「その腕買います」
TOP |
BACK |
![]() ![]() ![]() ![]() |
Chapter A 芥川精機 |
【KP】:まず、大山の導入から
【KP】:大山は浜の近くの防砂林にキャンピングカーを停めて暮らしている。 ニコ:(大丈夫だったんだ……) 【KP】:最近、車を改修して、趣味のアマチュア無線の設備も強化したようだ。 ![]() 大山:~♪ 【KP】:無線趣味を再開したところ、近頃夜23時から1時ごろにかけて、無線機に妙な送信が入ることに気付く。 【KP】:それは機嫌の良さそうな男性の鼻歌であり、誰かに呼び掛けている様子もない。 鏡三:(怖 【KP】:その男性は歌のサビが終わるごとに送信を切って、しばらくするとまたサビを歌い出すという妙な送信を続けている。 【KP】:大山は知識をどうぞ 大山:1d100 知識 Cthulhu : (1D100) → 33 【KP】:(100ですね・・・ 大山:【ふふん♪】 【KP】:これは、昔の歌の「あおいお月さま」のサビであるが、 相手が音痴なのか間違えて覚えているのか、音程がやや外れている事がわかる。 【KP】:なお、電波は公共の財産であり、このように無駄な送信を続けることはマナー違反である。 【KP】:とはいえ、今の所実害はないため、ほかの無線仲間たちはその人物を無視することにしているようだ。 大山:これがヘタウマってやつかね 【KP】:さて、次は3人の導入だ。 【KP】:【交渉】 ニコ:(ドコなんだよ……ココは……) 【KP】:ここは町工場の芥川精機である。 ニコ:(家だった) 【KP】:ニコは鏡三と真珠を連れてきたのだった。 鏡三:(実家なのか… ニコ:(そのようだ!) 【KP】:今は18時頃としよう。 真珠:私の知らない機械がたくさん... ニコ:(ご用向きは単に遊びに来ただけ?) 鏡三:ストーブが… 【KP】:そういう事になる ![]() ニコ:キチャナイところだけどどうぞどうぞ! 【芥川鉄造】:お、今日は帰りが早いな。 ![]() 鏡三:お邪魔しますわぁ ![]() 真珠:お邪魔してます。 ニコ:ただいまーっ ![]() 【芥川鉄造】:いつも娘がお世話になっとります。 ニコ:なってまーす 鏡三:こちらこそ娘さんにはお世話になっておりますわ 真珠:私なんて車椅子押してもらってますよ 【芥川鉄造】:あぁ、こいつはこう見えて、意外と優しいんだ。 【芥川鉄造】:ちょっとバカだが、堪忍してやってくれ。 ニコ:意外とて ニコ:ちょっとバカなのは堪忍してやってね! 鏡三:え、ええ 【KP】:芥川精機は社員10名程度の小さな会社だが、社長を筆頭に優れた職人を抱え、 精密さが要求される金属加工には定評があり、海外の大手メーカーからも発注が来るほどである。 ニコ:タマちゃん…… ニコ:実は私も「社長令嬢」なのだぜ! 真珠:そうだったのかー ニコ:セレブ仲間だな! 鏡三:そうなりますわね… ![]() 【岡森夏生】:ニコ嬢、おかえりやす 真珠:じゃあ今度社交界に一緒に... 鏡三:(ラーメンハゲかと思った ニコ:ただいまー ニコ:(今ってまだ自由にアクションしない方が良い?) 【KP】:工場は半分以上が作業場になっていて、加工機械や資材が詰まっている。 【KP】:(ちょっとまってね) ニコ:(hai) 【KP】:隣にはこの工場の心臓部である精密加工室もあり、ここは社長と岡森しか使用できない。 【KP】:奥には事務所と社長室がある。 【KP】:社長室は来客用にしか使われていない。 【KP】:鉄三は専ら作業場にいるからである。 ニコ:(鉄造と鏡三がまじってる) 鏡三:(わろ 【KP】:業務時間は9:30~17:00だが、鉄造は朝8時前から働いているし、夜9時前に明かりが消える事はない。 ニコ:大山さんも連れてこようかと思ったけど 【KP】:なので、ニコの帰りが遅くなっても余り咎められないようだ。 ニコ:おこられそう 【KP】:今は社長と岡森しか工場に残っていない。 【芥川鉄造】:鏡三くん、ちょっと話があるんだが・・・いいかな。 ニコ:(いつも他の職人は同じぐらいに帰ってるのかな) 鏡三:(かがみさんくん 鏡三:はい、何でしょう 【KP】:(17時~18時くらいには皆帰っちゃうね ニコ:ああスポンサーになるようにあたしが猛プッシュしといたから ニコ:多分その…… ニコ:(ホワイト企業!) 【芥川鉄造】:(スポンサーにはなっているよ) 鏡三:(なっていたのか‥ 【芥川鉄造】:ちょっとここじゃ何だから、奥の応接間で・・・ 鏡三:はい |
Chapter A-1 話 |
ニコ:それって社長令嬢はご一緒しても……?
【芥川鉄造】:いや、お前たちは待っててくれ ニコ:バカじゃない方の社長令嬢も? 真珠:まぁ待ってようよきっとこみいった話だよ ニコ:しょうがない! 【芥川鉄造】:機械は触るんじゃないぞ ニコ:大丈夫大丈夫! 【岡森夏生】:ニコ嬢、新しいアルバム買ったんすよ。 ベースの音がすごいんすよ。 ニコ:(ここで芸術スキルが……?) 鏡三:ピクッ 【KP】:作業場に3人を残し、鉄造は鏡三だけを奥に連れていった。 ニコ:(作業場にオーディオ機器とかないかな……w) 【芥川鉄造】:鏡三さん、言いづらい事ですまないんだが・・・ 【芥川鉄造】:(まぁ、あってもいいかな 鏡三:はい ニコ:じゃあ流そうよ! ニコ:(楽しい職場だ……) 鏡三:(中島みゆきの曲をずっと流してる工場思い出した 真珠:(逆に鬱になりそうだな... 【芥川鉄造】:スポンサーの件だが、その、 鏡三:あっ、はい… 【芥川鉄造】:しばらく納金は待ってくれないか・・・ 鏡三:最近はどこも不況ですし 鏡三:仕方ないですわ 【芥川鉄造】:ニコには内緒なんだが、うちは前から経営難でね・・ 【芥川鉄造】:今までは何とかなってきたんだが 鏡三:無期限ですのでどうぞ、余裕ができた時でかまいませんのよ 【芥川鉄造】:最近なぜか取引銀行が急に融資条件を厳しくしてきてね 鏡三:ふむ… 【芥川鉄造】:借入金の返済要求を強めてきて、頭を抱えてるんだ。 ニコ:(これは教えてもらった方が経理振りやすいな……) 【芥川鉄造】:しかし社員や家族には心配させたくなくてね・・ 鏡三:ひとまずとうぶんスポンサー料は結構ですのよ 【芥川鉄造】:ありがとう、鏡三さん。 【芥川鉄造】:もちろん、応援はするよ。 鏡三:その間にも売り込みは抜かりなくやっておきますのでご心配なく 【芥川鉄造】:できれば、ニコには内緒にしていてくれ。 鏡三:承知しましたわ 【芥川鉄造】:私がしっかりしないと、あいつも自由にできないだろうから。 鏡三:まあ、彼女も意外にしっかりしてますから 鏡三:打ち明けても大丈夫とは思いますけど… 鏡三:(マジかよやっべー くらいで済まされそう 【芥川鉄造】:はは、そうかもな。 真珠:(案外バイトするとか言いだすタイプかも 鏡三:もしもの時一番力になってくれるのは家族ですから 【芥川鉄造】:そうだな・・・ 【KP】:そう言って、鉄造が立ち上がると、巨体がふらついた。 【芥川鉄造】:うっ 鏡三:ご一考あそばせ 鏡三:む 【KP】:そのまま、鉄造は床に倒れてしまった。 鏡三:ちょっ 鏡三:大丈夫ですの!? 【KP】:意識が朦朧としている。 【KP】:鏡三はアクションを。 鏡三:(応急処置くらいはできそうだが・・効くかね 【KP】:じゃあ、ロールをどうぞ 鏡三:1D100 OQ手当 Cthulhu : (1D100) → 11 【KP】:成功か 鏡三:(せやなぁ 【KP】:では、救急車を呼ばないと危険な状態だという事がわかる。 鏡三:うっ 鏡三:ニコさん、救急車救急車! 鏡三:バターン ニコ:えっ 真珠:え? ニコ:110...110... 鏡三:それは警察ですわ ニコ:119... 大山:【110番って何番?】 ニコ:ええと、用件は? 鏡三:お父上が倒れられましてよ ニコ:え! 鏡三:ひとまず電話しましょう スマホポチー ニコ:もしもし救急車!芥川精機!親父が倒れてマジやばい! ニコ:早く来て! |
Chapter A-2 入院 |
【KP】:救急車はすぐに到着し、近くの病院に運ばれる事になった。
【KP】:ニコは同伴を求められるだろうけど、鏡三と真珠はどうする? 真珠:大丈夫かなぁ... 鏡三:ご一緒しましょう 真珠:許可されるなら同行します 【KP】:OK ニコ:ごめん皆、せっかく来てもらったけど今日立て込んじゃって…… ニコ:いいん? ニコ:じゃ行くか― 【KP】:では病院まで救急発送します。 【KP】:【安堵】 【KP】:暇そうなので大山も合流していいよ 【KP】:鉄造は病室にいる。 【芥川鉄造】:はぁ・・・ 鏡三:一時はどうなることかと 【芥川鉄造】:迷惑をかけて、すまないね・・・ ニコ:(容態は?) 鏡三:いえいえ ニコ:(こいつ……差分が……) 真珠:何か持病でもあるんですか? 【KP】:医者の話によると、日々の不摂生に加えて、過労と心労が重なったせいで倒れたようだ。 【KP】:しばらくは安静が必要なため、ここに入院する必要がある。 ニコ:親父…… ニコ:話しとかなきゃいけないことがあるんだけど。 鏡三:… 【芥川鉄造】:なんだ? ニコ:こちらのおっさん、大山桜さん。結婚を前提にお付き合いさせてもらっちゃってます! 【芥川鉄造】:ええっ!? 真珠:え? ニコ:なんつって、ウソ☆ 【芥川鉄造】:うっ、心臓が・・・ ニコ:ただの友達だよ。元気出た? ニコ:わーごめんごめんって! 【芥川鉄造】:ふう、驚いた ニコ:あのさ、親父ムリしてない? 【芥川鉄造】:・・・やはり隠し切れんか ニコ:いいんだよ、もうちょいで鏡三ちゃんの前回の広報記事もバッチリ出来ちゃうし ニコ:そうなれば、スポンサーのうちも宣伝効果間違いなし、技術を見込んであちこちから依頼が舞い込み、ウハウハで、 ニコ:その、なんとかなる、なんとかなるから 【芥川鉄造】:依頼はな、そんなに受けられないんだよ。 【芥川鉄造】:うちは少数精鋭でやってる。 【芥川鉄造】:あまり沢山の仕事を受注してしまうと、他のお客さんの仕事に支障が出るんだ。 【芥川鉄造】:だから、大口は断ってるんだよ・・ ニコ:あたしも司法予備試験受けてるから。弁護士なったら儲かるし、大学出なくても多分なんとかなるから…… 【芥川鉄造】:お前が? 【KP】:鉄造は声を出して笑った。 ニコ:驚いた?こっちはマジ☆ 【芥川鉄造】:あー、驚いた。 ニコ:(55もあるしなんとか……なるやろ……) ニコ:さっきのウソとどっちが? 【芥川鉄造】:こっちの方が。 【芥川鉄造】:でも、大学は行かせるぞ。 【芥川鉄造】:ちゃんと卒業して弁護士になれ。 【芥川鉄造】:留年する度にデコピンの回数増やすからな。 ニコ:(今回医学もちいないんやな……) 鏡三:(せやなぁ ニコ:(とはいえ医者の見解だしこれ以上容態にうたがうとこはなさそう) 【KP】:さて、話をしていると病室に岡森が入ってきた。 【岡森夏生】:うっス。 ニコ:あ、岡森さん。 鏡三:どうも 【岡森夏生】:取引銀行の担当者が、大事な話がしたいから社長か、代理の人とアポイント取りたいって言ってきてるんスけど。 ニコ:代理の人です! 【岡森夏生】:ニコ嬢が? ニコ:こう見えて小さいころから帳面ぐらいならやってっし。 ニコ:親父が入院中、経理はあたしがなんとかするよ。 ニコ:(60だけど……) 【岡森夏生】:俺は技術しか分かんねぇっすから、頼みます。 【芥川鉄造】:ありがとうニコ・・・無理はするなよ。 真珠:すごいなーまだ高校生なのに ニコ:ビリギャルっぽくね? 鏡三:ビリギャル…? 真珠:あの映画、実は当たり前にある事例らしいからニコちゃんもチャンスあるよ! 大山:・・・・・・はっ! 身の毛もよだつ嘘を聞いて気を失ってしまっていた 鏡三:えぇ‥ 【KP】:以上で導入おわり。 ニコ:(大山で締められる導入) 【KP】:今回は、「芥川精機を守る」というのが目的です。 ニコ:(ラジオなんやろ……) |
Chapter A-3 交渉 |
【KP】:アポイントの日まで進めていいかな
ニコ:(うーん) 大山:【芥川精機の運命はニコが返る!!!】 真珠:(特にすることないかなー ニコ:(一応芥川精機のここ最近の経済事情など見ときたいけど) 【KP】:落下スレスレ 大山:【あと銀行の急に厳しくなったってとこも調べれるなら調べたいかな 噂話とか?】 ニコ:(特別変わった事情とかはないのかな……) 【KP】:社長の手腕で何とか持っていたところだ ニコ:(銀行絡みはアポイントの時でいんじゃね?) ニコ:(ラジオもよーわからんけどアプローチがないし) ニコ:(あとは岡森君がちょい気になるくらい?) 鏡三:(直行でおk 【KP】:OK ニコ:(心理学などふっといた方が良かったかも) 【KP】:【探索】 ニコ:(まあええか) 大山:【気を失ってたからな】 【KP】:さて、銀行の担当者は「とても良いお話を持ってきました」と言って、とある企業を紹介してくれた。 ニコ:んん! ![]() 【宇佐美麻弥】:初めまして。 サヒメリサーチの宇佐美と申します。 ニコ:(あっ……) ![]() 【佐藤二郎】:佐藤二郎です。 真珠:(エージェントだこれ! ニコ:芥川ニコです!よろしくお願いしまーす! 大山:【身代資金運ばされる人だ】 【宇佐美麻弥】:よろしくお願いします。 ニコ:あ!芥川精機代表の、代理です! 【宇佐美麻弥】:(あいさつを終えると、宇佐美は融資条件を記した書類を差し出す。) 【宇佐美麻弥】:実は、御社に融資をしたいと申し出ている企業がありまして。 ニコ:はい! 【宇佐美麻弥】:ご存じかもしれませんが、山岸鉄鋼という鉄鋼会社です。 ニコ:(実際にご存じなのか……?) 【岡森夏生】:仕事を受注した事がありますよ。 【岡森夏生】:お得意さんです。 ニコ:ふむふむ…… 【宇佐美麻弥】:(書類に記載されている融資額は、芥川精機の資金難を脱するのに十分な金額だった) ニコ:マジやべぇ! 【宇佐美麻弥】:(ここで<法律>x2か、<経理>か、<母国語>÷2のどれかをどうぞ) ニコ:1d100 法律x2(110) Cthulhu : (1D100) → 28 【宇佐美麻弥】:(100こえとるー 鏡三:(振り切れている… 真珠:(振るまでもないな... 大山:【振り切るぜ】 ニコ:これ、参考書でやったやつだ! 【宇佐美麻弥】:(では、小さな文字で融資条件が細かく記されている書類を読むと、 鏡三:(参考書すごい 【宇佐美麻弥】:(この条件をのめば芥川精機が山岸鉄鋼の子会社同然になることは免れないことがわかる) 【宇佐美麻弥】:(そうなれば、山岸鉄鋼が芥川精機の経営にも関与し、最悪、経営者の交代ということもありうるだろう。) ニコ:むぐぐ 【宇佐美麻弥】:(すなわち、これは融資を餌にした企業買収である。) 大山:【大山が昔得意だったやつだ】 ニコ:つまり……? ニコ:教えてタマちゃん! 真珠:代理の立場では即答しかねますって言えばいいんだよ ニコ:なるほど!さすが社長令嬢! ニコ:社に持ち帰ってケントウしたいです! 【宇佐美麻弥】:(社やんけ! 大山:【ここなんだよなぁ】 ニコ:(しかし融資自体はイベントなので条件をゴネるのが良いのか……?) 鏡三:(かなあ 大山:【心理学必要なときに呼んでください】 ニコ:(もうブリブリ振ってもいい気がするけど) ニコ:(サヒメリサーチの人自体はあまり重要ではなさそう) ニコ:ええと……ダイリの立場では即答しかねます……ので…… ニコ:一度山岸鉄鋼の代表の方?と……詳しく交渉……?したいんですけど! 鏡三:(ふくしのだいがく ニコ:(瀬戸際の高校?に通ってるんですけど!) 【宇佐美麻弥】:交渉は私に一任されておりますので ニコ:(サイコアナライズしよ) 大山:【お願いします】 鏡三:(せやなぁ 【宇佐美麻弥】:シークレットダイス 【宇佐美麻弥】:(宇佐美は山岸鉄鋼のパイプ役のようであり、彼女が交渉の全てを正式に任されている事に嘘はなさそうだ。 鏡三:(うーん どうにかこの場は流して山岸鉄鋼をリサーチしにいきたいとこね ニコ:じゃあその……融資条件のほうをもう少しですね…… 大山:【だそうですニコ嬢】 ニコ:(ありしゃす!) 【宇佐美麻弥】:これはとても良い条件ですよ。 【宇佐美麻弥】:心配ありません。 ニコ:とてもいい条件なのかも…… 鏡三:(そうかな…そうかも… |
Chapter A-4 サヒメリサーチ |
【宇佐美麻弥】:この場で即お返事を戴かなくても結構ですので。
真珠:でも社長通さずに返事はできないよ 返事待ってもらえるみたいだし今日はここまでにしようよ 鏡三:そうそう 【宇佐美麻弥】:また明日お伺いします。 ニコ:そ、そういうことで! 【宇佐美麻弥】:それでは、失礼しますね。 ニコ:お待ちしてあーす! 【佐藤二郎】:失礼します。 鏡三:またのお越しを~ ニコ:あー緊張した 【KP】:帰り際、佐藤のヘッドセットから小さなメロディが漏れているのが聞こえた。 鏡三:でも充分な代理でしたわ 【KP】:大山は聞き耳をどうぞ ニコ:(うん?) 鏡三:(あれだな… 大山:1d100 聞き耳 Cthulhu : (1D100) → 78 ニコ:(でもPL的には目星着いちゃうなw) 【KP】:じゃあ詳細は分からない。 鏡三:(はい 【KP】:サヒメリサーチの2人は帰っていったよ。 大山:ヘッドセットで音漏れって だいぶ耳悪いのかあのおっさん ニコ:しかしどうしよ。これってたぶんわりと重大な決断?だし 真珠:あの黒服の人なにしについてきてたんだろう... 鏡三:荷物持ち? ニコ:あのカバンにお金がガバーって 大山:まぁ見た限り書類には不正やらは無いみたいだな ニコ:受けます!って言ったらバーンでドーンと出てくるやつ 鏡三:そういうのってなんか小切手とかでやるイメージがありますわ ニコ:できればまだ親父には見せたくないなぁ。これ普通のシャチョさんならすごい悩むやつでしょ? 鏡三:そうですわね… 真珠:とはいえ話さずに解決できるかなぁ 大山:まぁえげつないわな ニコ:あたしたちもこの話が良い話なのかどーか判断つかないから悩んでるわけで 鏡三:山岸鉄鋼といっていましたわね ニコ:判断の材料をもうちょい探って、わかりやすくなったら 真珠:だいたい社長不在の時を狙ってくるなんていやらしいよ ニコ:最終的に社長に持っていったほうがいいんじゃね? ニコ:ほんとそれ 大山:相手が弱ってるところをついて簡単に成果を出すってのは間違ったやり方ではないけどな ニコ:(岡森君のCDまだ職場のオーディオセットに入ってるかな) 真珠:大山さんはきたないです。 【KP】:(入ってるとおもうよ ニコ:(じゃあ気晴らしにポチー) 大山:大人はきたなく生きるもんなんだよ ニコ:(大山のミュージックとなんか共通してる可能性もある) 【KP】:岡森の持ってきたアルバムは海外のロックだ。 大山:とりあえず相手の社長がどんなやつかくらいは知っといたほうが良いだろうな 鏡三:山岸鉄鋼を下見してみるというのは ニコ:なるほど! 大山:乗っ取りついでに全とっかえなんてされた日にゃ意味がない 鏡三:場所はわかります? ニコ:(取引先ならまあなんかあるんじゃないか?) 【岡森夏生】:営業所なら近くにありますけど 【岡森夏生】:事務や営業しかいないっすよ 鏡三:工場自体は他県‥? 【岡森夏生】:そっすね。 大企業っすから。 大山:デカいところなのか 大山:とりあえずネットで評判でも調べてみるか ニコ:まあシャチョーがムリなら外堀から調べていくしかない……のかな……? 鏡三:なるほど 【KP】:OK 大山:さっきのなんちゃらリサーチだかって会社も 【KP】:図書館ロールどぞ 鏡三:1D100 図書館 山岸鉄鋼 質問ある? Cthulhu : (1D100) → 60 鏡三:見つかりませんわー 【KP】:わろ ニコ:1d100 図書館 山岸鉄鋼 Cthulhu : (1D100) → 100 大山:【わー】 ニコ:ファー! 真珠:1D100 山岸鉄鋼 Cthulhu : (1D100) → 57 鏡三:元社員のスレとかがあれば良かったんですけど 【KP】:じゃあ、ニコは動く広告に翻弄されている 鏡三:(草 【KP】:真珠が成功かな 大山:1d100 サヒメリサーチ Cthulhu : (1D100) → 35 大山:【おひぃ】 ニコ:男二人、密室、七日間。何も起きないはずもなく…… ニコ:何が起きるんだ……? 大山:真面目に調べろ(チョップ 鏡三:飢え死にしてしまう |
