(でも呪文唱えてるっぽいし危ないぞ
土器:【なんだよねぇ】
土器:【ペイントガンは意味ありませんと言われてしまったからやることないしなぁ】
オズマ:(どきにげ
土器:【じゃぁ一足先に1d3くらいに行くか】
【KP】:(ワンチャン回避できる)
【KP】:(初期値25だし……)
土器:先に行きます オズマも急いでください
土器:【で逃げで】
朱音:脚ジーン…
オズマ:心配しなくてもすぐ追いつく
土器:1d100 じゃーんぷ Cthulhu : (1D100) → 66
オズマ:はよ行け
【KP】:どうぞ
土器:1d3 いたい Cthulhu : (1D3) → 2
【黒服の男】:では、黒服の男の体が淡く光ったかと思うと、オズマは不可視の衝撃に撃ち飛ばされる。
【黒服の男】:5d6 ? Cthulhu : (5D6) → 16[3,1,6,1,5] → 16
朱音:(つよい
【黒服の男】:(これはダメージそのものではないので安心してほしい)
オズマ:(死んだかとおもた
【黒服の男】:1d6 Cthulhu : (1D6) → 5
朱音:(流石に無慈悲すぐる
【KP】:オズマはガラスを突き抜けて宙に投げ飛ばされる。
【KP】:このまま3人の上に落ちてきますな。
オズマ:うおおおおおお
【KP】:朱音と雫はそれぞれがDEXでキャッチを試みてもいいが
【KP】:両方が失敗した場合はオズマと共に1d3のダメージを受ける。
【KP】:DEXx5やね。
朱音:(土器はチャレンジできないのか…?
土器:【本当にすぐ来た】
【KP】:(土器は直前に降りたばっかだからな)
朱音:(DEXでチャレンジて 技能値がDEX*1ってこと?
【KP】:DEX×5が閾値。
朱音:(65か・・
朱音:(皆仲良く1D3でええんちゃう?
オズマ:あぶねえ避けろ!
朱音:(それともオズマの1D6の5もダメージ?
【KP】:(それは衝撃自体のダメージなので違う)
雫:うわっ!空から面白黒人がっ!
朱音:(いや、衝撃でダメージを受けてるかわかんなかったので
【KP】:(ああ……)
朱音:(受けてるなら既に応急範囲外食らってるしチャレいったほうがいいか‥
オズマ:メテオダーーーイブ!
朱音:どっからでもかかって来いー!
朱音:1D100 DEX*5 Cthulhu : (1D100) → 6
【KP】:やりますねぇ!
朱音:っしゃあ!夢のお姫様だっこやで!
雫:やったぜ。
【KP】:オズマは続けて
雫:(肩ハズレそう
朱音:ウッ左腕ガッ…!
【KP】:16に対してSTRとCON合計の対抗ロールがあるんだが
【KP】:自動成功だな……
オズマ:クッ! 立場が逆だぜ
オズマ:ありがとよ
【KP】:雫と朱音に支えられる形でオズマも着地した。
【黒服の男】:男は窓の方へゆっくりと歩み寄り、割れたガラスの向こうからこちらを見下ろしている。
雫:とにかく逃げよう
朱音:ビッ!凸
朱音:どこに逃げよか
オズマ:ケッありがとよ。人生で1回くらいは宙に舞ってみたかったところだ。
朱音:千秋尚嗣は逃走に+50%の補正がかかる!
【KP】:(まあ車は雫か土器のがあっていいだろう)
オズマ:皆乗れ!
オズマ:てか鍵かせ!
雫:わかった 任せるぞ

Chapter A-10 逃走
朱音:蒼は…奴らに捕まってしまったんやろか…
【黒服の男】:では、着地の衝撃でよろめきながらも一行は車に乗りこむ。
オズマ:考えるのは後だ!
【KP】:【BGM停止】
オズマ:行くぞ!
【KP】:いそらぎ邸を後にする。
【KP】:どこへ?
朱音:慣性ドリフトよろ
雫:やめてくれアレタイヤがすり減るんだ...
朱音:(どこにしよう
朱音:(高専?土器家?
オズマ:(とりあえず適当に町中をドライブ
オズマ:・・理事長に連絡をとってみよう
朱音:土器の家いけば奴らがおっかけてきて、合法的に破壊できるんやないやろうか
雫:人目のあるところでは大きく出れないとして目立つところに陣取るか割れてない拠点に行くか
雫:割れてない拠点なら 私のアパートか土器の家だな
【KP】:では理事長室に電話をかけると
雫:仕事場は多分割れてる...
【KP】:ほどなくして繋がる
【KP】:しかしそれは見知った理事長の声ではなく若い女性の声であり
【KP】:「申し訳ありませんが只今理事長にお繋ぎすることはできません」と一言、電話を切られてしまう。
土器:【事件現場付近の喫茶店とか 探索もできるかもだし
 できないなら周りに警官やらも多いだろうからゆっくりできそうだし】
オズマ:あぁ!?
朱音:何や居留守か?
オズマ:クソっ高専はダメだ
土器:【後はまぁ・・・赤龍会とか?】
朱音:(赤龍出版か
土器:【事件について調べてるだろうし 運が良ければ情報も手に入るかも】
【KP】:【BGM:探索】
土器:【昨日の今日で松がどう対応するか怖いけど】
【KP】:出版には松おらんで。
【KP】:木っ端だから。
朱音:理事長のおばはんにも繋がらん…?どういう事や…
雫:理事長から話聞きたかったらミス高乗り込む...?
オズマ:どうせ取り次いでもらえないぜ
オズマ:いるとも限らねえ
土器:さっきのがミスカトニックの関係者なのだとしたらむしろ敵の本拠地ってことになるんじゃないですか?
朱音:何が起こっとるんや…?蒼…
雫:アイツ何者なんだ?
土器:あの対応を見るにすでにオズマには大した権限もないようですし
オズマ:おそらく・・・アメリカにあるミスカトニック大学の関係者だ。
オズマ:高専も無関係とは考えられねぇ
朱音:ミス高のバックか…
【KP】:オズマ知識振ってもらうか
朱音:でも、なんでそんなとこがうちを狙って…
オズマ:1d100 知識 Cthulhu : (1D100) → 60
土器:とりあえず警察と消防に電話しておきましょう
土器:マンションが炎上しても困りますし
雫:暴漢が入ったくらいには通報してもいいかもな
【KP】:知識:古くから、ミスカトニック大学にはアーミテッジ教授を顧問とした
常識外の物事を扱う部門があるという噂を聞いたことがある。
土器:いや 変な銃で撃たれて燃えたままの所が危ないですよ
朱音:(無能米UDK!
土器:【卯月関係ないやろ!】
オズマ:(実際は有能だから・・・
朱音:せやな、通報はしとこう
朱音:ポチポチ
朱音:もしもし警察ですかー○○○○の住所なんやが、玄関に暴漢ガー
オズマ:あの噂は本当だったのか・・・
【KP】:消防と警察に連絡を済ました。
雫:ところで私の足をみてくれ... 結構痛かった...
朱音:うちも…
土器:後は武器も必要そうですね私のエアガンじゃ火力が足りなそうだ
朱音:みんなで手当や!
朱音:1D100 応急手当→雫 Cthulhu : (1D100) → 79
オズマ:どうやら既に深いところまで足を踏み入れていたみてえだな・・
雫:1D100 手当>朱音 Cthulhu : (1D100) → 8
朱音:左腕ガッ‥
雫:1D3 Cthulhu : (1D3) → 1
朱音:さすが姐さんや!
雫:良かったな致命傷は免れたぞ
【KP】:回復の反映はまとめてこっちで処理します
土器:そんな酷い怪我ではないでしょう
土器:1d100 雫 応急手当 Cthulhu : (1D100) → 37
雫:1D100 手当>土器 Cthulhu : (1D100) → 81
雫:土器はダメだ致命傷だよ
朱音:1D100 OQTAT オズマ Cthulhu : (1D100) → 63
【KP】:あ、一人一回ずつにしてもらおう
オズマ:日本には玉にキズってコトワザがあるんだぞ!
朱音:(あ、すまn
【KP】:(時間経過させるから)
【KP】:じゃあそれぞれ二回ずつとして処理するかー
オズマ:(運転中)
【KP】:1時間経過するかんじで
【KP】:じゃあ後は土器だけだな

Chapter A-11 助け
土器:うーん 相手があんな感じでくるなら色々用意しておいた方がいいかなぁ・・・持ち合わせあったかなぁ・・・
【KP】:土器がもう一回
土器:ごそごそ・・・ん?なんだこれ・・・!!!!!
土器:【だれに?】
雫:さぁ朱音の足にベタベタと触るんだ!合法的に!
【KP】:好きな相手に
【KP】:嫌いな相手でもいいが……
【KP】:運転中のオズマにやると
【KP】:ファンブルで事故る
土器:【朱音回復してるし雫はしたしオズマ運転してるし するとこないかな】
【KP】:じゃあそんなところで
【KP】:(見ている前でメモ発見しちゃうのか……w)
朱音:なんやその紙は
【KP】:こいつは大した羞恥プレイだな!
土器:びりびり なんでもないですよなんでも
朱音:ハッ!さっきの奴にこっそり渡された紙……!
朱音:オズマ、やはり土器が!
雫:破いた...
朱音:証拠を隠滅したな!
土器:さぁ冗談言ってる場合じゃないですよ
土器:この後どうするか考えましょう
朱音:ビクッ
オズマ:ちょっと癪だが・・・あいつを頼るか
雫:アテがあるのか?
朱音:誰や?
土器:あっちは私たちのことも知っているようでしたし 雫の部屋もうちも危ないでしょう
オズマ:あの目つきの悪い兄ちゃんだ
朱音:字原んか
【KP】:土堀土器……!
朱音:出版なら昨日の事件のスクープを得ようとやっきになっとるやろうしなんかわかるかもしらんな
土器:【KP後で便所裏な】
【KP】:TELする?
土器:宇原君についても情報は言ってるかもしれませんから
 いくいかないにかかわらず連絡はしておいた方がいいかもですね
土器:オズマナイスです
オズマ:誰か連絡先知ってるやつ電話してくれ
雫:じゃあ私が
雫:(TEL



【字原 徹夜】:はい。
朱音:(さすが好感度No1
雫:あー字原?朱音まーたトラブルに巻き込まれてんだけど
【字原 徹夜】:またか。
雫:今度はかなりヤバいやつ。
【字原 徹夜】:車が壊れるくらい?
雫:家が燃えるくらい。
【字原 徹夜】:やばいなぁ。
朱音:レストラン・ベクタリトスで11まんえんの支払いを強要された事件もあるで
雫:本人に代わろうか?正直私も事情が分からん。
土器:【それは自業自得】
【字原 徹夜】:ああ。オーナーがめっちゃ嬉しそうに話してたな……
雫:とりあえず安全な避難場所を融通してくれると助かる
朱音:(たのしそう
【字原 徹夜】:そういうことならウチか……ああ、前の中華料理屋もいいだろう。
雫:あとは朱音から話してくれ
雫:(パス
土器:【隅でこっそりハニに電話して家から出ずに変な人が来ても対応しないように言っておこう】
【字原 徹夜】:ウチにきてもあまりおもてなしはできないけど……
朱音:おー字原ん
【字原 徹夜】:おーっす。
朱音:さっき雫ねーさんが話した事に多分関連してるんやと思うんだけど
【字原 徹夜】:キミはネタに事欠かないなぁ。
朱音:昨日ショッピングモールでなんやどでかい災害あったやろ?
【字原 徹夜】:ああ。あれ、さっき救助も終わったらしいな。
朱音:む…
【字原 徹夜】:午後くらいには取材しに行こうかと思ってたんだ。
【字原 徹夜】:だからまだあんまり詳しいことは知らない。
朱音:そうか‥救助が終わったなら
朱音:また現場にいってみるのもありかもしらんな
朱音:(現場で落ち合うのがいいか?
土器:【聞いたところで救助者の中に蒼はいないんだろうなぁ】
【字原 徹夜】:ああ、それと……
【字原 徹夜】:雫さん宛の送りもの、ずっと置いたままにしてるぞ。
朱音:なぬ?
朱音:雫ねーさん、なんか送りものが赤龍出版に届いとるやって
【字原 徹夜】:前の合作企画の後の……ベクター氏が送ってきた……
【字原 徹夜】:ダークブラッドとかいうサイン本。
朱音:字原ん、ショッピングモールに取材に行くみたいやし
朱音:それもってきてもらって現場で落ち合うか?
雫:あ? あーじゃあ先に赤龍出版に送ってくれ。
そのままドキュメンタリーライターとして取材に同行させてもらう
朱音:よし、オズマ赤龍出版へGOや
土器:【仕事にして給料取るんですね わかります】
【字原 徹夜】:そういうことなら待つよ。それじゃあ。
朱音:ほな、また…

Chapter A-12 赤龍出版
【KP】:では
【KP】:赤龍出版に向かっていいかな
オズマ:いくぜ!
朱音:(おk
【KP】:【Se:【走行】】
【KP】:赤竜出版に着いた。相変わらず汚い。
朱音:きちゃねー
雫:降りるのは私だけでいいか?ついてきたい奴がいたら助手として通してもらうけど
オズマ:いつでも出せるように待機しておこう。
オズマ:なるべく早く戻ってきてくれ。
土器:私がついていきましょう
朱音:うーん
土器:朱音さんはどうしますか? 外より中居たほうが安全かと思いますが
朱音:赤龍出版に奴らがくるなら
朱音:ヤの字も巻き込めるし
雫:オズマの隣もなかなか信頼性高くないか?
朱音:ついてくか!
雫:じゃあオズマ一人で待機だけどよろしく頼む
土器:何か外で異変があればすぐ連絡してください
オズマ:オーケー
雫:心細いなら土器は置いて行ってもいい。
朱音:燃えたら燃えたで松への借り返せて一石二鳥やな
オズマ:いや、大丈夫だ
雫:じゃあ行ってくる
朱音:どこからでも来い!ミスカトニック大学!
【KP】:3人で無人の受付を通って、散らかったオフィスへ入る。



【九頭竜灯子】:あ、雫っち。久しぶりー。
雫:よーよー調子どう?
朱音:お、九頭竜せんせー
土器:【ペイントガンはいつでも打てる容易だけしておこう 意味が無さそうだけど・・・】
朱音:元気そうやな
土器:お久しぶりです
【九頭竜灯子】:また次の打ち合わせもしたいしヒマ空いたら言ってね。
雫:近いうちに連絡できそうだよ
【九頭竜灯子】:待ってるよー。じゃあ、あっちで徹くんが待ってるらしいから。
【九頭竜灯子】:またー。
雫:またなー
朱音:そのまま合流できるのでは…
朱音:うちらも字原んに会いに来たし・・
雫:おーい字原―
【九頭竜灯子】:あ、そう。だから今から皆と打ち合わせするって……
【九頭竜灯子】:私は昼ごはんでも食べてこようと思って。
朱音:あ、そういうことか
雫:たまにはドカーッといいもの食べてくるんだぞ
【九頭竜灯子】:そうするよー。
朱音:ほなまた
【KP】:では
【KP】:応接室で字原が待っている。散らかる書類を乱暴にどけるとソファをすすめてくれた。
【字原 徹夜】:オッスオッス。
朱音:おっす…
朱音:電話では言ってなかったけど…
雫:ブツをとりにきた!
【字原 徹夜】:二人ともあれからどう?
【字原 徹夜】:ケンカとかしてない?
朱音:悪神・土器が来とるで
【字原 徹夜】:ああ、ベクターさんのサイン本ね。
朱音:悪には悪のパワーをぶつけてなんとかするんや
土器:その節は本当にご迷惑を・・・
雫:ひでぇ言われようだな土器...
【字原 徹夜】:あれ、まだ流通してないらしくて……
土器:言われても仕方ありません・・・私の意志では無かったとしても・・・
雫:いやいや誤魔化さなくてもいいよ男の子なんだし。
朱音:そうやで。
【字原 徹夜】:ベクターさんもあれから音信不通になって発売のメドが立ってないそうだから、
結構値打ちがつくと思うよ。
朱音:えっ。
【字原 徹夜】:希書マニアとしては思わぬ収穫になったな。
朱音:おんしん…
雫:あぁこれはなかなか...
【字原 徹夜】:まあ普段からあまり人前に姿を現さない人らしいし。
土器:雫・・・少しその本お借りしていいですか?
朱音:怨身万華鏡
雫:あぁいいよ 最初に読むことには拘らないからな
土器:すみません
【KP】:ダーク・ブラッドは今までのベクターの短編より少し分厚く、かつ英語で書かれているので……
土器:【うっじーの対応は二人に任せて念のため本の中とかサインを確認しておくか】
【KP】:3時間かけたうえで英語ロールに成功してもらうことになるな

