シナリオ:「かえるのうた」
有田と木畑は、儀式に使われた池を調べる。 水面に映る月がゆらゆらと揺れていた。 |
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1.深い深い池 |
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有田 楠生:にしても静かだな さすが田舎 木畑 多朗:カエルの声がよく聞こえるぜ 木畑 多朗:さしあたって池の深さでも見てみようかな 有田 楠生:歌詞でもかえるって言ってたし、何か由来があるのかね 有田 楠生:かえると言えば蛇か・・・・ 有田 楠生:蛇でも連れてりゃお守りになったりするのかね 木畑 多朗:白蛇なら特にご利益高いぞ 有田 楠生:【いけには何事もなくつけるかな?】 KP:池の前に来ます。 KP:夜は遅く、池は暗く濁っている。周辺はひどく湿っていて、スニーカーに染みるだろう。 有田 楠生:さーて、鬼が出るか、蛇が出るか、カエルが出るかって感じだな 木畑 多朗:どのくらい深いんだろうなこの池 KP:手を入れます? 有田 楠生:なぜそこまで深さにこだわりを・・ 木畑 多朗:(その辺の木の枝でいいかな 木畑 多朗:いや聞き取れた歌詞の内容だと 木畑 多朗:生贄をこの池に沈めるみたいな事ともとれるからな 木畑 多朗:溺れるくらいの水深だったらまぁまぁマズイだろ KP:おーけー、では、木畑は70cm程度の長い枝を拾い、池に突き刺します。 KP:少なくとも、その木の枝はゆっくりと池に沈んでいきますね。もう指先が水面に触れそうだ。 木畑 多朗:おい結構深いぞこれ 木畑 多朗:すまきにして放り込んだら確実に溺れる。 有田 楠生:ほむ
木畑 多朗:おいちょっとまてLINEだ 木畑 多朗:キヌリンいねーって。 そっち連絡あった? 有田 楠生:そこに立ってたって事は、それだけでただの女じゃ・・・? 有田 楠生:いや、何もないけど 木畑 多朗:ちょい切り上げるぞ。文句ないよな? 有田 楠生:【こっから部屋の窓は見えるかな?】 木畑 多朗:ルーナがキヌリン消えたって言ってる。合流しよう。 有田 楠生:お、こっちにも来たな 木畑 多朗:走るぞ 有田 楠生:まぁ、もうちょっと調べたかったけど仕方ないな 木畑 多朗:明日また調べよう 今はキヌリンだ 有田 楠生:急ごう 木畑 多朗:(というわけでこっちはダッシュで帰宅 木畑 多朗:まずミカズキ宅か? 有田 楠生:【ひとまず家に戻って、中は木畑に任せて有田は車の方を一応確認する感じでお願いしたい】 有田 楠生:だろうな 有田 楠生:俺はついたら車と家の周辺調べるから、お前は中を頼む |
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