「眠らぬ街の白い顔たち」



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Chapter A 歌舞伎町
Chapter A-1 教会
【KP】:2020年10月30日の夕暮れ。東京のユダヤ教の教会シナゴーグに一組の夫婦が訪れる。
【KP】:シスターである水面は夫婦の話を聞くうちに、彼らの力になってあげたいという思いが強くなる。
【KP】:「・・・帰ってこない娘が心配なんです」
【KP】:「あぁ、シスター様、どうか・・・」


水面:大丈夫ですやはうえ様は見ておられますよ。
水面:(ということはある程度事前情報的なモノがあるんかな
江夏:(くわしくきこう
【KP】:そうだな、両親は見てもらいたいものがあるということで、まず家を訪ねてほしいとのことだ
江夏:(くわしくは合流してからということか
水面:では明日のお昼に必ず。
【KP】:探索の依頼の経費として、前金で5万円、せいこうほうしゅうとして15万円を約束する。
水面:今日はもう遅いですからね。
江夏:(びみょうな金額だな‥
【KP】:いや、今すぐに来てほしいとの事である。
水面:であれば...
鉄五郎:【そこはお布施でいいですよ、がいたよ】
水面:実は今日友人と約束があったのですが。
水面:彼らも同席してよいのならすぐにでも。
【KP】:「ありがとうございます、ありがとうございます」
水面:LINE@:ということになったので今夜は鬼八0人です。
【KP】:(はちじゅうにん)
江夏:(おにはちじゅうにん
【KP】:という訳で、探索者たちは合流するのである。
江夏:今日がオフでよかった
水面:(水面はこの夫婦の事どれくらい知ってるんかな


ザキ:……
【KP】:(初対面でもいいし、興が乗るのであれば親しくてもいい)
水面:(親しいほうが良いなw
【KP】:ではそのように
鉄五郎:【元カノだな】
江夏:(えっ複雑ゥ‥・


鉄五郎:えっと、で、これからどこかにいくんですかねぇ?
水面:なんか見てもらいたいものがあるとか何とか


江夏:一体何を見せられるんだろう
江夏:一見即解
ザキ:夫婦の見せたいものを…?
【KP】:では夫婦、藤沢宅に移動してもいいかな?
水面:(おk
鉄五郎:【OK】
ザキ:(おk)
【KP】:【BGM:探索】
【KP】:藤沢夫婦はいきさつをポツリポツリと語る。
ザキ:(BGMが変わった…!最終ショウ感!)
【KP】:藤沢佑花がいなくなったのは10日前だ。
家出する前日から、藤沢佑花の様子は妙だった。
学校に行ったあと、午後8時ころに帰宅すると、ぼんやりした様子て食事もせず、何も言わず、すぐに就寝した。
そして、翌初、両親が気づくと家におらず、それからずっと音信不通なのだ。
江夏:(後半フィールド
【KP】:両親は藤沢佑花の友人に問い合わせるなど、あらゆる手を尽くしてきたが、
行方の手掛かりは得られなかった。
当然、警察に相談しているが、藤沢佑花はたまに1〜2日間の家出をすることがあった。
そのため、警察は今回もただの家出だと軽く考えているのだと、両親は思い込んでいる。
ザキ:娘さんはお幾つで……?
江夏:帰宅途中とか外出中に居なくなったんじゃなくて一度帰宅してから居なくなったのか
【KP】:「17歳です」
ザキ:部屋をお見せいただいて構いませんか?
ザキ:(シリアスです)
【KP】:もちろん
ザキ:有難い
【KP】:藤沢佑花の部屋は、明るい壁紙で白を基調とした家具で統一されている。
適度に整理整頓されており、荒れた様子はなく、清潔だ。不審な点は見当たらない。
本棚、ペッド、衣装だんす、勉強机、テレビなどがあり、普通の女子高校生の部屋といった様子だ。
江夏:年頃の女の子らしい部屋だ
江夏:(タスクはな
ザキ:そのようだな……
【KP】:本棚に並べられた本は少なく、ライトノベルとコミック、
そして実話系の怪談話の本が何冊かある。学校の制服やカバンは残されている。
部屋にあるもので、珍しいものといえばラベルプリンターくらいだ。
ザキ:(TEPRAか)
水面:何に使ってたんだろう
江夏:失踪時に窓の鍵が開いてたりは?
鉄五郎:【シリアスかな?尻軽かな?】
ザキ:(え?
【KP】:「玄関から出て行ったようです」
江夏:普通に両親が寝ている間に玄関からか

Chapter A-2 行方不明
鉄五郎:【ラベルプリンターの履歴って見れるやつかな?】
【KP】:ええとな
【KP】:ラベルプリンターは、専用の用紙のロールをセットすることで
簡単にステッカーを印刷できる小型プリンターだ。
1万円程度で購入できる製品で、ラベルプリンターとしてはそこそこ高性能である。
江夏:(TEPRAだとONすると直前に印刷してた文字が入力されたまんまになってたりするっけな
【KP】:セットされている用紙のロールは24mm幅だ。
ロールは半分以上減っており、これまでに大量のステッカーが刷されたことがうかがえる。
しかし、部屋にそれらしいステッカーないし、プリンター内にもデータは残っていない。
鉄五郎:【ほむ】
水面:結構使ってるね
江夏:娘さんのご趣味は‥?
【KP】:「散歩とか占いとか・・・」
水面:占い?
ザキ:パソコンとかは持っていないんですか?
ザキ:今だとスマホで十分か……
【KP】:「スマホだけです」
水面:うーんスマホ世代
江夏:日記などは‥
【KP】:「さぁ・・・」
ザキ:女子高生の部屋を探してみましょう。
鉄五郎:【心理学かなぁ】
ザキ:秘密裏に日記などをつけている可能性もあります
江夏:パッと見と見えないけど漁ってみようか
【KP】:OK、どこをさがす?
【KP】:シークレットダイス
水面:(じゃあ本棚
ザキ:(勉強机かな)
江夏:(かばんちゃん
鉄五郎:【制服】
【KP】:心理学:両親は娘のことをよく分かっていないのではないか
鉄五郎:【ほむ】
江夏:17歳ってことは学生ですよね 学校はどちらに?
【KP】:学校は徒歩でいける距離のところにある
江夏:娘さんと親しかった生徒の名前等はわかります?
ザキ:ところで……
水面:あとは家出癖があったなら補導歴もあるはず
ザキ:見ていただきたいものというのは?
水面:うんそれ
【KP】:(ちょい待てよ順番に処理する)
ザキ:(ことばの洪水をわっといっせいに浴びせるのは!
【KP】:では、勉強机を探すと歌舞伎町の「占いの館アビゲイル」のショップカードがある。
ショップカードとは店舗の名刺のようなものだ。店名と住所、電話番号が明記されている。
江夏:(アビ…
水面:(KPが情報をドバーッと!
ザキ:アビゲイル……!
【KP】:部屋をざっと見渡せば、衣装だんすの上にある小物入れの脇に、
この部屋には不釣り合いなものが置いてあるのに気づく。
それは白くて小さな頭蓋骨で、黄金の冠のような飾りがついている。下顎はない。
一見したところ、ハロウィーングッズのようにも思えるが、それはとても精巧な造りである。
【KP】:頭蓋骨に対して<医学>をどうぞ
鉄五郎:cc<=50 医学
Cthulhu7th : (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 48 → 48 → 通常成功
鉄五郎:【あぶげいる】
【KP】:頭蓋骨の大きさは10歳の子供くらいだが、これが成人した男性のものだとわかる。
ただし、歯の形状などには現生人類と異なる特徴も見受けられ、未知の人類の可能性も否定できない。
水面:(ダニッチの糞ババアのことは一旦忘れよう
【KP】:頭蓋骨は真っ白だが、これは骨の色ではなく、白い顔料が何層にも塗り重ねられているためだ。
頭蓋骨自体はかなり時代を経たものである。頭蓋骨の黄金の冠には、宝石が飾られている。
【KP】:<鑑定>か<歴史>をどうぞ
江夏:(歴史の使いどころさん
水面:CC<=70 歴史
Cthulhu7th : (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 18 → 18 → 困難な成功
【KP】:
【KP】:これらの装飾が紀元前3世紀、古代インドのマウリヤ朝(アショーカ王で有名な時代だ)
の特徴を持っているが、全部が当時のものではなく長い年月をかけて何度も補修されてきたものだとわかる。
【KP】:さらに<オカルト>を<歴史>どうぞ
【KP】:<オカルト>か<歴史>
水面:(もう一回歴史振っていいよってことよね?
【KP】:うむ
水面:CC<=70 歴史
Cthulhu7th : (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 44 → 44 → 通常成功
【KP】:これが宗教的な聖人の造骨ではないかと推測できる。
【KP】:*遺骨
ザキ:(スタンド能力が…!
水面:こ、これは...!
【KP】:白い頭蓋骨に関心を持ってその形を認識した水面は、
なぜかこれが「空っぽ」のような物足りなさを感じる。
水面:レゾンデータルが満たされていない。
江夏:レゾン…
水面:いやなんかそんな気がして。