Chapter A-5 山岸鉄鋼 |
【KP】:山岸鉄鋼は昭和初期には誰もが名を知る大企業であったが、今はかなり規模が縮小している。 社名には鉄鋼とあるが、工事現場などに作業員を派遣する人材派遣会社のようなことを主な業務としている。 真珠:だそうです。 【KP】:荒事も引き受ける屈強な社員を高級で雇っており、暴力団とも繋がりがあるという噂もある。 ニコ:つまり……? 鏡三:えぇ… 大山:まともじゃないってことかね 鏡三:こんな企業の傘下にはなりたくないですわね 大山:つまりサヒメリサーチの方もそっちけいってことか ニコ:くそぉ~山岸鉄鋼め 【KP】:また、山岸鉄鋼は佐比売党という組織のグループ企業であることもわかった。 鏡三:佐比売党‥ ニコ:表向きはお得意様として関係しておきながら、この芥川精機を狙ってやがったな…… ニコ:野獣のように! 大山:サヒメリサーチの方が上なのかぁ 真珠:野獣のように... ニコ:融資だけ受けて子会社になりません!って言うのは? ニコ:大山さんそういう方法知らないの? 鏡三:それが一番いいですけど… 鏡三:交渉材料が必要ですわね 大山:融資の条件が暗に子会社にするってんなら条件自体を変えさせる必要があるわなぁ 鏡三:弱みを握ったりとか ニコ:うん!うん! ニコ:つまり言い換えると 鏡三:(2人に影分身して修行すれば経験値も2倍になるってことだ 大山:かがみさんの言うように弱みなんかの交渉材料あるのが一番楽ってことかな ニコ:よし!弱み握るぞ! 大山:そもそもあちらさんは何でこの工場を買収したいのかね? 鏡三:では営業所とやらにひとまず行ってみますか 大山:ここってそんな特別な技術とか特許みたいなのもってんのか? 真珠:暴力団に気を付けないと... 鏡三:普通に考えると加工技術が欲しいという事だと思いますが・・ 鏡三:ただ、山岸鉄鋼って今は鉄鋼業やっていないんですのよね ニコ:あたしたちもか弱い社長令嬢二人じゃナメられるし 大山:か弱い(鼻で草 ニコ:こう……大山さんにもさっきのボディガードみたいな 【岡森夏生】:自慢じゃないっすが、うちの精密加工室は日本有数の最新設備なんすよ ニコ:ドスを聞かせてもらって! ニコ:そうだよ! 大山:ほう そいつはすごい 真珠:スーツでも着せてみる? 【岡森夏生】:山岸鉄鋼さんから来る仕事も、うちじゃないと満足しないみたいで 鏡三:サングラスもかけてもらいましょう 真珠:サングラスもつければスジモンに見えるかも... 大山:もう自分の傘下にいれちまおうってことか ニコ:(精密加工室も覗いてみる?) 鏡三:(そうしよ ニコ:(なんか山岸鉄鋼から受けて作ったものが) ニコ:(いかがわしいアイテムの可能性高いかも) ニコ:じゃあその最高設備を特別に案内してあげよう! 大山:【マッサージ器とかな】 鏡三:("最新設備"自体が実はなにかのマジックアイテムだったりするかも 【KP】:精密加工室は特別に高い精度を要求される部品のために、最新の機器が導入されている。 ニコ:山岸鉄鋼から受注された製品ってどんなヤツ? 【KP】:わずかな誤差も許されない仕事のため、作業場とは隔離されたクリーンな空間となっている。 【岡森夏生】:なんかの医療機器っすよ 大山:医療機器とはまた ニコ:(なんかの) 【岡森夏生】:なんの部品か知らないっすけど ニコ:(図面見て大山が機械関係のスキルで千里算総眼図できないかな) 鏡三:しかし派遣企業が部品の受注っていうのも 鏡三:よくわかりませんわね 大山:【現物何個か持って行けないかな】 ニコ:(ていうか岡森も機械系のスキルは結構あるんだろうけど) 真珠:図面が残ってたりしないかなー 【岡森夏生】:(現物は置いてないね) ニコ:(見当付けてもらえないかなこの人) 【KP】:鉄造も岡森もどんな部品なのかは知らないし、図面を見てもよく分からない。 ニコ:(岡森君もサイコアナライズする?ワンチャン企業スパイかも) 【KP】:注文通りに精密に作ってるだけである。 大山:【先生 お願いします】 【KP】:シークレットダイス 真珠:(岡森君はベテランなのでは? ニコ:(個別に引き抜かれてる可能性もなくはない) 鏡三:(部品自体はつくるが、何にどう使われるかは不明、って感じやろな ニコ:(加工がメインっぽいなぁ) 【KP】:岡森は社長に信頼されているベテランである。 岡森も社長とこの会社が好きなようだ。 鏡三:(いいやつ ニコ:(ごめんなさい!) 【KP】:あとロックとベースが好き ニコ:(ここいる?) ニコ:(いやいるのかも……) 大山:【心理学失敗したか(失礼】 鏡三:(いるかもしれん! |
Chapter A-6 営業所 |
【KP】:左耳に巨大なピアス。
【KP】:ハゲ。 真珠:(芸術:ベースで成功すれば味方にできる とか?w ニコ:(あっ……) 鏡三:(ラーメンがすきそう 大山:【坊主なだけかもしれんやろ!】 鏡三:(GMからの明言なのでハゲ確です 【KP】:(坊主です・・ ニコ:(でもまあ現時点で協力的ではあるっぽいし) 鏡三:(坊主なのか… ニコ:(次回とか例の芸術が必須スキルのシナリオ用の布石かもしれない) 真珠:(実はブドーのタツジンである可能性 【KP】:(ポプラ派 ニコ:(今特別ツッコむ必要を感じないけど) 鏡三:(せやなあ ニコ:(ひょっとしたらラジオ聞くために無線嗜んでる可能性が……?) 鏡三:ひとまず営業所とやらに行ってみませんこと? 真珠:そうですね。 ニコ:よし!弱み握るぞ! 鏡三:暴力団とつながりがあるならその証拠だけで交渉の材料にはなる気がしますわ ニコ:やはり現役JKが社長代理じゃナメられるし ニコ:大山さん矢面に立ってよー ニコ:口もうまいし ニコ:(多分言いくるめの方が活躍しそう) 鏡三:オオヤマリサーチの代理人ですわね 大山:行くっていってもどういうていで話聞くんだ? 大山:いきなり行って お宅の弱み握らせてください ってわけにもいかんだろ ニコ:弱みありますか?っていう…… ニコ:いかないか…… 鏡三:融資の話を起点に ニコ:うーん 受注した製品について聞いてみるとか? 大山:【弱みじゃないのなら握らせてくれるかもな!】 鏡三:まだ決定はしてないけどもひとまずお礼に伺ったみたいな感じでしょうか ニコ:何かわかってた方が加工も間違いがないだろうし…… ニコ:その辺を纏めて聞く感じ? ニコ:たのめる? 大山:まぁ営業所でも偉い奴に話が通ればそこらへんは聞けるか・・・ 大山:虎穴にいらずんばってやつだな 大山:行ってみるか 【KP】:OK ニコ:よっしゃ!社長令嬢のいいなづけで次期社長を名乗ってもいいっすよ! ニコ:スーツ着ていこ! 大山:うわぁ 急に寒気と吐き気が・・・ ニコ:なんで! 真珠:名刺もねつ造する? ファイナンシャルアドバイザーとかで ニコ:なんかよくわかんないけどそれで 【KP】:(名刺は書いたもん勝ちだし、多少はね? 大山:【今は自分で印刷する人結構いるからね】 大山:【やりたい放題や】 ニコ:えーと ニコ:「芥川精機 ファイナルアドバイザー 大山桜」 ニコ:よっしゃ 真珠:なんだかよくわからないけど強そう! 【KP】:では山岸鉄鋼の営業所に入ります。 鏡三:ファイナル… ニコ:おじゃしゃーっす 鏡三:お邪魔しますわー 【KP】:「どういうったご用件でしょうか」 大山:私は芥川精機でファイナルアドバイザーをしています大山と言います ノ名刺 【KP】:「あ、どうも・・・」 鏡三:ファイナル…… 大山:今日は今頂いているご融資の件で詳しくお話を聞きたいと思い急ですが直接うかがわせていただきました 【KP】:「では、どうぞこちらへ」 ニコ:大山さんだとすごいそれっぽいな! 大山:【簡単に通すなこいつ】 【KP】:応接テーブルに案内されたね。 大山:ありがとうございます 【田中】:わざわざご足労ありがとうございます。 大山:こちらこそ急な訪問に対応していただいてありがとうございます 大山:わたし 芥川精機でファイナルアドバイザーをしています大山です 真珠:ファイナル... 大山:こちらが今社長代行をしています芥川です ニコ:社長の代理です芥川ニコです! 【田中】:山岸鉄鋼境港営業所、支部長の田中です。 大山:【徹し・・・・】 ニコ:(でん……) 鏡三:(勝てない 真珠:(おのれ田中...! 【田中】:申し訳ございませんが、融資の件については協力会社に全て任せておりまして、 【田中】:具体的な内容も上からここには降りてきていないのです。 ニコ:サヒメリサーチかな…… 大山:そうなんですか |
Chapter A-7 ファイナル |
大山:恥ずかしい話ですが急に社長が倒れて自社の状態も良く理解できていない状態で今回のお話をいただいたもので
大山:返事をするにしてもこれまでどのような仕事をいただいていたのか, どのような理由で今回融資をしていただけるながれになったのか 色々把握しきれていないんです 大山:内容的に即返事ができるものでも無かったので直接お話を伺えればと思ったのですが 【田中】:御社には10年ほど前から定期的に医療機器の部品の制作依頼しておりまして ニコ:(そんなに昔から虎視眈々とウチが弱るのを狙ってたんだなぁ~~) 【田中】:失礼ながら経営が難しいという事を取引銀行から伺いました。 鏡三:(サヒメリサーチがちょっかいかけたのかも・・ ニコ:(同グループだろうし連携はしてるとおもう 大山:【工場の下に未開のダンジョンが!】 ニコ:あの、そういえばその医療機器ってどういう…… 【田中】:御社の経営が破たんすると、弊社も部品の調達が難しくなり、大打撃となるわけです。 ニコ:融資のお話とは関係ないんですけど 【田中】:医療機器については企業秘密のため詳細をお話する事はできません。 大山:【先生 一応お願いします】 【田中】:シークレットダイス 【田中】:(コンプライアンスが厳しいようだ。) 鏡三:(ふつうだな・・ ニコ:(ウーン) 鏡三:(とっかかりが難しいなあ… ニコ:(どっからのアプローチがいいかな……) 鏡三:(ここもあくまで営業所やしなあ ニコ:(なんとか言いくるめてみる?) ニコ:(説得アプローチも考えてはみるけどコンプライアンスを突破するのは難しそう) 大山:ファイナルアドバイザーの私としましては製作した部品がどこでどのように使われているかは良いのですが 最終的に何になるか程度は知っておきたいと思っています 鏡三:ファイナル… 大山:その辺もお聞きすることはできませんか? 真珠:(最後のアドバイザーになってしまうんやな... 【田中】:(説得をどうぞ 鏡三:(説得か 大山:【ファイナル入れたら言いくるめにしてもらえるかと思ったけどそんなことはなかったぜ】 ニコ:(言いくるめじゃだめなのか 【田中】:(うーん 【田中】:(まぁいいか 大山:場合によっては私の方からもっとそちらにいい条件で契約できるように働きかけることもできるんですが(こそこそ 大山:【言いくるめ振らせてもらうね】 大山:1d100 言いくるめ Cthulhu : (1D100) → 10 大山:【比叡山なら大成功だった】 真珠:(相手は死ぬ ニコ:(比叡山なら取引相手が徹しやってくる) 鏡三:(田中なので死なない 大山:【やめてください】 ニコ:(まさか……発掘された上半身の石像を修復しメカ田中を作るための部品を……?) 【田中】:御社に発注している部品は患者の生命を維持する為の機械に使われるものでして 大山:【力の田中 知識の卯月】 鏡三:(アルデバラン2の伏線かな? ニコ:(メカ徹しはロケットパンチなので遠距離攻撃で先制できる) 【田中】:消耗品のため、定期的に制作を依頼しているのです。 鏡三:成程‥ 鏡三:(ふつうだな・・ ニコ:(ちょっときな臭い) 大山:生命維持ですか 精密さが求められるのも納得ですね 【田中】:御社が一番製品の仕上がりが良いので、懇意にさせて頂いています。 ニコ:フフン 大山:【先生 嘘かどうか一応お願いします】 【田中】:シークレットダイス ニコ:(ホントのこと言ってるだろうけど「生命維持」がぼかしたいい方っぽい) 【田中】:(彼の言っている事は本当で、他の会社では作れないものというのも本当のようだ。 【田中】:融資について積極的でないようでしたら、一度取引銀行からお話を伺ってみては如何でしょうか。 大山:そうですね 真珠:じゃあ銀行行きましょう 大山:そちらでも一度お話を聞いてみます 鏡三:そうしましょう ニコ:(取引銀行の方がプレッシャーかけられてるセンか) ニコ:あざーした! 大山:ありがとうございました 大山:失礼します 【田中】:こちらこそ、ありがとうございました。 【KP】:営業所を後にするよ。 |
Chapter A-8 銀行 |
大山:【出たところでニコにチョップするね】
ニコ:痛い! 大山:ファイナルアドバイザーってなんだよ 鏡三:えぇ・・ 大山:やっぱりおかしいだろ 鏡三:今更‥ ニコ:大丈夫大丈夫 大山:言ってて笑わないようにするので必死だわ ニコ:大山さんめっちゃファイナルアドバイザーっぽい感じ出てた 真珠:おかしいと思ってた割には一貫してたよね 鏡三:自分で読み替えてもよかったのでは‥ 大山:名刺書いちゃってるからな 鏡三:名刺のは誤字ということで 大山:むしろ積極的に貫き通した方がいいかなぁと・・・ 鏡三:銀行のほうに行きますか 大山:まぁ相手が少し混乱してくれる方が話の主導権は撮りやすいからいいはいいんだけど ニコ:弱み握れなかった…… 鏡三:はい… 大山:まぁ銀行だな 【KP】:OK 大山:そう簡単に握れるものを弱みとは言わんよ ニコ:そういうもんかー 大山:そういうもんだ 【KP】:芥川精機が取引している銀行に行くと、応接間に通された。 【KP】:担当者が現れる。 鏡三:(今んとこ鼻歌が謎すぎるな‥ ニコ:(なんだろうなぁあれ) 【渡邊】:担当の渡邊です。 ニコ:(サヒメ党に繋がってることはわかるんだけど) 大山:芥川精機ファイナルアドバイザーの大山です ニコ:社長代理の芥川ニコです! 【渡邊】:社長の娘さんか・・ ニコ:いつも親父がお世話になってます! ニコ:で、その、ええとですね 【渡邊】:申し訳ないですが、融資条件の緩和はできないですよ。 ニコ:えーっ 鏡三:(早い! 真珠:何故なんです? ニコ:どうして最近になってそんなに厳しくなったんですか? 【渡邊】:それは・・・ 鏡三:それは…? ニコ:それは……? 【KP】:渡邊は口を濁してるね。 鏡三:どこかの組織からの突き上げですかしらね ニコ:社運?がかかっている以上納得できないんですけど! ニコ:ウチが何か悪い事をしたなら謝りますから! 大山:わが社に急にやってきたヒサメさんについても少し気になっているんですよ 大山:【で一応先生かなぁ】 【渡邊】:まぁ、あまり大きな声では言えないんだけど・・・ 【渡邊】:(そう言って小声になる ニコ:はい!(大声) 鏡三:(Welcome to Underground...(小声) 【渡邊】:今回の件は佐比売党から圧力があってね 鏡三:やはり… ニコ:サヒメ党めぇ~~~ 【渡邊】:しっ 真珠:酷いことするなー 【渡邊】:佐比売党グループはうちのお得意様だから、逆らえないんだよ。 鏡三:しかし何が目的なんでしょうか…? ニコ:ウチもお得意様なのに…… 【渡邊】:向こうはグループ企業で、桁が違うんだよ。 鏡三:大企業ですからねぇ 【渡邊】:もちろん、芥川精機も大事な取引先だよ。 【渡邊】:これまでずっと取引してきた間柄だから、圧力がなくなれば、 上司に貸し渋りの指示を取り消すよう説得してあげますよ。 真珠:なるほどなるほど ニコ:ああじゃあそのサヒメ党の圧力?がなくなれば…… 鏡三:つまり始めから言われてたとおり山岸鉄鋼を相手どるより 真珠:全部サヒメグループのせいじゃん... ニコ:圧力かけるのやめてくださいって言ってやめてくれるかな 鏡三:サヒメリサーチと交渉するのが良さそうですわね ニコ:そうなっちゃうなぁ。 鏡三:山岸鉄鋼は単に買収に際して都合が良いパイプって事ですかしらね ニコ:ウチを子会社にして何をやらせたいのかハッキリ聞いといた方がいいかも 鏡三:サヒメリサーチの方は明日も来るって仰ってましたが… 鏡三:こちらから乗り込んでいくのも手ですわね ニコ:サヒメリサーチもあとでググってみよ。 大山:何を作らされてるのがわかればそれなりにやり合えそうなきもするんだが ニコ:でも企業秘密ってことならさー ニコ:あ、外で話そか。 ニコ:(もう銀行いいかな?) 鏡三:ありがとうございました。 ニコ:あざーした! 真珠:ありがとうございました。 【KP】:では、銀行を後にする。 |
Chapter A-9 リフレイン |
ニコ:そのサヒメグループ内の企業で使ってる可能性ってないの?