Chapter A-13 新作
雫:それじゃあ字原 一つ相談なんだが
【字原 徹夜】:ん?
雫:取材に同行させてくれないか?ドキュメンタリーライターとして。
土器:【時間ないし一先ずサインと後書きくらいを確認するくらいかね】
雫:集団が煩わしいなら私だけでも構わない
【字原 徹夜】:別に構わないよ。腐っても記者バッジもあるからまあ、なんとかなるだろう。
【字原 徹夜】:もう残ってるのは野次馬くらいって業界の仲間も言ってたしな。
雫:というわけで許可が出た みんなはどうする?
朱音:行くしかあらへん!
朱音:蒼を探さな・・
【KP】:じゃあ土器がパラパラっと頁をめくると
雫:じゃあ取材の時間までかくまってもらうか?
朱音:午後から行くいうとったしもう出るんちゃう?
【KP】:英語で書かれた手紙が落ちてくる。
土器:これは・・・
朱音:
朱音:また!土器への指令書!
朱音:今度は破くなよ!
土器:雫 読んでみてもいいですか?
雫:あぁ翻訳して私にもわかるように頼む
【KP】:まあ長いもんでもないし、エキサイトかなんかで英語は省略してもええやろ。
【KP】:「新たな暗黒の男の発生を防いでくれた旨について、感謝の意を示しこの本を贈呈する。
 お察しの通り我々は過去の出来事をすべて知っている種族であり、
近年は作家を通して宇宙的な災害を警告してきた。
 おそらく今回の災害を乗り越えるには、彼女ら姉妹を排さなければならないだろう。
人間がこの災害を乗り越えられるかどうか、陰ながら応援している。 VECTOR . P. FAL」
朱音:新たな暗黒の男て
朱音:ダーク尚嗣か
土器:【80の英語はエキサイトに負けました】
【KP】:そういやあったんだったな……
朱音:すべて知っている…種族??
土器:とりあえずこちらも朱音さんたちを排することを容認するようなことを書いてますね
雫:過去の出来事をすべて知っている... 新聞記者か?
朱音:彼女ら姉妹を排さなければ…か
土器:【まったくお察しできていませんでしたね】
【字原 徹夜】:変人だからなぁ。
土器:でもおそらくとあります
雫:いや冗談だがベクター氏は朱音と敵対する立場をとってるな
【字原 徹夜】:その本、合作仲間の中でも雫さんだけに贈られたから
朱音:いや…
【字原 徹夜】:トモちゃんが羨ましがってたよ。
朱音:本当に敵対する立場なら
土器:何かしら朱音さんたちを排さなくてもどうにかできる可能性があるということですかね
朱音:最後の文章いるか?
土器:一先ず情報が無さすぎますね
朱音:土器もたまにはえーこと言うなやいか!
土器:当事者の朱音さんが何も知らないということが痛い
雫:取材は何時からだ? 出前をとっていいか?
朱音:だって知らんし・・
【字原 徹夜】:前回の事件も朱音ちゃんをイジメなくてもどうにかできたしな……
朱音:なんなんこの腕・・
土器:話の通りなら蒼さんは何か知ってそうですし 昨日の事件
朱音:そうやな。なにを知っとったんやろ・・
土器:奇しくもここに来たのが現状のベストに近かったかもしれませんね
【字原 徹夜】:ああ、じゃあ一緒に買ってきてもらうように伝えとくか。コンビニだけどいい?
朱音:うちより一足お先に腕壊死ネキになっとったようやが・・
【字原 徹夜】:さっさとメシ食って12時には出るか。
朱音:おう
雫:じゃあオズマにそのむねメールしといてくれ朱音
土器:ではオズマも呼んで情報の共有と作戦会議をしましょうか
【KP】:じゃあトモちゃんが昼飯買ってくるまで少しの間
【KP】:オズマは外で大学に電話をかけていたのだが……
【KP】:一言目には「イエスという返事だけ聞こう」という声だ。
オズマ:・・・イエスだ。
土器:【電話には出てくれるのか・・・】
オズマ:磯良木 朱音を確保した。
オズマ:磯良木 蒼も確保したい。
オズマ:情報の提供を頼む。
【KP】:「問題ない。既に担当者が来日しているはずだ」
朱音:(さっきの奴か・・?
土器:【ともちゃん説得して変装させて偽朱音として差し出すか
 てか一応ここで変装してから出たりした方がいいか?】
【KP】:「磯良木朱音を確保しているのなら、お前はソレを引き渡してさえくれればいい」
オズマ:そいつと落ち合いたいんだが、俺の知ってる奴か?
【KP】:「あったことはないだろうな」
オズマ:じゃあ特徴を教えてくれ。
【KP】:「何のために?」
オズマ:引き渡すんじゃないのか?
朱音:(引き渡すのはまた別の担当者か?
【KP】:「いや。方法はこちらで指定する。磯良木を拘束して指定の場所に置け」
オズマ:指定の場所。
土器:【既に姉妹はモノ扱いじゃ】
【KP】:「ミスカトニック高専に引き渡してもらうのが一番いいか。既にエージェントが配置してある」
オズマ:高専か。
雫:(じゃあもうミス高近寄れねぇなぁ
土器:【行ったらアウトでしたね】

Chapter A-14 指令
オズマ:一応理事長にも報告しようとしたんだがな。
オズマ:取り次いでもらえなかったぞ。
【KP】:「オズマ、お前が人道的に憤っているのはわかっているぞ。それは理解できる」
【KP】:「だが、これは今お前がいる日本のためでもある。
この合衆国のためではなく、その島国を救うために我々は活動しているのだ」
オズマ:つまり、日本人全員を救うためになるってことだな
【KP】:「情報は以上だ。日本ミスカトニックのほうにお前のことは伝えておこう」
オズマ:最後にもうひとつ。
オズマ:蒼の確保は成功したのか?
【KP】:「それができているならお前に姉妹の確保を要請などしない」
オズマ:オーケー。
土器:【無能を棚上げ!】
オズマ:ボーナスの準備をしておいてくれ。
【KP】:軽口に答える余裕はなく、電話は切られる。
オズマ:日本のため・・・ねぇ
【KP】:では九頭竜灯子が人数分のコンビニ弁当を買って帰ってきて……
オズマ:1億人の命か、2人の命か・・・
オズマ:フラン、お前ならどうする・・・?
【KP】:(自分の命やな!)
土器:【自分の命!】
【KP】:一行は食事を済ませる。
土器:【完全にかぶった・・・】
朱音:(余裕で自分やな!
雫:朱音... こんな時だからこそ食べれるうちに食べるんだぞっ
雫:私のから揚げも持って行け―!
【九頭竜灯子】:今日はデラックス。いいもの食べようね。
朱音:ウン‥
朱音:昨日グレードの高いのを食べすぎたな・・
雫:私はもやし炒めだったぞ!
【字原 徹夜】:あれ他の店なら2万で食えるよ。
【字原 徹夜】:んじゃ、ボチボチ行くか。
オズマ:わろた
土器:宇原くん ここに借りれそうな服や髪染めなんかは無いですかね
朱音:えぇ…
【字原 徹夜】:くっくっく……
【字原 徹夜】:あるぜ。
土器:相手は完全にこっちを知っています
 意味があるかはわかりませんが軽くでも変装しておいた方が良いと思うんで鵜
【字原 徹夜】:まだ取ってあるよあのアレ。
雫:あるのか...
朱音:おっ
土器:それは・・・
【字原 徹夜】:馬と……狐と……サングラスマスクと……
【字原 徹夜】:あと心先輩のほうだっけ?ルチャリブレ?
雫:まぁ一応私はただの記者として同行するから素顔で歩くが...
土器:逆に怪しさしかありませんよ
朱音:うちとオズマくらいは変装しといたほうがええかな
オズマ:(馬をかぶれば禍々しさが軽減されるかもしれん
土器:朱音さんは特にしておいた方が良いと思いますよ
朱音:うちはサングラスマスクくらいならそれほどめだたんやろ・・
【字原 徹夜】:じゃあとりあえず朱音ちゃんにはこれを。
【字原 徹夜】:犬の方もかわいいとは思っていたんだが……
朱音:犬は悪目立ちしてまうからなあ
雫:私も犬推しだが状況がな...
【KP】:(差分追加しました)
朱音:ヘシン!
朱音:ターンアップ
【字原 徹夜】:オズマさんもいる?
オズマ:(じゃあルチャリブレを・・
朱音:心先輩のほうがなんとなくコスプレ格闘家っぽかったな・・
【字原 徹夜】:はい。
【字原 徹夜】:他に何か準備がなければ取材に向かうけど……
朱音:いけるで
雫:私は十分だ
【字原 徹夜】:車は二台で行く?
朱音:日本は救う、…蒼も救う
土器:大きいのが借りれるなら1台の方がいいですね
朱音:両方やらないとアカンのが磯良木朱音さんの辛いところやな
【字原 徹夜】:生憎ぼくにはオンボロしか回されなくなったが
【字原 徹夜】:まあ乗れなくはないだろう……
雫:じゃあ字原の車に乗せてもらうかな
雫:土器もこっちで本の解読を頼む
【KP】:(土器 もこっち? 土器も こっち?)
土器:中身に意味があるかわわかりませんが できる限り空いた時間で呼んでいきましょう
雫:(土器も こっちw
【KP】:まあもこっちも英語読めるけど……
朱音:ダークブラッドか・・
【KP】:土器が待機して読むってこと?
朱音:(字原くんに運転まかせて車内でよむってことじゃない?
【KP】:読むならどっかで落ち着いて3時間やな
雫:(せやね
【KP】:場所は近いし移動時間じゃ読めないゾ
朱音:(らしいゾ
土器:【呼んだ方が良いと思うなら探索中クルマに残って読むよ】
雫:(じゃあ なんか新たな特技が提示されたし もこに任せるのも手では?
土器:【喜んで読んでくれそうではある】
朱音:(土器にもこっちさせるか
【KP】:俺もこっちで強くなりすぎた
朱音:とりあえず、行くのは2台で、みんなででええな
雫:(おk
土器:【2台になったのか】
【KP】:字雫土 オ朱 の二台ってこと?
雫:(せやね

Chapter A-15 ベクター本
土器:ではすみませんが九頭竜先生 私たちが出かけている間この本の翻訳おねがいできますか?
朱音:(字原ボロカー(じしずくど)とオズマ運転雫or土器車(おしゅ)やな
【九頭竜灯子】:え、いいんですか!!
雫:いいですとも!
【九頭竜灯子】:読んじゃっても。
雫:ただあとで内容をかいつまんで教えてほしい。
【九頭竜灯子】:ネタバレしちゃってもいいってことですか。
【九頭竜灯子】:勿体ないなぁ……
土器:申し訳ありませんができるだけ早めでお願いします
雫:だって英語なんだもん...
【九頭竜灯子】:でも、せっかくだからそうしようか。
朱音:これは成果には十分期待できるな
【九頭竜灯子】:まあ、帰ってくるまでには読めるように頑張るよ。
土器:尾根がします
土器:お願いします
【九頭竜灯子】:ベクター先生の本はほとんど読んでるから……
雫:すまないな仕事を増やしてしまって
【九頭竜灯子】:仕事?読書は趣味だよ!
【九頭竜灯子】:それじゃ、気をつけてねー。
雫:今度取材とかでっちあげて私の田舎行こうぜ!びっくりするくらい回転寿司うまいから奢るよ
【九頭竜灯子】:やったー。
朱音:回転寿司の品質って結構地域によって違うらしいなー
【字原 徹夜】:それウチの取材なのでは……
土器:では行きましょうか
【KP】:では
【KP】:二台の車は30分程度で事件現場へ到達した。
【KP】:未だバリケードは残っているが、救助隊員は昨日よりだいぶ少ない。
雫:こりゃ酷いな
【KP】:行方不明となった家族の安否を虚空に問うものもいれば、
破壊された居場所を前に途方に暮れる人間もいる。
朱音:何がどうなったらこんな事が起こるんや
【KP】:楽しかった夜の繁華街の面影はそこにはなく、ただ悲痛なムードが支配していた。
雫:(松の店も潰れたんやろなぁ....
【KP】:(天罰やな…… 
土器:【保険をがっぽりですな】
朱音:やはり昨日の支払いはツケにしておくべきだったんや
朱音:多分この件で有耶無耶にできてたで
土器:見せなくなっても松が居れば有耶無耶はありえないと思いますけど
土器:後ろ上乗せが入るでしょうね
雫:あーアイツはとりたてに来るよ 私にはわかる
朱音:松は支払いを確認する前に帰ったからな
朱音:店員がボンクラだったらいける…!
オズマ:あれは奴なりの優しさだったんだろう
オズマ:ほら、さっさといくぞ
朱音:しかし、今までの流れからするとこれは
朱音:蒼のせいなんか…?
朱音:うちもこのままだと腕が暴走してこうなるみたいな?
オズマ:まさか・・
土器:それは勘弁してほしいところですが・・・
土器:【被害の感じから中心点的な所ってわかりそう? 一番被害が大きそうな所的な】
朱音:うちらが脅威いうのと、この腕の変化からするとそんな感じやないかな
朱音:オズマ、うちはあんまり覚えてないけど・・蒼が包帯巻いとったのって
朱音:いつからだっけか?
土器:【胸囲は無いが 脅威は有る】
【KP】:まあ、被災区の方へ入ればそのへん探索できる。
朱音:(知識か幸運あたりで思い出せないかな…?
オズマ:俺も覚えてないな
【KP】:記者バッジも用意してあるし入るなら問題なく入れるけど。
雫:とりあえず被災区入って見るか
【KP】:蒼はいつも長袖でいつからあんな包帯を巻いていたかは重い出せない。
土器:蒼さんを見た人が居ないか聞き込みもした方がいいかもしれませんね
朱音:うーん、どのくらい時間が残されとるかわからんけど
土器:まぁ見た人が無事かって言われると疑問ですけど
朱音:あまり足踏みしてる暇はなさそうやな
朱音:いくで野郎ども
【字原 徹夜】:赤龍でーす。通してくれ。
雫:ごーごー ふぉろみー
【KP】:というわけで被災の中心区に入る。
朱音:要塞の中心核…
【KP】:思ったより野次馬が入り込んでおり、どれが記者でどれが野次馬なのやらわからない。
【KP】:しかし建物はほぼ完全に倒壊しており、二次倒壊の危険はないように思える。
朱音:わちゃわちゃしとるな・・
【KP】:まあシンプルに目星振っていただくか。
雫:1D100 目星 Cthulhu : (1D100) → 14
朱音:1D100 めBS Cthulhu : (1D100) → 82
土器:1d100 めぼす Cthulhu : (1D100) → 32
オズマ:1d100 Cthulhu : (1D100) → 72

Chapter A-16 取材
【KP】:破壊の痕跡は大小さまざまで画一的ではない。自然災害によるものだとは思えない。
まるでいくつもの巨大な生物が暴れ回った後のようだ。
【KP】:土器と朱音だけ知識もどうぞ、
朱音:1D100 知識 Cthulhu : (1D100) → 25
土器:1d100 知識 Cthulhu : (1D100) → 58
【KP】:二人とも成功か。
【KP】:そのうちの最も大きい破壊痕をよく覚えている。これを最後に見たのはいつだっただろう……?
朱音:スーパーイソラギ人ブルーか…
【KP】:そうだ、ドリームウェブの奥にいた巨人。
異界からなおも手を伸ばし、装置を握りつぶしたあの恐ろしい爪痕とまるで同じなのだ。
【KP】:恐怖がよみがえってくる。0/1の正気度を損失する。
朱音:む・・?
朱音:1D100 SAN Cthulhu : (1D100) → 25
土器:1d100 san Cthulhu : (1D100) → 60
土器:これはこれは・・・
【KP】:土器が1減少やね。
雫:知っているのか土器!
朱音:あれがスーパーイソラギ人だった・・?
土器:前に似たようなものを見たことがある ってくらいですよ
【KP】:他は何か特別に調べたいものがあれば。
オズマ:(あんま思いつかんな
朱音:(蒼の目撃情報くらいかな
朱音:(スマホに写真くらいあるだろうからそれで聞き回ってみるか・・
雫:私は今は記者だし記者らしく聞き込みでもしてるか...
朱音:もしーそのへんの野次馬か記者かわからん人ー
雫:その辺の野次馬捕まえて話でも聞こう
【KP】:ええと、蒼の情報を聞いて回ると
朱音:この青い美少女を見かけへんかったか
土器:【周りの店を調べて出版社経由で監視カメラ見せてもらえたりしないから】
土器:【松の見せありゃ一発なんだけどなぁ】
雫:(潰れてないか監視カメラ
【KP】:救急隊員が救助者などの情報を調べてくれる。
土器:【の映像 リモートでセンター飛んでるでしょ】
【KP】:残念ながら救助者に「磯良木蒼」という名前は見つからなかったが
朱音:くそう…!
【KP】:遺失物の中に記名のある手帳があったとのことだ。
朱音:
朱音:やっぱりあの後ここに来とるんかな
朱音:オズマとおった時に落とした可能性もゼロではないが・・
オズマ:何の手帳なんだ?
【KP】:悲痛な表情をした人間に声をかけづらかった雫は
土器:【念のため周囲に黒服居ないかだけ警戒しておこう】
【制服の男子生徒】:カメラを構えた少年を捕まえる。学生服がひと際目立っている。
雫:やぁ君、ちょっといいかな。学生?