Chapter A-3 動画
鉄五郎:【これが見せたかったもの?】
鉄五郎:【探索の結果?】
【KP】:いや、両親が見せたいものは別だ
【KP】:両親はとある有名動画サイトに投稿された動画の中に、藤沢佑花のような姿を見つけた。
ザキ:ほう……
【KP】:これを見てもらいたいのだ
鉄五郎:【ぽーんなんとかか】
【KP】:両親が手掛かりだと主張する動画は、5日前の深夜に擬影され、同日に投稿されたものだ。
動両のタイトルは「酔っぱらいホスト」とあるだけで、動画についての説明はない。
江夏:夜の街に‥・
【KP】:これは町で起きた騒動を行きずりの素人が最影した、よくある投稿動画だ。
動画は少しだけSNS上で話題となっており、視聴者からのコメントがいくつか書き込まれている。
水面:ヨシワラに...
江夏:これ、占いの館アビゲイルに行ったってことなんじゃないか?
【KP】:


 プレイヤー資料1「動画の内容」

 著:坂本雅之、アーカム・メンバーズ/
 「新クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2020」
 初版、KADOKAWA、2020年、128ページ

江夏:(予想外に撮れ高高そうなシーンで草
【KP】:深夜。派手な電飾看板の並ぶ大きな繁華街の路地で、立て看板を振り回して暴れている、
スーツ姿のホスト風の若い男が映っている。そんな男の背後の暗がりに、白い顔が心霊写真のように映り込んでいる。
動面が不鮮明なためわかりにくいが、少女の顔のようにも、頭蓋骨のようにも見える。
ただ、その顔にはどこか藤沢佑花の面影があった。
コメント:
■こいつ「エージェント」のホストじゃね?
■うしろに怖い顔が見える
■例の小さい女の子かもね
■それやばい話?
ザキ:......
ザキ:「小さい女の子」について詳しく調べてみましょう
【KP】:両親はこの白い顔が藤沢佑花だと言うのだが、そもそも人間の姿なのかも疑わしい。
偶然、そのように見えるだけという可能性のほうが高い。
しかし、両親としてはこの動画が何かの手掛かりにならないかと、わらにもすがる思いなのだ。
江夏:えぇ…?
鉄五郎:【背後の暗がりってのが,画面で言う右側の黒いところかな? 】
ザキ:そういう都市伝説か何かがあるのでは?
江夏:(中央左寄りのほうかもしれん
水面:例のって言われるくらいだしなにかウワサ的なモノになってるかも
江夏:小さい女の子
江夏:女の子は小さいのがふつう‥
水面:でも17歳だし
ザキ:いや
ザキ:いや 急ごう
鉄五郎:地域的なものなら,そのエージェントってホストクラブ探して,
その地域のニュースやなんかを調べれば出てくるんですかねぇ?
ザキ:ホストの所属店らしき情報もある。優先順位は高くないが話は聞けそうだな
江夏:その付近でこの場所の特定はできそうだね
【KP】:「小さい頃から、あの子はたまに幽霊が見えるとか……
 私たちにはわからないことを言って、
 おびえた顔をすることがありました。
 最近、あの子はよく「自分は一人ぼっちだ」と言っていました。
 あの子は何におびえていたのでしょう?
 どうして孤独だったのでしょう?
 私たちはどうすべきだったのでしょうか?」
ザキ:それは……
ザキ:中学生や高校生のころにはよくあることです。
江夏:そういう年頃。
鉄五郎:私はこういうの詳しくないんですが、とくていはん?というものがいて、
こういう動画に出た人は、大体住所とかばれるって聞きましたねぇ
鉄五郎:誰か詳しくないですかねぇ?
ザキ:(まずは部屋の捜索を完全に終わらせようか)
江夏:(うむ
ザキ:一応コメントに返信しておきましょうか。
ザキ:「小さい女の子について詳しく教えてください」……と
江夏:それまともなコメントが返ってこないやつ
【KP】:OK、コメ返しました。 運が良ければ返信があるだろう。
江夏:あとは娘さんの学友については…どうだろう
ザキ:ツリーにぶら下げているから意図は伝わるだろう
【KP】:「申し訳ないですが・・・」
江夏:一人ぼっちと言っていたからそんな親しい友人もいなかったのかな
水面:いてもファッションボッチという可能性も。
【KP】:部屋はこれ以上有益なものは出てきそうにないね。
江夏:小さい頭蓋骨に…小さい女の子か
水面:この骨のアンティーク
水面:借りてもいいですか?
江夏:エージェントっていうホストクラブの所在をググッてみようか
ザキ:(友人に問い合わせるなどあらゆる手段を尽くしたが〜っていうから
さすがにそこは免除されていると思いたい)
【KP】:「いいですよ」
【KP】:OK、エージェントの場所を確認できました。
江夏:(歌舞伎町とは別?
【KP】:歌舞伎町だな

Chapter A-4 繁華街
江夏:やはり歌舞伎町か…いつ出発する?
ザキ:ホストクラブエージェント、占いの館アビゲイル……
鉄五郎:【学年がわかれば,適当に話聞けたりはするだろうとは思う】
水面:(しかし学校の固有名がでてこなかったのは
水面:(探索範囲ではないのかもしれない
江夏:(たし蟹…
鉄五郎:【すぐそばって言ってなかった?】
【KP】:トーンで話したように、今回は歌舞伎町が舞台なので、
それ以外の場所は関係ないと明言しておこう。
ザキ:(ですよね)
鉄五郎:【ほむ】
江夏:(ある、とはいっていたが固有名が出ないので重要な施設ではないという事よね
水面:よし。夜の街に繰り出そう。
ザキ:(ありがてぇ)
江夏:今日は鬼八飲みもなかったし
水面:眠らない町新宿歌舞伎町
江夏:ホストクラブで飲むとするか!
江夏:情報収集のついでということで…
ザキ:(行先ふたつ別れてるし、急を要してもいないのでたまには分裂してみるか?)
水面:(じゃあホスト遊び二人と占い館二人でちょうどよくない?
江夏:(どうだろうな、最初の両親の「明日~」ってのに今すぐって返ってきたから
サイレント時間制限も一応あるかもしれんが
ザキ:(そーなるな)
江夏:(時間制限があるとむしろ分裂したほうがいいか
【KP】:今回は所持金として、シートに記載されている金額の1/10が上限と思ってください。
江夏:(む
【KP】:江夏なら7万円お財布に入ってるということだ
ザキ:(俺は五万か…
江夏:(すいめんちゃんは1800えんか・・
ザキ:(所持品に記入しましょうか)
【KP】:水面すくねぇな
水面:(いや前金で5万貰ってる
【KP】:あぁそうか
江夏:(ひとりじめ!
【KP】:なのでホスト遊びするなら気をつけて。
江夏:(たしかに我らは報酬の話はしていない…
鉄五郎:【引くほど金持ってなかった】
【KP】:鉄もすくねえな・・・
ザキ:(4,000円で草)
ザキ:(言うて占いの館は金使う必要あまりなさそうだ
江夏:(たかくても1まんえんくらいやろ‥
鉄五郎:【いざとなれば照民を質草にいれるしかないな・・・】
ザキ:(あきらみんってなんにゃ…?って考えたわ)
江夏:(ではホスト遊びする女と占いに行く男二人とで…
ザキ:(どう分かれますか)
鉄五郎:【時間的に今行けば見せまだやってないだろうから,金なしでうまくいけば話聞けるんじゃね?】
ザキ:(楽しめって言うことなら)
江夏:(今の時間帯は?
ザキ:(金使ってドンパンやるべきだ)
鉄五郎:【右上に時間が】
【KP】:歌舞伎町に着く頃には19時になっているだろう
江夏:(いける!
水面:(しかし予算オーバーしたらヨシワラに落ちるぞ
ザキ:(取れ高も高く、情報的にもケチらないほうが強い可能性が高い
鉄五郎:【ひとまず、移動中にアビゲイル検索したら値段帯わからんかな?】
【KP】:じゃもう移動する?
ザキ:(パッパ行こ)
水面:(移動でよい
江夏:(この部屋で調べる事はもうないよね
ザキ:(無いな。少なくとも部屋ではないし)
ザキ:(両親の情報ももうないと思ってる 町で稼ぐのだろう「
江夏:(ここは歌舞伎町へのアクセス程度よね
江夏:(散ッ
ザキ:(どう分けてもどっちかには5万あるわけやし)
【KP】:今の所水面が預かってるな
江夏:(ホスト組は前金と合わせて12万あるから2人は仲間にできるな
【KP】:では歌舞伎町に向かいますね
【KP】:両親は深々と頭を下げた
ザキ:ツベに返信は無いかな……
江夏:120°…
水面:ここが歌舞伎町かー
【KP】:ないです
【KP】:眠らない街、歌舞伎町が見えて来る。
水面:いうほど歌舞いてないね
【KP】:この有名な夜の街にシスターがいるのはなかなか異様だな・・・w
江夏:昔はそこ曲がったとこに将棋センターがあったんだよな
ザキ:(コスプレにしか見えんしそうでもなさそう
水面:(まぁこいつらには原宿が似合う