ニコ:グループ内に医療機器のメーカーさんとか、医療関係の企業があんのかも 鏡三:あるかもしれませんわね 大山:そんな簡単ならいいんだが・・・まぁ調べてみる価値はあるな 大山:おれはさっき何にもわからなかったけどな・・・・ 真珠:じゃあとりあえず ニコ:そうしよそうしよ 鏡三:サヒメリサーチについてググってみましょうか 【KP】:図書館どぞ 真珠:1D100 図書館 サヒメグループ 医療 Cthulhu : (1D100) → 73 鏡三:1D100 図書館 サヒメリサーチ Cthulhu : (1D100) → 44 ニコ:1d100 サヒメ 医療 Cthulhu : (1D100) → 50 鏡三:見つかりませんわーー ニコ:見つかりませんわ! 鏡三:(うーんこの 真珠:み、みつかりませんわー... 鏡三:謎の多い企業ですわね 【KP】:(わろ 大山:~♪ 大山:っとそうだそうだ ニコ:(足で稼ぐか……?) 大山:まったく関係ないんだがお前ら あおいお月さまが出ると って曲知ってるか? ニコ:(知ってる?) 鏡三:(知ってるんだろうか 【KP】:それぞれ知識かな ニコ:1d100 tsk Cthulhu : (1D100) → 64 鏡三:1D100 KNW Cthulhu : (1D100) → 10 真珠:1D100 Cthulhu : (1D100) → 23 鏡三:(なお脳内で再生されてるのはニャースのあれ 【KP】:皆知ってるな 鏡三:ああ知ってますわ ニコ:(知ってんだ…… 【KP】:昔流行った曲で、合唱コンクールで唄われたりもする。 大山:最近ある時間で無線にこのさびだけ歌う変なやつが現れてな 鏡三:無線で…? 鏡三:無免で…? 大山:ふとした時に脳内ぐるぐるするんだよ 真珠:サビしか知らないんじゃないですか? 鏡三:よくありますわよねそういうの 鏡三:Cメロで死ぬ 大山:まぁそんだけなんだけど ニコ:それ…… 大山:【というていの忘れてた情報共有】 ニコ:ひょっとして今全然関係ない話? 大山:おう 鏡三:でも妙ですわね ニコ:真面目に聞いちゃったじゃん! 大山:だからさっき言っただろ 関係ないって 鏡三:頭には入れときましょう ニコ:まさかー変な無線と圧力かけてくるサヒメ党なんて全然関係ないっしょ 大山:おれもそう思う 大山:むしろそんなやばい奴が関わってたら面倒なことにしかならなそうだからやめてほしい 鏡三:そういえばサヒメリサーチから名刺とかってもらっていなかったんですっけ 【KP】:もらってるね ニコ:グシャ…… 鏡三:住所はどちら? ニコ:もらってる 【KP】:住所は東京だ。 ニコ:東京か~ 鏡三:だいぶ右のほうですわね… 真珠:東京かー 鏡三:しかしなんだって東京くんだりから ニコ:サヒメグループが全国的に活動してるってことかなぁ ニコ:「技術が認められて全国から依頼が舞い込んでくる」……たしかにそうはなってるけど…… ニコ:違うんだよなぁ 大山:東京から来てるってことは今日はここら辺で宿取ってるだろうから・・・・ 大山:奇襲か・・・ 真珠:何も襲わなくても... 鏡三:えぇ… ニコ:奇襲か! 鏡三:やっぱりよく目的がわかりませんわね‥ 鏡三:加工技術が欲しいにしても普通はただ部品を発注したほうが安上がりですし ニコ:(まあ設備だけ欲しいにゃろなぁ) |
Chapter A-10 買収 |
大山:件の医療機器が結構重用で安定供給マジ必要って感じなんだろうけど・・・
大山:具体的な所は確かに見えてこないな 鏡三:非合法なものを作ろうとしているのかもしれませんわね 真珠:内密に量産したい可能性も ニコ:逆に圧力かけるならウチじゃもう作りませんよ!って言えば……! ニコ:先にウチがつぶれちゃうな 【岡森夏生】:うちは少量しか作れないっすからね。 【岡森夏生】:そもそも社長と俺しか作れないし。 【岡森夏生】:ノウハウが欲しいんじゃないっすか 鏡三:でしょうね ニコ:うーん…… 鏡三:なので多分買収されたら‥ ニコ:でもそれなら交渉材料に使える可能性も 真珠:ノウハウだけなら ニコ:あるかも…… 大山:まぁでも お断りします→でもつぶれたら困るんでしょう の交渉は効果あるかもな 鏡三:ノウハウだけ持ってかれてお役御免になりそうですわね… 真珠:岡森さん一人引き抜けば済む話では? ニコ:明日はそんな感じで攻めてみる? ニコ:ファイナルアドバイザー的には…… 鏡三:そういう話があっても岡森さんは断りそうな気がしますわ 鏡三:既にあったのかもしれませんし 鏡三:じゃあ企業ごといっちゃうか的な… 真珠:実際どーなんですか? 大山:まぁまずは何とか話を振って色々しゃべらせるってのが最初かなぁ ニコ:(ひとまず明日になればもう一度聞き耳チャレできそうではある) 大山:ファイナルアドバイザー的には ニコ:(しかも今回は4人で) 【岡森夏生】:俺はでかい企業には興味ないっすよ 【岡森夏生】:ここはある程度自由がきくし ニコ:さっすが! 真珠:謙虚ですねー 【岡森夏生】:社長には拾ってもらった恩もあるから。 鏡三:まあ、ブラックそうですしね山岸鉄鋼… 大山:ニコの親父さんの人徳が見て取れるな ニコ:そうだよ。 鏡三:実際ご立派な方ですわ ニコ:さてじゃあ明日はそんな感じでいくとしても…… 鏡三:ニコさんもその性格をよく引き継いでおられると思いますけど… ニコ:そうかなぁ! 大山:のーこめんと 鏡三:家族想いなのは共通してますわ ニコ:(どうすっか……) 鏡三:(うーんまたアポイントまでジャンプする…? 【KP】:特に何もないなら時間進めるよ 真珠:(それでいいかなー ニコ:(0時の放送聞く?) 鏡三:(あ、そうしよ 鏡三:どうせなら大山さんの仰ってた謎放送っていうのを聞いてみましょうか 鏡三:オーディオ機器もありますし 大山:いやーそれは・・・・ ニコ:ここでも聞けるかな? 【KP】:聞くならキャンピングカーやな 真珠:なにかマズいんですか? 大山:いくらなんでもあの時間帯に若い女の子と一緒って言うのは・・・・ 真珠:ダメなの? ニコ:身のキケン感じる? 大山:・・・・感じる要素がないな・・・いろんな意味で 大山:まぁそっちが良いなら問題ないか 大山:別に危機に来る分には良いよ ニコ:まあ大丈夫っしょ 鏡三:じゃあキャンピングカーの無線とやらを‥ ニコ:(あっキケン感じてる!) 鏡三:それにしてもこの短期間でよく治りましたわね… ニコ:(どんぐらいの期間やったんやろ……) 真珠:新聞にも載ってましたよあの事故 【KP】:2、3週間かなぁ 【KP】:【安堵】 大山:腕のいい修理工と知り合いでね 【KP】:では、夜にキャンピングカーに集合する。 大山:さくっとやってくれたよ 鏡三:(はえーキャンピングカーてこんな中なってるんやなあ ニコ:よし ニコ:エロ本さがそ 真珠:やめたげてぇ! 大山:やめてください 心が死んでしまいます 鏡三:またやってる‥ |
Chapter A-11 アマチュア無線 |
【KP】:アマチュア無線の設備が整っている。
鏡三:これが無線機 鏡三:初めて見ましたわ ニコ:この鏡三ちゃんのポスターの裏とかに…… 大山:そんな罰当たりなことしない ニコ:このポスター自体結構きわどくない? 大山:そんな目で見たりしてないやい 鏡三:(きわどいポスターなのか‥ 真珠:ホントカナー ニコ:フェンシングってボディライン出るじゃん 鏡三:そうですわね 真珠:でも露出は皆無だよ ニコ:実は露出と魅力はセイヒレイしないらしい! 真珠:そうなんですか?大山さん 大山:のーこめんと ニコ:ファイナルアドバイザー的には……? 大山:ファイナルアドバイザー的にはかがみさんは良い身体してると思う 大山:さすがトップアスリート 鏡三:なんか言い方が いやらしいですわ 真珠:男性はみんな大なり小なりスケベだから許してあげなさいって先生が... 鏡三:はい 大山:許してあげてください ニコ:許そう…… 鏡三:まあこの格好自体、ある程度見せる目的もありますしね ニコ:そろそろ放送始まるかな? 【KP】:では、いつも歌が流れる時間帯になるね 大山:そろそろ・・・かな 鏡三:集中しましょう 真珠:(1話目で指示されるまで使わないでおこうと思っていた共感覚も提案しないと使いどころないのかな...w ニコ:(聴覚と視覚?) 【KP】:無線機からいつものように、男性の鼻歌が聞こえてきた。 ニコ:(だったら明日使えるかも……) 大山:おーはじまったはじまった 【KP】:「あおいお月さまがでると」のサビの部分である。 【KP】:音程が外れている。 鏡三:謎いですわね ニコ:これなんで放送すんだろ 鏡三:下手くそですわね ニコ:ユーチューバーみたいな感じかな 真珠:でも無線で流すってところにアングラ感出てない? ニコ:「歌ってみた」的な…… ニコ:動画で出すのはちょっと恥ずかしい、けど聞いてほしい感じの…… 【KP】:なお、発信相手に興味があれば、応えることができる。 すでに誰かと会話中かもしれないため、「ブレイク」と言って通信に割り込むのがルールだ。 鏡三:うーんでも、そしたら鼻歌やサビだけっていうのが 鏡三:(そんななんだアマチュア無線 ニコ:(ブレイクするしか?) ニコ:(ファイナルブレイクする?) 鏡三:(しようぜ 大山:【やりたい人が居るなら】 鏡三:大山さん、これ相手とは通信できるんですの? 大山:一応できますよ 大山:やってみます? 鏡三:はい 大山:では・・・ここをこうしてっと・・・ ニコ:ファイナルアドバイジングだ 大山:このボタン押したら話せますよ 一応ルールとしてカクカクシカジカってのがあるんで 大山:後は好きにやってみてください 鏡三:よし… 鏡三:ブレイクッ! キリ ニコ:まさかいきなりブレイクしてきた相手が地元 ニコ:の大スターだとは思いもしないだろうな! 【KP】:声をかけると歌がやみ、相手が応答する。 【KP】:「何かお困りですか? なんでも質問してください」 鏡三:あーもしもし 真珠:地元かどうかわかんないよ結構遠くからでも電波飛ぶんじゃない? 鏡三:無線電波を追っていたところ 鏡三:懐かしい曲を口ずさんでるのをお聞きしたものですから・・ ニコ:えっ……じゃあ汗かきやすいとかで悩んでるんだけど…… 真珠:会社が買収されそうなんです! 大山:気にしなくてもニコは変なにおいとかしてないぞ 鏡三:(くさそうな設定が… 【KP】:「会社が」 大山:ちゃんと女の子のいい匂いだから安心しとけ 鏡三:言い方がいやらしいですわ… ニコ:大山さんから珍しいフォロー!うれしい! 真珠:セクハラにしか聞こえませんが。 ニコ:けどなんかやらしくない? 真珠:やっぱり大山さんはダメです。 大山:ダメかぁ |
Chapter A-12 ブレイク |
ニコ:あ、そう!会社の方が困ってる!
