シナリオ:「かえるのうた」

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 運命 - 有田楠生
    

 
有田 楠生:【これカードめくれる人いるから、実質隠すの無理だったのね・・・】
  エンディング - 有田楠生
   


KP:有田は郊外の、とある孤立した礼拝堂に呼ばれている。
KP:ここは銀の黄昏教団日本支部による秘密裏の集会場だ。

KP:金髪の女性が一人、席の一番前に座っている。彼女はこの団体の代表と言えるものだ。
KP:思わずこわばる有田に、背中をむいたまま、優しい声色で話しかける。

KP:「やあ、有田君」

有田 楠生:どーもです

KP:「結構派手にやったみたいだね……」

有田 楠生:言い訳してもいいですか?
有田 楠生:一応隠すように頑張ったんですよ・・・

KP:「君の後始末は大変だったよ。そのうえでしたいならどうぞ?」

有田 楠生:最後に呪文使ったのだって、一応、皮で流された先に出助けてくれた人に教わった
有田 楠生:その人は、自分じゃダメなんだと言って消えていった
有田 楠生:で、それはだれ?ってなったら登場してない、あの家族の父親とかそんな感じにすればいけると・・・
有田 楠生:短い時間で色々やりはしたんです
有田 楠生:まぁ・・・・

KP:「............ま、いいよ。おかげで興味深い呪文も発見できた」

有田 楠生:呪文ミスっちゃったのは完全に俺のミスですが
弟切 月渚:(そのとおりすぎる
有田 楠生:あ、あれをもう・・・
有田 楠生:俺が取りに行こうと思ってたんですけど

KP:「あの集落はイグの支配下だったんだね。それになかなか趣味のいい呪文が伝わっているじゃない」

有田 楠生:さすがですね
有田 楠生:良いかどうかはさておいて
有田 楠生:なかなかのものでしたよ

KP:「それはさておき、君にはちょっと反省してもらわないとねぇ」

有田 楠生:・・・ほどほどでお願いします・・・

KP:「あの呪文が不発だったの、本当に君のミスだと思う?親友を失ったのは堪えたでしょ。もう二度と同じ思いをしないようにね」

KP:そう言い放った代表の表情、それはどんな残酷な顔だったか。それを確かめる勇気は有田にはなかった。

KP:と、いうことにしておこう……

 
 


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