【制服の男子生徒】:あ、まあ。記者志望です。
朱音:お前どこ中や
雫:記者志望?そうかー赤龍出版はやめといたほうがいいよ。
【字原 徹夜】:俺もそう思う。
朱音:えぇ…
【制服の男子生徒】:ミスカトニックです。
雫:ミスカトニックというと高専?
朱音:(堤くんではないか…?
オズマ:(だな
【制服の男子生徒】:あ、そうです。
雫:(だと思ってた
朱音:(高専の状況は聞けるかもしらんな
オズマ:記者バッジもないのによくもまぁ
朱音:そもそもなぜミス高の生徒がここに
朱音:事件とはいえ
【制服の男子生徒】:まあ、ぼくも学外の事はあまり興味ないんですが……
【制服の男子生徒】:あるスジで頼まれたので。
【制服の男子生徒】:ちょっとこのあたりの破壊痕について写真を撮ってます。
朱音:まあ、うちのスジでもミス高と関係のある事件なのはわかっとるからな
土器:【そこは興味持てよ】
朱音:ミス高でなんか起きとるんか?
【制服の男子生徒】:昨日卒業式がありました。
朱音:ああ、まあそういうシーズンではあるな・・
雫:そう言えばそういう時期か
【制服の男子生徒】:それぐらいかな……なんか今日から警備員が増えてバタバタしてますけど。
朱音:うーんあんまり状況はわからんな・・
朱音:ひとまず連絡先を交換しとこうか
朱音:こっちでもなんかわかったら教えたるで
土器:【姉妹は卒業式に出て祝ってあげる先輩とか学校におらんのか・・・】
雫:しかし災害の取材なんて誰に頼まれたんだ?
【制服の男子生徒】:それはヒミツです。
朱音:(そもミス高生ではないからな・・
雫:秘密かー
朱音:(理事長と関係があるだけで
土器:【そうだったんだっけ?】

Chapter A-17 記者志望
オズマ:最近理事長を見なかったか?
【制服の男子生徒】:ああ。理事長といえば……
朱音:
【制服の男子生徒】:今年は卒業式に現れなかったんですよね。
毎年答辞を述べにその時だけは出てくるはずですが……
【制服の男子生徒】:謎の多い人ですからね。
朱音:ミス大に動きを制限されとるような気がするな
土器:【卯月の名前出して言いくるめたらしゃべってくれないかな
 私たちは彼に頼まれて動いていてね とか まさに言いくるめ】
【制服の男子生徒】:(うーん)
【制服の男子生徒】:(PC側としては卯月って高専にいるじいちゃんぐらいしか知らんわけだしな……)
【制服の男子生徒】:(口上がかなり難しいけど、まあそれがやれるなら)
朱音:(まずUDK研のうわさを知ってるかからロールが要るきがするな…w
【制服の男子生徒】:(土器だけは事前のハンドアウトで)
朱音:(お
【制服の男子生徒】:(名前だけ知ってる程度、ぐらいって話をしたはずだから)
土器:【裏の話にも通じてるってのは土器は知ってるていでこれまでしゃべってたけど
 まぁその卯月を言いくるめ持ってない土器しか知らんしな】
【制服の男子生徒】:(まあ本当に名前だけなんじゃないかな……)
土器:【それは 卯月が土器の名前くらい知ってる って意味だった】
【制服の男子生徒】:(じゃあ申し訳ないけど両方に適用させてくれ……)
土器:【うい】
朱音:うちは磯良木朱音や。 まあ…ミス高理事長の知り合いでこの話を調べとる
雫:(とりあえず思いつくアプローチで言いくるめていい?
【制服の男子生徒】:どうぞ
雫:どこまで調べがついてるのか教えてくれないか?
もし素晴らしい情報を掴めているなら出版社のコネを作れるかもしれない。
雫:(記者バッジをチラチラ
土器:【最近バッジ強いな】
雫:クリーンな記者になりたいなら山波、アングラ系なら赤龍あたりかな...
雫:(振っていい?
【制服の男子生徒】:(いいよ。
雫:1D100 言いくるめ Cthulhu : (1D100) → 61
【制服の男子生徒】:ああ、それは確かに魅力的な誘いなんですが……
【制服の男子生徒】:ぼく自身は本当に写真を撮ってきてくれと頼まれただけなんですよ。
雫:そうかー...
【制服の男子生徒】:ただ、細かく調べてみると大体4種類ぐらいの破壊跡がありますね。
朱音:種類…?
【制服の男子生徒】:この巨大な爪痕や足跡は同じ生物のものでしょう。ちょっと常識外の大きさですが……
土器:【できる子だな】
朱音:よくあるよくある
【制服の男子生徒】:柱が長い何かで絞め潰されている形跡もありますね。
【制服の男子生徒】:あとはこの……カギづめのようなものでひっかいた跡と……
【制服の男子生徒】:およそ未知の生物の足跡が残っています。
朱音:長い何かかー
オズマ:つまり2種類の生物がいたって事か?
朱音:4種類じゃないか?
朱音:どれか被っとるのもあるかもしらんが
朱音:(カギづめは人間サイズ大くらいかな?
雫:最低でも2種類 多いと4匹って事だなー
【制服の男子生徒】:そのあたりを調べるのは先生の仕事なので僕には何とも……
土器:【長い爪をもちかぎづめと鞭(しっぽ)を装備した多足の生物がいるってことか】
朱音:先生・・
土器:【うっかりさんや】
【制服の男子生徒】:まあ生物学の先生などに意見を聞くことになりますね。気が重いですけど……
雫:生物学か...
【制服の男子生徒】:こんなところでいいでしょうか。
お姉さん口が上手いので余計なことまで喋ってしまいそうだ。
雫:喋っていいよ?
雫:そこの編集さんが名刺くれるかもしれないし。
土器:【APP18の後光に襲われる若者の図】
雫:黒シャツのアングラ系お兄さん実は編集者だから
【制服の男子生徒】:a,
土器:【漫画家でもある】
【制服の男子生徒】:魅力的ですが、依頼主も急いでいるようなのでまたの機会にお願いします……
雫:そうかー
【制服の男子生徒】:ぼくはミスカトニック高専3年生の堤です。今後ともよろしくお願いします……
【制服の男子生徒】:それでは。
雫:よろしく。またね。
【KP】:学生は去っていった。
【KP】:土器は目星どうぞ
土器:1d100 めぼす Cthulhu : (1D100) → 6
【KP】:
【黒服の男】:いつの間にか野次馬が集っている。
警戒していた土器はその中に、あの謎の男がいるのを見つけたのだ。
土器:やっぱり来ましたか・・・
朱音:うっ
土器:【見失わないように警戒しながらみんなに伝えよう】
朱音:変装しとるし、バレへんバレへん
土器:【人が多い場所でも動くのかスタンスは見れそうだね】
雫:でもリスキーじゃないか?
【黒服の男】:【BGM停止】
オズマ:逆にとっ捕まえるか?

Chapter A-18 野次馬
【黒服の男】:また、野次馬たちがちらほらとこちらに視線を集めていることに気づく。
朱音:うっ?
朱音:バレへんバレへん
雫:私に向かってくるとは思えないし 何人か護衛につけて朱音は逃げた方が...
土器:【操れるのかぁ】
【黒服の男】:そして、壊れたラジオのような不気味なノイズ交じりに、男が声高に叫ぶ。
【黒服の男】:この機を逃してはならん。この災害はあの娘によって呼び寄せられたものなのだ。
朱音:ち、違…
【黒服の男】:かまどホテル。脳研究施設。美桂村。すべての場所にこの娘がいた。こんな偶然があるだろうか。
雫:おいなんかやり玉に上げられてるぞ
朱音:ただの英雄の資質やで!
オズマ:(それを言うなら土器も・・
【黒服の男】:皆の街を守るため、あの娘を捕らえよ。
土器:普段の行いの悪さが出てますねぇ
雫:おいもう逃げようぜ
朱音:おう
【KP】:群衆はぞろぞろとスマホを取り出して一行に向ける。あちこちからシャッターの音が聞こえるだろう。
雫:やめろやめろ!女の子を虐めて楽しいか!
朱音:千秋尚嗣は呪文や能力の対象にならない!
朱音:はよ逃げよ
【黒服の男】:それぞれ5に対するPOW対抗をロールをどうぞ。
雫:1D100 Cthulhu : (1D100) → 27
オズマ:1d100 Cthulhu : (1D100) → 82
土器:1d100 pow Cthulhu : (1D100) → 8
朱音:1D100 POW Cthulhu : (1D100) → 71
朱音:(あぶねー
【黒服の男】:(土器が失敗したら面白かったが……)
朱音:(また操られるのか…
土器:【失敗するべきだとは思ってた】
【黒服の男】:【BGM狂熱】
【黒服の男】:何人かの野次馬の表情が怒りの表情に変わり、散らばった瓦礫をこちらに投げ始める。
【黒服の男】:2d6 Cthulhu : (2D6) → 8[4,4] → 8
【黒服の男】:8d100 Cthulhu : (8D100) → 443[44,88,51,40,53,65,35,67] → 443
朱音:「聞こえてるんだろ?」って脳内で思った事ないやつだけがうちに石を投げろ!
【黒服の男】:3d4 Cthulhu : (3D4) → 6[1,4,1] → 6
【黒服の男】:朱音は二回
【黒服の男】:土器は1回回避をどうぞ
朱音:1D100 回避1 Cthulhu : (1D100) → 33
土器:1d100 回避 Cthulhu : (1D100) → 92
朱音:ぐっ
朱音:1D100 回避2 Cthulhu : (1D100) → 53
【黒服の男】:1d3 朱音1 Cthulhu : (1D3) → 2
【黒服の男】:1d3 朱音2 Cthulhu : (1D3) → 3
【黒服の男】:1d3 土器 Cthulhu : (1D3) → 2
朱音:(ダメージならきつ
土器:【ひどい数の暴力】
【黒服の男】:ダメージです。
【黒服の男】:朱音は幸運も二回どうぞ
朱音:あいたーーー!!
朱音:クソが!
朱音:1D100 幸運1 Cthulhu : (1D100) → 92
オズマ:やめろテメーら!
朱音:1D100 幸運2 Cthulhu : (1D100) → 81
朱音:(えぇ…
【黒服の男】:では鋭い瓦礫片は左腕をかすめ
【黒服の男】:包帯が落ちる。
朱音:あっ
【黒服の男】:見よ、あの異常な右腕を。あの娘は人間ではなく、異界から訪れたもの!
土器:【一般人投擲高いな・・・】
【黒服の男】:(あっ左腕だ!)
【黒服の男】:この国の各地で災厄をばら撒き、こうしていくつもの町村を滅ぼしてきたのだ!
【KP】:さて、アクションをどうぞ。
朱音:…?
朱音:とりあえず逃げるしかないが
雫:(集団に対して言いくるめるか?
土器:【操られてるんだろうし説得やらも意味ないと思う】
雫:(じゃあ逃げの一手か

Chapter A-19 投石
朱音:あの男なんや勘違いしとるのか、ただの詐欺師<ペテン>なのか…
朱音:逃げるで逃げる
土器:【これで素で言葉だけに動かされてるんなら酷すぎる】
土器:ここは逃げましょう
オズマ:(退路はあるのか?
【KP】:まあ普通にあるが
【KP】:DEX7に対抗で負けた人間だけ
【KP】:もう一ターン投擲の的になる。
朱音:(とりあえずみんなでDEX対抗か
雫:(やろうか
朱音:1D100 VSDEX7 Cthulhu : (1D100) → 73
雫:1D100 Cthulhu : (1D100) → 93
朱音:瞬間移動<ダッシュ>!
雫:...
オズマ:1d100 Cthulhu : (1D100) → 38
土器:1d100 dex Cthulhu : (1D100) → 27
朱音:ああ、雫ねーさんがけつまづいて!
オズマ:ちぃ!
朱音:ニコチンは持久力を奪うからな…
【字原 徹夜】:1d100 Cthulhu : (1D100) → 35
【字原 徹夜】:アッ……
朱音:(キミもか…
【KP】:さっきも1d5にしてよかったな
【KP】:じゃあ……
【KP】:出遅れた雫が投擲の的になる。
土器:雫!
【KP】:5d100 Cthulhu : (5D100) → 357[54,80,78,97,48] → 357
【KP】:一回回避どうぞ。
雫:私はいい!先に逃げろ!
雫:1D100 回避 Cthulhu : (1D100) → 24
朱音:(つよい
【KP】:まあ回避高いんだよな……
土器:【一人ファンブルしてるじゃねぇか・・・】
朱音:(素の値でもかわせてるな
【KP】:躓きながらも全員が逃走に成功する。
【KP】:あー……
【KP】:聞き耳もどうぞ。
雫:お前たちの事記事にしてやる!ちくしょーが!
朱音:1D100 聞き耳 Cthulhu : (1D100) → 25
オズマ:1d100 Cthulhu : (1D100) → 94
土器:1d100 ききみみ Cthulhu : (1D100) → 91
雫:1D100 Cthulhu : (1D100) → 17
土器:【ファンブルした瓦礫演説してたやつに当たって 小僧! ってなれば良いのに・・・】
【KP】:群衆は尚も追いかけてこようとする中、例の男はのたのたと歩いている。
朱音:動きは遅いみたいやな・・
【KP】:その中で男が放った言葉を聞き取ることに成功した。
朱音:あの中身…いつか暴いたるで
【黒服の男】:もっと苦しむがいい。磯良木朱音とその仲間たちよ……
土器:【こっちもターゲットじゃねぇか】
【KP】:【BGM停止】
朱音:な、何が目的なんやキサマ!
オズマ:私怨か?
【KP】:被災地から脱出しました。
朱音:なんか思い出すな
雫:一体何したらあそこまで恨まれるんだ...
朱音:そう、それは…
【字原 徹夜】:車は……無事だったか……
土器:ほんと何したんですか朱音さん
【字原 徹夜】:土堀
朱音:壺が重かった・・
朱音:エアガンが地味に痛かった…
朱音:前回の土器まんまやで
【字原 徹夜】:あれは酷かったな……
朱音:本当にな…
土器:つらい事件でしたね
朱音:お前やで
土器:あんなもの こっちも被害者ですよ
【字原 徹夜】:う、うむ
雫:そうだろうか...