Chapter A-5 巨人
【KP】:水面は建ち並ぶビルから割と近い高さに薄く雲のようなものが広がっているのに気づく。
【KP】:それは背丈が数百メートルもの人型をしている。
歌舞伎町の大部分に覆いかぶさるほどの白い巨人が、両腕を横に広げた大の字の格好で浮いているのだ。
水面:あれなんだろう
江夏:(ヤバすぎ始まったな
【KP】:頭部は頭蓋骨のようだが、体の部分は女性らしい体型をしており、
とてもちぐはぐな印象を受ける。
それは幻覚などではなく、そこに実在していると確信できる。
白い巨人を目撃した水面は0/1d4の正気度を失う。
水面:(コワスギのあれじゃん
【KP】:(うむ。それをイメージしてもらったら)
水面:cc<=67
Cthulhu7th : (1D100<=67) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 75 → 75 → 失敗
水面:1D4
Cthulhu7th : (1D4) → 1
【KP】:【BGM:探索】
江夏:どうした?
水面:え?みんなはアレ見えないの
水面:コワイ...
江夏:アレ…?
【KP】:巨人が見えてるのは水面だけで、他の者には見えない。
ザキ:……
鉄五郎:どれのことですかねぇ
水面:であればむしろ...
ザキ:似てないか?
江夏:君、霊感少女だったのか?
水面:敬虔な私にだけ見える天使なのでは?
江夏:天使が見えているのか?
水面:あぁやはうえ様。ありがとうございます。
ザキ:佑花さんの話と同じだな。
江夏:たまたまなのか‥?
ザキ:佑花には確かに何か見えていたんだろう。
そして藤原夫妻は俺たちと同じく何も見えなかったんだろう。
ザキ:その天使の話は全面的に信じる。他に何か見えたら教えてくれ。
水面:unn
江夏:しかし、佑花ちゃんは小さい頃から見えてたっていってたし、
ザキ:ああ。「年齢」が問題である可能性はあるな。
鉄五郎:【周りの人見渡して,うえ見ながらおびえてる水面フレンズい・・・ないよねぇ】
江夏:見えてても何も関係ないやべーやつだったりするかもね フフフ
【KP】:いませんね
ザキ:ゴ…那須ヶ原はこの中で一番若い。というよりも
水面:あるいはこの頭蓋のアンティークと関係があるかも
ザキ:佑花と年齢が近い…と言えるか。
鉄五郎:年齢ですかぁ、モスキート音みたいなお化けなんですねぇ
江夏:ああ、頭蓋骨持ってると見える‥?デスノートみたいだな
ザキ:借りてみていいか?
水面:どうぞ
ザキ:性別も年齢も違うし俺がそれをもって天使が見えるのならそうだと断定できる
ザキ:ス……
ザキ:(どうだ……?)
【KP】:見えませんね
ザキ:…!
水面:どう?
江夏:見えたか‥!?
江夏:あと那須野が原はまだ見える?
ザキ:やわらかマッサージサロン「極」……
【KP】:見えますね
ザキ:と書いてある
鉄五郎:ゲーム作って人の時みたいに、波長が合うとかそういうのがあるんですかねぇ
水面:しかし見えないとしても
江夏:それは私にも見えるな…たしかにマッサージは天国とも言えるが…
水面:このアンティークは占いに行く人が持ってる方が情報源にならない?
江夏:占いに詳しい人ならなんかしら知ってるかもね確かに
ザキ:まぁ、知っているホストは居なさそうだな
江夏:ホストクラブに持ってくよりは意味があるだろう
江夏:暴漢の殴打に使えるくらいか
鉄五郎:なんなら、その占い師から買った可能性もありますねぇ
ザキ:では手分けして当たるか。どう分かれる?
鉄五郎:一応、ホストクラブ行く側も写真撮っときましょうか
江夏:ホストクラブ
水面:私はー
【KP】:あ、写真で思い出した
水面:実はホストクラブ怖いです。
ザキ:エージェント、アビゲイル、「極」……


【藤沢佑花】:ゆかの写真
【藤沢佑花】:両親から預かってます。
ザキ:(例の写真)
江夏:男がホストクラブ行ってもだし、那須野ヶ原が怖いなら私一人でもいいが…
【藤沢佑花】:(MP(マネーパワー)は下がるが・・・w
ザキ:では俺が代わりにホストクラブに行くか
江夏:さっきの夫婦からお布施もらったんだろう 使い所じゃない?
鉄五郎:病みさんなら、女装したらそこそこいけるんじゃないですかねぇ
水面:それ内緒の話!

Chapter A-6 エージェント
ザキ:大丈夫です。一か月だけ働いたことがある
江夏:へえー
水面:む。じゃあ別アプローチがとれるかも
江夏:(MP的にもほぼ変わらんしその編成でも問題なさそうだな)
水面:働きたいけど募集してないかとかみたいに
ザキ:男性客が来ることはまれにありますが、全く気にせずもてなして構わないということです
水面:そういうことなら占いのほうに行こうかなぁ
水面:(MPはともかくスキルは噛みあいそうだ
江夏:キャバクラには私もいったことあるなそういえば
ザキ:(ホスクラに心理学はあまり必要ないしな)
水面:えなっちゃんて実は遊んでる...?
ザキ:(たぶんだけど、技能より金の使いどころだと思う)
江夏:テレビ局のPとかのつきそいで結構行くよ
鉄五郎:では、夜が深まる前に行きましょうかねぇ
【KP】:では
【KP】:ホストクラブ:江夏、ザキ占いの館:鉄五、水面
【KP】:でいいかな
水面:(ヨシ!
【KP】:ホストクラブからいきます
水面:というわけでアンティークはこちらに。
ザキ:「問題ない」
江夏:オッケー
【KP】:動画の書き込みにあった「エージェント」とは、歌舞伎町2丁目にある、
そこそこ人気のホストクラブだ。
【KP】:営業時間は午後7時から深夜0時まで(意外かもしれないが、
ホストクラブは風営法により深夜時以降の営業は認められない)。
軽く楽しむ程度ならば、1人当たり2万円の予算があれば十分だが、
追加のサービスを求めれば料金は天井知らずとなる。
【KP】:【BGM:夜の店】
江夏:(そうなんだ…
【KP】:男性客は歓迎してはいないが、入店を禁止してもいないため、
男性の探索者でも客として入ることができる。
ザキ:(2万か……」
【KP】:在籍するホストの顔写真は「エージェント」のウェブサイトでも、店頭でも公開されている。
それらを見れば、動画の若者とよく似た桐谷涼夜というホストが在籍しているとわかる。
ホストクラブでの格付けは中の上くらいだ。
ザキ:こいつか……
江夏:こいつが件のホストかな
江夏:指名でいくか
ザキ:出勤はしているのか?
【KP】:している。指名は5,000円の追加料金がかかる。
水面:(同伴よろしく
ザキ:止むを得まい……
江夏:キリタニなのかキリヤなのかどっちなんだ
【KP】:「エージェント」の店内はファミリーレストランくらいの広さがあり、
派手で豪華な独特の雰囲気である。やたらと目立つゼブラ柄のソファ。
真っ黒なガラス天板のテーブル。
どぎついほどきらぴやかなシャンデリア。
高価なポトルがライトアップされて並んでいるケース。
そして、派手なスーツに身を包んだ、若い男性たちが客をもてなしてくれる。
江夏:苦しうない。
江夏:この店ってクレカ使えないの〜?
【KP】:江夏はまるで女王様のように恭しく案内される。
水面:(じゃあいいです。
ザキ:ガンダムの話していいか?
江夏:なんで?
ザキ:年代が同じなので……
【KP】:(使えるかもしれないが現金の方が面白いので今回はそれで
ザキ:それに……
ザキ:いきなりあの動画の話はしづらいだろう。
江夏:チッじゃあドンペリは遠慮しておくか…
ザキ:「小さい女の子」の話も
ザキ:ここらの都市伝説なのかもしれん。さりげなくそっちに誘導しよう
江夏:スナックの盛り合わせとそれに合うなんかテキトーなカクテルをいただこう
【KP】:指名して30分ほど待てば、桐谷涼夜がテーブルにやって来る。
【桐谷涼夜】:桐谷涼夜は28歳の男性。
茶色に染めた流行の髪型、細身で長身。
鼻筋の通った面長の二枚目だが、天然ボケな愛嬌のある性格で、
そのギャップが売りとなっている。ホスト歴は6年。
ザキ:ここで来たか!
江夏:おそいぞキリタニ。
江夏:キリヤ?
江夏:これどっちの読み方なの?


