シナリオ:「かえるのうた」

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 運命 - 木畑多朗
    

 
弟切 月渚:思ったより面倒な秘密の技能持ってんな!

  エンディング - 木畑多朗
   


KP:まず、木畑なんですけど…

KP:加賀池村を離れたあの日以来、二度と木畑多朗と御数木梓沙の姿を見ることはありませんでした。

KP:生存者はその後、加賀池へ再調査に行った小野田の話を伝え聞く機会を得るでしょう。

KP:再訪したとき、ミカズキ家にはもう誰もいなかった。
KP:伝え聞いていたスワンプマン、「嶺」の姿もない。庭に残った赤黒い血と泥の複合物が唯一の証拠と言えるだろう。
KP:「ゆいり」は木畑と梓沙を引き込んで復活したのか?その他の手は一体だれのものだったか?
KP:水底から蘇った者たちはどこへ行った?嶺のように、素知らぬ顔で人間社会に溶け込んでいるのだろうか?
KP:すべては謎のままだ。加賀池村で起きたことは心に瑕として残り続けるだろう。

KP:そして、住職であった典善は行方不明。失われたオロガミの呪法を記した本も闇へと消えた。
KP:もうあの事件の真相を確かめるすべは何もない。記事にはできない、またどやされる、と小野田はぼやいていた。

KP:木畑の家と梓沙の家だけが、10年前と変わらぬ様子で今も並んで雨と風にさらされていた。

 
 


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