ニコ:とりあえずいい匂いらしいからそっちはいいや。 鏡三:見ず知らずの方に相談するのも…いや見ず知らずだからいいのかもしれませんわね 【KP】:「私は経営コンサルトをしている榧野国信と言います。」 ニコ:(かやの?) 鏡三:経営コンサルト! 【榧野】:(かやの くにのぶ) 大山:【隅っこで名前で検索かけてみとこうか】 ニコ:じゃあファイナルアドバイザーかも! ニコ:大山さんと同じの 大山:やめとけ 鏡三:それは心強いですわね 【榧野】:「何がお困りですか?」 ニコ:どこまで言っていいんかな 鏡三:融資を餌に買収されかかってるくらい ニコ:経営難……?なんか買収されそうで困ってるってとこ……? 真珠:顔も知らない相手だし特定されない範囲なら打ち明けてみてもいいんじゃないかなぁ 鏡三:銀行の融資がある組織から圧力をかけられてる事もですかしら 【榧野】:「ははぁ、買収ですか。」 【榧野】:「そういえば最近友人に企業買収のアドバイスをしたことがありますね」 ニコ:えっ 真珠:サヒメリサーチの人間だったりしませんよね? ニコ:(佐藤とダイレクトにつながってるライン……?) 【榧野】:「そうそう。 芥川精機を買収したいとの事でしたので。」 鏡三:うっ 【榧野】:「アドバイスさせていただきましたよ。」 ニコ:あっ、ふーん 真珠:どんなアドバイスをしたんですか? ニコ:サヒメリサーチめぇ~~~ 【榧野】:(榧野は専門的な事を話し出したが、内容を理解するのは難しいだろう) 鏡三:偶然ですが似たような状況ですわね。偶然ですが 【榧野】:「そうですか、それは大変ですね。」 鏡三:逆にそういうパターンでの買収を ニコ:大山さんこれって通信から相手の場所が調べられたりとかしないの? 鏡三:捲くる方法みたいなのは何かないですかしら 【榧野】:「ありますよ。」 ニコ:よくわからんけど、刑事ドラマでやるあれみたいな…… 大山:おれはそこまでくわしくないからなぁ 鏡三:興味深いですわね 真珠:あるんですか! 大山:てかちゃんとあっちの話聞いとけ 大山:真面目に答えてくれてるんだから ニコ:いやでもなんか出来すぎてね? ニコ:賢いめの二人がしっかり聞いてるし…… 【榧野】:(榧野は対抗策を離してくれた。 これも専門的で難しい話だったが、大山ならある程度は解説してくれるだろう。) 【榧野】:「・・・とまぁ、こんな対策を取られたら相手もしばらくは手出しできなくなるだろうね。」 鏡三:な、成程… 真珠:だそうです。聞いてました? ニコ:賢いめの二人がしっかり聞いてるし…… 【榧野】:「まぁ、この方法に気付けるのは私ぐらいなものでしょう。」 大山:ああ・・・ちょっと頭の中整理するな 鏡三:さすが経営コンサルトですわ 【榧野】:「他に何かお困りですか? 何でも質問してください。」 鏡三:(他なんかあるかね‥? 大山:榧野さんはヒサメに友人がいるんだろ? ニコ:(それってホントに適正な方法なのかロールで検証できない?) ニコ:(方法的には法の抜け穴的なもんなのか) ニコ:(経営上のテクニック的なもんなのか) 大山:ちょっと個人的にあそこがやばいことしてるらしい噂を聞いてな 大山:なんか医療機器がなんとかって ニコ:(いまのとこ話がうますぎて気にはなるな……) 【榧野】:(両方かなぁ。 まぁ、この手法は有効だとKPから保証しよう。) ニコ:(じゃあまあ良いか) 鏡三:(方法がようわからんが…w 【榧野】:(俺も経営については素人なので・・・ 大山:まぁ噂程度なんだがなんか知ってることってないか? 鏡三:(まあその対策を取るという事にしても ニコ:(多分萬田銀次郎の依頼人が背景にビリビリトーンいっぱい出すやつ) 鏡三:(あくまで時間稼ぎ程度だから根本解決はできんぽいな 【榧野】:「そうですね。友人がいますよ。」 ニコ:(じゃあもうちょい情報探らないかんやつかな) 大山:友人が変に張り切ってそれについて探ってやるって言ってて あそこはやばい組織ともつながりあるって聞いたんでどうにかやめさせたいだ ニコ:(これこの方法とっても) ニコ:(さらにそれを上回る方法をヘッドホン越しに教えて切り返されそう) 【榧野】:(解決という訳にはならないね) 大山:もし知ってることあったら教えてほしいなと思ってな 鏡三:(まさに萬田銀次郎のそれ |
Chapter A-13 コンサルタント |
真珠:あっ
真珠:当日通話中にしちゃわない? ニコ:つきあってくれるかな。 ニコ:(こっから誰か一人が当日までここに居座って喋り続けるコース?) 鏡三:あくまでこの話は趣味の延長程度ですし‥本来はお金を払って依頼するお話になりますしね 鏡三:あまりご無理をお願いするわけにも‥ 【榧野】:「佐比売党は鉄鋼業界の互助会ですよ。図書館で調べれば色々出てくるでしょう。」 ニコ:あ!大山さんさ、逆に無線の電波ジャマしたりできないの? 大山:鉄鋼関係でなんで医療機器なんて噂が出てくると思う? 大山:個人的な意見でもいいから聞きたいな ニコ:(それなら遠隔萬田銀次郎だけはジャマできるかも……) 【榧野】:「おそらく、傘下のひとつに医療関係の会社があるのでしょう。」 鏡三:(遠隔萬田してるわけではなさそうな気がする 鏡三:(サヒメ党は全国区の組織だし普通に金払ってコンサル受けてるんじゃない? 大山:まぁやっぱりそんな感じだよなぁ 大山:いやすまんな ありがとう 鏡三:(しかし他になんか情報得られるかなあ‥ ニコ:(でも多分聞き耳振らされたのこの鼻歌でリアルタイムファイナルアドバイズしてるんじゃないの?) 鏡三:(あっそうか ニコ:(明日まで送って、やってみて相手の出方を見る……?) 大山:【素直に そういえばさっき教えてもらった方法ってそれの対処法もあるのでは? って聞いてみたら?】 ニコ:(図書館は朝一で見てみるとして) 鏡三:あ、さっきの方法って 大山:【それこそあなたなら思いついてるんじゃないですか? って】 鏡三:それをさらに対処されるような方法ありますの? 【榧野】:「いや、しばらくは確実に時間が稼げますよ。」 鏡三:それは心強い。 大山:もしあなたがされたら対処にどのくらい時間がかかりそうですか? ニコ:(じゃあとりあえず明日アポへの準備はできたかなぁ?) 鏡三:(実際無線が妨害できるもんなのかは確認しときたいかな 真珠:朝一で図書館いかないとね 【榧野】:「そうですね、普通なら数か月といった所でしょうが、私なら数週間で対処できますよ。」 【榧野】:(無線の妨害は不可能かな) 鏡三:さすがに考案者という事ですか・・ 大山:それでも数週間はかかるってことですね 大山:心強い ニコ:(だめっぽい) 【榧野】:「その間に根本的な対処をされると厳しいですね。」 大山:本当の勝負はそこってことだな ニコ:やっぱり時間稼ぎにしかならない感じかぁ。 鏡三:そうなりますわね ニコ:根本的な対処…… ニコ:弱みを……! 真珠:経理とか法律とか詳しくないからわからないんだけど 真珠:この場合の根本的な対処って何だろう... 鏡三:お金を大量に手に入れたり・・ ニコ:根本的にはいままで通り銀行での融資を受けて 鏡三:融資先を別からしたり‥ 【榧野】:「銀行から融資を受けたり、運転資金を得たりですね」 ニコ:独立したままやっていけるのが一番いいんだろうけど…… ニコ:運転資金か…… 鏡三:圧力自体を取り除く ニコ:すくなくとも銀行から融資を得るならそれだけでいけるよね。 鏡三:まあその資金がないから苦労しているのであって…圧力自体を除去するのが一番現実的に思えますわね 鏡三:圧力を何故かけているのかから当たってみたいところですわね 大山:無理だとは思うんだが 明日先方との話し合いの場が合ってな 鏡三:明日直接サヒメリサーチの方に質問してみるのが良いですかしらね‥ 大山:そこで無線で中継するからリアルタイムでアドバイス貰ったりってのはできたりしないか? 【榧野】:「申し訳ないですが、それはできません。」 ニコ:ここまで言っちゃうとさすがにもう特定されてんじゃね? 大山:やはりむりか 鏡三:あまりご無理を言っては‥相手はプロなんですし 大山:まぁ無茶もいいところだもんな ニコ:マイクかして 鏡三:逆に言うと経営コンサルに相談するという事は 大山:ほい ニコ:敵対する立場かもしんないけど、絶対芥川精機はサヒメリサーチに渡さないかんな! ニコ:あと、対策ありがとう 鏡三:相手そのものは素人同然という事ですわ 鏡三:ありがとうございました。 【榧野】:「ええ、頑張ってください。 応援していますよ。」 ニコ:ぐぬぬぅ~ 鏡三:カヤノ様自体は単に相談を受けて方法を示しただけで悪い人ではないのかもしれませんわ ニコ:うん。まあ多分弁護士もこんな感じなんだよね。 大山:今日は助かったよ 機会があれば飯でも奢らせてくれ 鏡三:目下の敵はサヒメ党ですわ 【榧野】:「そうですね。 機会があればぜひとも。」 大山:じゃぁこっちはいったん切るよ あの歌意外と楽しみに聞いてたんだ これからもがんばってくれ 【榧野】:「ええ、それでは。」 大山:と言う感じだ |
Chapter A-14 対策 |
ニコ:すいませんでした
ニコ:めっちゃ関係してました…… 鏡三:まあ、偶然ですわ 真珠:しかしこれだけのアドバイスを無償でやってるなんて 大山:これがフラグをたてたってやつだな 真珠:凄い人ですねー 真珠:一方ファイナルアドバイザー。 鏡三:ファイナルですしね… ニコ:実はジャクシャの味方なのかもしれない…… 大山:ファイナルだから仕方ないな 鏡三:そういう方法を考える事自体が楽しいって人なのかもしれませんわね ニコ:いやでも大山さん自身は別に芥川精機がどうなろうと損ないんだから 大山:ってそれなりに頑張っただろ!! ニコ:こうして付き合ってくれてるだけで大山さんにはめっちゃ感謝してるよ ニコ:みんなにもだけど。 大山:まぁ袖すり合うもってやつだ 大山:気にするこたぁない 鏡三:なに、スポンサーにもなって頂いていますし 鏡三:何より友人の危機ですものね 鏡三:経営の事は素人ですが…明日の交渉で前に進めると良いのですが ニコ:あざーす! ニコ:とりあえずまあ……聞いた対策をやってみて…… 大山:【そうだ ネットでさっきの名前検索してみていい?】 【KP】:いいよ ニコ:ちょっとツッコんで聞いてみるっきゃないな 大山:1d100 図書館 榧野国信 Cthulhu : (1D100) → 58 大山:うーん 有名な人ではないのか 鏡三:1D100 図書館 榧野国信 コンサルティング Cthulhu : (1D100) → 77 鏡三:出てきませんわー ニコ:それはそれとして ニコ:エロブクマさがそ ニコ:1d100 図書館 榧野国信 Cthulhu : (1D100) → 93 ニコ:これっぽい 【KP】:こいつら 鏡三:(まだ大本命のたまちゃんがいるし・・ 大山:真面目にやれ(チョップ 真珠:1D100 図書館 榧野国信 Cthulhu : (1D100) → 96 鏡三:(たまちゃん!!! 真珠:だめでした。 ニコ:(あっこれ……) 【KP】:エロブクマだった 大山:おいーーーー 真珠:あっ わざとじゃないです。 鏡三:謎の多いコンサル企業ですわね ニコ:謎の…… 真珠:わざとじゃないんで詳しく調べて起きましょう。 大山:やめときなさい 知らない方が良い世界だってあるのです ニコ:そんなに……? 【KP】:まぁ、榧野は知る人ぞ知る企業買収の達人なので、 以前同じ畑だった大山は知っていてもいいかな・・・ 鏡三:そんなにアブノーマルな…? 大山:そういえば昔聞いたことあったな 凄腕だって 鏡三:まあ、恨みをかいそうなお仕事ですからネット上では露出していないのかもしれないですわね ニコ:ああ。弁護士みたいな…… 大山:まぁ本物ってことで聞いた方法は信用して良さそうだな ニコ:(これ以上の情報がないなら) ニコ:(明日朝まで送る?) 鏡三:(でいいかなー 大山:【図書館?】 【KP】:OK 真珠:(おk ニコ:(図書館かな) 【KP】:【探索】 |
Chapter A-15 図書館 |
真珠:みなさまおはようございます。
【KP】:次の日の朝。 鏡三:おはようございます。 ニコ:おはよー 大山:おふぁよ~ 真珠:(真珠にしかできないし図書館と歴史の組み合わせで探すかなー 【KP】:4人は朝イチで市民図書館に来たのだった。 ニコ:(歴史もあっけどぎりぎり図書館の方が高いから図書館で探すかな) ![]() 【来海幸子】:おはようございます。 ニコ:きまちさんちーっす 【来海幸子】:あ、この前の人たちだ。 ニコ:おっと小声……小声で…… 鏡三:おはようございます ニコ:この前の人達です! 【来海幸子】:芥川さん、マンガ延滞してますよ。 鏡三:(延滞してるのか・・ ニコ:あっはい…… ニコ:(借りて帰るとは思わなかった……) ニコ:まあそれはおいといて ニコ:またちょっとお世話になります! 【来海幸子】:はいどうぞー ニコ:サヒメ党っていうゴジョカイ?について調べたいんですけどー 【来海幸子】:あー、あの。 ニコ:知ってそう! 鏡三:ご存知なんですの? 【来海幸子】:わかんないです。 鏡三:そ、そう… ニコ:ええ…… ニコ:まあ歴史関係?の、資料がありそーな場所だったら…… ニコ:ざっくり教えてもらえるととても助かるんですけど 鏡三:鉄鋼業界の連合らしいですからそのあたりの資料があると嬉しいのですけど 【来海幸子】:そうですねー、あそこの列の棚にあるかもですよ。 【来海幸子】:(図書館に+10していいよ) 鏡三:よし… ニコ:よし! ニコ:1d100 図書館 サヒメ党 Cthulhu : (1D100) → 85 鏡三:1D100 図書館 サヒメ党 Cthulhu : (1D100) → 16 ニコ:見つかり 鏡三:(珍しく成功した! 大山:1d100 図書館 ヒサメ 鉄鋼 Cthulhu : (1D100) → 27 真珠:(じゃあ図書館は成功してるし歴史で振っていい? 【KP】:いいよ 真珠:1D100 歴史 Cthulhu : (1D100) → 75 【KP】:惜しいな 真珠:あっ!火の鳥だ! 鏡三:(こんかいはたまちゃんがポンコツ枠に・・ 【KP】:では、見つけた資料を読む。 ニコ:(狂座が巡る) 鏡三:ありましたわー 【KP】:佐比売党は明治から昭和初期にかけて活動した鉄鋼業界の互助会である。 今は名前が表に出ることはないが、現在でもいくつものグループ企業を抱えている。 【KP】:その中には、サヒメリサーチや山岸鉄鋼の名前もある。 鏡三:まあ、聞いてる通りの情報ですわね ニコ:うn ニコ:なんか弱点とか書いてない? 大山:グループの中に医療関係はないかな? 【KP】:佐比売党は1560年ごろに石見銀山で結成された。 その由来は、石見銀山にある鉱山の神「金山彦名」を祀る佐比売山神社であるとされている。 鏡三:えっめっちゃ歴史古い・・ 鏡三:庄とかそういうレベルのお話ですわね ニコ:石見銀山ね!修学旅行で行ったわ! 【KP】:現在の島根県にある三瓶山の昔の名前だ。 鏡三:(1560…田中…はっ! ニコ:(美桂村ェ……) 【来海幸子】:佐比売山から三瓶山になったんですね~ ニコ:さひめ、さんひぇ、さんべ ニコ:……? 【来海幸子】:(ちなみに、史実です) 鏡三:(はぇ~ ニコ:(そういやそんなこと祭終わや白無垢にも書いてたような……) |
Chapter A-16 佐比売党 |
鏡三:結成した人物や現在のトップとかの情報はないんですかしらね
ニコ:(医療関係の企業はなさそうな感じかな) ニコ:(ニュースとか) 【来海幸子】:昭和に大田市に合併されるまでは、佐比売村という地名も残ってたみたいですお 【来海幸子】:(医療関係の企業もあるかも ニコ:(ですお) 鏡三:へぇー ニコ:(あるかもだけど別に関係はしていないっぽい……?) 【来海幸子】:(名前が羅列してあるだけだからね。 鏡三:(まあ受注された部品自体はそもそも関係がないのかも ニコ:(まあ今のところそれそのものが差し迫ってきてるわけではないな) 真珠:(でも何故買収したいかって考えると 何を作るつもりなのか に繋がらない? 鏡三:(まあそうだなー ニコ:(そこはある気がするんだけど、医療機器っていうのがまずかなり霞んだ表現なのかもしれないから) ニコ:(医療でアプローチする、っていうのがズレちゃってんのかも、って気はしてる) 鏡三:(部品は単に山岸鉄鋼との関連をつくっただけの情報で 鏡三:(作りたいものはまた買収後に新規になんかするんやろなって考えてる ニコ:(まだアポまで時間があるならもうちょい調べたいこと調べてみる?) 真珠:(時間的にどうかな 【来海幸子】:(いいよ ニコ:(んじゃサヒメ党絡みのニュースとか?) ニコ:(ピンポイントにサヒメ医療で調べてみる?) 鏡三:(しかし今のところ神話的な要素が全然ないな…w ニコ:(最初はラジオがそんな感じで繋がっていくのかもと思ってたけど……w) ニコ:(いまんとこただの人情ドラマ) 大山:【そういえばなんでその歌うたってるのか聞くの忘れた】 【来海幸子】:フヒヒ 鏡三:私は金山彦名につい調べてみますわ ニコ:じゃあニュースまわりで ニコ:新聞とかさがそ ニコ:1d100 図書館 サヒメ ニュース Cthulhu : (1D100) → 72 ニコ:サヒメ党めぇ~~ 真珠:1D100 図書館 サヒメ ニュース Cthulhu : (1D100) → 57 鏡三:1D100 図書館 金山彦名 サヒメ山神社 Cthulhu : (1D100) → 13 大山:1d100 図書館 ヒサメ 買収記録 Cthulhu : (1D100) → 92 【来海幸子】:(佐比売絡みのニュースは全く見つからないね ニコ:(違ったかァ~) ニコ:(あとは医療についてピンポで調べてみるか) 【KP】:佐比売神社元々、金山姫・埴山姫・木花咲耶姫の三女神を祭った姫山神社であったが、 永享6年(1434年)室町幕府第六代将軍 足利義教の命で、領主の大内氏が、 石見国 美濃郡益田村(現在の益田市)から金山彦命を勧請して、 同時に大山祇命も合祀し、五社大権現と称したという説と、 領主の大内氏によって大永年間に建立されたとの説がある。 【KP】:(wikiより) ニコ:(そう…… 大山:【今こっちを買収しようとしてるんだし 最近買収してる企業があればそれらも関係してないかぁと思ったんだけど】 鏡三:木花咲耶姫…あのめちゃ黒いやつ ニコ:黒いやつ ニコ:(でもハデに買収してたらニュースにもならんかな?) 【KP】:そういったニュースは全くないね。 ニコ:(一応全国区の大企業だし) 鏡三:(サヒメ党自体が買収してるって感じじゃなくて 鏡三:(サヒメ党のどれかの企業が買収してるって感じなので引っかからないのでは…? ニコ:やはり全国区だ 鏡三:(今回も買収してることになるのは山岸だし ニコ:(でもサヒメグループ内としてひっかかんじゃない?) 鏡三:(わからん… 鏡三:(このくらいかな ニコ:(まだいけるなら[医療]で行ってみる……? 【KP】:(もうだめぽ ニコ:(でも具体的な企業名がでなかったし ニコ:(もうなさそう) 【来海幸子】:はい、お昼休みの時間ですよー 鏡三:結局サヒメ党の目的はよくわかりませんですわね・・ 真珠:(時間的にも無理なら諦めかなー 鏡三:はーい 【来海幸子】:弁当食べさせろー ニコ:社に戻ってケントウするか 鏡三:そうしましょう 【来海幸子】:(では芥川精機に戻ります |