【桐谷涼夜】:どうもー、ご指名ありがとうございます!
ザキ:スズヤ?
ザキ:リョウヤ?
【桐谷涼夜】:あ! もしかして将棋の雷上さん!?
江夏:お、私の事知ってるんだ。そりゃあ恐悦至極。
【桐谷涼夜】:いやぁ〜俺、ファンなんですよ
水面:(コイツよく勉強しているぞw
江夏:ありがとうございます。
【桐谷涼夜】:こちらこそお会いできて光栄です〜
【桐谷涼夜】:いやぁ生で見ると更に美人だなぁ。
江夏:お上手〜 じゃあカクテルもう一杯注文しちゃうよ
【桐谷涼夜】:ありがとうございまーーっす

Chapter A-7 涼夜
【KP】:カクテルが並び、盛り上がってくる。
【KP】:ここで<心理学>をどうぞ
江夏:(ねーwwww
ザキ:(無い!)
【KP】:
ザキ:(必要なさそうだ(キリッ)
江夏:(すいめんOUTが響いたな
ザキ:(まあええやろ 会話で引き出していこう)
【桐谷涼夜】:お兄さんは雷上さんの彼氏っすか?
水面:(しかし敬虔なシスターが男遊びをさけるのはナチュラルムーブだし自然
ザキ:いや…マネージャーだ。
江夏:13番めの彼氏だよ。
【桐谷涼夜】:そうなんだー!
ザキ:ってお〜〜〜い
江夏:桐谷くんも15番になるかい?
【桐谷涼夜】:いいんすか!?
水面:(14番目は?
水面:(鉄五郎かよ!
江夏:いつでも連絡してきていいよ。(名刺スッ
【桐谷涼夜】:あざっす!
ザキ:いやまぁ写真とか取られてスキャンダルになっちゃっても困るからな
ザキ:今じゃ記者じゃなくたって写真を撮るだろ
ザキ:動画も……
江夏:そうだなあ
【桐谷涼夜】:そうっすね〜
江夏:そういえば動画っていえば
江夏:最近桐谷くんに似てる人動画で見たんだよね
【桐谷涼夜】:えっ
ザキ:あれも歌舞伎町だな
ザキ:ス…
江夏:これこれ。なんか知り合いの子が幽霊写ってるっていってて
ザキ:エージェントのホストじゃないか?ってコメントもついてる
【桐谷涼夜】:・・・・・・
【桐谷涼夜】:たた、たしかに似てるかも〜〜?
ザキ:(押すか)
江夏:ほらここんとこなんか顔みたいの写ってない?
江夏:(押してよさそう
ザキ:いやこれ本人じゃないか?実物見てると確かにかなり似てるな
【桐谷涼夜】:・・・・・
江夏:心当たりない?
【桐谷涼夜】:・・・お兄さん、もしかして刑事?
ザキ:違う。
ザキ:いやまぁ、こういうの勝手に撮るやつってクソだよな。という話がしたかっただけだ。
ザキ:気を悪くしたなら謝る。
江夏:彼はアーティストだよ
【KP】:<適切な対人関スキル>に成功するか、
または10万円のボトル(店名印刷されたオリジナルシャンバン)を注文すれば、
探素者の質問に答えてくれるようになるだろう。
鉄五郎:【草】
江夏:(威圧の使いどころさんかあ
ザキ:(説得で可能かな。単に打ち解けたいのだが)
水面:(金の使いどころは間違いではなかったなw
江夏:(説得のほうでいってみてもらって
ザキ:(威圧たけ)
江夏:(威圧は失敗したときの保険としとこうかw
江夏:(こいつ将棋で勝ってるの威圧でデバフかけてるという設定だから…
【KP】:こわ
ザキ:(振ってええか)
【KP】:いいですよ
ザキ:cc<=70 sttk
Cthulhu7th : (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 26 → 26 → 困難な成功
【KP】:ハードか
ザキ:まぁ万人があらゆるタイミングで撮影されて聖人でいられるわけもないと思うんだよな。
【KP】:では涼夜はザキにグチるように話し出す。
ザキ:その一瞬を切り取って人間を判断する。私刑に近い。
このコメント欄の奴らめっちゃ腹立つよなって思うわけ。
【桐谷涼夜】:その日は、確かに酔っていたけど、それはいつものことだし、
そんなに泥酔していたわけじゃない。店が終わったあと、路地に白い顔を見たんだ。
そうしたら、なぜか急に怖くなって……あいつが見れたんだ。うわさになってる小さい女の子だよっ!
本当に、本当に怖くてさ……そいつを追い払うため、あんなふうに暴れちゃったんだ。
そうだ!この前、近くのネットカフェでも、オレみたいに暴れたヤツがいたって聞いた。
何かこの街でやばいことが起きている気がしないか!?
ザキ:小さい女の子について詳しく
【桐谷涼夜】:最近歌舞伎町で噂になってるんだ
江夏:え、幽霊ってマジなの?
【KP】:歌舞伎町で「小さい女の子」という怪談がここ一週間で
急に話題になり囁かれていることを知る。
内容は語る者によって少しずつ異なるが、すべての話に共通する要素として、
歌舞伎町の路地を歩いていると、小さい女の子が立っていることがある。
怖がってはいけない。
いじめてもいけない。
怖がるほど、いじめるほど、女の子は大きくなっていく。というものだ。