Chapter A-20 遺失物
朱音:あの時土器を操ったのがバックにおるのかもしれん…
朱音:土器という深淵に接触し… 磯良木朱音に苦痛を与える事に目覚めてしまった神格が・・
土器:とりあえずこの場を離れましょう
オズマ:あいつ、ただ任務のためだけに動いてる訳でもないかもな
朱音:(車は無事か?
【字原 徹夜】:車を出そうか。どこに向かう?
朱音:どうすっか‥
オズマ:個人的に恨んでるんじゃないか? 特に朱音と土器に。
【KP】:(車は大丈夫)
雫:うーん...
朱音:とりあえず誰か手当よろ
土器:操られるのでは出版社も危ないですかね・・・
雫:まぁ素人仕事だが一応
オズマ:2人に何かされたとか、身内を殺されたとか・・
雫:1D100 手当>朱音 Cthulhu : (1D100) → 41
朱音:土器は私からの個人的怨恨があるで
【KP】:【BGM:探索】
オズマ:1d100 手当 Cthulhu : (1D100) → 41
朱音:あのコートの下が長い柱マキマキだったり、カギづめマンだったりって事はないか?
雫:ダメだ 土器見てあげなよ今なら合法的に体触れるよ
土器:朱音さん あなたさっき自分で操られたって言ってましたよね
 わかってていじっていいのはあと1週間程度ですよ
朱音:ヒッ!
朱音:ビクビク
雫:まぁまぁ
オズマ:お前だってしつこく弄るじゃねえか
【字原 徹夜】:俺もまあ理屈ではわかっているんだけど……
オズマ:くそ、マスクの意味なかったな。
朱音:条件反射というか・・
【字原 徹夜】:あの時の気持ちはそう簡単に忘れられるものじゃないからな……
朱音:トラウマみたいな
雫:ホント言うと楽しかったんだろ?大丈夫私は見てみぬふりするから...
土器:まぁあんな得体のしれないことができるやつらです 簡単な変装くらいなら見破ってくるのでしょう
朱音:蒼のメモがあるいうてたな
朱音:警察かなんかにあるなら回収できんやろか
【KP】:まあ遺失物は通常警察に届けられるな。
朱音:渡してもらえるかは微妙なとこやが・・
雫:姉です遺失物を回収させてください って言えば真っ当に貰えるんじゃないか?
土器:警察もあんなことになれば・・・今度は瓦礫じゃなくて銃弾が飛んできますね・・・
朱音:いうても事件が事件やしな
【KP】:(応急手当30分に一人一回分できるから、まだ朱音と土器は残ってるけど……)
【KP】:(ちなみに弄ってない傷は朱音2 土器1)
土器:【やった方がいい? RP的に】
オズマ:(オズマも・・
朱音:1D100 OQ手当 土器 Cthulhu : (1D100) → 45
【KP】:RP的には溝のあるままでも面白い
土器:【そこはやるのか】
朱音:土器は…もう手遅れやな
土器:1d100 OQ Cthulhu : (1D100) → 57
朱音:治せないな…
土器:あなたも似たようなものですね
土器:力足らずですみません・・・
朱音:投石はストリートでは有効な攻撃手段やからな
【字原 徹夜】:雫さんとオズマさんの心労ご察しするなぁ
雫:しかしあんな酷い私刑なかなか見れないぞ
朱音:じゃあ次は警察署でええかな
朱音:変装意味なかったしそろそろ取るか・・
土器:私は外であの男がまた来ないか警戒しておきましょう 状況無視で出てきたら即逃げと言うことで
【字原 徹夜】:警察ってあんま行きたくないなぁ。仕事もひとまず終わったし一度帰ってもいいか?
【字原 徹夜】:大変なことになってるのは察するが……
オズマ:やましい事してるやつはそうだろうな
雫:まぁ車二台あるし
朱音:字原んは警察が弱点なのか・・
雫:私も出版社に出向いてさっきの事記事にしてやりたい程度にははらわたが煮えくり返ってるが...
土器:まぁ一緒にいても危なそうですし そっちはそっちで色々調べておいてくださいね
【KP】:(重要でないNPCをいつまでも同行させると難易度がヌルくなってしまうからな……)
【KP】:(KPがめんどくさいし……)
朱音:(NPCの心情的には冒険したそうだが・・
土器:【流れ弾に当たってうっじーが死ぬおそれあるしな】
朱音:じゃあとりあえず警察が苦手じゃないメンツで警察いこか
【KP】:(ダイスで死ぬ分には別にいいけど……w)
朱音:ほなまた
【字原 徹夜】:ああ。気をつけて。
オズマ:いこうか
雫:石投げられないように気を付けて帰るんだぞ
朱音:赤龍出版は普通に石投げられそうだしな・・
オズマ:銃投げられる方がマシかもな
土器:慣れっこですね
【字原 徹夜】:クソカストリ雑誌出してるだけなんだけどなぁ……

Chapter A-21 警察
【KP】:では
土器:【移動中に電話して本の内容どんな感じか今の所で簡単に聞いてみる?】
雫:(3時間かかるって言ってなかったっけ?
【KP】:読めたとこまでってことなら。
【KP】:2/3やな
土器:【途中経過でも何かヒント無いかなと】
朱音:(まあ聴き得ではあるか
雫:(でもベクター氏の本は最後の一行でひっくり返るぞ
土器:【という夢を見たのさ】
朱音:(ならまあ警察行ってからでいいか
土器:【そういうことならまぁ 警察行こうか】
朱音:(関係ないけどトモちゃん、結果聴く時めっちゃ早口で喋りそうなイメージある
【KP】:じゃあ
【KP】:警察署に移動する。
【KP】:氏名と妹の遺失物の件を告げれば簡単な手続きのあと、すぐに手帳が返ってくるだろう。
朱音:あと包帯またまいとこ
雫:外で待ってるよ 警察嫌いだし
朱音:ここにも警察耐性△が・・
オズマ:じゃあ朱音と俺でいくか
土器:外は二人で見てます オズマは中の警戒をお願いしますね
朱音:よし
朱音:たのもー
【KP】:お役所仕事で1時間も待たされてしまったが、無事に手帳は返却された。
朱音:(じゃあまた赤龍かな
朱音:(電話で聴く程度でもいいけど・・
オズマ:アメリカンポリスよりはマシだったな
朱音:アメリカンポリスはもっと時間かかるのか・・
オズマ:チップを渡せば早いぜ
雫:行き先が得られるかもしれない まずは電話でよくないか?
土器:最悪お金を要求されるイメージありますね
朱音:アメリカンポリスやべえな
土器:では雫 電話お願いします
雫:(TEL
【九頭竜灯子】:どうもー
【九頭竜灯子】:あ、雫っち。読み終わったよー。
雫:おーどーだった?
雫:こっちは田舎もんだからって石を投げられたよ
【九頭竜灯子】:やっぱいつも通りの破滅的ラストだったよ。
雫:いつもの作風かー
朱音:どういうラストだったんやろ
【九頭竜灯子】:主人公の姉妹は人間の姿をしているけど、実は別世界からやってきた魔物の片割れなのね。
【九頭竜灯子】:成長するとともにその姿を隠しておくことのできなくなった双子は、
大いなる災害、「無名の霧」を現世に呼び寄せることになっちゃって……
雫:(土器に130円渡す 缶コーヒー買って来いの意
【九頭竜灯子】:人間たちが双子に恐慌し、ついにはその姉を殺しちゃうんだ。
土器:【受け取る 買ってきますよの意】
朱音:ううっ
【九頭竜灯子】:激怒した妹がその場所に現れて、全身を怪物に変えて災厄を呼び寄せるのね。
【九頭竜灯子】:無名の霧は一切を飲み込んで破壊し、後には何も残らなかった。っていうオチ。
朱音:うちが死んだらアカンのやな
雫:なるほどなるほど
朱音:ちゅうことはなんやあのコート男は
朱音:世界を滅ぼすマンか
土器:【雫にコーヒー オズマと朱音にお茶を渡して再警戒】
朱音:ミス大も一枚岩ではないのかもしれんな
朱音:ミス大はうちと蒼をセットで確保したがっとるが
【九頭竜灯子】:これまでの作品と比べると今一つだけど、プレミアつくかもだし大事に保管しとくね!
朱音:コート男は最悪なきものにしようとしてきてる気がするで
オズマ:どのみち確保した後殺すつもりだろうな
雫:そーしておいてくれ
【KP】:ではここまでで……
朱音:ミス大も蒼の暴走までは計算に入っとらんのやろか‥
雫:(しかし行き先のヒントは得られなかったな...
【KP】:16:00にしよう。
雫:(手帳に何か書いてない?
土器:無名の霧ですか・・・
朱音:あ、そうそう手帳確認しよう
【KP】:そして、朱音は左腕の脈動を感じる。
朱音:ぐわっ…クソっ…また暴れだしやがったっ…
【KP】:心なしか皮膚の変化は進んでおり、しかし左腕に強い力が宿りつつあることを感じる。
【KP】:STRとCONni
【KP】:STRとCONに1の修正と
【KP】:HP1点のお薬だしときますね
朱音:(やったぜ
雫:(やったのか...?w
土器:【おそらくやってない】
土器:【やっちゃったぜ感】
朱音:(まあいくとこまでいかない限りはただのボーナスでしかない

Chapter A-22 ダークブラッド
雫:あぁそーだもこー
【九頭竜灯子】:ん?
朱音:ちょっと…スーパーイソラギ人に近づいてしまったみたいやな
雫:物語の中で何日間の出来事だったかわかる?
オズマ:イソフラボンみたいだな
【九頭竜灯子】:う〜ん……ちょっと詳細には……
雫:時間はそんなに描写されなかったのかな
【九頭竜灯子】:お姉ちゃんは怪物になりつつあるんだけど、その途中で死んじゃったからなぁ。
【九頭竜灯子】:でもそんなに長い話じゃないと思うよ。
繁華街に無名の霧が現れて、その翌日から翌々日にかかるぐらいの話だから。
雫:なるほどなるほど
朱音:殺される時の描写は詳しくかかれてないんかな
【九頭竜灯子】:瓦礫を投げられたり……
【九頭竜灯子】:最後には魔女狩りみたいに磔にされたっぽい。
朱音:怖い・・
雫:そうかー
朱音:磔ってあれ、何もされんだけでもかなりきついらしいな
雫:怪物化を阻止するような描写はなかった?
オズマ:(せやな・・・!
【KP】:リョナラー知識こわ……
【KP】:(SM知識こわ……)
【九頭竜灯子】:双子の保護者みたいな人がいて、その人が怪物化を抑えてたんだけど
朱音:む…
【九頭竜灯子】:その人の留守の間に暴徒が現れた、みたいな感じだよ。
雫:なるほどなるほど
朱音:留守かあ
雫:どんな手段で怪物化を抑えてたんだろうか
雫:(あ?これもしかして理事長?
【九頭竜灯子】:ぽやっと魔法とだけ書かれてる。
朱音:(せやろな
オズマ:(もしかして俺の事・・・!
朱音:(草
土器:【みんなの前で朱音に麻酔弾を打って死んだように見せる→蒼登場→釣られたな! をやりたいな】
雫:(他に聞きたいこと―
朱音:(蒼登場→釣られt暴走 ってなりそう
【KP】:(くさ)
土器:【そこは姉妹の愛で】
朱音:(手帳は何か書いてないの?
【KP】:手帳は……
【KP】:手帳はスケジュールを兼ねたものだ。とはいえ、記述はかなり前から止まっている。
【KP】:ちょうどあのかまどホテルに泊まった数日前からである。
あの旅行は蒼が厳密に計画したものであり、
オカルトに詳しいという友人を何人か連れだって変な時期に旅行している。
【KP】:アドレス帳には、その時旅行に同行した友達の連絡先などが記してあった。
【KP】:また……
朱音:あの時からか・・
【KP】:フリースペースに奇妙な記述を見つけるだろう。
朱音:あの時から快復したと思っとったが
朱音:何かに触れていたんか…?
【KP】:「無名の霧の誘導」という呪文と儀式を記したものだということだけは表題からわかる。
間違いなく蒼の字で書かれたそれは、理解不能の記号を交えて乱雑に書かれている。
解読が難しいというより、文書の体をなしていないように思える。
朱音:誘導…?なんでそんなん
【KP】:これぐらいですね。
土器:【その呪文と儀式についてはほんにはないのかな】
朱音:やはり蒼を探さんとアカン気がするな
朱音:(同行した友達は何人くらい?
雫:一度赤龍出版に行ってベクター本回収して 土器かオズマがしっかり読んだ方がいいかもなー
【KP】:(まあ特に設定していないのだけど二人くらいだろう。どちらでも情報は同じである)
朱音:(一応当たってみる?
オズマ:(そうだな
朱音:じゃあこの旅行にいった友達に連絡をとってみよう
【KP】:仲良く入院していた友達なので朱音のことは知っとるなー
【KP】:電話はすぐにつながる。どうぞ。
朱音:もしもしー
【KP】:「あ、はい」
【KP】:「お久しぶりです……」
朱音:どうも、妹が世話んなっとるな
朱音:その蒼が昨日から行方不明になってしまってな
朱音:あんたん所になんか連絡とかきてないか?
【KP】:「えっ……じゃあ、こっちでも友達の間であたってみます」
【KP】:「うーん、しばらくは蒼ちゃんとも会ってないし……」
朱音:あと…例の旅行のときから快復したと思ってたんやが
朱音:あれがなんか尾を引っ張ってる気がするんや
【KP】:「あのホテルのあとからちょっと会いづらくて」
朱音:まあ、そうやろな…突っ込んだこと聞いて悪いが
【KP】:「いや……今思えば、あの時から蒼ちゃんちょっと、おかしかったように思います」
朱音:なんか気になる事とかあらへんかあの出来事んとき
朱音:!どんな感じで?
【KP】:「かまどホテル」を宿泊先に決めたのは蒼ちゃんでした。
立地も悪いし私たちは拒否してたけど、蒼ちゃんの強い希望で。
【KP】:あの日ウィジャ盤を用いた儀式の中で、カーペットが燃え出すとともに変な模様が表れて……
【KP】:その時蒼ちゃんは今までに見たことのない表情をしてた。
笑ってるような、泣き出しそうなような。なんだか凄く印象的でした。
【KP】:それからのことはよく覚えてません……」
朱音:そうか‥
朱音:すまんかったな嫌なこと思い出させて
朱音:蒼の所在がわかったら連絡たのむわ
朱音:こっちも何かわかったら連絡するで
【KP】:「他の友達もなにか思い出したことがあったら連絡します」
【KP】:「はい……」
朱音:ほなまた
【KP】:チン
朱音:(電話が古い・・

Chapter A-23 友達
朱音:(ウィジャ盤で誘導してきたやつって結局何だったかわかったんだっけ
【KP】:まあ、あれはホテルで焼かれた被害者たち
朱音:(うーん
【KP】:球霊の印を完成させるのにホテルオーナー覗いてもう一人犠牲者が必要だったので
【KP】:オーナー連れてお前らも来いよ!って言ってただけ。
朱音:ドリームウェブのでかいのが権限しとるっぽいのもようわからんな
朱音:南原くんに話を聞いてみるか?
土器:当たれるところは全部当たりましょう
【KP】:術者でありふりかけにされた竹城とショウヘイ以外は9人全部モブやな。>被害者たち
朱音:(ふりかけ忘れてたからむせた
【KP】:まあ南原医師も簡単に電話には出るな。
朱音:もしもしー



【南原】:あ、君か。
朱音:(細胞の力で…!?
オズマ:(ヅラわろた
雫:(髪が!
朱音:村んときはどうも
朱音:今回はな…妹が行方不明になってしまってな・・
【南原】:えぇ……
朱音:その過程でどうも、あのドリームウェブの奥にいた化物が姿を見せてるっぽいんや
朱音:もう扉は永久に封印した筈なんやが
朱音:その後なんか変化とかないか?
【南原】:いやしかし……私ももう二度とドリームウェブの装置には関わっていないし
【南原】:国内にはもはや存在しないはずだ。おそらくだが海外でも……
【南原】:正直もう関わりたくもないしな
朱音:そうかー
【南原】:あ、それと……
朱音:ん?
【南原】:君たちツイッターで凄いことになってるぞ。
朱音:朱音ちん炎上!
【南原】:災害現場で写された写真と共に、なぜか犯人として炎上してる。
朱音:なんでや!
朱音:阪神関係ないやろ!
【南原】:どう考えてもソース不足だと思うが、ネットユーザはバカだからね。
雫:確かに阪神は関係ないな...
【南原】:あの左腕大丈夫かい?悪くなったらウチにくるといい。
土器:【ただのいい人】
朱音:症状進行中やで
朱音:(調べてもらうとなんかわかるんかな‥?
雫:いっそ診てもらうのも手では?
朱音:(つっても山口だっけ
朱音:(時間消費激し杉内
【南原】:(新しい診療所は近くよ。)
オズマ:ほんとだ。 ハハッ土器写真映り悪ぃなw
朱音:(そうなのか
朱音:ならちょっと診てもらうか
朱音:この後向かうからよろしゅー
土器:この場合はあまり良くても問題かと
【南原】:わかった。待ってるよ。
【KP】:まあ移動は他県とかでなければ基本的に30分刻みで。
雫:じゃあ診療所行こうかー
朱音:こんちゃー
土器:【他県に逃げるという手もあるのか】
【KP】:南原の診療所である。
オズマ:(逃げるだけじゃ解決しない・・
【南原】:やあ、どうも。
朱音:!?
朱音:南原さんの兄弟の方ですか・・?



