シナリオ:「かえるのうた」

2-4B 月夜 3-1 疑念の朝
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凛は嶺について聞きたいことがあり、目覚める。
月渚は部屋にいなかったので、下階へ降りて行った。


1.密会
 


鬼怒 凛:嶺の部屋訪ねるか
KP:では……
KP:嶺の部屋を探そうとすると、真っ暗なリビングに座っている嶺を見つけます。
 

鬼怒 凛:「何か知ってるな?」って儀式について聞くか
 

牧野嶺:「……あれはこの村の法事みたいなものなの」
鬼怒 凛:「ゆいりの法事か?」
牧野嶺「……気づいてるかもしれないけど、梓紗のお母さんはこの世にいない」
牧野嶺:「この儀式は母親のための法事なの。つまりそういうこと」
鬼怒 凛「そのお母さんを現世に呼び寄せる儀式だったりするのか?」
牧野嶺:「……そんなわけないじゃないですか?」

鬼怒 凛:(ここで心理学だ)
KP:おk クローズドで振ります
KP嶺は嘘を言っています。しかし、悪意はないように思えます。
KP:意味深な沈黙の中、玄関の方向から足音が聞こえてきます。

KP:凛と嶺が真っ暗な部屋で向き合って話をしているのを木畑は見るでしょう。
木畑 多朗:あれ?居るじゃん。
木畑 多朗:キヌリン消えたって連絡があったんだが...
木畑 多朗:え?何? じゃあこれジョーク?
木畑 多朗:(LINEのメッセージを見せる。
鬼怒 凛:……
 
LINE「キヌリン先輩が消えたんだけど!!!!」

弟切 月渚:(木畑が帰ってきた音聴いてワイもリビング行ってええかな
KP:(いいすよ)
弟切 月渚:え、ええーっ…!?
弟切 月渚:どういう状況???
木畑 多朗:いや有田が外見たいっていうから付き合ってたんだが
木畑 多朗:よくわからん...
弟切 月渚:私がトイレに行ってる間に
弟切 月渚:寝てた筈のキヌリン先輩が消えてて…


牧野嶺:私、眠れなかったからここでお茶を飲んでいたんです。そしたら凜さんが降りてきて………
牧野嶺:そうでしょ?
鬼怒 凛:まぁね
弟切 月渚:本当に…?
牧野嶺:今日の儀式のことを聞かれたんです。でも私、この村でずっと過ごしたわけじゃないから知ってる範囲のことしか……
木畑 多朗:まぁ何事もなかったならそれでいいよ
牧野嶺:……もういいですか?
鬼怒 凛:そうだね。もう遅いし、寝よう。
弟切 月渚:う、うむ…。
木畑 多朗:あぁ... 有田も心配してるし呼んでくるか
牧野嶺:おやすみなさい
鬼怒 凛:おやすみ
有田 楠生:なぁ、消えてねーって返信が・・・
木畑 多朗:有田ー 取り越し苦労だったぞ
有田 楠生:いるじゃねぇか
牧野嶺:嶺はリビングを出て、向かいの部屋、廊下突き当たりの部屋に帰っていく。
KP:取り越し苦労の有田も帰ってきました。
弟切 月渚:帰ってきたらいきなり居なかったから、奴らに連れ去られちゃったんじゃないかと…!
弟切 月渚:とにかく無事でよかった…!
鬼怒 凛:・・・皆、2階の部屋に来い。
木畑 多朗:(無言でうなずく
 
2.疑念

   
鬼怒 凛:気になって嶺に話を聞きに行った。
有田 楠生:で、何か聞けた?
弟切 月渚:生贄にされちゃうかもしれないんですもんね…
鬼怒 凛:・・・アズサの母親はもうこの世にはいないらしい。
弟切 月渚:
鬼怒 凛この儀式は母親のための法事なんだそうだ。
木畑 多朗:言われてみればそれらしき人物が儀式にいたようには見えなかったな確かに
鬼怒 凛:ここからはあたしの憶測なんだが
鬼怒 凛:儀式に選ばれた人が「かえってくる」んじゃないか?

弟切 月渚:かえれぬこのゆいりというのが…?
弟切 月渚:先輩を生贄にしてお母さんを呼び寄せるということ…?
鬼怒 凛:あたしと取りかえる・・・ってことか
弟切 月渚:ろくでもない儀式を~!
鬼怒 凛:明日の様子次第じゃ、とんずらも視野だな
鬼怒 凛:でも出来る限り儀式は見たい…面白そうだし
弟切 月渚:ええ~っ!
木畑 多朗:じゃあまだ何も知らないふりして潜伏するのか?
弟切 月渚:危ないですよ!逃げましょう、って言いたいところですけど
弟切 月渚:先の話通り今逃げても安全かよくわかんないですしね
鬼怒 凛:明日いろいろ調べてみよう
鬼怒 凛:儀式までは時間もあるだろ
有田 楠生:そうそう、さっき散歩してて、カエルで思ったんだけど
有田 楠生:カエルが重要な要素なら、その天敵、蛇とかそういうのがカウンターになったりしないかなとか
有田 楠生:そういう話とかってのもないかね
鬼怒 凛:蛇と言われてもな・・・
弟切 月渚:蛇皮グッズなんて持ってませんよ~
木畑 多朗:蛇探してみるかー? こんな山村だし探せば見つかりそうな気もする。
弟切 月渚:財布に蛇の抜けがらとか入れてる人いないんですか?
木畑 多朗:今時いるかね...
有田 楠生:【さっき話してたの山蛇かと思ったら山姥だった】
有田 楠生:まぁ、とりあえず何かありそうなら寺だろうし
弟切 月渚:今どきだと蛇の抜け殻自体が見つからない…
有田 楠生:そば食ったら行ってみますか
鬼怒 凛:とりあえず寝るか
木畑 多朗:不安だったら一部屋に集まってもいいぞ
鬼怒 凛:いや、あたしはルーナを抱っこして寝るよ
弟切 月渚:じゃあそれで!
KP:え、じゃあ有田と木畑は……
木畑 多朗:俺はどうすればいいんだよ!
有田 楠生:集まるのはあれだけど、女子側が池沿いだし、部屋かえるのはありかもね
木畑 多朗:あー部屋だけとっかえるか
有田 楠生:そこは普通に寝てください
鬼怒 凛:キバターは有田を抱っこして寝たらいいじゃん
木畑 多朗:さらっちゃうおじさんが間違えて俺たちの寝てる部屋に入るかもしれないぞ
有田 楠生:それは本当に怖くて、車で一人で寝たくなってくるからやめて
弟切 月渚:どうします…?
鬼怒 凛:じゃあ部屋代えて寝よか
木畑 多朗:そー考えると部屋取り換えるのはマジでありだと思う
有田 楠生:キヌの寝やすいようにすればよいよ
KP:では池側を男が、反対側を女サイドで就寝にはいってよいかな
弟切 月渚:(おk
鬼怒 凛:(OK
木畑 多朗:(OK
有田 楠生:木畑も、カメラの容量余裕あるなら、夜の池ずっと撮影してみれば
有田 楠生:何かいいもの写るかもしれんよ
木畑 多朗:おーそーすっか
KP:撮影の用意をしました。
KP:カメラで池を写して、それで就寝と言うことで。
有田 楠生:【うい 目覚ましは7時にセットでおやすみさん】
KP:探索者たちはあの不気味な儀式と馴染みのない寝床に不安を覚えながら、眠りに就きました……。
   


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