Chapter A-8 ローワーティー
江夏:でもやっぱりこれ桐谷くんだったんだ
ザキ:……
水面:(いじめられすぎて歌舞伎町を覆うほど大きくなってんだが...
ザキ:怖がってはいけない……
江夏:正直に話してくれてよかった あまり男性相手に強攻策はしたくなかったしなあ
ザキ:つまり、怪談が広がるほど女の子は大きくなっていくということか……
鉄五郎:【つまりさっきの水面も成長に寄与していたわけだ】
江夏:(しかも今数百メートルなんよね
江夏:でもみえるひととそうでない人がいるのはなんでだろうね?
ザキ:そうだな……平ヶ原は年齢も性別も佑花ちゃんと近かったから
ザキ:俺はてっきり少女……に近い人間が見やすいのではないかと思っていたが
ザキ:涼夜はまた全然違う……
江夏:桐谷くん本当18とかだったりしない?
【桐谷涼夜】:そう見えます? うれしいなー
水面:(案外このまま酔っぱらって帰ったら見えるかも
ザキ:ちがいそう
江夏:ちがいそう
【KP】:桐谷涼夜は話に区切りがつくと、不安そうに身震いしてから、
後輩のホストにグラスに入った水を持って来させる。
【KP】:そして、懐から飴玉のような包みを取り出し、中の黒い丸薬を水に溶かす。
すると水は真っ黒に染まる。 涼夜はそれをグイっと飲み干した。
ザキ:え、何それは……
【桐谷涼夜】:ふーっ
江夏:ん?おくすり?
【桐谷涼夜】:ん? ローワーティーだよ
江夏:ローワーティー。
【桐谷涼夜】:歌舞伎町ではやっている、疲労回復の効果のあるエナジードリンクだよ。
けっこう効くんで、お客さんにも配ってる。
【KP】:そう言って2個もらいます。
ザキ:……
江夏:…あとで鉄さんに診てもらうかこれ
【KP】:エージェントでもローワーティーは販売している。3個で2,000円だ。
江夏:歌舞伎町ではやってて、疲労回復って言われるともうなんかそれだけで満貫っぽくない?
ザキ:土産にもう二個買って帰るか
江夏:そうしようか
ザキ:(みんな!ヤクキメろォ!
鉄五郎:【髑髏の写真は見せても意味ないかね?】
水面:(安心してただのマンキンタンだよ
ザキ:(あとはなんもないか?)
江夏:これ、製造元はわかる?
ザキ:(写真ならたすくはな見せとく?)
水面:(コイツの名刺は貰えないのか?
【桐谷涼夜】:わかんないっすね
ザキ:ところでこの子どう思う?
水面:(上客とるために配ってるもんじゃないのかなぁ名刺
【桐谷涼夜】:お、かわいいっすね〜。雷上さんの妹さんっすか?
ザキ:次にマネージメントするアイドルだ
江夏:私に妹は居ないが…弟なら欲しかったなあ〜
ザキ:もし見かけてたら教えてくれ。夜遊びの癖がある
江夏:このお茶?いつくらいから配ってんの?
【桐谷涼夜】:あ、じゃあここではお姉さんと呼んでもいいっすか?
江夏:いいよ。
ザキ:こいつ……「できる」な…
【桐谷涼夜】:ローワーティーすか? 1年前くらいかなぁ。
江夏:(草
江夏:結構前なんだ
ザキ:ちなみに……
ザキ:怪談が流行りだしたのいつごろかってわかるか?
江夏:一週間くらい前って言ってなかった?_
【桐谷涼夜】:(そうだね)
ザキ:(あ、本当だ)
ザキ:(見逃してたわ たすくはなと同じくらいかー)
ザキ:あと、そのネットカフェって場所わかる?
【桐谷涼夜】:この近くの「ヨメヨメ」って店っすね〜
江夏:ヨメヨメ。
江夏:また嫁か。
ザキ:(ならまぁリリースしていいか?
【桐谷涼夜】:お姉さん、これ俺の名刺っす。
江夏:(かなあ
ザキ:(占い館についても聞いとく?)
江夏:おっけおっけ。苦しうない。
【桐谷涼夜】:弟に会いたくなったら、また店に来てください!
江夏:(そうだな
江夏:なかなかいい店だし、また来るよ。
ザキ:ところで、この辺で「アビゲイル占いの館」っていう店知ってるか?
ザキ:客が言ってたとかでもいいよ。
【桐谷涼夜】:占い館? 歌舞伎町には占いの店いっぱいありますからね〜
ザキ:そうだよなぁ……
江夏:そうだったんだ‥
ザキ:まぁ、それならもう十分か。

Chapter A-9 占いの館
江夏:名残惜しいがお会計といくかあ
ザキ:予算も限りがあるしな
【桐谷涼夜】:はい、会計はお二人で47,000円になりまーっす
ザキ:……
水面:(水面には致命傷だった
江夏:まあほとんど楽しんでたのは私だし 諭吉さんは私が出しとくか
江夏:端数よろ
鉄五郎:【皿洗いコース決定】
ザキ:(もうホストクラブはコリゴリだよ〜〜
【桐谷涼夜】:ありがとうございましたーーッ
江夏:ノシ
水面:(マジでこんなんで5万近く飛ぶなら頭おかしくなってくる
【KP】:(安くすんだ方だ)
江夏:(10万のスペシャルシャンパンがクソそう
ザキ:やはりあれを仕事として続けられる気はせんな……
【KP】:エージェントを後にしました。
江夏:私も男好きなほうだがホステスを仕事として毎日やるかってなると…なかなかしんどそうだな
【KP】:では占いの方いくか
江夏:しかしなんなんだろうローワーティー、事件と関係あるのかな
水面:(おk
江夏:(おk
ザキ:わからん……天使と直接的な相関はなさそうだしな
水面:よしてっちゃん占いの館の場所はおさえてる?
【KP】:【BGM:占いの館】
【KP】:新宿区は占いの激戦区とも言われており、占いのできる店がいくつもある。
歌舞伎町2丁目にある占いの館アピゲイルもそんな店の一軒だ。雑居ビルの1フロアが店舗となっている。
営業時間は正午から午後10時までだ。
鉄五郎:まぁ、これ見ながら行けば住所書いてますし、多分着けると思いますねぇ
【KP】:入口すぐのところに受付があり、フロアの奥を四つの個室に区切っている。
それぞれの個室では占い師が客を待っている。
占いの館といっても怪しい雰囲気はなく、ネットカフェの受付のようでもある。
客はこの受付でスタッフの説明を受けて、好きな占い師を選び、個室で占ってもらうというシステムだ。
基本料金は20分で5,000円。料金は占い師の人気や占ってもらう時間によって変動する。
江夏:(けっこうとるな
水面:じゃあアビゲイルさんを指名して待てばいいのかな?
【KP】:受付には、その時間帶に在席している占い師の顔写真が並んでいる。
それらの写真を見れば、女性の占い師(名前はラマーナ)のテープルに、
白い頭蓋背らしきものが小さく映り込んでいるのに気づくことができる。
受付の脇には「新宿で話題のエナジードリンク!」というポップがあり、
「ローワーティー」が販売されている。3個で1,200円だ。
江夏:(やっぱり売ってるな
水面:なんだろうこれ
鉄五郎:【ショップカードって、どこでとか誰にとかって占ってもらったのが誰かは書いてないかな?】
【KP】:そこまでは書いてないな
水面:お土産に買って帰る?(入手済みなのはしらないテイ)
鉄五郎:【と思ったけど、ひとまずその人でよさそうね】
鉄五郎:・・・体に悪そうなんで、えんりょうしときますねぇ
水面:それもそーだね
水面:じゃあ受付を済ませて待機しようか
鉄五郎:疲れでもあるんですかねぇ?ちゃんとしたお薬だしましょうか?
鉄五郎:お願いしますねぇ
鉄五郎:【2人で同時に入れるタイプ?】
水面:(というわけで受付を
【KP】:そうだね
ザキ:(これなら)
【KP】:探索者はスタッフの対応に歯切れの悪さを感じる。
ザキ:(さきに事情伝えて写真見せてアプローチしたほうがよかないか)
水面:(なんか引っかかるな
【KP】:<心理学>をオープンでどうぞ
水面:cc<=81
Cthulhu7th : (1D100<=81) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 71 → 71 → 通常成功
ザキ:(やっぱりこっちも心理学か〜
江夏:(歯切れわるわるはどういうことだろう
鉄五郎:【写真見せて警戒される可能性もあるから,
見せるとしても部屋は行ってから占い師にがいいかな】
水面:(同意見
鉄五郎:cc<=50 心理学
Cthulhu7th : (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 6 → 6 → 極限の成功
江夏:(心理学持ってない勢がMPゴリ押しできるPTでよかったな
水面:(極限ぞ
鉄五郎:【ぴかりん】
【KP】:鉄五郎はラマーナを指名され、少し戸惑っているようだ。
【KP】:戸惑っているのを感じ取ったようだ。
鉄五郎:【俺戸惑ってた】
【KP】:
ザキ:(草)
江夏:(草
水面:なにかおかしいことでも?
鉄五郎:・・・もしかして、このラマーナさんは人気で待ち時間とか長かったりするんですかねぇ?
【KP】:「いえ、実はラマーナは体調を崩していて・・・占いの精度が落ちると思いますが・・・」
水面:はぁ...