【宮間 春花】:久しぶり!
オズマ:おい、髪がバグってるぞ
【宮間 春花】:ああ、これは万能細胞を……
朱音:あっ教授!ひさしぶり!
朱音:万能細胞ぱねー
【南原】:君たち!ケガしているじゃあないか!!!
雫:はるかっか元気にしてたー?
【南原】:治療をしよう!
朱音:頼むで!
オズマ:話を逸らそうとしてるな・・
【宮間 春花】:おかげさまで。
【南原】:全員3時間で2d3分のプロの治療ができるが……
【南原】:応急処置なら1時間で済ませよう。
朱音:(かなり体力減ってるし1D3程度はしてもらってええんちゃう
雫:3時間あればベクター本読めるな...
オズマ:(方針が決まらないなら3時間いてもいい気がするなあ
土器:【取りに行ってないけどね】
土器:【ヒーラー居ないし回復できるだけしといたほうが良いと思う】
雫:(バイク便で届けてもらえばいい
オズマ:(チャリ便で
朱音:(近くなら1時間程度で届きそうではあるな
雫:(界隈では有名なSUGURU便で...

Chapter A-24 診療所
朱音:(つってもベクター本、さっきの情報以外にはそんななさそうな
雫:見る目が違えば着眼点も違ってくるだろう... という個人的な意見
朱音:(ちなバイク便だと到着時間どう?
雫:(というかtxtがベターって貼られなかったメタ読み
土器:まぁ今は少しでも情報が欲しいところです やれることはやっておきましょう
【KP】:バイク便か……まあ、30分で着くんじゃない?
朱音:(なら全力回復いくかー
雫:じゃあメール送るよ
【KP】:ベクター本を送ってもらう旨でメールを送信した。
【KP】:治療中に届くだろう。
朱音:全力で手当を頼む!
【KP】:全員フル治療?
雫:フル治療で。
土器:【一番いい治療を頼む】
オズマ:よろ
朱音:(治療受けつつ解読は無理ナノデ?
【KP】:(むりそう)
朱音:(なら解読する人だけ1時間の応急手当にするのがいいか?
土器:【土器は1時間治療 残り2時間読みでいいんじゃね?】
朱音:(そうしよう
【KP】:じゃあ1時間の人は1d3
【KP】:3時間の人は2d3でどうぞ
雫:見せてもらいましょうか万能細胞とやらの力を
雫:2D3 Cthulhu : (2D3) → 3[2,1] → 3
朱音:やってみろ…小僧‥!
オズマ:2d3 Cthulhu : (2D3) → 2[1,1] → 2
朱音:2D3 Cthulhu : (2D3) → 6[3,3] → 6
朱音:(やったぜ
土器:1d3 Cthulhu : (1D3) → 3
オズマ:ほんとに万能細胞なのか?
朱音:(JBはさすが格が違うな
【宮間 春花】:朱音ちゃんはわたしが担当するからね!
オズマ:ただのウィッグだろ!
朱音:おおきに
朱音:この左腕壊死ネキ現象は万能細胞で万能できんやろか・・
【宮間 春花】:それについてだけど……
【宮間 春花】:それ、まるで像皮症みたいね。完全に症状が同じわけではないけど……
朱音:(本当に壊死ネキ
朱音:象皮症かあー
【宮間 春花】:あの万能細胞だけど、学会の反響とは裏腹に
やはりまだ日本国内での治療技術としては認可されていないの。
朱音:ブラックジャックで読んだことあるで
朱音:ドラキュラーッ
【宮間 春花】:残念だけど、あの細胞の詳細について真実を語るわけにもいかないものね。
朱音:まあ、そうやな
【宮間 春花】:だからまあ、適用するなら個人的にってことになるけど……
雫:それでも構うまい
【宮間 春花】:朱音ちゃんと皆なら私が個人的にやってあげる。
朱音:頼むで!
【宮間 春花】:もしその皮膚異常を綺麗に治療して、
もとのかわいい朱音ちゃんに戻すならた最低でも2か月ぐらいはかかってしまうと思うけど……
朱音:かわいいなんてそんな…!事実ですが…
【宮間 春花】:へへへ。
土器:[]
朱音:2ヶ月ではちょっとまにあわんな・・
土器:【なんだこいつら・・・】
雫:変態にイジメられる程度には可愛いからなぁ...
【KP】:土器は英語どうぞ
朱音:ただ治す事自体は不可能ではないんやな
土器:1d100 えいご Cthulhu : (1D100) → 27
朱音:ならミス大の連中を退けて
朱音:蒼もここに呼んで治療すれば
朱音:解決やな!
【宮間 春花】:まずその異常な細胞を綺麗に取り除くことが難関ではあるけど……
朱音:そう…
【宮間 春花】:私も頑張って調べてみるわ。
朱音:おおきに
【KP】:土器は……まあ2時間だけど
【KP】:大筋を知っているうえで読んだならそれでもまあ足りるだろう。
【KP】:その双子はまるで人間の姿をしているが、異界からやってきた魔物の片割れなのだ。
幼いころは彼女らの保護者である魔術師がその変化を抑えていたが、
成長するとともにその姿を隠しておくことができなくなる。
じきに双子は、大いなる災害「無名の霧」を現世に呼び寄せることになるのだ。
人間たちはその双子に恐慌し、ついにはその姉を殺してしまった。
妹は激怒し、全身を怪物に変えて災厄を呼び寄せる。
無名の霧は一切を飲み込んで破壊し、後には何も残らなかった。
土器:【小説の登場人物に他のPCみたいなのはいないの?】
【KP】:まあ、あんまり情報としては代わりはないかな……
雫:そうだな...
【KP】:口語的に変換してたからベタ打ちしてただけで

Chapter A-25 妙案
【KP】:そんなこんなで19:30である
雫:えーと朱音が全裸で磔にされて見世物になるんだっけ?
雫:ルーモスだな!
朱音:嫌や!
【KP】:重いツボを持たされたエアガンで狙撃される
オズマ:(一部に需要ありそう
朱音:エアガンが壺を持つのか‥
【KP】:他の登場人物についてはさほど詳しく書かれてないな
オズマ:その本によると、リミットは明日いっぱいって事か?
朱音:死亡がリミットなんやろうが
朱音:なんやどんどん当たりは強くなってくる気がするな
雫:しかし次の手が打てないな
雫:誰か冴えた一手ないか?
オズマ:では天才の俺が・・・
【KP】:ほう……
オズマ:朱音を捕らえて高専に行く。
【KP】:ほう……
雫:なるほどなるほど
朱音:つまり…?
オズマ:悪いな、日本のためだ。
朱音:えっえっ
土器:理事長の居場所がなんとかわからないものですかね・・・
オズマ:ガシッ
朱音:やめろー!
朱音:死にたくなーい!
雫:大丈夫だよ裸で磔にされた後敵側を釣れるだけ釣って助けてもらえるから
オズマ:大丈夫だ・・・俺が絶対に守る・・・
雫:オズマならやってくれる!
オズマ:俺は、人を守りたくて、ボディーガードになったんだ
オズマ:でも、愛する人すら守れなかった・・・・
オズマ:だから、お前らだけは、守らせてくれ・・・
【KP】:(まあ勝手に自滅してたしな……)
土器:【他のやつら殺せないとか言ってたしな】
雫:(二丁拳銃ニキもあいつに殺されたようなもんだ
オズマ:そうすれば、アイツも天国で笑ってくれるだろう・・・
朱音:お、おう
土器:【地獄行ってるんだろうなぁ・・・】
【KP】:フランが行かなきゃ誰がいく
オズマ:という訳で、プランBだ
朱音:プランBとは…!?
【KP】:つまり……?
オズマ:朱音と俺でコンタクトを取り、雫さんと土器で背後を探る。
雫:しかし私は荒事向きじゃないから主に危険は土器が被る
朱音:理事長のおばはんとコンタクトが取れればまあ、心強いな
朱音:うちのスーパー化を防いでたのもあの人のようやし‥
オズマ:理事長室で電話に出たやつが大学から派遣された奴だろう
雫:その策にオズマが自信あるなら乗ってもいいと思うが
オズマ:勘だが、敵はそんなに数はいない、と思う。
オズマ:でなけりゃ、群衆を味方にはしまい
朱音:どうかな…コート男だけは別派閥かもしれんで
朱音:おばはんが高専おるならリスクを冒してでも行く価値はありそうやが・・
雫:怖いだろうな朱音...
オズマ:しかし本には留守って書いてあるんだろ? 海外出張でもしてるんじゃないか?
土器:一番危険があるのは朱音さんです
 朱音さんが良いというのであれば私は全力でバックアップをしようとは思いますが・・・
【KP】:【BGM:気分でBGM変更】
土器:背後を探ると言われても・・・何を探ればいいのか
雫:そうなんだよな
土器:そういう意味で高専へアプローチして無理矢理状況を動かすというのも手ではあるとは思います
朱音:現時点で有効と思われる手段は
土器:危険度が高すぎるとも思いますが
雫:結局相手の出方をつつく程度の事しかできないからな
朱音:@理事長とコンタクト A蒼とコンタクト の2つくらいだと思うけど・・
朱音:どっちもそれ自体が困難なのがなあ
オズマ:俺は目の前の脅威を叩きたいね
雫:よし朱音、ここは私に免じて一つオズマを信じてやってくれないか
オズマ:コート男と理事長室にいる奴。
朱音:コート男はたしかに排除できると楽なりそうやな・・
雫:そのかわり夕飯は何でも食べたいものを振る舞おう
朱音:まあ…即大勢に囲まれるってわけではなさそうやし・・
朱音:行ってみるか高専
朱音:じゃあエビフライで
土器:先生 睡眠薬やら痺れ薬やら自白剤やら そこら辺のモノ貰ったりできませんかね
オズマ:自白剤は都市伝説だぞ
土器:状況が状況なのでできる準備はしときたいんです
雫:あぁ、エビフライな... 最後になるかもしれないもんな(ぼそっ
朱音:やめーや!
【宮間 春花】:うーん……
土器:今起きてること自体が都市伝説みたいなものですから 自白剤だってあるかもしれませんよ
【宮間 春花】:さすがにそれは……
雫:(でも自白剤って現代医学で根拠あるもんなのか?ファンタジーだとよく聞くけど
朱音:(単に酒で自制心なくなる程度のもんやろ
【宮間 春花】:(意思朦朧とさせるくらいのものなんじゃない?
土器:【ここがファンタジーではないといつから誤解していた・・・ごごごごご】
朱音:(媚薬と同程度

Chapter A-26 最後の晩餐
雫:朱音の命がかかってるんだ!鎮静剤くらい横流ししてくれ!
【宮間 春花】:ファンタジーも基本的にルルブという線引きがあるからな……
雫:(注射する鎮静剤はマジで一瞬で意識なくなるが
朱音:(そうなのか‥
雫:(マジ。
土器:【相手が男じゃない場合情報欲しいから拘束の手段を増やしておきたいなぁと】
【宮間 春花】:鎮痛剤くらいなら……
雫:あぁ、鎮痛剤ね。それなら保険適用だね...
朱音:(相手(の性別が)男じゃない場合 って読んでどういう事かと思ってしまい
朱音:(土器はやっぱりリョナラーだったんやなって
【宮間 春花】:(そのために媚薬を……)
土器:【後で便所裏な】
朱音:(なぜ便所に限定するんだ・・
朱音:(じゃあ方針はクスリ貰って高専GO?
【宮間 春花】:朱音ちゃんのためにも用法を間違えると死に至るものは渡せない。
【宮間 春花】:ごめんね。
土器:【一番危なそうな朱音とオズマは何か準備しときたいことないの・】
オズマ:(他に案がなければ
朱音:しゃあないで
土器:無理を言ってすみません
雫:あぁ、洋食屋行ったら高専行こう
雫:いっぱい食べるんだぞ...
【南原】:高専に行くのか?
朱音:その死にゆく小動物を優しく見守るみたいな眼やめて
朱音:ん、どうしたナンチャン
【南原】:そろそろ締め切られると思うぞ。多分8時半くらいかな。
朱音:マモーならおらんぞ
朱音:笹食ってる場合じゃねえ!
雫:オズマが引き渡しの時刻を指定すれば釣れるんじゃないのか?
オズマ:じゃハンバーガーにしよう
オズマ:いや、唐突に行きたい。 準備されてもかなわん。
朱音:ドライブスルーならまあ・・
朱音:エビカツバーガーで。
雫:あぁ... 2個でも3個でもいいぞ...
朱音:やめーや!
【KP】:じゃあマクドなら道すがら寄れるだろうから
オズマ:なぁに、また食える。
【KP】:移動もコミで30分でいいか
オズマ:この事件が終わったら、あいつの墓参りにでも行くかな。
オズマ:まだ行ってないんだ。
土器:【土器と雫は後ろで待機して好きついて中を探ればいいの?】
オズマ:(そんな感じ
朱音:お前がそこまで黄昏れるなんて…さぞかし素敵な女性やったんやろうな‥
雫:朱音の携帯を繋げっぱなしにしておこう
【KP】:まあアプローチを聞くか。
オズマ:あぁ、女神のような人だった・・・



【KP】:マップおいといたので……
雫:通しの合図でも考えとくか?
土器:【山田商店は必要か・・・】
オズマ:(必須やろ
朱音:(ヤマショウわろ
雫:(あぁ土器は知らないのか?w
土器:【一応知ってる】
土器:【オズマ達が正面から行って土器たちが上から行く感じかな?】
朱音:囚われの朱音ちゃんになるか・・
オズマ:(それでいこう
【KP】:まず土器のいる裏門の方なのだが
【KP】:オズマが面識のない外国人のSPが複数名立っていることがわかるだろう。
オズマ:ん・・・なんだあいつら
【KP】:正門の方は博物館の入り口と並び、守衛室がある。
オズマ:(あぁ、裏門か
【KP】:こちらは守衛室の中に老人が一人で備えているだけだ。
朱音:(UDKでは…!?
朱音:(キャラシートのような狂気に塗れた表情で一人…!
【KP】:髪がフサフサしている
オズマ:(別人ですね
朱音:(万能細胞で‥!
土器:【裏門からは入れそうにないなぁ】
オズマ:(フェンスをこえる?
土器:【になるかなぁ】
朱音:(ヤマショウいってみる?
雫:あれを強行突破は考えたくないな...
オズマ:(いってみるか・・・!
【KP】:ヤマショウでは食品や日常雑貨が買える。
朱音:2Fがあるな・・
【KP】:まあそれだけなんだけど……
オズマ:なんだこの階段は
【KP】:二階は締め切られている。
オズマ:ガチャガチャ
【KP】:無理に開けたら高専七不思議のひとつと出会ってしまうだろう……
オズマ:じゃあ開けてみるか!
朱音:(SAN減少不可避
【KP】:1d10/1d100のLNCを獲得してしまうぞ
【KP】:まあぶっちゃけるとなんもない。
雫:(てことは居るのか...w
朱音:とりあえず私達2人が正面からいくしかないか‥?
【KP】:(そんなに食いつくとは思わなくて……w)