Chapter A-17 再訪 |
【KP】:さて、昨日言われた時間になり、サヒメリサーチの2人が再訪したよ。
【KP】:【探索】 ニコ:よし…… 鏡三:肉体<ボディ>来たか… ニコ:今日は借りモノだけど策もあるし 【宇佐美麻弥】:返答はいただけますか? ニコ:ファイナルアドバイザーいるし大丈夫…… 鏡三:ところで昨日も気になっていたのですが 鏡三:そちらの男性は…? 【宇佐美麻弥】:彼は顧問です。 鏡三:顧問。 ニコ:コモン!そういうのもあるのか…… ニコ:こちらはファイナンシャ……ファイナルアドバイザーです。 真珠:(黒服が指示を聞いて伝えるならやっぱり顧問だなぁ... 鏡三:(何故言いなおすんだ…w ニコ:(大山自身一貫したそうだし……w 大山:ファイナルアドバイザーです 鏡三:(そのようだ ニコ:よし!昨夜のあのあれを…… ニコ:なんかよくわかんなかったけど 鏡三:あのあれですわ 大山:今回の件を手伝うということで一時的に雇われてます 【宇佐美麻弥】:そうですか。 ニコ:賢いめの二人が聞いていたので 大山:そうです(キリッ ニコ:そのそれをこう、バーンとちらつかせてやって ニコ:(やれるもんなの……?笑) 鏡三:(GMもあまり中身キメてないっぽいしとりあえず「話した」って感じで良いのでは・・w 鏡三:ペラペラ 【KP】:(では、昨日榧野から聞いた助言の通りに話を進めていった) ニコ:(こういう感じで行きます、って体で) 鏡三:フフ…ドヤ 真珠:ぐぅのねも出まい... 【KP】:宇佐美は佐藤とヒソヒソ話ながら交渉に当たっていたが、 大山:ファイナルアドバイザー的にはそちらがそのようにするというなら こちらはこのようにさせて頂こうと思っています 【KP】:徐々に表情から余裕が消えて行った。 ニコ:でもあれだね 真珠:効いてますよファイナルアドバイザーさん! 【KP】:佐藤は独りでブツブツとつぶやいている。 ニコ:(どうせもう、山岸鉄鋼からの融資を受けないのなら) 【宇佐美麻弥】:くっ・・・ 鏡三:ところで仮にも交渉の席なのですから 大山:ファクシミリバドワイザーにかかればこんなものです ニコ:(もうバーンと啖呵切ってやるのもよかったかも) 大山:あっ間違えた 【宇佐美麻弥】:よほど有能なコンサルタントを雇ったようですね。 真珠:(真っ当なところじゃなさそうだしなー 鏡三:その通信機ちょっと失礼じゃありませんこと? 鏡三:フフ… 【宇佐美麻弥】:これはあなたの知恵ですか? 鏡三:答える必要は… 鏡三:ない ニコ:ファイナルアドバイザーの! 鏡三:ウン… ニコ:一コト言っちゃっていいっすよ! 大山:ファイナルアドバイザーくらいになるとこのくらい余裕です 鏡三:(圧力についてこっちが知ってる話してもう腹割って話しちゃう流れにすればええのでは 【宇佐美麻弥】:大山さん・・・覚えておきます。 その名前。 大山:あとかかがみさんもおっしゃっていますがいくらなんでもそれは失礼だと思いますよ ニコ:(どうだろなぁ~) 大山:出来れば外してちゃんとこちらの話聞いてもらえませんかね 【佐藤二郎】:・・・失礼した。 ニコ:(突っつきながらサイコアナライズすんのも) 【KP】:佐藤はヘッドセットを外した。 大山:【タイミングがねぇ】 大山:ありがとうございます 真珠:しかし重そうな荷物抱えてますね。TPOにそぐわないのでは? 【宇佐美麻弥】:では、今回はいったん引き上げます。 【佐藤二郎】:いえ・・・ ニコ:(うーんまだ情報が出てないが) 【宇佐美麻弥】:では、本日はありがとうございました。 ニコ:(むしろこれで強行策に出てくる……?) 【KP】:宇佐美は悔しそうな表情をしている。 ニコ:あざーしたー 大山:【ぐぬぬ】 ニコ:(KPが送りたそう) |
Chapter A-18 メロディ |
【KP】:では帰り際、外したヘッドセットからメロディが漏れている事に気付く。
【KP】:全員聞き耳をどうぞ。 鏡三:1D100 聞き耳 Cthulhu : (1D100) → 15 真珠:1D100 Cthulhu : (1D100) → 88 ニコ:1d100 kkmm Cthulhu : (1D100) → 83 大山:1d100 ききみみ Cthulhu : (1D100) → 60 【KP】:ファー 【KP】:では鏡三だけ、そのメロディが昨夜聞いた榧野の声だと分かる。 【KP】:外れてる音程も同じだ。 鏡三:まあやっぱり予想通り 鏡三:通信相手は榧野様ですわ 大山:ここからが本当の勝負ってことだな ニコ:榧野さん怒られないかなサヒメの人に ニコ:まあ表向きは大山さんってことになってるし ニコ:マジで信じてそうだったけど…… 鏡三:問題ないでしょう 大山:ファイナルアドバイザーにしてやられるとか恥ずかしくて良いまわったりしないだろうし 鏡三:時間稼ぎはできましたが…次はどうしましょうね 大山:以外と抑止力になってるんじゃないか? 【KP】:応接間に岡森が入って来る。 ニコ:根本的には解決してないんだよね。 鏡三:む ニコ:ん 【岡森夏生】:ニコ嬢、社長が退院できそうっすよ。 大山:おお ニコ:え! 鏡三:それは良かった 【岡森夏生】:手続きに来てほしいって。 真珠:おーそれは良かったです 鏡三:では病院に向かいましょう ニコ:まだドタバタしてるのに! 真珠:行きましょう 花束も買って 【岡森夏生】:まぁ、しばらくは自宅で養生した方がいいっすよね。 ニコ:でもまあ、そういうことならひとまずは…… ニコ:うん ニコ:山岸鉄鋼の話とかは、まだ ニコ:ナイショでみんな、よろしく 真珠:任せて。 鏡三:まあはい 【KP】:では花束を買って病院に向かいます。 鏡三:その辺が親子ですわね… ニコ:銀行の融資が受けられるかもみたいな感じで…… 【KP】:【違和感】 ニコ:(ん?) 鏡三:(なんだこのBGMは…? 【KP】:鉄造の病室に向かう途中、アイデアをどうぞ。 ニコ:1d100 ida Cthulhu : (1D100) → 40 真珠:1D100 Cthulhu : (1D100) → 55 鏡三:1D100 IDA Cthulhu : (1D100) → 92 大山:1d100 あいであ Cthulhu : (1D100) → 67 【KP】:では、辺りに塩素系の薬品と金属のような臭いがする事に気付くね。 真珠:これ吸いこんじゃダメなやつかなぁ ニコ:(化学アプローチどない?) 【KP】:化学いいよ ニコ:(OOYMのみだけど) 大山:1d100 化学 Cthulhu : (1D100) → 6 【KP】:うほ 鏡三:(つよ ニコ:(やった!) 大山:この臭い・・・ ニコ:えっ 【KP】:では、別に吸い込んでも害は無い事がわかる。 鏡三:(また気にしてる… 【KP】:臭いフェチですな。 大山:【それ以外は特にわからんか】 ニコ:においがどうかした? 鏡三:誰かが何かお薬でも溢してしまったんでしょうか 【KP】:(それくらいだな 大山:かな まぁ害は無さそうだ 大山:危ないやつはもっとこう ひゃぁ って感じの臭いだからな ニコ:そりゃ害はないよ もちろん…… |
Chapter A-19 異変 |
大山:にしてもどこからするんだこれ?
鏡三:さあ‥ 大山:院内でしていい匂いではないな ニコ:親父大丈夫かな…… 大山:ちょっと急ぐか 真珠:まぁとりあえず迎えに行きましょう 鏡三:そうしましょう 【KP】:では、病室に入る。 ベッドはカーテンが閉められているね。 【KP】:全員、<聞き耳>x2でどうぞ ニコ:1d100 kkmm Cthulhu : (1D100) → 50 真珠:1D100 Cthulhu : (1D100) → 20 大山:1d100 ききみみ2ばい Cthulhu : (1D100) → 23 鏡三:1D100 聞き耳 Cthulhu : (1D100) → 86 鏡三:(余裕やな ニコ:(いちたりた) 【KP】:カーテンの奥から「助けて・・・やめてくれ・・・」という鉄造の泣き声が聞こえてくる。 鏡三:!? 大山:おい!どうした? 大山:大丈夫か 鏡三:何奴! 真珠:病室って悪い夢見ますからねー ニコ:なに!? 【KP】:4人が部屋に入った瞬間、カーテンの奥で大きな影が天井へ飛び上がった。 鏡三:(ディメンターかな? 真珠:夢じゃなかった! 【KP】:さて、ここで「社長の声」と「飛び上がった影」のどちらに注目したか、各人宣言してほしい。 大山:【影】 真珠:声 ニコ:(RP的にこえの方かなー) 鏡三:(影 【KP】:OK ニコ:(綺麗にリスク拡散できたか) ニコ:(でも精神分析のKGMって声の方がリスク少なそうだった) ニコ:(まあなんとかなるかな……) 鏡三:(いけるいける 【KP】:声に注目した者は、カーテンの奥で鉄造が車椅子に拘束されている事に気付く。 大山:【死ねる死ねる】 ニコ:(そうかも……そうかな……) 真珠:これ精神科のやつだ! ニコ:(岡森来てなかったんだ……) 【KP】:飛び上がった影に注目した者は、天上に人間代の虫のようなものが張り付いているのに気づく。 鏡三:ひえっ ニコ:(ゴミ!) 大山:うおっ 【KP】:まぁ、当然カーテンは開けるよね・・ 鏡三:(せやなぁ ニコ:(せやなぁ) 真珠:(せやなぁ 【KP】:カーテンを開けると、車椅子にワイヤーのようなもので固定されている鉄造を発見する。 真珠:精神かより酷い! 【KP】:しかも、鉄造の頭蓋骨は真横に切断されており、脳が露出していた。 ニコ:(うわぁ!) 【KP】:この状態でも鉄造は意識を保っており、こちらに泣きながら助けを求めている。 鏡三:あの虫がこれを…? 鏡三:(ハンターハンターで見た ニコ:え…… 【KP】:声に注目した真珠は0/1d4、ニコは1/1d4+1の正気度を失う。 真珠:1D100 Cthulhu : (1D100) → 26 ニコ:(思ったよりすくない) ニコ:1d100 Cthulhu : (1D100) → 78 ニコ:1d4+1 Cthulhu : (1D4+1) → 2[2]+1 → 3 【KP】:天上に張り付いているのは、察しの通りミ=ゴだ。 ニコ:(気丈やな…… 真珠:(親父の死体みるよりえげつなさそうだが...w 【KP】:影に注目した2人は0/1d6をどうぞ。 鏡三:1D100 SANC Cthulhu : (1D100) → 26 大山:1d100 san Cthulhu : (1D100) → 58 大山:1d6 Cthulhu : (1D6) → 5 【KP】:あ 大山:1d100 aidea Cthulhu : (1D100) → 44 |
Chapter A-20 救出 |
ニコ:(これこっちで更新する?)
ニコ:(ぁ) ニコ:(された) 【KP】:(KPがいじろう) 大山:1d10 Cthulhu : (1D10) → 6 鏡三:こんなのがどうやってここまで来れたかはわかりませんが… 鏡三:(ガイジ郎 大山:【外でないと車では突撃できないな ざんねん】 【KP】:6ってさぁ・・・ 鏡三:(えーと6,6 ニコ:ウッ…… 【KP】:(殺人癖、自殺癖ですな ニコ:(いちばんあかんやつ) 鏡三:(草 大山:【ミゴ殺すマンか】 【KP】:ミ=ゴは手らしきものに何かの機械を持っているね。 大山:【マジで外なら車突貫できたな おしい】 鏡三:(電子銃か冷凍ビームか・・ 【KP】:その機械をこちらに向けている。 鏡三:(装甲あったっけなコイツ ニコ:(ちょっと) 大山:ぶっ殺ぉぉぉす!!!!! 【KP】:今まさに動かそうとしている。 ニコ:(解剖ツールかも?) 真珠:(装甲:貫通する攻撃は1しかダメージにならない だったような 【KP】:このミ=ゴのDEXは13なんだけど、それ以上のDEXの者は先にアクションができる。 鏡三:(傘ではきついなあ 【KP】:ニコだけか ニコ:(また環境利用投法しないとか) 鏡三:(キックもありなのでは 【芥川鉄造】:た、助けて・・・ ニコ:(届くならそれもだな) 【KP】:なお、鉄造は今無防備です。 【KP】:これ以上に無く。 大山:【出てるしなぁ】 ニコ:(まだ頭蓋骨しまえば助かる……?) 【KP】:(ここ病院だしね) ニコ:(わからん……わからんけど) 鏡三:(ダメージ自体はズガパカ以外にないんちゃう ニコ:(PC的には) 【KP】:ミゴは天上に張り付いているので、飛び道具以外は届きません。 ニコ:ミゴと鉄造の間の直線上に立つのと ニコ:花瓶なり拾って投げつけるの ニコ:いずれかあるいは両方できっかな 鏡三:(脳みそプルンしてるし下手に動かすのも危なそうやしなあ・・ ニコ:花瓶は基本的に部屋中心から手の届きやすいところにありそうだし 真珠:(ワイヤーが車輪通ってたら動かすと体がまきこまれるよ ニコ:(いずれかってことなら立ちはだかる方優先かな) 【KP】:車輪には通ってないね 【KP】:花瓶もあるとしよう。 ニコ:(移動しながら投げるの行けるの?) 【KP】:社長の前に移動して投げるってこと? 【KP】:どっちかかなぁ ニコ:(そう言う意味で花瓶の位置関係気にしてた) ニコ:(じゃあまあ移動優先かなー) ニコ:(電気銃でも冷凍スプレーでも死にゃしないし) 【KP】:では、ニコは鉄造の前まで移動した。 ニコ:(しかし他PCの攻撃のすべが限られるな) 【KP】:その瞬間、怪物は手にしているものを噴射させる。 ニコ:(ライフルないし) 鏡三:(ライフルあっても貫通攻撃やし1よな ニコ:(とりあえず外れて!) ニコ:(せやなぁ) 【KP】:1d100 噴霧器 Cthulhu : (1D100) → 28 鏡三:(うっ 真珠:(うわ ニコ:(投げに行くべきだった……?) ニコ:(ウッ) ニコ:(死なないだろ……多分……) 【KP】:大山、鏡三、真珠はDEXx3か、INTx3に成功すれば避けられる。 【KP】:ニコは上記で避けるか、社長をかばう。 ニコ:(全員なのか!) ニコ:避けないですね 鏡三:(範囲攻撃かきっついな ニコ:(全体攻撃なら逆に威力がそれほどでもないかも……?) 鏡三:(よし逃げ考えたほうが良いか・・ ニコ:(状態異常だとちょいきつい) 真珠:(まぁとりあえずINTで避ける方向で... 鏡三:(INTのほうで避けるか 大山:【INTだな】 ニコ:(でもまあわざわざワイヤーで固定してること思うと) 【KP】:皆INTたけー ニコ:(マヒ系ではない……?) 鏡三:(わからん… 大山:【DEX×3がINTと1しか違わない悲しさ・・・】 |
Chapter A-21 噴霧器 |
ニコ:(他の患者やナースどうしてんだろな)
【KP】:振ってどうぞ 鏡三:1D100 INT*3 Cthulhu : (1D100) → 76 鏡三:(ぐえー 真珠:1D100 INT Cthulhu : (1D100) → 74 真珠:(ぎゃー ニコ:(ウッ……) 大山:1d100 int×3 Cthulhu : (1D100) → 28 ニコ:(狂人の!) 【KP】:大山だけ回避か 【KP】:では女性3人は冷気をまともにうけ、耐久に1d10のダメージを受ける。 鏡三:(つっよwwww ニコ:(気絶はあるな……) ニコ:1d10 Cthulhu : (1D10) → 3 大山:【でっか】 真珠:1D10 Cthulhu : (1D10) → 7 鏡三:1D10 Cthulhu : (1D10) → 2 真珠:(これ気絶する攻撃? 鏡三:…!?さむ… 【KP】:たまちゃん気絶チェックだなぁ ニコ:っんにすんだコラァァ! 真珠:1D100 Cthulhu : (1D100) → 42 大山:てめぇぇぇ なにやらかしとんじゃぁぁぁ 【KP】:鉄造はニコがかばったおかげで無傷です。 【KP】:気絶もしなかったね。 ニコ:(しかしどーしよ) 【KP】:ミ=ゴはこちらがひるんだ隙に、窓から逃げて行った。 鏡三:あ 真珠:逃げてった... 大山:まてこらぁぁぁぁ 鏡三:窓から入って来たんですの… ニコ:親父!おい親父! 【芥川鉄造】:あぁ・・・ニコ・・・ 大山:【ここ何階?】 ニコ:なにこれ…… 鏡三:ナースコールしましょうポチ 【KP】:すぐに看護師がかけつける。 鏡三:あと大山さんは ニコ:医者!医者はどこだー! 鏡三:落ち着いてください 鏡三:1D100 精神分析→大山 Cthulhu : (1D100) → 64 【KP】:鉄造は運ばれていき、すぐに緊急手術となった。 鏡三:1D3 Cthulhu : (1D3) → 1 真珠:(看室生きててこんな暴挙が許されたのか... 【KP】:あ、大山の殺人衝動なおった(´・ω・‘) 鏡三:(まあ窓から入ってきて誰も気づかなかった感じ 大山:【おい】 ニコ:ああ……ああぁ…… 真珠:あの、怪我人も3人いるんですが... 大山:はっ・・・なんだ・・さっきのどす黒い感情は・・・ 鏡三:私達も治療してもらいましょう 【KP】:OK 鏡三:(あと他SAN食らった人はー 【KP】:ここの病院は医師のレベルが高い。 【KP】:2d3の回復をしていいよ。 真珠:2D3 Cthulhu : (2D3) → 3[2,1] → 3 鏡三:2D3 Cthulhu : (2D3) → 4[2,2] → 4 ニコ:2d3 Cthulhu : (2D3) → 5[3,2] → 5 【KP】:【安堵】 ニコ:(タマちゃんと医師交換してほしい) 鏡三:(草 ニコ:(もう精神分析もまとめて振ってもらう?) ニコ:(3減ってる) 鏡三:(あとニコだけだねSAN減ったの 【KP】:いいっすよ 鏡三:社長は怪我こそしましたが命には別状なさそうですわね‥ ニコ:親父ィ……なんで…… 鏡三:ニコさんしっかり‥ |
Chapter A-22 手術 |
ニコ:あれ別状ないん?ホントに?