Chapter A-10 占い
ザキ:(運が良かったな 今日はMPが足りないみたいだ)
水面:それでもラマーナさんで。
【KP】:では、ラマーナのいる個室に案内される。
鉄五郎:この元気が出そうなろーわーてぃを差し入れてあげましょうかねぇ
水面:いいねそれ
ザキ:(すなーっ


【ラマーナ】:・・・・・・
鉄五郎:どうもお願いしますねぇ
江夏:(強そうなのが来たな…
ザキ:(同じタイプのキャラだな…!
水面:(作画コストがホストの倍ありそう
【ラマーナ】:ようこそ、占いの館へ・・・・
鉄五郎:【紫か・・・毒タイプだな】
江夏:(すいめんさでは負けてない
水面:よろしくお願いします。
ザキ:(圧勝やろ)
江夏:(エスパーやゴーストの紫な感じ
水面:(なんも知らないテイから切り込んでいく?それともぶっこむ?
鉄五郎:【その骸骨なんですか?からでいいかなと思う】
【KP】:今ラマーナのテーブルに頭蓋骨はないね。
水面:(受付にあったって事やね
鉄五郎:【例の写真の骸骨なんですか?でいいかなと思う】
【KP】:受付にあった写真に写り込んでいたという事。
水面:(あぁそれが今なくなってるのか
水面:(じゃあ逆に出さない方が良い気がするな
ザキ:(つまりこの人のをタスクが奪って)
鉄五郎:あれ?写真に写っていた骸骨を使って占うんだと思ってたんですがねぇ
ザキ:(だから背占いが完全な形でできない?)
鉄五郎:今日はないんですかねぇ
江夏:(写真に見えてて(なんか一般的な呪具かな)と思ってたら同じものということか
【ラマーナ】:骸・・・骨
水面:えーとじゃあ口コミであなたの事を聞いたんですけど
【ラマーナ】:私は水晶を使いますので
水面:得意な占いジャンルとかは?
【ラマーナ】:あなた方の運勢を占います。
江夏:(そういえばこのガイコツ白い塗料塗られてるっていってたな
【ラマーナ】:これから辿る道を・・・
江夏:(これも中身が水晶だったりするのかもしれん
水面:ではまずそれをお願いします
鉄五郎:そうですねぇ
鉄五郎:最近は、小さい女の子でしたか?怖い幽霊も出るらしいですねぇ
鉄五郎:明るい道を示してほしいですねぇ
【KP】:ラマーナは水晶に手をかざし、神妙な雰囲気で占い始める。
水面:あとてっちゃんの恋愛運とかも。
【KP】:が、時折手が止まり、震え、深呼吸してまた再開する。
江夏:(やば
鉄五郎:祖!!!!!それは今は関係ないだ・・・ってだいじゃうぶでしゅか?
ザキ:(ローワーティーや)
水面:おちつけ二人とも。
ザキ:(手震えてるのは症状一緒じゃない?)
水面:調子悪いんですか?
【ラマーナ】:調子・・・いえ・・・
鉄五郎:これ、体調が悪いと聞いて、受付で買ってきたんですが、飲みますかねぇ
【KP】:鉄五郎がローワーティーを差し出すと、ラマーナは受け取り、水に溶かさずそのままかぶりつく。
鉄五郎:【きまってんねぇ】
ザキ:(ヤクキメすぎぃ!)
水面:(そーやって摂取するもんだと思ってみてる
鉄五郎:これって錠剤だったんですかねぇ
【KP】:そしてボリボリと食べてしまった。
水面:みたいだね。大きいのに。
【ラマーナ】:ふぅ・・・
ザキ:(ふぅちゃうやろ)
水面:では改めまして運勢の方を。
【ラマーナ】:困難な道が見える・・・あぁ・・・
【ラマーナ】:迷える子羊よ・・・
水面:おやぁ適当な事を言ってごまかしてる気がしますよー?
水面:こっちはお金を払っているのでもっと具体的な事を言ってもらわないと。
鉄五郎:【心理学による精神的圧をだね・・・】
江夏:(我らよりよっぽど威圧してる…
鉄五郎:そうですねぇ
水面:例えばそう。この子を探してみるとか。
水面:(写真
【ラマーナ】:
ザキ:(対応塩ゆえ仕方なし
鉄五郎:【見せてみたらってすすめようとしたらいってた】
水面:家出少女なんですがどこにいるか占ってみてくださいよ。
【ラマーナ】:ここ、この子は・・・・
鉄五郎:お知り合いのようですねぇ
江夏:(塩っていうかもはやぽんこつに…
【KP】:ラマーナは震え始め、懐からローワーティーを取り出しボリボリ食べる。

Chapter A-11 ラマーナ
鉄五郎:【精神分析は試みれるかな?】
ザキ:(なんやこいつ…
水面:大丈夫?
江夏:(末期やん
鉄五郎:自分でもお持ちになってたんですねぇ
【KP】:<医学>か<科学(薬学)>振ってみて
水面:依存性あるのかなあの丸薬
鉄五郎:【orか・・・】
鉄五郎:【どっちも一緒だし、薬の方いってみます】
水面:(任せる
鉄五郎:cc<=50 薬学と虐殺って音似てるよね
Cthulhu7th : (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 25 → 25 → 困難な成功
【KP】:
水面:(今日調子いいな
【KP】:彼女が重度の薬物依存症となっていることがわかる。
鉄五郎:【同意と取ります!】
【KP】:ハードの成功なので彼女に必要な治療をアドバイスしてあげる事ができます。
水面:ねーねーてっちゃんコレもしかしてアカンやつ?
鉄五郎:・・・・私たちは摂取しない方がよさそうですねぇ
【ラマーナ】:わ、わたしは知らない・・・何も!
水面:あぶないものが流行ってるんだね...
鉄五郎:落ち着いてくださいねぇ
鉄五郎:はい、深呼吸してー
鉄五郎:【手さばきで懐の全部盗んでしまえ】
ザキ:(セイロンティーあげたのまずかったかな)
【KP】:ひでぇ
【KP】:けどいいぞ
江夏:(強引すぎる
江夏:(いいのかワロ
水面:(いや犯罪はまだ早いw
鉄五郎:これ以上、これを摂取するのはあなたの健康を害しますねぇ
水面:(盗むまではいかなくとも何を持ってるかくらいは手さばきで暴いていいかも
鉄五郎:水面さん、ひとまず取り上げてほしいですねぇ
水面:(イケル?
【KP】:やってみ
水面:CC<=75 てさばき
Cthulhu7th : (1D100<=75) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 83 → 83 → 失敗
水面:(ダメでした
鉄五郎:【草】
【ラマーナ】:な、なにを・・・
江夏:(あっ‥
鉄五郎:あなたのためですねぇ
鉄五郎:今ならまだ大丈夫ですねぇ
水面:あ、いや気分が悪そうだったので背中をさすろうと。
ザキ:(やべーやつらじゃん)
鉄五郎:いいお医者さんを紹介しますから、治療頑張りましょうねぇ
水面:落ち着いたらこの子が何なのか話してもらえませんか
鉄五郎:【これ、骸骨も見せて,気絶させるレベルで混乱させていいかな?】
水面:心当たりがあるんでしょう?
ザキ:(どーなんやろな 交渉材料になりそうじゃない骸骨
【KP】:鉄五郎が親身になって接するうちに、ラマーナは警戒を解いていく。
鉄五郎:【リアクションは返してくれると思う】
水面:(もうちょい骸骨はキープしたい
鉄五郎:【やったぜセラピスト】
鉄五郎:【OK】
江夏:(やったあ
ザキ:(うn カードとしては切り札と思う)
水面:(とりあえずメスガキについてゲロさせよう
ザキ:(まだ重要性が読めない)
【ラマーナ】:私は・・・もう駄目・・・・クスリのせいでこんな・・・・
【ラマーナ】:この女の子は……10日くらい前、客として来た。
とても感受性が強くて、同時に孤独と恐怖を抱えていた。
そんな彼女こそ、サイサァの求めていた人と思った。
白い頭蓋骨を見せたら、彼女は自分からそれを手にして、何も言わずに持って行ってしまった。
私もなぜかそれが当然のことだと思って、彼女を見送るしかなかった。
鉄五郎:【盗ってたw】
水面:サイサァって?
【ラマーナ】:背の低い、外国人のおじさんよ。
ただ、妙に迫力のある人で、占い師の私よりも神秘に通じているようだった。
あの人がくれた薬のせいで、私はこんなふうになってしまった…
もう、あの薬なしでは生きていけない!
(ローワーティーをむさぼり食う)
江夏:(水晶のほうが本体あるいは黒幕に近いアイテムなのか‥?
江夏:(水晶じゃないやガイコツ
ザキ:(天使見るセンス、POWか?)
江夏:(しかし鉄五郎も高い
水面:(薬撒きおじさんだった
鉄五郎:ふむぅ・・・この薬の出どころでもありそうですねぇ
鉄五郎:安心して大丈夫ですねぇ
水面:おのれ新種の薬物で日本を汚しよって...
鉄五郎:ちゃんと頑張れば、依存も抜けますねぇ