Chapter A-27 演技
土器:【むしろオズマ達が上に行って騒いで雫に
 あっちに変質者が って言いくるめで守衛をつってもらってこっちが正面から行くか】
朱音:そのうち表にも何か隙ができるかもしれん
オズマ:(SP何人いるんだ?
【KP】:裏門に3人
【KP】:裏門と正門以外の情報は今のところクローズドである。
【KP】:マップどの全容はオズマがいるから知っててええけど。
【KP】:朱音土器は虚像の悪夢で来てるしな。
朱音:(当初の予定から裏門ルートだけ削除して進むしかないかな
朱音:(あるいは助手として正門から皆行くか
雫:(正門で待機して 連れて行かれた後を二人つけて行く感じで
オズマ:(もしくは先に入る
土器:【かね とりあえず反応を見る感じかね】
オズマ:(学内で味方を見つけられれば心強いんだが
朱音:セヤナー
土器:【最悪正面駄目なら横のフェンス乗り越えるし とりあえず二人に行ってもらって反応見ようか】
【KP】:えーと、どうする?
朱音:じゃあまあ…行くか
【KP】:朱音とオズマが正門に差し掛かるなら守衛に止められるな。
オズマ:よし
朱音:1D100 演技 囚われの朱音ちん Cthulhu : (1D100) → 44
朱音:くそ!離せー!
オズマ:もう逃げられんぞ
朱音:嫌だー!死にたくなーい!
【KP】:守衛の老人が瞼をこする。
【KP】:「どうしました?」
オズマ:オズマだ。 例の娘を連れてきた。
オズマ:話は通ってるよな?
【KP】:「んん……?」
オズマ:なんだ、知らねえのか。
【KP】:「ああ、あの大学の方の人達に伝えればいいのかな?」
オズマ:いや、俺が直接行く。
【KP】:「今は裏門の方に来ているはずだけど……」
朱音:バタバタ
オズマ:裏門か。 オーケー。
【KP】:(来ている→いる)
【KP】:「まあ、そろそろ締め切るだろうから早めにしなさいね」
オズマ:なに、すぐ終わる。
【KP】:「構内に残る場合は届け出を出してからにするように」
朱音:クソガー
オズマ:仕事熱心だな。
土器:【すきつくのは駄目そうかな】
【KP】:(どんなふうに?)
オズマ:どこに届け出すりゃいいんだ?
雫:とりあえず裏門に回ろう
土器:すたたた・・・
【KP】:「まあ、理由などを書いた届出書と身分証を提出してもらうだけだ。」
【KP】:「わしでいいよ」
朱音:ウチナーー
朱音:エビフライ
オズマ:(ちょっとわろた
【KP】:で、どうしよう
オズマ:(このまま先に進もう
【KP】:(構内に?)
朱音:(理事長室は本棟かな
オズマ:うん
朱音:(そこを目指そう
【KP】:理事長室は別棟やね。
朱音:(別棟か
【KP】:裏門の駐車場の方か
【KP】:本棟経由か、テラスから入れる
朱音:テラスから入るか
オズマ:(本棟に入ってそこから連絡路を通って別棟に
【KP】:ただまあ、本棟の入り口、テラスともに
【KP】:SPがやはり構えているんだけど。
朱音:うっ‥
オズマ:(む・・・
朱音:ここからが正念場やな
土器:【まだまだいたね】
雫:(どうするこっちサイド打つ手がないぞ
土器:【むしろこっちで騒いでSP釣る?】
オズマ:(撒き餌がいるな
朱音:(正面の守衛の様子からすると構内へは少なくとも皆で入れそうな気がする
土器:【さっきの感じだと言いくるめ使えば大学関係者ってことでいれてもらえそうだけど】
オズマ:(学生でも通じそう
朱音:(言いくるめ使うまでもなくない?
【KP】:言いくるめの内容にもよるが普通は正当な理由がいるな
朱音:(オズマの話通ってないのに素通りやし・・
朱音:(オズマの同行者ってレベルでいいのでは・・?
【KP】:オズマはSPとして勤務していたし守衛に認識もされているだろう。

Chapter A-28 閉校
【KP】:あとまあ……
朱音:(オズマの同行者で言いくるめしよ
【KP】:ハンドアウトだから忘れているかもしれないが
【KP】:土器は面接の予定があるので
【KP】:明日になれば構内には入れるはずではある……
朱音:(明日にする…?
土器:【明日になったら言おうと思ってた】
オズマ:(はよ言って・・・
【KP】:(ハンドアウトの内容は別に喋ってもカマワンデ)
土器:【ただ時間制限があれだから今日やれることは今日やりたいと思ってた】
【KP】:(むろん、黙秘しといてもいいのだけど)
オズマ:(OK、UDK研を爆破しよう
【KP】:把握した
朱音:(えぇ…
土器:【ひどい流れ弾】
オズマ:(囮だ
【KP】:どうしようか。
【KP】:ぼちぼち構内や博物館も締め切られる時間だけど……
オズマ:(探索が難しくなるな・・・
オズマ:(かっこ悪いが出直すか・・
朱音:
 プランA:明日にする
 プランB:言いくるめを使い全員で構内に入る
 プランC:守衛に朱音ちゃんを捧げる
土器:【予定よりSP多いしね】
オズマ:(日を改めよう
土器:【それがわかっただけでもある意味いい情報】
雫:(しかしオズマが朱音を連れてきたって話がSPに流れないだろうか
朱音:ウワーーハナセーー
オズマ:(しょうがない
土器:【最悪2ケタいるってことだね】
オズマ:(朱音逃げろッ
朱音:(守衛しか聞いてないしまあ伝わらんやろ・・
オズマ:(追いかけるから
朱音:よし!逃げるで!
朱音:隙有りー
朱音:ドタドタ
【KP】:ドタバタ……
オズマ:あっこの小娘!
【KP】:日を改めたいー!
朱音:やってみろ、小僧!
オズマ:むぁているぱぁぁぁん
【KP】:ドタバタしながら構内を後にする。守衛はポカンとしている。
土器:【ていうか面接明日だったか 明後日だと1日勘違いしてた】
朱音:( ゚Д゚)ポカン
【KP】:20:30になり、博物館や図書館の電気も消えた。
【KP】:日を改める?
オズマ:改めよう
雫:日をあらためよう
朱音:(他やっとく事はー ないかな別に
オズマ:(火薬を・・
雫:日中なら博物館に来たフリして中に入るのは簡単に思える
朱音:(火薬の用意か・・どっかで手に入るか・・?自作?
【KP】:まあ博物館は一般に開放されとるしな。
【KP】:博物館は9:00〜
【KP】:正門は7:30〜から開放される。
オズマ:(じゃあ9時過ぎに行くのが自然か
土器:【面接の予定とかわからないんだけどどうなってんの?】
朱音:(待ちきれないです!って感じで7:30から行くのもまあ・・
【KP】:面接の時間は13:00〜本棟エントランスで。
【KP】:(火薬つくんなら化学かなぁ……)
【KP】:(材料はまあなんとかなるんだろうけど……)
土器:【現地で準備も無いだろうからそのていで行くなら30分前くらいかなぁ】
オズマ:(博物館にいる小娘に融通してもらおう
朱音:(融通してもらえるのか…?w
【KP】:(まあ、やることがなければ時間送るで)
オズマ:(UDK研爆破するって言ったら嬉々としてくれそう
朱音:(ええで
朱音:(確かにそれはしてくれそう
土器:【問題は寝るところやね】
朱音:(1日くらいなら車内泊程度でも・・
雫:私のアパートはワンルームだぞ
土器:あの男は全員がターゲットの様でしたし 知られてそうな場所は危ないかと
オズマ:ホテルにでも泊まるか
朱音:そうするか。クレジットカードがあるし
【KP】:まあホテルくらいならそのへんにあるだろう
【KP】:クレカもあるし
オズマ:朱音は持ってないだろ!
朱音:あの丸いでかいところに泊まろう
オズマ:そうだな、赤竜の息もかかってそうだし逆に安全だろう
朱音:朝食つきプランで6000円くらいやて
オズマ:(という訳で時間を飛ばしてもらおう

Chapter A-29 日を改めて
オズマ:(何時にしお
【KP】:あい
【KP】:7:30? 9:00?
朱音:(できれば7:30から入りたい勢
土器:【何事もなく飛べるのか・・・】
雫:(じゃあ7:30で
オズマ:(できれば教員や学生がいる時間帯がいいなぁ
オズマ:(理由は面白そうだから
【KP】:何事もないとは言ってない
雫:(あのホテルだ!
朱音:(例のアレ!
土器:【ついったーのこともあるから今度は本気で変装した方が良いと思う】
【KP】:まず、夜の間朱音は益々左腕の力が強まるのを感じる。
朱音:つるぎが!オレを!
【KP】:そして、誰かが自分の名を呼んだような気がして一度目を覚ましてしまうのだった。
朱音:ハッ
朱音:なんだ夢か…
【KP】:STRとCONに+1の修正を……
【KP】:回復はもう限界だな
【KP】:dbが人並みになったで
朱音:やったぜ
【KP】:まあ、それぐらいで他には特に何もない。
【KP】:夜の間コートの男が追跡してくるのではないかという心配は杞憂に終わる。
【KP】:3/9 7:30で……
【KP】:さて、朝にはなったものの相変わらず警備員は昨日と同じ状態で立っている。
朱音:ハナセーー
朱音:ジタバタ
オズマ:もう逃げられねえぜ!
朱音:クソッ二度までも!
土器:【今日もそのていで入るの?】
【KP】:まあ、オズマは守衛室をそれでパスできる。
【KP】:守衛はポカンとしているけど。
オズマ:(あと3、4回同じ事やりたい
朱音:(草
雫:私は取材の体で入らせてもらおうかな
【KP】:(学校の?)
土器:私は面接のこと説明して面接前に学校内を見学したいでいいですかね
【KP】:土器はそれで問題なく通れるっすよ。
雫:あぁじゃあ土器の助手にしてもらうか
雫:そっちの方が動きやすそうだ
土器:【あと先にSPの前に普通に出て行ってどんな反応するか見てみたい】
朱音:グヨグヨ
【KP】:じゃあひとまず全員が博物館の横を通り過ぎる際……
【KP】:目星どうぞ
雫:1D100 目星 Cthulhu : (1D100) → 49
オズマ:1d100 Cthulhu : (1D100) → 91
土器:【これで無反応なら本当にあのコート野郎と電話口かな?が単独行動ってわかるだろうし】
朱音:1D100 目星 Cthulhu : (1D100) → 35
土器:1d100 めぼす Cthulhu : (1D100) → 89
朱音:(ウーン…
【KP】:酷いな……
【KP】:では特に気づくことはなく
【KP】:丁度構内の中央になる
【KP】:噴水のあたりまで来ましたね。
朱音:SPは相変わらず各所にべったりか…?
【KP】:ひとまず今朝通った部分ではこんなところ。
【KP】:人数は変わりない。
雫:今日は土器の助手になろう
土器:【土器は普通に校舎内うろつこう】
【KP】:何人か学生が学生証の提示を求められては
土器:【理事長室目指して】
【KP】:そのうえで本棟へ入っていくのを確認できる。
朱音:毎日あんなチェックしとるんか?
【KP】:別動する?
雫:(高専の学生証って使った記憶ないなw
【KP】:オズマの働いていた時期の認識で言えばちょっと異常な状況だ。
オズマ:前はこんな事なかったんだがなぁ
土器:【学割に使うやろ!】
朱音:博物館等にはSpいないんやな・・
オズマ:要人でもいるみてえだ
朱音:そっちから当たってみるのも

Chapter A-30 潜入
【KP】:博物館・図書館は9時から開館やな
オズマ:寄り道するのもアリか
雫:(しかし博物館に有益なものがあるだろうか 図書館はともかく
オズマ:(ものではなく、人ならいそうだったんだが
【KP】:ドッキーは本棟にインするかい?
土器:【だね とりあえずは別行動かな】
朱音:学生寮あたりなら学生が出入りしとるし この厳戒態勢について聞き込みくらいはできそうやが
【KP】:では、面接の件を話せばSPはしばし通信を行った後に
朱音:ただ堤くんと同程度の事くらいしか知らなそうやなあ
【KP】:本棟への通行を認めてくれる。
土器:【罠の臭いしかしないがかかりにいきますか】
雫:(土器と同行してるつもりだったんだけど助手も認められたんだろうか
【KP】:エントランスには簡単な見取り図があるので、
理事長室に行きたいという事ならまあそこを目指して移動はできるな。
【KP】:ええで。
雫:はいれた。
土器:【じゃぁ二人でまずは理事長室だね】
【KP】:では、人の少ない校舎の中を練り歩く。
土器:すんなり入れましたね
【KP】:中にSPは居ないらしく、理事長室の前に着くまでは特に誰とも出会うことはなかった。
【KP】:理事長室の扉の前では背の高い女性が腕を組んで構えている。
朱音:(お・・



【女性】:……
雫:通してもらえるかなぁ
土器:【うわぁ】
朱音:(コイツか!
オズマ:(奴やんけ
土器:【轢き殺されそう】
雫:くっ...この威圧感...っ!
雫:不良なら土下座して財布差し出してるレベルだぞ...
【女性】:何か?
土器:すみません 理事長さんに用事があるのですが現在いらっしゃいますか?
【女性】:それはどのようなご用件ですか?
朱音:(こわい
土器:【学生でこの威圧感・・・】
土器:私は今日こちらの採用面接を受ける予定になっているものなのですがそれに関係したことです
【女性】:採用面接なら事務課に取次いだほうがよろしいのでは?
【女性】:人事はあちらの管轄です。
雫:しかし威圧感はあるが敵には見えないな...
オズマ:(味方にも見えんが
土器:失礼ですがあなたは?
【女性】:学校の生徒ですが、今はわけあって理事長室への取次ぎを任されています。
土器:と言うことは中にはいらっしゃるんですね
【女性】:どうかしら。
土器:何か隠さなきゃいけない理由でも?
オズマ:(こいつが黒幕だ。殺される。
朱音:(土器VS龍子の蹴りキャラ対決!
【女性】:あなたがそれを知る必要がありますか?
土器:【土器がぼろ雑巾にされる】
朱音:(なあに雪をオーバーソウルすれば互角に戦える
土器:【どうする? 何かで言いくるめるか 姉妹の名前を出すか】
雫:(名前出してみたいなー
朱音:(姉妹の名前を出して言いくるめるハイブリッド
雫:(さっきからアプローチ考えてるんだけどどーにも説得臭くなる
土器:【そうなんだよねぇ 信用とかが絡んできちゃう】
オズマ:(とりあえず心理学してほしいかな
オズマ:(敵か味方かわからん
土器:【持ってないよ】
雫:(ないよな
【女性】:(持ってんの朱音やね……)
朱音:(朱音ちんがここまでこれればいずれも解決しそうな
オズマ:(マジすか
土器:【まぁ敵だとしてもそっちが捕まらなければいいし ひとまず名前出して反応見る・】
土器:【?】
雫:(やってみよう
朱音:(まあ名前出してはみてくれ
土器:では中の人にイソラギ姉妹のことについて話があると取り次いでいただけますか? 急ぎですと
土器:私は土掘土器と言います よろしくお願いしますね
【女性】:ふむ……
朱音:(どうくる…?
朱音:(破壊くるか…?
【女性】:何となく切迫した事情があるということは理解したわ。
【女性】:ただ、実を言うと、理事長は今この中にはいらっしゃらない。
土器:【やっぱりいないか】
【女性】:それでもこの中には易々と一般の人間に渡してはならないものがあるので。
【女性】:悪いわね。
土器:理事長は今どこに?
朱音:(行き先はどうだろう
土器:連絡はとれませんか?
【女性】:二日前にアメリカに発っている。
【女性】:それ以降のことは、私のような学生には知らされていない。
朱音:(米かあー