鏡三:1D100 精神分析 Cthulhu : (1D100) → 62 鏡三:1D3 Cthulhu : (1D3) → 3 ニコ:いやでも……確かあたまが…… 鏡三:喋れてはいましたし ニコ:鏡三ちゃんが言うならそうかも…… 真珠:そうかな...? ニコ:そうじゃないの!? 【景山】:手術は無事に終わりました。 心配いりません。 鏡三:てっぺん直せば多分大丈夫ですわ 鏡三:との事ですわ 鏡三:良かった 【景山】:あの頭蓋骨を切断した医療技術は現代の医療をはるかに超えている。 【景山】:一体何者が・・・ 鏡三:そんなに 鏡三:でかい虫でしたわ ニコ:(見回りちゃんとしてお!) 【景山】:しかも看護師が出て行った数分で行われたというのだから・・・ 大山:タイミング的に考えればあいつらだろうなぁ 鏡三:社長を殺しても、とは想いましたが 【景山】:しかし綺麗に切断されていたので、逆に接合もしやすかった。 ニコ:なんかそのよくわかんないんですけど…… 【景山】:命に別状はありません。 退院は延びますけどね。 鏡三:文字通りノウハウを盗むつもりだったのかもしれないですわね 鏡三:これって 真珠:そうなると岡森さんも危ない...? 鏡三:岡森さんも危なく 鏡三:電話してみましょうか ニコ:親父もしかしたらヤクザ?に狙われてる、とかかも知れないんで ニコ:出来るなら個室で、簡単に入ってこれないようなとこで 【景山】:そうですね、そうしましょう。 鏡三:ありがとうございます ニコ:移してもらったりできません? ニコ:あざーす! 【景山】:しばらくはICUに入るので、常に誰かが傍にいますよ。 鏡三:岡森さんも心配ですわ ニコ:親父のことよろしくお願いします! 鏡三:ニコさん、電話番号わかります? ニコ:あ、たぶん。 ニコ:(わかるよね?) 【KP】:ニコは知ってるね。 ニコ:おっけー ニコ:一応、院外に出て 鏡三:かけてみましょう 鏡三:あ、そうですわね ニコ:ピポパポ…… 【岡森夏生】:うっす。 鏡三:出ましたわね ニコ:あ、岡森さん? ニコ:今どこ? 【岡森夏生】:どうっすか様子は。 【岡森夏生】:まだ工場にいますよ。 ニコ:えぇと…… ニコ:その…… ニコ:全然大丈夫だよ。 【岡森夏生】:あぁ、良かったっす。 ニコ:でも居心地いいからもうちょっといるって。お医者さんも薦めてるから。 【岡森夏生】:はは、社長らしいっすね。 ニコ:ってわけで、今日はもう仕事もいいから 【岡森夏生】:まぁ、社長の身に何かあったら大変ですからね。 しばらくゆっくりしててください。 【岡森夏生】:俺が2倍がんばりますよ。 ニコ:いいよ!今日はもう、急いで 真珠:岡森さんかっこいいなー 【岡森夏生】:そっすね。 もう5時回ったんで、片づけて帰ります。 鏡三:社長の右腕として相応しいですわ ニコ:工場を離れて…… ニコ:ええと、どこがいいかな…… 大山:キャンピングカーで近く張ってるか? 真珠:中野の方にビジネスホテルなかった? 鏡三:この際事情を話して社長に着いていて頂いたら如何でしょうか ニコ:うーん……そうかも。 大山:この病院は信用できそうだし それがいいかもだなl ニコ:岡森さんもムリしてるし、負担かけたくなかったけど ニコ:たまには、ちゃんとホントの事はなして、頼らせてもらった方がいいか…… 鏡三:それが良いですわ 鏡三:この病院なら本人の身の安全にもなりますし ニコ:岡森さん、ごめんね?さっき言ったの、ちょっとウソ。 ニコ:ほんとは親父、今あんまよくない。でも、一命はとりとめたから。 ニコ:その、私バカだから説明、うまくできないけど…… ニコ:岡森さんもサヒメグループの人に狙われちゃうかもしんない。 ニコ:病院に来て。しばらく親父と待っててくんない……? 【岡森夏生】:・・・了解。 【岡森夏生】:みなまで言わなくてもいいっすよ。 【岡森夏生】:俺はニコ嬢が小さい時から知ってるんスから。 言いたい事はわかります。 【岡森夏生】:タクシーですぐ行きます。 ニコ:うん。 |
Chapter A-23 岡森 |
鏡三:しかし向こうもおもったより強行手段で来ましたわね
大山:かっこいいなこの人 ニコ:あれもヤクザ……? 真珠:大山さんも見習わないと 鏡三:まあ、似たようなものかと思いますわ 【KP】:電話を切ったところで、全員アイデアをどうぞ。 鏡三:知能はあるようですし 鏡三:1D100 IDA Cthulhu : (1D100) → 48 大山:本当になぁ ニコ:1d100 ida Cthulhu : (1D100) → 5 真珠:1D100 Cthulhu : (1D100) → 13 【KP】:お 鏡三:(やりますねぇ! 大山:でも俺にはまねできない奴だな 大山:1d100 アイデア Cthulhu : (1D100) → 38 ニコ:だいじょぶだいじょぶ大山さんもカッコいいから ニコ:たまにね! 【KP】:では、病室にバケツのようなものが転がってた事を思い出した。 【KP】:ちょうど頭が入るくらいの大きさだ。 ニコ:(あっ……ふーん) 鏡三:(これは・・ 大山:うわーーんって泣きながら車で突っ込むやつをフォローしなくてもいいよ 大山:【うわぁ】 鏡三:何ですのこれ? ニコ:先陣切ってツッコむところまではかっこよかったよ? 大山:あんまり使い方想像したくないな ニコ:なんだろ…… ニコ:これってさ 鏡三:バケツみたいなもの…ですわね ニコ:ウチで作ってたパーツの完成品とかじゃない? 鏡三:岡森さん来るまで待って聞いてみます? 鏡三:医療機器には見えませんが… ニコ:うーん、まあそうだけど…… 【KP】:では十数分後、岡森が作業着のまま病院に到着する。 鏡三:お疲れ様ですわ 【岡森夏生】:お待たせしました。 ニコ:あ、岡森さん…… 【岡森夏生】:工場、閉めときましたから。 大山:ちょっとばらして例のパーツがあるか探してみるか ニコ:ごめん、親父のこととは多分あんま関係ないんだけど ニコ:これに山岸鉄鋼に作らされたパーツ使われてないかな? ニコ:もしそうなら、弱みになる、かも……! 【岡森夏生】:うーん、そうっすねぇ・・・ 【岡森夏生】:バラしていいすか?これ。 鏡三:どうぞどうぞ 大山:ちょっとまて ニコ:(いんじゃね?) 大山:一応その過程を録画なりしておこう 真珠:やっちゃってください。 ニコ:じゃあそれで! 大山:あとさっきの医者にも見てもらっといてなんかあった時に証言してもらう 【KP】:岡森は工具を取り出すよ。 【KP】:撮影してもいいよ 大山:んじゃお願いします 真珠:デジカメがここにー! 大山:頼むぜたまちゃん ニコ:ピースピース…… 【KP】:大山が動画を撮る横で手早く機械を分解する。 それは見事な職人芸であった。 【KP】:みるみるうちに細かなパーツが摘出されていく。 鏡三:バケツみたいなのに結構パーツ数がありますわね・・・ 【KP】:やがて、ひとつの部品を取り出した。 ニコ:おおっ! 【岡森夏生】:これは・・・ ニコ:それは……? 【岡森夏生】:山岸鉄鋼から受注してる部品っすね。 でもうちで作ったやつじゃないっす。 【岡森夏生】:俺や社長ならあと3%は精巧にできます。 鏡三:む…? ニコ:ウチと比べてどう? ニコ:やっぱそうだよね! 大山:ほう ニコ:親父が頭割ら……いやケガさせられてるんだよ。これは立派な「ショウガイジケン」だよね。 【岡森夏生】:しかも結構消耗してるっすね。 鏡三:延命のための医療機器ねぇ… 【岡森夏生】:取り替えないとダメっすね。 真珠:...いっそ訴訟します? ニコ:そのなかに山岸鉄鋼だけが作らせてるものがゲンバに転がってた。 場合によっては「状況証拠」になるかもしれないよね。 ニコ:「物的証拠」?だっけ? 鏡三:大体そんな感じですわ |
Chapter A-24 バケツ |
【岡森夏生】:でもこれ、何に使うんでしょうね。
ニコ:う…… ニコ:さあ…… 【岡森夏生】:うちじゃ作れないパーツもありますよ。 ニコ:生命維持の装置って言ってたけど…… 【岡森夏生】:ものすごいテクノロジーっす。 ニコ:そんなに 真珠:ちょっと失礼して手術痕も写真撮っといた方がいいかなぁ ニコ:お医者さんが撮ってるかも 真珠:物証揃えて「起訴する準備がある」と迫ればどう動くと思います? ニコ:聞いてみる?それならもう重ねて負担かけたくないし…… 鏡三:しかしまあこのバケツをネタにつつけそうなのは間違いないですわね 【岡森夏生】:元にも戻せますけど、どうします? 鏡三:持ち運びの為に戻してもらいましょうか ニコ:ケーサツにも連絡しとこ。 大山:お願いします 大山:さすがに凄腕だなぁ ニコ:そうでしょ? 【KP】:岡森はテキパキと元に戻していくね。 【KP】:芥川精機の主戦力の仕事である。 真珠:バラすのはともかく復元もこんなに...! 鏡三:(サヒメリサーチにコンタクトするのがえーかね 大山:この手際・・・動画あげたら結構な再生数になるぞこれ ニコ:宣伝になるかな? 鏡三:なりそうですわね 大山:融資してくれるちゃんとした人とかも見つかるかもな 【岡森夏生】:これで元通りっす。 動作確認はできないっすけど。 ニコ:よし! ニコ:岡森さんおつかれさま! 【岡森夏生】:うっす。 ニコ:親父は個室にいるから、ごめんけどしばらく待っといてくれない? 【岡森夏生】:了解っす。 ニコ:サヒメリサーチにナシつけてやる! 鏡三:呼び出しに応じますかね… 【KP】:そんなこんなでもう23時前だね。 ニコ:わからんけど…… 真珠:(結構な時間だった! 鏡三:しかし相手が強硬手段に出てきた場合、虫を相手にするとなると厄介そうですわね 鏡三:硬そうでしたし… ニコ:じゃあいっちょ ニコ:こっちもブキを手に…… ニコ:(でもライフルは微妙だしなぁ) ニコ:(PTの中で通る攻撃手段が少ないな……) 鏡三:(ミゴがこのPTに対してソリューションに・・ 大山:虫みたいだったし冷たいもんとかにがってじゃないかな ニコ:(車でブッパ) ニコ:(よっしゃ!) 大山:コールドスプレーとか液体窒素とか 鏡三:(それだ ニコ:(場所を外に指定して) ニコ:(キャンピングカーを何とか頑張って隠しておく) 鏡三:むしろ向こうが冷気をつかって来たくらいなのでそんなに効かないのでは…? 大山:まぁ最悪おれがまた車でGOするけどあれだけ機敏に動かれるとなぁ 大山:かなぁ 鏡三:まあ車は悪くないですわ ニコ:スキーウェア着てく? 真珠:防寒はあってもいいですねー 鏡三:そうですわねえ 【KP】:もう買い物できる所がトラ〇アル位しかないけどね・・・ 鏡三:まあ、あまり一応ライフルも用意しておきましょう 鏡三:虫だけが相手とも限りませんし ニコ:(朝チュンもまあ) 真珠:(部位狙いで武器壊すのは良さそう ニコ:(せやなぁ) 鏡三:(せやなぁ 大山:水木先生の本の中にヒントとかないかなl 鏡三:妖怪…ウーン妖怪ではありますが 鏡三:(防寒用のアイテムは今からじゃ用意出来ない感じかな? 大山:可燃性の高い燃料ぶっかけて銃で着火させるとか 【KP】:夏だからねぇ ニコ:(カイロくらいならなんとかならないかな) 【KP】:自宅にあるかは幸運ロールかな ニコ:(それぞれ?) 【KP】:【探索2】 【KP】:それぞれ ニコ:1d100 LCK Cthulhu : (1D100) → 47 鏡三:1D100 LUC Cthulhu : (1D100) → 55 真珠:1D100 Cthulhu : (1D100) → 57 大山:1d100 うん Cthulhu : (1D100) → 41 【KP】:皆運が良いな! |
Chapter A-25 準備 |
ニコ:(スーパーの曲だ)
鏡三:まあ、一人暮らしだと常備品は大体年を越して余りますから… ニコ:うっ…… 真珠:防寒具が解決したら 鏡三:去年のがまだ家にありますわ ニコ:あるにはある、けど 鏡三:ライフル取るついでにもってきましょう ニコ:夏にああいうモコモコしたやつ着ると……その…… ニコ:…… 真珠:公にされると困るでしょうと迫れば郊外に呼び出すのは難しくないんじゃないでしょうか ニコ:暑いね…… ニコ:郊外の方がいいかな? 大山:だから気にするなって言ってるだろ ニコ:何も言ってないし!暑いって言ってるだけだから! ニコ:市内の方があんまりヤンチャされないかなと思ってたけど 大山:変に狭い場所だとさっきの虫関係なく人で囲まれる恐れもあるしなぁ 鏡三:では準備はそのくらいですかしらね 真珠:郊外に呼び出せば車がそこにあるのは自然じゃないですか? 大山:場所選びは重要だな ニコ:むしろこっちの方がヤンチャする予定か……。 【KP】:ではそれぞれが荷物を取りに自宅に一旦帰ります。 ニコ:(警察は現場検証してくれた?) 大山:【自宅で自宅に送ります】 【KP】:そうだな、警察も病室に入って調べるだろう。 ニコ:よし、これで「事件」。 鏡三:場所はそうですわね…前回の鬼が沢でない松のあたりが良さそうですかしら 鏡三:松ありませんでしたけど‥ 鏡三:柳でしたっけ? ニコ:あとはウチが証言すればいつでもあの物的ショウコと山岸鉄鋼が結びつくっしょ。 ニコ:どっちだっけ。 ニコ:(とりあえず防寒具着次第みんなまたキャンピングカー乗って) ニコ:(目的地相談して向かうか) 【KP】:キャンピングカーに戻ると、通信機が反応している。 大山:オカルト掲示板に今回のこと乗せたら勝手に野次馬増えて証言者にできんかな 鏡三:ん ニコ:んっ 大山:ってお> ニコ:あ~ ニコ:田辺くらいは来るかも…… 大山:ほいほいっと 【KP】:無線から榧野の叫び声が飛び込んできた。 ニコ:ブレイクゥ! ニコ:これでいいんだっけ? 鏡三:? 大山:! おい,どうした? 【KP】:「助けてくれ! 怖い! 誰もいない! 私が悪かった!」 鏡三:ブレイクするのは繋ぐ側ですわ ニコ:(あっ……) 鏡三:一体何が!? ニコ:そっか。言ってみたかったんだけど…… 大山:まさか・・そっちに行ったのか 大山:【録音(録画)できる?】 【KP】:していいよ 鏡三:しかし榧野を襲う理由があまり… 大山:【さんくす】 鏡三:無い気がするのですが 【KP】:「ここはどこなんだ! 誰か!」 真珠:こっちを援護したのがばれたんじゃ... ニコ:(バケツに……?) 大山:おい,落ち着け 何があった 鏡三:もともと何処にいたんでしょうねこの人‥ 【KP】:「暗い! やめてくれ!」 鏡三:無線が繋がってるなら居る場所は同じだと思うのですが ニコ:ひょっとして榧野さんも頭開けられて…… 大山:雰囲気から見るとニコの親父さんと同じ状況の可能性が高いな ニコ:「優秀な技術者」として頭を持ってかれようとしてるの……? ニコ:じゃあヤバいじゃん! ニコ:榧野さんもだけど ニコ:凄腕ファイナルアドバイザーの 鏡三:社長の場合はそんな感じだったのだと思いますわ ニコ:大山さんがヤバイ! 鏡三:あ、はい… 【KP】:「・・・そうだ、思い出した! 431号線だ! 山道を登ってた先の小屋だ!」 ニコ:リサーチの二人が報告してるならこっちに来ちゃう可能性あるじゃん…… 鏡三:431。 ニコ:山道を…… 大山:わかった すぐ向かう だから落ち着け 鏡三:山道…? 【KP】:「私はそこに誘拐されたんだ! 佐比売党と言っていた! 誰かっ誰か助けてくれ!」 鏡三:今現在襲われているわけではなさそうですわね ニコ:キャンプカーで行けるかな…… |
Chapter A-26 叫び |
大山:無線を持たされてるってことは完全にこっちを誘ってるな(こそこそ