Chapter A-12 クスリ
【ラマーナ】:あの薬がないと不安で・・・だから代わりにこのローワーティーで紛らわせてるの
鉄五郎:だから・・・ぼりぼりはやめましょうねぇ
水面:あ、これは代替品なんだね
江夏:(ローワーティーとはまた別にクスリを撒いてるのか
ザキ:(ヤクもまた別なのか
【ラマーナ】:これを飲むと、少しだけ不安が治まるきがするの。
(そういう彼女は不安が治まっているようには見えない)
鉄五郎:お店には私から説明しますから、今すぐにでも一度病院へ行くのをお勧めしますねぇ
江夏:(「こっちは依存性の低いやつだから」みたいな・・・
水面:(どーしよ 言わせるべきことは言わせた感あるな
鉄五郎:【混ぜ物してあって薄いやつだからみたいな】
水面:(骸骨どーする?
鉄五郎:その、持って行った骸骨っていうのは、何か謂れのあるものなんですかねぇ
鉄五郎:【という感じで、見せずに話を聞いてみるスタンス】
江夏:(それがベストだと思う
【ラマーナ】:頭蓋骨はサイサァという不思議な男から預かった。
サイサァの話だと、白い頭蓋骨は強い力を宿していて、
その力を受け止められる負の感情の持ち主を探していたそうだ。
私のところには、そんな人がたくさん来るので協力した。
けど、今になって思うと、あの頭蓋骨…すごく不気味だった気がする
鉄五郎:【負の感情・・・】
水面:ふむ。
水面:サイサァと連絡をとりたい
【KP】:突然、ラマーナは「小さい女の子がいる!」と悲鳴を上げる。
鉄五郎:【水面お前・・・ゴムのことをそんなに気にしていたのか・・・】
【KP】:ラマーナはいすから転げ落ちるようにして、部屋の隅へ逃げていき、
手当たりしだいに物を投げつけるが、必然的に探索者のほうに投げることになる。
水面:うわっ! 急にあわてるなっ!
鉄五郎:女の子!どこに!っていたいいたい
【KP】:振り返ると、そこに「白い女の子」がいた。
鉄五郎:【鉄五郎にも普通に見えるのか】
水面:うっ...
水面:天使様ですか...?



【小さい女の子】:小さい女の子は、白い巨人を小さくした姿をしている。
背丈は80cmくらいで体型は女性。細部は白いもやのようになっているためはっきりしない。
頭部の目と鼻にはぽっかり穴が開いており、まるで頭蓋骨のようだ。
江夏:(一瞬周辺視に写ったときsyamuさんに見えてしまった
【小さい女の子】:小さい女の子を目撃した探索者は0/1d4の正気度を失う。
鉄五郎:裕花ちゃん・・・ってわけでもなさそうですかねぇ
水面:cc<=66
Cthulhu7th : (1D100<=66) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 37 → 37 → 通常成功
鉄五郎:cc<=74 san
Cthulhu7th : (1D100<=74) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 16 → 16 → 困難な成功
鉄五郎:【ボディラインがはっきりしてたら即死だったな】
水面:天使様。あなたがここに使わされた理由をお話しください。
【小さい女の子】:恐怖に耐えた2人は、小さい女の子のぽっかりと開いた頭蓋骨の目の奥深くに、
人間のおびえたような目が見えたような気がする。
鉄五郎:この子・・・ちゃんと感情がある?
【小さい女の子】:小さい女の子はうつろな眼窩でラマーナの顔をのぞき込む。
ラマーナを覗きこむ小さい女の子は少しずっ大きくなっていく。
目に見えてラマーナの表情に締まりがなくなり、覇気とも言えるものが失われていくのがわかる。
鉄五郎:【恐怖を吸い取って成長中かな?】
ザキ:(恐怖を吸っている…!
水面:(そんなよーな感じだろうなー
【KP】:<精神分析>や適切な<対人関係技能><芸術/製作>などで不安を拭い去らねば危険である。
【KP】:【_】
江夏:(救いチャンス!
鉄五郎:【ひとまず精神分析頑張ります】
鉄五郎:これは・・・ひとまずラマーナさんが危ないですねぇ
水面:(失敗しても説得するからGO
鉄五郎:cc<=55 精神分析
Cthulhu7th : (1D100<=55) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 6 → 6 → 極限の成功
【KP】:すげー
鉄五郎:【これマジで死ぬんじゃねぇか】
水面:(やったぜ。
江夏:(やりますねぇ
鉄五郎:気を強く持つんですねぇ!
鉄五郎:私たちもいますからねぇ!
鉄五郎:物は投げないでもらえると嬉しいですねぇ!
【KP】:鉄五郎の声かけでラマーナが恐布から立ち直ると、
小さい女の子は名残惜しそうにしながらも宙に浮かんで上昇しながら消えていく。
水面:大丈夫私たちも天使様見えてるから。
【KP】:【BGM:占いの館】
【KP】:ラマーナは自分から不安を拭い去ってくれた鉄五郎に深く感謝する。
鉄五郎:ラマーナさんが弱っていくのと一緒に、あの白い子は少し大きくなってましたよねぇ
水面:落ち着いたようだし、サイサァとの連絡手段が欲しい。
【ラマーナ】:私はこれからどうしたらいいの?
【KP】:すがりつくように、占い師らしからぬ問いかけをする。
鉄五郎:サイファさんの連絡先を私たちに教えて、そのあとは病院へ行くのが良いですねぇ
【ラマーナ】:あの人の連絡先は知らないの・・・
【ラマーナ】:だから、ここにいれば会えるかと思って・・・
水面:会う方法だけでもいいから
水面:そうかぁ...
鉄五郎:ふむぅ

Chapter A-13 QRコード
【ラマーナ】:前は頻繁に来てくれたのに・・・
水面:何故来てくれなくなったか心当たりは?
【ラマーナ】:あの女の子が頭蓋骨を持って行ってからは、パッタリ来なくなってしまった
【ラマーナ】:わからない・・・
水面:(じゃあ用済みなったんだな
江夏:(ステージが進んだということかな
鉄五郎:【かね】
水面:(もうこの女は十分な情報を吐き出したように見える
鉄五郎:【てことは、持ってるこっちに勝手に接触してくれる可能性あるね】
水面:(あとなんかある?
江夏:(特にねっかなあ
鉄五郎:えーと・・・携帯は持っていますかねぇ
ザキ:(合流すっか)
【ラマーナ】:あります
鉄五郎:今からお医者さんの連絡先をいくつか教えますから、すぐに連絡してくださいねぇ
鉄五郎:念のため、私の名刺も渡しときますねぇ
【ラマーナ】:ありがとう・・・ございます・・・
鉄五郎:本当はついて行ってあげたいんですけどねぇ
水面:必ず病院に行くこと。それで占いがめちゃくちゃになったのは手打ちにしますから。
鉄五郎:まだちょっと用事が残ってますのでねぇ
水面:約束ですよ。
【ラマーナ】:はい・・・
水面:じゃあ行こうかー
鉄五郎:応援してますねぇ
【KP】:では受付で料金を支払います。
【KP】:二人で6200円です。
鉄五郎:【頼んだ!】
鉄五郎:【残金2800円!】
水面:はい6200円ね
ザキ:(ひでぇ〜
【KP】:あ、鉄五がローワーティー買ったの
水面:前金がなければ即死だった。
【KP】:じゃ5000円
江夏:(年長者なのに‥
鉄五郎:【うむす】
鉄五郎:【関係ないやい!】
水面:あ、5000円? はいこれ。
鉄五郎:ろーわーてぃのほうは私が払いますねぇ
ザキ:(意地)
鉄五郎:【どや顔で低額をもぎ取る】
【KP】:料金を支払った後、出口でQRステッカーが貼られているのを発見する。
水面:LINE@:こっちは終わったよ どこ集合?
水面:ん。
【KP】:サイズは24mm角。白地のステッカーにQRコードが黒で印刷されている。
QRステッカーは風雨にさらされ、少し古びている。
ザキ:「まっちゃん」の前だ
水面:なんだろ 読み取っちゃえ
【KP】:【QR1】


 プレイヤー資料3 QRコード1

 著:坂本雅之、アーカム・メンバーズ/
 「新クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2020」
 初版、KADOKAWA、2020年、130ページ

■私にしか見えないものがある。
 でも、本当にそれはあるの?
 どうなの?