Chapter A-31 威圧
土器:誰か直接連絡取れる方はいないんですか?
土器:携帯電話くらい持ち歩いているでしょう
オズマ:(持ってなさそう
【女性】:そうね。一人だけ。
【女性】:携帯電話を持っているかはわからないけれど。
土器:ふむ・・・
土器:では・・・一先ずこれをお渡しします 連絡が取れるようならこちらへお願いできますか
【女性】:承っておくわ。
朱音:(一人というのは‥?
土器:正直逼迫どころではない状態でして 1分1秒が惜しい状況です
土器:ちなみにその一人と言うのは?
【女性】:わたしにもよくわからないけど、昨日から大学の人間が押しかけて来てなにやら探し回っている様子。
【女性】:怪しい動きをしないように。
【女性】:卯月先生になるわね。
【女性】:この連絡先は渡しておきましょう。
朱音:(出た!
土器:【あいつそんな感じなのか・・・】
朱音:(直属の手先
土器:助かります
【女性】:(あんだけ魔導書貢いでればな……)
土器:【犬冥利に尽きるな】
【KP】:そんなところで
【KP】:朱音オズマのほうはどうしよう
オズマ:(どっかいく?
【KP】:同じく1時間ぐらいの間で
朱音:(作業場になんか使えそうなもんないかな・・
朱音:(あとは講堂にも入れそうかな?
【KP】:博物館・図書館以外はとりあえずあいとる
朱音:(1時間ポケッとしてるのもなんだしな・・
オズマ:(SPの人数と位置を把握しとく?
朱音:(生徒会でもよーわからんなら生徒から得られる情報はなさそうdさな
【KP】:(まあ構内を1時間ちょっとかけて練り歩くならそんぐらいはわかるだろう)
朱音:(そうするか
【KP】:こんな感じやね。
朱音:(一箇所だけなら無理くり突破も不可能ではない程度か
【KP】:また、オズマが1時間かけて構内の視察をしている最中……
オズマ:(校舎以外は手薄だな
【KP】:大学から電話がかかってくる。
オズマ:む・・・
オズマ:ハロー?
【KP】:「オズマか?イソラギアカネはどうした?」
【KP】:「昨日のうちは高専に現れなかったようだが……」
オズマ:少々てこずってな。
【KP】:「そうか……まあ、無理はするなよ」
オズマ:心配してくれてありがとうよ。
朱音:(なんだか優しくなったな
【KP】:「既に昨日のうちに担当の”探索者”がそちらに向かっているはずだ」
オズマ:ほう
【KP】:「こういうとお前はジョークと思うかもしれんが、ミスカトニック最高の魔術師だ。バカな気を起こすなよ」
朱音:(誰だ…?
オズマ:ハハッ笑えるね。
オズマ:で、そいつに引き渡せばいいのか?
【KP】:「そうだな。まあ、出会えるならそうしてくれ」
オズマ:オーケー。
【KP】:「背中に栄誉あるミスカトニックの記章がついているはずだ」
オズマ:校内のどこに行けばいい?
土器:【他に姉妹を狙ってる奴いないか聞いてみない?】
朱音:(主張でかいな
【KP】:「校内に居るのならSPに引き渡してくれてもいいが……」
オズマ:(記章がどんなものかオズマは知ってるの?
【KP】:ちょっとまってね
オズマ:いや、俺が直接引き渡す。 ホントに魔術師がいるなら会ってみたい。
オズマ:(スリザリンみたいなマークかな?



【KP】:こういうやつ。
朱音:(スリザリンみたいだ
オズマ:(割とかっこよかった
【KP】:「ふむ……まあ、そちらでの行動は魔術師に任せてある」
【KP】:「出会ったのならそのまま引き渡せばよい。
どうやら先に妹を確保するつもりのようだから、姉を確保したならそのまま待て」
オズマ:あと、途中でコートの男に俺まで殺されかけたんだが、別勢力でもいるのか?
朱音:(先に妹行くのならコート男は別か‥?
【KP】:「コートの男?」
オズマ:真っ黒なコートを着たやつだ。
オズマ:いきなり撃ってきたぞ
【KP】:「服装まではわからんが……」
オズマ:人心掌握も特異なようだ。 群衆を操った。
【KP】:「なにせ今回の事態は切迫しているんでな。荒っぽい手段に出たのならお前は引いた方がいい」
オズマ:問題ない。 荒い現場はいくつも潜り抜けてきた。
【KP】:「ああ……そういう魔術も知っているだろうな」
オズマ:担当者とは別人か?
土器:【あいつの背中みれてないからなぁ】
【KP】:「それだけでは何とも言えないが……」
【KP】:「まあ、背中にミスカトニックの記章があるか確認しろ」
オズマ:オーケー。
【KP】:「そうでないならただの変質者だ。捕まえて良い」
オズマ:了解した。
土器:【ただの変質者は魔法を使いません】

Chapter A-32 博物館
【KP】:そんなところで
【KP】:9:00になります
【KP】:合流する?
朱音:お、図書館と博物館が開いたみたいやな
朱音:(UDKはUDK研にいないんだろうか
【KP】:せやな。博物館に電気がともり、ちらほら一般の客が入るのも見かけられる。
土器:【こっちは一応卯月研へ寄って行こうか】
【KP】:図書館も同様だ。
雫:せっかくだし博物館と図書館に入って見るか
朱音:(せっかく校舎内そうしてもらうか
オズマ:(そうしよう
【KP】:(どっちにすんだ……)
朱音:(土器雫はUDK研
朱音:(我らは…どっちからいくか
朱音:(博物館かな
オズマ:(じゃそれで
【KP】:おk
【KP】:じゃあ博物館の方先に処理するか
【KP】:ミスカトニック高専が擁する美術館には様々な物珍しい展示がある。
朱音:ここが世に聞くミス高の博物館か
【KP】:夢を映像化する機械ドリームキャッチャーの研究とその残骸など……
オズマ:下手に触って壊すなよ?
【KP】:差し当たって目につくのはアメリカ、閉館したロジャーズ博物館から取り寄せられたと表示のあるUMAの皮膚だろう。
朱音:おや…
【KP】:「空鬼の皮膚」と名付けられたそれは醜く垂れ下がったゾウの皮膚のようで、しかしぬらりとした厭らしい光沢を放つ。
そしてそれは朱音の皮膚に現れた変化にとてもよく似ているのだ。全員0/1の正気度を損失する。
朱音:こんなところにきとったんかこのガラクタ・・
朱音:1D100 SAN Cthulhu : (1D100) → 57
朱音:これは…!
オズマ:1d100 Cthulhu : (1D100) → 99
朱音:うちの腕に似ているな・・
【KP】:わろ
オズマ:うおっ
オズマ:マジかよ・・
朱音:ソラオニ・・
オズマ:朱音お前UMAだったのか・・?
朱音:…見ての通り、人間ではないんやで
オズマ:ハッハッハ
朱音:人間として生活はできるいわれとったんやがなー
【背の高い男】:二人が展示品を眺めていると、背の高い男がカツカツと足音を立ててこちらに歩み寄ってくる。
朱音:(なんかくっついてる!



【背の高い男】:どうも。この博物館の館長です。
【背の高い男】:そちらの展示が気になりますか?
オズマ:ああ。 UMAは初めて見るんでな。
朱音:おう…
【背の高い男】:おっと、あなたはアメリカからの方ですね。
【背の高い男】:これ、もともとはアメリカのロジャーズ博物館に展示されていたもののようですよ。
オズマ:ロジャーズ? どこだそれは。
【背の高い男】:ロジャーズ博物館にはサド侯爵や青髭、
歴史上の恐るべき人物たちの蝋人形やこうした異質な品が展示されていたようですけどね。
オズマ:ユタ州あたりか?
オズマ:ほー。
オズマ:マルキド・サドか
朱音:座ると死ぬ椅子とかそういう?
【背の高い男】:館長のジョージ・ロジャーズが死亡して、
蝋人形はともかく一部の展示品はミスカトニック大学が引き取りました。
ですから、もう博物館自体はどこにもありません。
【背の高い男】:そして、その展示品のうちの一つがこれです。
近年理事長が取り寄せたものです。しかし、いったいどんな生き物がこんな皮膚をしていたんでしょうね。
朱音:象皮症の人間やで
オズマ:まぁ、蓋を開けりゃそんなもんだろう。
【背の高い男】:それは……ロマンがない……
朱音:ところでそこの脚にくっついてるちんちくりんは・・
オズマ:あんたの娘か?
朱音:そっちのほうがUMAっぽいんやけど・・
【背の高い男】:ああ、当博物館のキュレーターです。お気になさらず。
朱音:キュレ−…?
朱音:冷却装置かなにか?
【背の高い男】:物凄く簡単に言えばお手伝いですね。
オズマ:それはサーキュレータだ
朱音:お手伝いさんか
【背の高い男】:一応、そちらの展示についても
【背の高い男】:詳しく知りたければ図書館にも資料があるはずですよ。
朱音:ほう・・
オズマ:理事長は学校にいるのか? それともまた蒐集品集めか?
【背の高い男】:一昨日急遽アメリカに行かれたきりお会いしていませんね。
【背の高い男】:また解説に困るようなものを仕入れてこなければいいですけど……
朱音:アメリカかー
朱音:肝心なときに!
オズマ:流石に出張内容までは知らんか。
【背の高い男】:そうですね。ボクではちょっと……
【背の高い男】:唯一知っているとしたら、卯月先生になるかな……
オズマ:ほう。
朱音:卯月…?
土器:【もう付き合ってんじゃねぇのかあの二人】
【背の高い男】:四月一日教授というんですけどね。
オズマ:ハゲっぽい名前だな。
朱音:(しがつついたちきょうじゅ
【背の高い男】:妙に親しまれてファーストネームで呼ばれています。
朱音:万能細胞を提供してあげれば言う事聴きそうやな
土器:【全国の四月一日さんと卯月さんに謝れ】

Chapter A-33 卯月研
オズマ:(博物館はこんなところかな?
朱音:(うむ
【KP】:でいいなら卯月件の方行こうかー
オズマ:(おk
雫:(おk
土器:【おk】
朱音:(おk
【KP】:四月一日研究室はここまでに通りすがったほかの研究室よりもだいぶ広いらしい。
【KP】:しかし研究室内に教授と思しき姿は見えず、いるのは奇妙な機械を弄る私服の男子生徒一人である。
朱音:(さすがに優遇されているな!
オズマ:(ウヅキのくせに!


【私服の男子生徒】:ス……(会釈)
土器:【出世して・・・ほろり】
朱音:(出た!
雫:卯月教授いないみたいだなー
土器:みたいですね
朱音:(ルナチャだけヤマショウに閉じ込められてて出られなさそう・・
土器:卯月研究室の学生さんですか?
【私服の男子生徒】:ああ、教授になんか用スか?
オズマ:(悲しいなぁ
【私服の男子生徒】:ハイ
土器:ええ 今はご在室ではないようですが・・・どこへ行かれているかご存知ですか?
【私服の男子生徒】:自宅らしいスけど。
土器:連絡先はご存じありませんか? 急ぎの用事がありまして
土器:私は土掘土器というものです
土器:(名刺をすっ
【私服の男子生徒】:信用どぞ
土器:1d100 信用 Cthulhu : (1D100) → 28
オズマ:(名刺渡しても覚えてもらえなさそう
【私服の男子生徒】:(なんやコイツ……)
雫:(でもケンジャキなら特に理由もなく教えてくれそう
【私服の男子生徒】:(そうかな……)
【私服の男子生徒】:(そうかも……)
朱音:(そうかも…
土器:【酷い言いくるめを見たw】
【私服の男子生徒】:まあ、要があるんならオレらも後で家にはいきますけど。
朱音:(しかし土器から漂う謎のオーラにより…
【私服の男子生徒】:いろいろおつかい頼まれてるんで。
土器:それはいつ頃ですか?よろしければご一緒したいのですが
【私服の男子生徒】:まあ、全部終わったらスかね……
【私服の男子生徒】:とりあえず、コイツ……
【私服の男子生徒】:男子学生が手に持つその奇妙な機械は、小型の電源装置に繋がれた平たい金属の箱である。
【私服の男子生徒】:その機械的な風貌とは裏腹に平面には、
ザクロの枝が四辺を囲むように接着剤で取り付けられており、アンバランスさにひどく滑稽な印象を受けるのだ。
【私服の男子生徒】:電源装置が思うように接続されず、私服の男子学生が悪戦苦闘している。
朱音:(謎い
【私服の男子生徒】:教授に頼まれてるモンなんだけど俺機械修理得意じゃないし……
雫:うーむ 機械の事はわからないな
【私服の男子生徒】:叩けばワンチャンあるだろ……多分……
土器:私も専門外ですね
朱音:(だめだこいつ・・
オズマ:(草
土器:いや無いでしょう
雫:(なんで頼んだんだ...
朱音:(朱音ちんが持ってるが・・持ち運ぶのは難しそうか
朱音:(小型とはいえ電源装置っていうとかなり大きい?
土器:【連絡先について雫は何か言いくるめチャレンジする?】
雫:(うーむ
【KP】:電源装置はリュックには入る程度だが
【KP】:平板は一辺が1m四方の正方形で、かなり大きい。
朱音:(平板のほうがでかいのかー
【KP】:まずまずな厚みがあり、重い。
朱音:(つってもSTR対抗かなにかで頑張れば持ち出せる程度か…?
オズマ:(何か召喚するのかな
朱音:(ケンジャキもいるし・・
雫:教授の連絡先、すまないが教えてもらえないか。この男後日高専の面接受けるんだけど ちょっと緊急の用件があって。
【私服の男子生徒】:ああ、それなら……そこのパソコンでいけるスよ。
雫:実際理事長室にも行ったんだけど門前払いをくらってな...
土器:【女に甘すぎる・・・】
雫:オンラインチャットとかか? 土器見てみてくれ
【私服の男子生徒】:その先にはマルチスクリーンのPC画面があり、
一つの画面には災害現場の写真画像データ、もうひとつの画面にはチャット画面が表示されている。
土器:助かります
土器:下手なことをしてデータを台無しにしてもあれですし 操作の方お願いしてもいいですか?
朱音:(こいつのほうが台無しにしそうだ
【私服の男子生徒】:叩けばワンチャン……つながるだろ……
土器:肉体に頼りすぎですよ・・・
【私服の男子生徒】:どうだろ。チャットは他のヤツに任せてたからなあ。
朱音:(なんだこのダサTシャツ・・
【私服の男子生徒】:田力男
朱音:(タカマガハラかな?