真珠:とはいえいかないわけにも。 ニコ:そ、そうかも 【KP】:じゃあ心理学ふる? 鏡三:確かに誘拐されてるのに無線で通信できるというのは 鏡三:どういう事なんでしょう 大山:【声だけでも振れるんだっけか】 大山:【できるならお願いします先生】 鏡三:こちらを手伝った報復という事でしたらあまりに幼稚と思っていましたけど… 【KP】:シークレットダイス ニコ:榧野さんも優れた技術は持ってるから…… 鏡三:実際我々を誘う餌として誘拐されてる可能性は高そうですわね 大山:茅野は俺たちを誘うためのえさとして使われてる可能性があるな ニコ:同じように持ってっちゃったのかと思うんだけど…… 【KP】:榧野の悲痛な訴えから恐怖が伝わってくる。 大山は恐怖が伝染して0/1d4の正気度を失う。 鏡三:(草 大山:【はめられたっ】 ニコ:(あああー) 大山:1d100 san Cthulhu : (1D100) → 37 ニコ:(でもまあ伝染するならマジっぽいかも……) 大山:榧野no 鏡三:榧野様が嘘をついているわけではなさそうですが 大山:のこれはまじっぽいな 鏡三:捕まえた側が餌に使っている可能性は充分有りえますわね 真珠:助けに行きましょうよ。 ニコ:うーん、じゃあどの道行かなきゃじゃない。 大山:釣り人気分なんだろうが どっちが本当の獲物か教えてやる必要があるな ニコ:タマちゃんの言う通り、榧野さんは恩もあるし…… ニコ:お!今ちょっとカッコいいところ! 大山:フラグをありがとうございます ニコ:今度こそ「現行犯逮捕」してやれるかも! 鏡三:いやまあもともと榧野さんの作戦でピンチになってるんですけどね 大山:さくっと全員の家よって向かうぞ 【KP】:OK 大山:無線自体はオープンで他にも聞いてるやついるだろうしな 大山:ここまでの強硬策だ あっちも相当本気ってことだろうし ついでに焦ってるってことだ ニコ:もうすでに「サヒメ党に誘拐された」ってショーゲンあるし 大山:ここを乗り切ればニコの工場もなんとかなるだろう ニコ:これもケーサツに送っといていんじゃね? 大山:だな 鏡三:そうですわね 大山:無線のチャンネルも教えとけばリアルタイムで状況伝えられる 大山:こっちはこっちで急ぐぞぃ 大山:警察の方は頼むな 【KP】:では、全員の家に寄って431を走らせます。 ニコ:(じゃあパッパッと……) ニコ:あっつこれ…… 鏡三:暑いですわー… ニコ:クーラーももうちょい 真珠:汗が... 終わったらシャワー浴びよう... 【KP】:境水道大橋を渡り、島根へ。 鏡三:美しさにも欠けますし… ニコ:キャンプカーってシャワーもついてるの? 【KP】:山道を走る。 大山:ついてるけどちゃんとした風呂連れてってやるよ 大山:健康ランドなら24時間入れるだろ ニコ:(でもS市には……) 鏡三:( 鏡三:(はい… 大山:おい 榧野はまだ反応あるか? 【KP】:【探索】 ニコ:(車どーしよ) 【KP】:大山は榧野から居場所を聞き取り、何とかそれらしき建物を発見する。 ニコ:(大山スタンばっておく?) 大山:【方が良いかな 遠距離戦なら役立たずだし】 真珠:(無線でやりとりする人が居るのもアリな気がする 【KP】:国道の脇道の突き当りにあり、高いフェンスに囲まれ、 コンクリートブロックを積み上げた無骨な物置といった外観であり、生活感はまったくない。 大山:【ヘッドライトで照らしながら待機するか】 ニコ:(消したほうが奇襲できるかも) 【KP】:敷地内に入るなら鍵開けか機械修理で開けるか、フェンスを登攀で登る必要がある。 ニコ:(車バーンするなら開けといた方がよくね?) 鏡三:(せやな 大山:【鍵開けにとりあえず外出るか】 ニコ:(最悪車バーンで開くかもしんないけど) 大山:【またバールさんの出番やで】 ニコ:(できれば最終手段) 【KP】:ロールどぞ 真珠:(少なくとも開けないと車椅子は入れない... 大山:1d100 機械修理 Cthulhu : (1D100) → 53 【KP】:あかへん ニコ:1d100 きかしゅう Cthulhu : (1D100) → 28 |
Chapter A-27 小屋 |
ニコ:うーん
ニコ:ちょっと先覗いてみるか 鏡三:1D100 機械修理 Cthulhu : (1D100) → 26 ニコ:1d100 登攀 Cthulhu : (1D100) → 34 鏡三:(惜しいなあ ニコ:パンツ見ないでね 【KP】:ニコは軽々とフェンスを乗り越えていく。 ニコ:裏側から開かないかな? 大山:水玉 ニコ:(あのバータイプのやつなら……) 真珠:見たんですね... 大山:開けれそうか水玉 鏡三:えぇ‥ 【KP】:たまちゃん入れないし、開ける事にしてもいいか。 ニコ:開きそう開きそう 【KP】:全員目星をどうぞ。 ニコ:なんて? ニコ:1d100 mbs Cthulhu : (1D100) → 60 真珠:1D100 Cthulhu : (1D100) → 56 大山:1d100 めぼし Cthulhu : (1D100) → 90 鏡三:1D100 目星 Cthulhu : (1D100) → 3 【KP】:お 鏡三:(やったぜ。 【KP】:クリティカルか。 ニコ:(やったやつかなこれ) 【KP】:では真珠は監視カメラを発見する。 鏡三:む… 真珠:カメラある! 【KP】:鏡三は、至る所に巧妙に隠された監視カメラに気付くね。 鏡三:いっぱいありますね ニコ:撮られた……? 大山:まぁばれてないわけないとは思ったが ある意味これで気にせず行動できるな ニコ:いっぱいあるのか…… ニコ:不法侵入?とかになるかな? 鏡三:うーんカメラの入力と出力を繋いで 大山:いっぱい見られたな水玉 鏡三:無力化とかできないかなと思いましたが ニコ:やっぱり見てんじゃん! 鏡三:もう既に撮られてるなら意味ないですわねえ 大山:その辺は大丈夫だろう こっちは事前に警察に連絡してるわけだし 大山:当たってんのかい てきとうに言ったのに・・・・ ニコ:は?違うし! 鏡三:いちおうどれもバッテリ抜いておきます? ニコ:あ、でも ニコ:鏡三ちゃんはやめとこう ニコ:大スターだし 最悪あたしなら未成年だしまあなんとか ニコ:大山さんも手伝ってよ!一犯も二犯も一緒っしょ! 大山:むしろ市民のために大スターが頑張ってるんだ いい宣伝になるだろうさ 鏡三:(一犯なのか・・ 大山:まぁはずせるぶんははずしておこうか 大山:二犯で足りるかな・・・ふふふ・・・ 鏡三:えぇ… 【KP】:OK、ケーブルは外された。 大山:っと,でどうする? 大山:おれは車で待機した方が良いか? 鏡三:しかし迎えうつにもこんなに監視カメラいりますかね ニコ:大山さんはいつでもイケるように待機しといてもらって ニコ:タマちゃんケガ大丈夫?タマちゃんも車で待ってても。 ニコ:無線係で。 鏡三:そうですわねえ 真珠:荒事になるとお荷物だし... ニコ:あのコールドスプレーみたいなの受けてたでしょ 鏡三:では真珠さんと大山さんが待機で ニコ:(まじゅさん) 真珠:無線係任されます! ニコ:任した! 大山:二人も無理はするなよ 鏡三:私達が榧野様救出に 【KP】:建物は施錠されており、これも鍵開けか機械修理が必要だ。 鏡三:む… 大山:携帯はずっとつなげとけ ニコ:またかァ~ 大山:何かあればすぐ突っ込むからな 鏡三:1D100 機械修理 Cthulhu : (1D100) → 22 ニコ:1d100 機械修理 Cthulhu : (1D100) → 23 鏡三:(クソッ ニコ:開きませんわ~ 鏡三:うーん開きませんわね 真珠:(中途半端に良い数字なのがなんとも |
Chapter A-28 侵入 |
【KP】:屋根の部分には天窓がある。
大山:<どうした?さっそく何かあったか? ニコ:カギかかってる。 鏡三:鍵がかかってますわ ニコ:ちょっと登ってくっか。 鏡三:そうしてみますか ニコ:パンツ見ないでね ニコ:1d100 登攀 Cthulhu : (1D100) → 5 鏡三:(つよ 【KP】:おぉ 大山:<一応榧野には声出すように言っておくから聞こえたら目印にでもしてくれ 鏡三:1D100 登攀 Cthulhu : (1D100) → 39 【KP】:クリティカルなので鏡三はロールを免除しよう。 真珠:(機械修理で出ていれば... 鏡三:(ふっちゃったなw 鏡三:さてこの窓はどうでしょう 【KP】:じゃあ、窓には鍵がかかってない事にするか。 大山:【サンキュー(39)ってお礼言っただけだし大丈夫】 鏡三:ここから入れそうですわね ニコ:(ファイトいっぱつ的な……)>クリティカルでもう一人免除 ニコ:中覗ける? 鏡三:(でもこれジャンプして入る事になるんかな 【KP】:覗けるが、暗くてよくわからない。 ニコ:(跳躍?) 【KP】:になるかなぁ ニコ:(スマホぐらいじゃ照らしきらんかな) 鏡三:(小屋ってまず一部屋の簡単ハウスなのかな 大山:【聞き耳くらいしておいてもいいのでは?】 鏡三:(だとしたらこのまま入ってしまうと 鏡三:(我々も閉じ込められてしまうのでは…? ニコ:さすがに中からは開けられんじゃね? 鏡三:榧野様は拘束されてて出られないってだけですかね… ニコ:(最悪車がドビンしてバーン) ニコ:(聞いてもらう?) 鏡三:(一応そうしお ニコ:(天窓からスマホの明りチカチカさせてれば) ニコ:(まだ生きてれば気づくかも) ニコ:(知ってる範囲で中の情報教えてもらえる……かも) 鏡三:大山さん、榧野様が拘束されているかどうか聞いていただけます? 真珠:榧野さーん 拘束されてるんですか? 【KP】:無線からは何の反応もないね。 鏡三:んん…? 真珠:もうダメかも。 ニコ:無線機器取り上げられてるだけ…… ニコ:だといいけど…… 鏡三:餌としての機能の発揮は確認できてるようですから まあ少なくとも無線機は取り上げたほうが賢いですわね ニコ:じゃあもう……行ってみる? 鏡三:まあ、急いだほうが良さそうですわね ニコ:(跳躍半々あるし先行けばまあフォローできるかも) ニコ:(HPもこっちのが余裕あるし) 【KP】:そんなに高くないので、失敗しても1d2でいいよ ニコ:じゃあ失礼して…… 【KP】:跳躍どぞ ニコ:1d100 跳躍 Cthulhu : (1D100) → 40 ニコ:暑ぅ! 【KP】:ニコは成功だな 鏡三:では私も失礼して‥ 鏡三:(フォローは難しいかな? 【KP】:うん 鏡三:(ならまあ素値でチャレンジ ニコ:(失敗したときダメージ分割する感じでは?) 鏡三:1D100 跳躍 Cthulhu : (1D100) → 1 鏡三:いち ニコ:(クッションとして) ニコ:(ファー) 鏡三:バッ 【KP】:ファー 【KP】:このクリティカルどうしよ・・w 鏡三:服装がこれですので決まりませんわね… ニコ:(無音で着地) ニコ:(あんま意味ないか……w) 【KP】:ペンディングして先に進もう 【KP】:【BGMなし】 鏡三:さて、榧野様は… ニコ:(置きクリティカル) |
Chapter A-29 奥の部屋 |
【KP】:小屋の中の空気は、病院で感じた塩素と鉄の匂いがする。
ニコ:先に入り口開けとく? 鏡三:そうしましょう 鏡三:む… 【KP】:では入り口の扉の鍵をあけた。 【KP】:この部屋にはステンレス製の調理台のようなテーブルがあり、 【KP】:その上には奇妙な形状をした、とても精巧な手術道具が並べられている。 ニコ:(またミゴだ!またミゴだ!) 【KP】:戸棚には空のバケツの様なものが2つ並んでいる。 鏡三:またバケツ。 鏡三:(2つ…? 【KP】:床には黒い染みが大量にある。 ニコ:アレ…… 【KP】:奥にはもう1つ扉があり、とても堅牢だ。 ニコ:また物的証拠だな! 鏡三:あの扉の先ですかしら 【KP】:冷凍倉庫のような完全に密封できる部屋だ。 ニコ:また鍵開けた方がいいのかな…… ニコ:(壁は?) 【KP】:カギはかかっていないが、とても重い。 SIZ20と探索者のSTRで対抗する必要がある。 ニコ:(まあ二人がかりなら余裕やな) 【KP】:壁はコンクリートがむき出しになっている。 鏡三:(ほぼ成功やな 【KP】:29か ニコ:コンクリかぁ~ ニコ:(車アタックあんま期待できないか?) ニコ:(エンカウントしたらまず外出る?) 鏡三:(そうすっか ニコ:(じゃーアイズしたらそのまま黒塗りの宿泊車が突撃できるようにしとこう) 真珠:(じゃあ外に出ておこうかなぁ 無線係ダメそうだし。 【KP】:OK 【KP】:2人のどっちかダイス振ってちょ ニコ:(衝撃で車内シェイクくらうかもだしなぁ) ニコ:1d100 対抗 Cthulhu : (1D100) → 94 ニコ:あっぶな 【KP】:ギリやんけ! 鏡三:(あぶねーww ニコ:余裕っしょ 鏡三:ん”ん”っ! ニコ:ん"ん"ん"ん"ん 【KP】:女子2人がかりで何とか開けられたね。 ニコ:榧野さーん! 【KP】:扉の奥はコンクリートむき出しの真っ暗で殺風景な小部屋である。 鏡三:榧野様ー? 【KP】:誰かのズボンと靴がチラリと見える。 ニコ:(足元がってこと?) 鏡三:(かな 【KP】:そうだね ニコ:(ズボンと靴だけがってこと? 【KP】:座っている感じ。 ニコ:(あっこれ……) 【KP】:中は暗いから。 鏡三:(上がだめなパターン! ニコ:(先制してスマホで見てみる?) ニコ:(精神分析係は控えといた方が安全策) 鏡三:(そうしよ ニコ:(SANCは貰ったぜ!) ニコ:鏡三ちゃんちょい嫌な予感するから…… ニコ:うしろ警戒しといて 鏡三:はい 鏡三:了解ですわ ニコ:(じゃあ照らしてみよ……) 鏡三:背中はお任せあれ ニコ:アイボウみたいじゃん! 【KP】:ライトを照らすと、中の様子が確認できる。 【KP】:部屋の奥の床に太い塩化ビニールのパイプが突き刺さっている。 【KP】:パイプの周囲には、白骨がゴロゴロと無造作に転がっていて、纏っている衣服はボロボロだ。 ニコ:う…… 【KP】:全ての頭蓋骨に手術した跡がある。 【KP】:その中にスーツを着た白骨も発見する。 【KP】:遺棄された大量の死体を見たニコは0/1d4の正気度を失う。 ニコ:1d100 Cthulhu : (1D100) → 63 ニコ:1d4 Cthulhu : (1D4) → 1 ニコ:……! 鏡三:(かるい ニコ:…!……! |
Chapter A-30 白骨 |
ニコ:その座ってる人は……
ニコ:生きてる? 【KP】:白骨ですね。 鏡三:(あっ… ニコ:榧野さん……?でも早すぎないか……? 鏡三:遅かった感じですの? ニコ:うーん、正直言って、白骨がゴロゴロ転がってる。 鏡三:ゴロゴロ。 ニコ:結構いっぱい。 鏡三:椅子に座ってた方も白骨? ニコ:みたい。 ニコ:(スーツ着たやつ気になるかな?) ニコ:身分が……わかるかな…… ニコ:「証拠」になるかもだし…… ニコ:返してあげないとかわいそう…… 【KP】:では、上着の胸ポケットから名刺が入っていた。 鏡三:虫の行動は迅速でしたし何かすぐに白骨にできる技術があるのかもしれませんわね 【KP】:榧野 国信 と書いてあるね。 ニコ:ん。 ニコ:榧野さんごめん…… 【KP】:通信で会話していたはずの榧野が白骨死体になっている奇妙な事実に気付き、0/1d4の正気度を失う。 ニコ:1d100 Cthulhu : (1D100) → 18 ニコ:こんな気はしてたんだ。 鏡三:遅かったようですわね… ニコ:そのうちケーサツくるし…… ニコ:お墓に入れるようにしかしてあげらんない…… ニコ:(まだなんか調べる?) 鏡三:しかし、下手人はどこに? 鏡三:私達がここにくるまでの間に殺したという事であれば逃げるような時間はそうなかったように思いますわ ニコ:わかんないけど……できるなら後はケーサツに任せたいし……。 ニコ:一旦出ない? 鏡三:まあ、そうしましょうか‥ 【KP】:OK 鏡三:警戒だけは充分にしておきましょう ニコ:シホウの制裁をくらってほしい。 【KP】:部屋から出ようとした時、パイプの奥から腐臭が漂ってきた。 鏡三:ん… ニコ:ん? 【KP】:いつの間にかドロドロとした黒い泥のようなものが溢れ出している。 ニコ:(ウッ) 鏡三:な、何ですのこれは 【KP】:不定形の軟泥はゴボゴボと大量にあふれだし、こちらに迫って来る。 ニコ:これがまさか 【KP】:【山場】 ニコ:死体処理班! 鏡三:白骨の下手人のようですわね ニコ:(よし逃げかなぁ) 鏡三:しかしこれ ニコ:うん 鏡三:(そうしお 物理効かなそう‥? 【KP】:この世のものとは思えない、生きた泥が人肉を求めて迫ってくる恐怖を体験し、 2人は1d4/1d10+1の正気度を失う。 ニコ:(とおも) 鏡三:(でかいな! 鏡三:1D100 SANC Cthulhu : (1D100) → 22 鏡三:1D4 Cthulhu : (1D4) → 4 ニコ:1d100 Cthulhu : (1D100) → 36 ニコ:1d4 Cthulhu : (1D4) → 3 大山:【おお】 【KP】:ギリギリ一時狂気に入らないな 鏡三:どちらにせよこの狭い部屋では不利そうですわね! ニコ:っぶねー! ニコ:出よ出よ! 【KP】:OK、部屋から出た。 鏡三:逃げますわあぁぁぁ ニコ:(DEXカスだと思うし逃げるのは楽そう) ニコ:ですわーーー 鏡三:(たのしそう ニコ:(しかしこれ処理した方がいいんかな?手段を思いつかないけど……) ニコ:(轢いても平気そう) 鏡三:(処理はしたほうがいい気がするが 鏡三:(手段がわからんな 真珠:(キャンピングカーで倒せない相手ってお手上げじゃない? ニコ:(水……水か……) ニコ:(汗べっとりかいてるし) |
Chapter A-31 来襲 |
【KP】:時を同じくして、たまちゃんは目星と聞き耳を共感覚で振ってくれ。