Chapter A-34 パソコン
朱音:(まあ普通につながるんちゃうかチャットは
土器:【繋がる? というかすでに繋がってる?】
【KP】:卯月パソには軽いプロテクトがかけられており、
【KP】:コンピュータを4倍で振ってくれ
朱音:(なにィ
朱音:(パスワード1234みたいなやつ
オズマ:(adminでいけるやろ・・・多分
土器:【振りたくないなぁ・・・】
雫:(まぁ振ってみよう
【私服の男子生徒】:自分、パンチいいスか?
土器:1d100 コンピュータ Cthulhu : (1D100) → 72
雫:ダメです。
土器:やめてあげてください
土器:教授の心が死んでしまいます
朱音:(龍子化が激しい
【私服の男子生徒】:まあ、チャットやってたやつがそのうち戻ってくるよ。
雫:じゃあ待たせてもらう?
土器:そうさせていただきましょう
朱音:(雫さんもチャットチャレンジしてみては?
雫:まぁ一応
雫:1D100 Cthulhu : (1D100) → 6
土器:【おしい】
【KP】:惜しい……
朱音:(ウーン
オズマ:(コンピュータの4倍じゃ?
オズマ:(初期値1か
土器:【うむす】
朱音:(はい
【KP】:(1やんな)
【KP】:じゃあどきずくが待つなら
【KP】:朱音ズマはどうしお
朱音:図書館いこ
土器:【待ってる間に自販機で飲み物買ってきて餌付けでもしておこう】
朱音:ソラマメについて調べるんや
オズマ:ソラマメかぁ〜
オズマ:から揚げの方が好きだ
【KP】:ミスカトニック高専図書館は博物館と同じく一般客に開架されており、
中には読書を楽しむ老人や子供などの姿もあった。
むしろ勉学に励む学生の姿が少ない辺りは、よほど勤勉な校風なのだろう。
身分を提示したうえで図書カードを発行すれば一般人でも通行証にできる。
オズマ:(図書館ふるか
【KP】::調べたいものと併記してよろ
朱音:1D100 図書館 空鬼 Cthulhu : (1D100) → 52
朱音:本が多すぎてみつからんな
オズマ:1d100 空鬼 Cthulhu : (1D100) → 81
【KP】:では一般人としても目を引く様子の二人が図書館内をバタバタしていると
【司書】:ライブラリアンが声をかける。



【司書】:何か探してるの?
朱音:(出た!
朱音:アッハイ
オズマ:ちょっと珍獣について書かれてる本をな
土器:【絶対ついったー見て二人のこと知ってるなこいつ】
朱音:ソラオニ、っていうのについて調べとるんですけど・・
【司書】:ああ……
朱音:(ホンマや・・
【司書】:るなちーのことかな……
朱音:るなちー…?そいつもソラオニなんですか
土器:【おそろの手袋・・・・】
雫:(それについて書かれた本があるならぜひ見てみたい
【司書】:まあ、ソラオニはよく知らないけどそんなようなものだと思うよ。
【司書】:ソラオニって、ひょっとしてさっきの子が探していた資料と同じものじゃないの?
朱音:さっきの子?
【司書】:先生に頼まれてその資料を探しに来てた子がいて、地下書庫で探していると思う。
オズマ:ほう
朱音:地下書庫!
【司書】:地下書庫だけは、学内の人間以外は立ち入り禁止となってるけど……
朱音:ぐぬぬ・・
オズマ:俺は一応学内の人間だぜ
【司書】:お目当ての資料を見つけるには二時間くらいかかるだろうなあ。
【司書】:でもこれも後輩の適性検査だし、と司書はクスクスと笑う。
朱音:えぇ…
【司書】:警備員となるとふつうは権限がないわね……
朱音:クッ
【司書】:教員か教員の認可を得た学生でなくては……
朱音:学内の誰かに協力してもらうか
朱音:堤くんおらへんかな
オズマ:むしろ彼じゃないか?
オズマ:戻ってくるのを待つか。
朱音:あー調べてる学生そのものが彼っていう

Chapter A-35 図書館
朱音:(堤くんとは結局連絡先交換できてた扱いでいいんだろうか
【KP】:できててもええかな。
朱音:なら連絡してみるか
【司書】:図書館で携帯は厳禁だよ。
朱音:アッハイ…一回出よう
【KP】:では外で電話をかけるとすぐに堤につながる。
朱音:もしもしー
朱音:この間の磯良木やでどうも



【堤】:はい。
【堤】:ああ……
【堤】:ツイッターすごいことになってますね
朱音:今、高専きとるんやけど
【堤】:これマジ?
朱音:怖くて見てない・・
朱音:堤くん今学内におる?
【堤】:もう冬季休暇ですからねえ。なんかありました?
朱音:ちょっと地下書庫で調べもんが必要になったんやけど
【堤】:今日は用事のある学生しか登校してないと思いますよ。
【堤】:ああ……
朱音:許可された学生か教員しか入れない言われてなー
朱音:学内にいるなら協力してもらうと思ったんやが
朱音:その様子だと無理そうやなあ
【堤】:まあでも、ボクの調べではあの司書さんって結構ユルいんで……
【堤】:面白そうならやんわり通してくれると思いますよ。
朱音:えぇ…
朱音:まあわかった。休日にすまんな
朱音:ほなまた…
【堤】:多分今いるのって深来さんでしょ。あのなんか独特の雰囲気ある……
【堤】:はい……
朱音:フカキさんか
土器:【堤君の扱い・・・・】
土器:【こっちからついったーの話題振るのが早いのかね】
【KP】:こんなもんこんなもん
朱音:あっ司書のえーとフカキさん
朱音:協力者は残念ながら得られんやったが
朱音:なんとかこっそり通してもらえんやろか・・火急の用事なんや・・
【司書】:おっ。名前を知っててもらえるとは光栄だね。
【司書】:今をときめく有名人に……
朱音:アッハイ・・
オズマ:ちょっと日本がヤバくてな。
朱音:磯良木朱音いいます
【司書】:それ面白い。
【司書】:(まあ大丈夫だろうけど説得降らせるかな……)
朱音:日本を救うのに協力したってな
朱音:1D100 説得 Cthulhu : (1D100) → 31
【司書】:んーじゃあ、ちょっと見回りしてくるから
【司書】:その間に入っちゃってよ。
朱音:ありがとうございます!
オズマ:悪いな。
オズマ:(では・・・コソコソ
朱音:ここが地下書庫か
【KP】:もう忘れているかもしれないが
朱音:順番に調べないと先に進めない本棚とかないやろな
【KP】:高専編第一話でハーバードウェストの手記を探した場所である
オズマ:動く本棚か
朱音:先に入った学生ってのとも協力できるとええやが
オズマ:誰かいるか?
【KP】:つまり、かなり乱雑に資料が収められており、目的の本を探すのには結構苦労をするだろう……
オズマ:こりゃ難儀だな・・
【KP】:じゃあ、書架の前で内容を確認している女学生を見つける。



【女子生徒】:ちくしょう……
朱音:(コイツかぁ~
土器:【もう生徒会入りしてるじゃねぇか】
朱音:お。あんたが先に入ったっていう学生か
朱音:ソラオニの資料を探してるっていう・・
【女子生徒】:え、そうですけど。
朱音:うちらもその資料探しとってな
朱音:協力するで
【女子生徒】:ソラオニ……「次元をさまようもの」の資料はもう見つけたわ。
朱音:あれっはええな!
オズマ:やるな
【女子生徒】:他に二つ頼まれてるから、そっちを手伝ってもらえると。
朱音:ええで
朱音:磯良木朱音いいますよろしゅー
【女子生徒】:えーと、片方は……
【女子生徒】:なんだかよくわからないけど、手伝ってもらえるならありがたいかな。
【女子生徒】:村瀬吟子といいます。よろしく。
オズマ:オズマ・ゴールドスタインだ。

Chapter A-36 地下書庫
【女子生徒】:うづセンに頼まれてる資料は……あと二つ……
【女子生徒】:「空虚の乳」あるいは「無名の霧」。
【女子生徒】:それと、夢世界の怪物。
朱音:誰が空虚の乳や!
朱音:いや、本のタイトルか・・
【女子生徒】:どっちかの名前で書かれてるはずだって。
【女子生徒】:私も最初はセクハラかと思ったけど……
【女子生徒】:名前がムカつくから、私は夢世界の怪物の方を探すわ。
【女子生徒】:知ってる資料だし。
朱音:(わろ
【KP】:(一回の図書館で30分なので)
【KP】:(まあ振ったって)
オズマ:1d100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 33
【KP】:女子生徒の分も50なんで代わりに振ったって
朱音:1D100 図書館[空虚の乳]あるいは[無名の霧] Cthulhu : (1D100) → 38
オズマ:1d100 女生徒 Cthulhu : (1D100) → 66
朱音:くっ
【女子生徒】:クッ……
朱音:(2時間はかかるって単に確率の問題か・・
【女子生徒】:もうちょっと探そう。あるにはあるはずだから。
朱音:よし。
朱音:(そのままもっかいOK?
【KP】:ok
朱音:1D100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 39
オズマ:1d100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 76
朱音:(微妙な数値がでるな!
朱音:1D100 吟子図書館 Cthulhu : (1D100) → 15
【KP】:埃が舞う。
朱音:見つからへんなー
朱音:ゲホゲホ!
朱音:エフン!
【女子生徒】:あった。
朱音:すげえ!
朱音:あと1つか
【女子生徒】:伊達にメガネかけてないし……
オズマ:ナコト写本? 違うな。ポイー
【女子生徒】:あとは空虚の……いや無名の霧か。探しましょう。
朱音:(3度目チャレ?
【KP】:まあ、それも探したいのなら。
オズマ:1d100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 12
朱音:(お
オズマ:これだ!
【KP】:空鬼の資料持ってにーげろーしてもええけど……
朱音:1D100 図書館いちおうふる Cthulhu : (1D100) → 22
朱音:これだ!
オズマ:(敵を増やすことになる・・
朱音:同時…!
【KP】:二人がホンを持つ手が重なるやつやこれ
朱音:(うづセンもコレ目的で動いてるっぽいし迎合でいいんじゃないかな・・
【女子生徒】:あ、見つかったの?ありがとう。
朱音:ええって事や。うちらとも関係のない資料ではなさそうやしな。
【女子生徒】:あとはスキャナに取り込んでうづセンに送らなきゃなー。
オズマ:手渡せないのか?
【女子生徒】:ソラオニの資料が欲しいなら、研究室でコピーしてあげるよ。
朱音:よろ
【女子生徒】:急ぎらしいからこっちの方が早いでしょ。
朱音:ついでに他2つの情報も気になる
【女子生徒】:じゃあ、悪いけど研究室まで付いてきてもらっていい?
朱音:あっ、ただ…今なんか校舎は厳戒体制がしかれとって・・
オズマ:オーケー。
朱音:うちは通れなさそうなんやが
【女子生徒】:大丈夫大丈夫。うづセンのIDカードあるから。
朱音:なんか窓かどっかから入れるトコない?
朱音:やったぜ。
【KP】:じゃあまあ…
【KP】:村瀬吟子はIDカードを翳して正門から堂々と入ろうとするのだが
【KP】:SP二人がオズマと朱音の顔を見る。
オズマ:(朱音の首根っこを捕まえておこう
朱音:グワーハナセー
【KP】:「ああ、お前オズマか?ご苦労だったな」
オズマ:ああ、お前らもご苦労さん。
【KP】:「後は中でゆっくりしといてくれ。妹の方はきっとあの人がなんとかしてくれるだろう」
朱音:イヤダーシニタクナーイ
オズマ:そいつは信用できるのか?
【KP】:「間違いなく」
オズマ:こういう事態になるなら、前もって教えておいてくれてもいいだろうに。
【KP】:「俺たちも細かいところまでは教えられていないからな……」
オズマ:そうなのか? 今はだれが指揮してるんだ。
【KP】:「俺たちは"魔術師"に着いて昨日日本に来て」
【KP】:「イソラギアカネを発見したなら高専内で保護しておくように言われている」
朱音:(おもったより問答無用な待遇ではないな…?
オズマ:急な出張大変だったな。
雫:(磔にされて殺されるという話ではなかったのか
オズマ:ま、とりあえず中で待たせてもらうぜ。
【KP】:「ああ。そうしてくれ」
朱音:グワークソ
朱音:ウワーンマジクソ
オズマ:グイー

Chapter A-37 合流
【KP】:んじゃ12時を前にして合流としようか
土器:【ていうかこいつらはついったーのことどう思ってんだ】
【KP】:あ、雫土器ヒマそうだしな
【KP】:ちょっと遊んでもらうか
朱音:(LNCが来る…!?
【KP】:アイデアどうぞ
雫:1D100 Cthulhu : (1D100) → 90
土器:1d100 あいであ Cthulhu : (1D100) → 61
オズマ:(勘だけど出なさそう
【KP】:暇なのでスマホをいじって暫し待っている土器は例の炎上ツイートを見つける。
朱音:(土器が成功か
【KP】:いくつも同じ内容でパクツイもあり、もはやどれが火種かわからない。
朱音:(コラにされてそう
【KP】:ただこれらの内容は渦中の人物が原因であるというソースにおいて著しく乏しいことは冷静になってみれば明らかだ。
オズマ:(ブロックしまくれ
【KP】:現実のインターネットの炎上案件を見る限りそういった客観的な視点が力を持たないことは語るまでもないが……
土器:【朱音の顔がルナチャにコラされて小僧!ってセリフを吐くんですね】
朱音:(【1:左腕壊死ネキが川越シェフと釣りしてる画像ください(56)】
【KP】:と、まあそういったモノを見つけてムカムカしているあたりで
オズマ:(妹が病気なんです! はやく!
【KP】:朱音とオズマが戻ってくる。
朱音:(「そう簡単には見つからないと思うんですが…早くしないと日本が滅びそうなんです!」
朱音:こんちゃー
雫:おーはいれたのか
朱音:ここがワタヌキ研か・・
オズマ:なんだ、ここにいたか。
土器:え?何やってるんですか?普通に入れたんですか?
朱音:あれっ思わぬところで合流したな
【私服の男子生徒】:ッス……
朱音:こんちゃー
【女子生徒】:こんにちは。
朱音:二人はここで何を?
雫:ここの教授なら理事長と連絡が取れるらしくてな
土器:たたかないでチャットができる子を待ってるところでしたが・・・あなたがそうなんですかね?
朱音:ホンマか工藤
朱音:ところで…この妙な装置は一体・・
朱音:この四角い
【女子生徒】:ええ、早速だけどパソコン借りますね。うづセンにデータ送るんで……
【私服の男子生徒】:教授に頼まれたモンでよくわからん。
【私服の男子生徒】:電源……つかねえし……
【私服の男子生徒】:ガンガン
雫:なんか叩くとか言いだしてるし見てあげたら?
朱音:どれどれ
雫:叩いてた...
朱音:1D100 機械修理 Cthulhu : (1D100) → 13
朱音:こういうのは朱音さんに任せとき
【KP】:朱音がコードを正しく接続しなおすと、機械はブゥゥン……と音を出して動き始めた。
【私服の男子生徒】:すげーな!
朱音:ドヤァ…
オズマ:やるじゃねーか
【私服の男子生徒】:っと、切っとこ切っとこ
【私服の男子生徒】:サンキューな。
朱音:例はいらんで
【女子生徒】:さて……スキャン終わったし、コピーもそこに置いといたよ。
朱音:あっありがとうございます。
【女子生徒】:うづセンと話したいならチャットはつけてあるから……
朱音:因みに、他の2つの冊子もコピーしてもらっていいです?
【女子生徒】:え?こんなのに興味あるの?
【女子生徒】:まあいいけど……
土器:ありがとうございます
朱音:お手数おかけします
【女子生徒】:スキャンしたぶん、出力しておくから。
土器:っと・・・これは通じてるんですかね?
朱音:(オテカズってイトカズみたいだな
【女子生徒】:じゃあ、あとよろしくお願いします。
雫:資料の山の方はさっさと流し読みしちゃうか
【KP】:まあ一人一時間でひとつぶんくらいで
【KP】:読める。
朱音:(残った一人がうづセンコンタクトかな
雫:じゃあ空虚な乳を...
朱音:(結局どっちだったんだろう・・
土器:【なら本人がしゃべった方良くない?】
オズマ:俺も本読むか
朱音:ソラオニの資料もらうで
土器:【自分のことだし】
【KP】:(この流れだと土器だな……)
オズマ:(でも土器よろ
オズマ:(面白そうだし
朱音:(消去法でオズマが夢世界、土器がうづコンだな・・
【KP】:まあ読書組から順番に処理していくか……
【KP】:まず「空鬼、あるいは次元をさまようもの」の資料だが……
【KP】:これだけ英語なのだ
朱音:あれーっ
朱音:土器…土器!イングリッシュ!
オズマ:英語のがあるなら俺のと交換しようぜ
朱音:あーオズマも読めるか
朱音:じゃあそうすっか
オズマ:俺を何人だと思ってんだ・・
朱音:ジャマイカ
オズマ:(草

 

(ここでどどんとふむせるのサーバが落ちたので次週につづく。)
 

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