ニコ:(って事は) 真珠:1D100 共感覚 Cthulhu : (1D100) → 27 【KP】:成功 鏡三:(炎上くらいしか倒せそうな手段がないが ニコ:(シャワー使えんじゃね!?) 鏡三:(燃やしたくないよなあ ニコ:(炎はまず効かんかった気がする) 【KP】:真珠は人影に気付く。 数は6人。 ギラギラとした赤い色で、不穏に感じた。 鏡三:(効かんのかー 鏡三:(全部轢いてしまえ 真珠:みんなすぐ逃げて。(ショートメッセージ) 大山:どうしたたまちゃん なにかあったのか? 真珠:ヤバそうな人が6人こっちに向かってます! ニコ:(後で大山鏡三ニコがそれぞれ何色か教えてほしい……) ニコ:(特に大山w) 鏡三:(だめですの理由かもしれない 大山:わかった たまちゃんは少し離れててくれ 【KP】:(らしい) 大山:さっきのこともあるし・・・なりふり構ってられないな<ぶるるん 【KP】:大山はエンジンをかけた。 【KP】:何人かが車に気付くだろうね。 ニコ:(前側のフロアにブッコむかたちでインしてもらって) ニコ:(便乗してバックで出る?) 鏡三:(軟泥くんどうしお ニコ:(スルー) 大山:【建物 車 人影 の位置関係どんなかんじ?】 真珠:(もうこの施設はどーこーできないんじゃないかなー 鏡三:(まあ人が来たなら ニコ:(処理班かもしんないし 少なくとも泥をどうかしなくても) ニコ:(サヒメがどうにかできればシナリオ目的は達成できんじゃね?) 鏡三:(そっち突き出せば良さそうやな 【KP】:建物の周りに集まってきていて、その輪の外に車がある感じ。 ニコ:(車で一点ドバーで出れそう) 鏡三:(ガッシャーンしてもらうか ニコ:(できれば車も半壊しておきたいしな) 鏡三:(同意 大山:【同意するなぃ】 【KP】:運転に成功したら大した傷がつかなくてもいいよ。 【KP】:ファンブルしたら壊れて動かなくなる。 ニコ:(ファイナルアドバイザーの立場で芥川精機に板金修理してもらえるからヘーキヘーキ) 鏡三:では大山さんにメッセージを 大山:【じゃぁたまちゃん置いてくより車に乗せたほうが安全かなぁ】 鏡三:あ、真珠さんから逃げてってきてますわね ニコ:(ドーンしてバーンですわ) 鏡三:今まさにその最中ですわぁぁぁ ニコ:ですわーー 鏡三:「ドーンしてバーンですわ>大山さん」(ショートメッセージ) ニコ:大山さんのかっこいいとこ見せて(ハート)も載せといて 鏡三:そうしましょう ニコ:鏡三ちゃんからだしやる気出るっしょ 【KP】:もたもたしてると泥がどんどん溢れてくるよ。 鏡三:(これ閉めたら出てこれなくない? 真珠:(夜な夜なお世話になってるくらいだしハッスルしてくれるやろ... ニコ:(まあ隙間からブリブリ出てくるかも) 鏡三:(堅牢らしいし ニコ:(つーか多少は出てくれば包囲してるやつと食い合いしてくれるかもしんない) 大山:【かがみんはそういう対象じゃないやい】 鏡三:(まあ放置でよし逃げするか 鏡三:ひとまず玄関へ! 【KP】:OK 【KP】:大山は突貫ロールを 真珠:(真珠も車に避難しておこう 【KP】:OK 大山:【では】 ニコ:(バリアフリーにしてって提言しといてよかった!) 大山:1d100 突貫!!!! Cthulhu : (1D100) → 75 ニコ:(活きた!) 【KP】:車の全面が半壊しましたね。 鏡三:(半壊しましたね! ニコ:(運転は……) 【KP】:前面 大山:【全面w】 ニコ:あっ…… 鏡三:迎えが来ましたわ! |
Chapter A-32 突撃 |
大山:どーん
ニコ:大山さん…… ニコ:ハッスルしすぎじゃね!? 大山:ふたりともー 大丈夫か― ニコ:う、うん 鏡三:絶賛襲われ中ですので 鏡三:一端バックして逃げましょう ニコ:はよせな! 鏡三:スライムみたいなのが来てますわ 大山:【まだなんとか動く?】 【KP】:動きそうだね 鏡三:(動かないのはファンブル時だけやったな 大山:まだぎりぎり動くことは出来そうだ 大山:急いで乗って 【KP】:全員車に乗り込み、車を発進させる。 ニコ:乗り込めー 鏡三:失礼しますわー 【KP】:キャンピングカーは凄い音を出しながら敷地から飛び出す。 鏡三:ところでこの厚着 鏡三:要りませんでしたわね… 真珠:そうですね... ニコ:ほんとそれ…… 鏡三:また虫来るかもしれませんけど 【KP】:たまちゃんはもう1度共感覚ロールを 大山:中の様子の事はあとで詳しく聞くとして 鏡三:そういえば真珠さんも逃げてってメッセージ送ってましたが 大山:とりあえず今は逃げるのみ 鏡三:外で何かあったんですの? 【KP】:たまちゃん? 真珠:ヤバそうなのが6人こっちに向かってるんです... 鏡三:6人。 【KP】:ダイスを ニコ:マジやべぇ! 真珠:直感なので「ヤバそう」としか... 真珠:1D100 共感覚 Cthulhu : (1D100) → 3 真珠:さん。 鏡三:(さん ニコ:(ファー) 【KP】:ヒェェ 鏡三:ふむ…人間なら与し易いですが 鏡三:何しに来たんでしょうか 【KP】:では、上空に得体も知れぬ、言語にできない色の物体が近づいてくる事に気付く。 ニコ:監視カメラで撮られてたから 真珠:空からも! 鏡三:空!? 鏡三:あ、それはあいつですわね ニコ:あの飛んでったやつ! 鏡三:厚着が役に立ちますわ ニコ:でもまだ大山さんの車もあるし ニコ:どう仕掛けてくんだろ……? 【KP】:大山は運転ロールをどうぞ ニコ:近づいて来たら教えて 大山:1d100 運転 Cthulhu : (1D100) → 97 【KP】:あ 大山:【やったぜ・・・・】 ニコ:(あ!) 鏡三:(ファーーーーー 真珠:もうとにかく逃げようよ この場所は警察にも明るみになるしサヒメ党もただじゃすまないよ 【KP】:車、壊れましたね・・・ 大山:ぷすんぷすん・・・ 【KP】:国道に出た所で動かなくなった。 真珠:え?大山さん嘘でしょ? ニコ:(壊れましたね……) 鏡三:えぇ・・ 大山:こいつはこれで限界みたいだな 鏡三:スライムや虫は追っかけて来てますかしら 鏡三:仮にスライムが出てきてたなら ニコ:ありがとう、ラブワゴン…… 大山:(バールを持って)あとは自分たちでいくしかないな ニコ:国道でしょ? 鏡三:その6人と丁度食い合ってくれそうですが ニコ:ひょっとしたら車通るかもだし 【KP】:泥は追ってきていないが、小屋の方から微かに悲鳴が聞こえてくるね。 大山:ニコ たまちゃん頼んだぞ 鏡三:南無三… ニコ:タマちゃんもいるし、できれば逃げながら…… 大山:かがみさんは戦闘お願いします 大山:【先頭】 大山:しんがりはおれが 鏡三:あっはい 大山:にげるぞぉぉ ニコ:ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙ |
Chapter A-33 逃走 |
鏡三:この季節に武器持って厚着してる怪しい集団ですわね‥
【KP】:空には病室で見たあの虫がきょろきょろと辺りを見回しているね。 ニコ:オマケに国道を全力疾走 真珠:うー やっぱり来てるー 鏡三:銃も傘も効きそうにないのが厄介ですわねー ニコ:降りてきたら蹴飛ばしてやれんだけどなー 大山:離れてるんならそれが一番だ ニコ:(とはいえやれることは) 大山:今のうちに少しでも進もう ニコ:深夜でもトラック運ちゃんぐらい通んないかな 【KP】:車が通るかどうか、幸運で判定してもらおうかな ニコ:(たかいやつ) 鏡三:(たかいやつは・・ ニコ:(タマちゃんだ) 鏡三:(ですね 真珠:(じゃあ振ろうか 【KP】:その後、乗せてくれるかどうかを幸運で。 真珠:1D100 幸運 Cthulhu : (1D100) → 37 鏡三:おっ 【KP】:もしくは信用かな 鏡三:(信用もってねー ニコ:(幸運のが分がありそう) ニコ:(ヘタにもってるよりよっぽど) 真珠:(まぁ幸運で 大山:1d100 うん Cthulhu : (1D100) → 46 【KP】:信用ねぇ・・ 鏡三:(いけましたね ニコ:(お前が振るんかい!) ニコ:(でもいけた!) ニコ:(大山の運命力が生きた! 【KP】:奇怪な面子だが、緊迫した状況を察して乗せてくれた。 大山:【全員と勘違いしてた・・・・】 大山:【まぁ結果おーらい】 ニコ:一人は前の席載れるとして 鏡三:失礼しますわー 【KP】:虫の追跡は振り払ったようだ。 ニコ:残りは荷台だなー 鏡三:しかしあの施設 鏡三:警察が改めるにしても 鏡三:犠牲者が増えるだけになりそうですわね… 真珠:うん... ニコ:まあせめてそうならないよーに ニコ:見たまんま証言だけはしていくしかないかな…… ニコ:死体は見つかるだろーし ニコ:土地と小屋の所持者がわかれば確実なショーコになるっしょ 【KP】:【BGMなし】 鏡三:ありがとうございましたー 【KP】:何とか工場まで戻ってこれた。 ニコ:あざーしたー 真珠:あの... これしか払えませんけど... (万券 ニコ:無線も録音してあっし…… ニコ:いやそれは! ニコ:善意で載せてくれた運ちゃんに逆に失礼だったり……しない? 【KP】:運ちゃんは手のひらを振るだけで受け取らず、走り去った。 鏡三:いい方でしたわね ニコ:あたしも正直、今回…… 真珠:足りなかったんでしょうか... 大山:とりあえず落ちつこう ニコ:タマちゃんとこの会社になんか、お願いできないかなとか、思ったりしたんだけど ニコ:違うんだよ、そうしたら友達関係も壊れちゃうかもしんないって思うと…… ニコ:何って言ったらいいのかな…… 鏡三:お金による貸し借りは 色々複雑って事ですわ ニコ:運転手さんもお金欲しくて載せてくれたわけじゃないし、あたしも多分同じっていうか…… ニコ:まあ、めっちゃ考えたけどね!タマちゃんに泣きつくプラン! |
Chapter A-34 取引 |
ニコ:これでサヒメ党の圧力がなくなって、そうなんなきゃいいんだけど!
鏡三:まあ少なくともこれで警察からサヒメ党に追求はある筈ですから 鏡三:法の裁きまでいくかどうかは不明ですが 真珠:私が人に与えることが出来るのって、それしかないからつい... 鏡三:圧力どころではなくなると思いたいですわね ニコ:対等な友達で、対等な社長令嬢でいたいじゃん!それで十分十分! 真珠:そうだね! 大山:俺も昔のコネ使って少し動いてみるよ 鏡三:(こわい 大山:二度とこんなこと起こさせないために 【KP】:では、工場の電話にメッセージが入ってる事に気付く。 ニコ:ん 鏡三:む 【KP】:宇佐美からだ。 取引がしたい、と簡素なものだ。 ニコ:仕事の話かな ニコ:んー? ニコ:いつだ……? 【KP】:場所と時間は指定してもらって構わない、とあった。 ニコ:いんじゃね? 【KP】:つい先ほど来たメッセージだね。 ニコ:今ここで…… 鏡三:呼び出しますか 【KP】:OK 鏡三:装備もそのままある事ですし ニコ:つか着たまんまだった。あっつ…… 【KP】:その旨を電話で伝えると、十数分後に宇佐美と佐藤が車でやって来た。 【KP】:【交渉】 鏡三:早かったですわね ニコ:ドタバタしてそーなのにね…… 鏡三:(マリーナホテルに滞在している可能性 【宇佐美麻弥】:・・・取引をしましょう。 鏡三:内容は? ニコ:……融資の? 【宇佐美麻弥】:いえ 【宇佐美麻弥】:襲われたようですね。 鏡三:あ、この会話 鏡三:録音してもいいんですの? 【宇佐美麻弥】:・・・構いません。 鏡三:ではいちおうスマホで・・ ニコ:他人事っぽくない? 真珠:じゃあ何もできませんがせめて撮影係やります。 大山:【せんせー せんせーー】 鏡三:よろしくお願いします ニコ:ピースピース 【宇佐美麻弥】:これ以上、今回のことで騒ぎ立てないと約束するのならば、 こちらも芥川精機から手を引きます。 鏡三:随分と上から目線ですわね 大山:コレ以上って言われても すでに警察には全部状況行ってるしな ニコ:まー後は…… 大山:リアルタイム実況ってやつだ ニコ:あのバケツのこと ニコ:警察がウチに聞きに来るかもしれないじゃん? 真珠:しかも自分で否を認めてますよね... ニコ:うちらも病院では被害者だしー ニコ:じゃあ騒ぎ立てないから手を引いたうえで ニコ:融資しろコラー 【宇佐美麻弥】:・・・わかりました。 その代わり、情報の拡散はやめて頂けますか? 鏡三:無期限無利子の融資がいいですわね~ 【宇佐美麻弥】:無期限とはいきません。 ニコ:うん。まあそりゃ真っ当に返すよ。 真珠:公的書類書ける人が居るんでこの場で約束もできますよ。 ニコ:ただ…… ニコ:山岸鉄鋼の仕事ももう受けらんないかな。 悪いけど、あのバケツ作りたかったら、次からは他あたって。 【宇佐美麻弥】:・・・心得ました。 ニコ:それと……今回はもう黙るけど…… ニコ:もしまたああいうことしようとしてんの見たら ニコ:またすぐ拡散してやっからな! 鏡三:広告塔はお任せあれ 大山:親父の頭開かれたお前がそれでいいならおれもそれでいいよ 【宇佐美麻弥】:わかりました。 |
Chapter A-35 交渉成立 |
ニコ:ごめんみんなそれでよかった?
ニコ:榧野さんは可哀想だったけど…… 真珠:私は許してないけどニコちゃんがそれでいいなら。 鏡三:社長代理であるニコさんの決定が全てですわ ニコ:少なくとももうここらじゃそんなこと出来なくなると思うし…… ニコ:あと、ケーサツから事情聴取は入るかもしれないけど ニコ:それは自分らで何とかしてよね。 【宇佐美麻弥】:こちらは会社を統合せず融資をする。 そちらは情報を拡散しない。 これでいいですか。 大山:音声はあるが・・・一応ここで書類も作っとくか? ニコ:もっぺんやったらすぐにでも破棄する。が抜けてるけど。 【宇佐美麻弥】:そうしていただければ、芥川鉄造、岡森夏生、大山桜を狙う事もしません。 ニコ:ファイナルアドバイザーよろしく! 鏡三:(大山狙われてるのも草生える ニコ:(ファイナルアドバイザーも狙われてる……w) 大山:【こいつほんま】 鏡三:(表向き榧野の策を防衛した、同等のコンサルパワーを持つ男やししゃあなし 大山:口約束も法で守られてるけど・・・よし ちょっと待ってろ 大山:1d100 公的文章 Cthulhu : (1D100) → 2 大山:こんなもんか 【宇佐美麻弥】:(こいつらほんま ニコ:(FAすごい) 鏡三:(まさにファイナル 大山:ファイナルアドバイザーの最後の仕事ってやつだな 【宇佐美麻弥】:(完璧な公的文書が作成できたね。) 大山:一応中身確認してサインと母印頼むな 【宇佐美麻弥】:(宇佐美は言われる通りにしたよ。) 大山:んで ニコはちゃんとこれしまっとけよ 大山:無くすなよ ニコ:まあ勉強してるしギリギリわかるな ニコ:無くさない無くさない 【宇佐美麻弥】:では、失礼します ニコ:夜道に気をつけて! 【KP】:宇佐美は心底悔しそうに出て行った。 大山:ニコ塩撒いとけ塩 大山:【ぐぬぬ】 ニコ:バッバッ 鏡三:ひとまず一件落着ですわね 【佐藤二郎】:・・・見事だった。 我々の完敗だ。 【佐藤二郎】:失礼する。 大山:【こいつw】 鏡三:顧問‥ 真珠:こっちも払うもの払った感ありますが... 主に大山さんが。 鏡三:はい ニコ:あ、それもなんとかしてもらっとけばよかったな…… 鏡三:化物は強敵でしたわね 大山:まぁ車は直せば元に戻るし 最悪買いかえればどうにでもなる ニコ:まあ板金ぐらいならウチが融通してあげられるっしょ 大山:親父さんも工場も無事だったんだ そっちの方が重要だよ 鏡三:(板金どころではなさそう ニコ:大山さんマジいいオッサン! 大山:まぁ・・・当分の寝床をどうするかが問題だな・・・・ ニコ:鏡三ちゃん大山さんはマジでいいオッサンだよ! 鏡三:そういう所は器がでかいですわねぇ ニコ:退院するまで親父の部屋使う? ニコ:ファイナルアドバイザーだし 大山:年頃の娘いんのに親父それ許しちゃ駄目だろ ニコ:退院して一発目で心臓にダメージ入るかもだけど 大山:まぁ適当にどうにかするさ 【KP】:芥川精機は今回の危機を乗り越えた。 銀行からの融資も受けられる事になり、資金難は解消された。 この事件以降、山岸鉄鋼からは例の部品の依頼は来なくなる。 鏡三:マリーナホテルなら安くするようできますわよ 鏡三:元が結構高いですけど‥ ニコ:(スポンサー……) 【KP】:これで佐比売党との接点も途絶えただろう。 大山:とりあえず日が昇ったら修理工場行って車の回収だな 【KP】:大山が撮影した機械分解、組み立て動画は、 動画投稿サイトでかなりの再生回数を稼いだらしい。 ニコ:あー疲れた 真珠:シャワー浴びよう... 大山:風呂だけでも借りるかぁ ニコ:代理でも社長は大変だな…… 鏡三:私も・・ ニコ:親孝行しょ…… |
TOP |
BACK |
本作は、著:坂本雅之、内山靖二郎、寺田幸弘ほか、アーカム・メンバーズ/ 「クトゥルフ神話TRPG モジュラー・クトゥルフ」 初版、KADOKAWA、2016年
に収録されているシナリオ「その腕買います」/著:内山靖二郎 からの記述を引用しています。