鉄五郎:お店の紹介とかですかねぇ
【KP】:リアルスマホでどうぞ
江夏:(なにィ
水面:あるよ。
ザキ:(謎だ)
鉄五郎:【今アプリインストール中】
ザキ:(カメラでそのままいけるぞたぶん)
水面:だれしもが自分にしか認識できない世界で生きてるんだから当然の事。
水面:(泥はわからんぞ
水面:(あいぽんはカメラが自動認識するけど
鉄五郎:【私にしか見えないものがある。でも、本当にそれはあるの?どうなの?】
江夏:(泥は大体アプリが要る
ザキ:(泥だったか…
鉄五郎:【どろなのだ・・・】
【KP】:合流して20時になります。
鉄五郎:関係ありそうな文章ですねぇ・・・
江夏:結構楽しかったよ。
ザキ:うむ……
江夏:重要そうな証拠をみつけた…!これ、ローワーティーというやつだ
ザキ:エージェントのホストをはじめ「小さな女の子」を見ていた人間は結構いるようだな
江夏:件のホストはこれを飲んでいて、例の動画は小さな女の子を見て暴れていたらしい…!
江夏:これがヤバいクスリにちがいない…!
鉄五郎:こちらも、その薬でおかしくなってましたねぇ
鉄五郎:あと、件の小さな女の子にも会いましたねぇ
江夏:やはりな
江夏:えっ
ザキ:鉄さんも見たんですか?
鉄五郎:人の生気を吸って大きくなる感じの特性を持ってるようでしたねぇ
鉄五郎:はい、私にもはっきり見えましたねぇ
江夏:人の精気を吸って大きくなる、小さな女の子か…
鉄五郎:骸骨のような頭と真っ白いからだ。。。そして、目のくぼみの奥に悲しそうな光・・・
鉄五郎:複雑になってきましたねぇ
江夏:それ女の子なの?

Chapter A-14 宣伝車
ザキ:……
ザキ:急ごう
鉄五郎:あと、サイファという名のおじいさんがカギを握ってそうだというのがわかりましたねぇ
ザキ:サイファ……
鉄五郎:どこにいるかはわかりませんでしたが
江夏:それがこのクスリの売人か?
鉄五郎:これを直接ではないようですが、これの大本と思ってもよさそうですねぇ
江夏:骸骨についてはなんかわかった?
鉄五郎:占い師は、そのおじいさんから かくかくじかじか
鉄五郎:骸骨は まるまるうまうま
鉄五郎:といった感じでしたねぇ
江夏:ふむ……
ザキ:確かにサイファという老人が最も怪しいようだが……
ザキ:こちらから探すのは難しいか
江夏:そうなるなあ
ザキ:もう一人女の子の目撃者がいたというネカフェに行ってみないか?
鉄五郎:あ、このティーの製造元聞いてくるの忘れましたねぇ
江夏:嫁嫁。
ザキ:ホストクラブと同じような話の可能性はあるが
江夏:ホストはわかんないって言ってたな
ザキ:ネカフェなら家出少女が実際に立ち入っていた可能性もあると思える
鉄五郎:調べるとしたら、そのカフェと、この薬の製造元ですねぇ
江夏:そっちなんかパッケージごと買ってたりしない?
水面:ところでサイファじゃなくてサイサァじゃないの?
鉄五郎:まぁ、ネカフェにも多分おいてるでしょうし
ザキ:最も簡単な宿泊施設だからな
鉄五郎:そこのお店で仕入れ先でも聞いてみましょうかねぇ
鉄五郎:・・・・かんだだけですからねぇ・・・
鉄五郎:間違えたわけじゃないですからねぇ・・・
ザキ:……
水面:んじゃネカフェで休憩がてら様子見してみる?
江夏:では行ってみようか まだまだ夜は長い
【KP】:歌舞伎町を歩いていると、トラックの荷台部分に宣伝文句を掲げる広告宣伝車を見かける。
水面:眠らない街だし朝になっても構わないよ
【KP】:【BGM:探索】
ザキ:(バーニラバニラ
【KP】:「3,000円! 3,000円! 3,000円がもらえる!
 ハロウィーンの夜に、3,000円がもらえる!」
という女性歌手による軽快な宣伝ソングを繰り返しながら巡回している。
江夏:朝にしか開かないラーメン屋もあるそうな
鉄五郎:[
水面:3000円もらえるんですか!?
【KP】:掲げている広告は「ROWAアプリの登録者全員に3,000円をプレゼント!
 ハロウィーンの夜、午後10時。
 歌舞伎町の大型ビジョンだけで、
 アプリへのアクセス方法を限定公開!」
というものだ。
ただし、ROWAアプリについての情報はまったく説明されておらず、
当日に情報公開するサプライズ企画のようだ。
鉄五郎:【とりーくっあーとりー おかーしをーくれーよー】
江夏:ローワー…アプリ?
水面:行ってみたい。
江夏:あと2時間くらい?
鉄五郎:むしろ、行かないといけないでしょうねぇ
ザキ:大型ビジョンか……
鉄五郎:よめよめに行ってちょうどいい時間って感じでしょうかねぇ
【KP】:ハロウィーンは明日だ
水面:んじゃ明日にリマインダーセットしとこう
鉄五郎:【10月30日がハロウィーンなことを日本人が全員認識してると思うなよ!この陽キャめ!】
鉄五郎:【31日!】
ザキ:(これ〜
ザキ:(大型ビジョンで女の子デビュー→急成長のリミットではないか
江夏:(なるほど
水面:化物の衣装で身を隠し近隣住民から食料を略奪するお祭りの何が楽しいのか。
ザキ:いや……
鉄五郎:【2時間だとイベントかなと思ったけど、1日あるならリミットの可能性でかいよね】
ザキ:これはワナかもしれんな
江夏:罠・
ザキ:「女の子は恐怖するほど大きくなる」……それは鉄さんたち占い師組の話とも符合します
ザキ:それを歌舞伎町中の人間が見られる大型ビジョンで映しだされたらどうなる?
江夏:なるほどな あの宣伝車、ちょっと止めてみる?
水面:アレまだ大きくなるのかな
ザキ:可能性にすぎんが
江夏:え、そんなでかいの?
水面:現段階でもかなり大きいけど...
鉄五郎:私たちには見えないというところが歯がゆいですねぇ
鉄五郎:【河唯ですねぇ】
江夏:単に広告を受注した業者だったとしても発注側を辿れるかもしれない
江夏:しかし止めるにしても一通りが多すぎるか‥
ザキ:捕まるか?
【KP】:宣伝車はゆっくり走ってるので止める事は可能だ

Chapter A-15 広告
水面:営業妨害になんないかな
ザキ:そこはなんとか話をつけよう
江夏:そのへんはまあ…多少なら強く当って流れで
水面:(可能だと言われるとしたくなる
江夏:警察を呼ばれたら逃げよう
鉄五郎:イベントの詳細教えて、って入りだと問題ないと思いますねぇ
ザキ:(しよう)
鉄五郎:【ふぁいとぉ】
【KP】:では、宣伝車に近づきます
江夏:(おk
ザキ:御免
【KP】:「?」
江夏:もしもーし
水面:ろーわーあぷり? ってなんですか。
江夏:さっきの広告について聴きたいんだけど…
【KP】:「あぁ、これ?」
【KP】:「明日の夜10時らしいよ」
江夏:どこから受注したものなのかな?
【KP】:「さぁ・・・」
江夏:うん、中身は理解した 発信元が知りたい
ザキ:(シオ)
【KP】:「俺ただの運転手だし・・・」
水面:(やれと言われたからとりあえずやってる土方のおっちゃんたちみたいだなw
ザキ:(ヨシ!
江夏:この広告車の運転手さんという事は…所属は広告業者さんになるの?
【KP】:「そうだよ」
江夏:んじゃあそこのなんて業者だろう
江夏:事務方に連絡してみれば受注元わかるかも
ザキ:(広告業者への依頼主情報に辿り着けるか否かやな)
【KP】:では広告業者の電話番号を教えてもらった。
江夏:サンクス
水面:ありがとー
鉄五郎:【こーわーてぃでつり出すんだと思ったらすんなりで草】
【KP】:宣伝車は仕事(巡回)に戻っていった
江夏:連絡してみよスッスッ
江夏:もう業務時間外かな‥?
江夏:いやサービス残業をしている筈だ
水面:こんな時間だしね
【KP】:営業時間外だ
ザキ:仕方ないな
江夏:クソッ!なんて時代だ
水面:まぁこれは手がかりの一つとして置いといて
水面:やっぱネカフェ?
江夏:そうだなあネカフェいってみよ
【KP】:OK
ザキ:「ヨメヨメ」…
【KP】:歌舞伎町1丁目にあるネットカフェ・ヨメヨメは近隣では格安の部類に入る。
店補はカラオケ店、居酒屋などが入った雑居ビルの3、4階の2フロアを占めている。24時間営業だ。
ザキ:当の本人はもういないだろうが、騒ぎについて聞いてみるか。
【KP】:このビルの壁にQRステッカーが貼られてあるのを見つける。
ザキ:(待機!)
【KP】:【QR2】


 プレイヤー資料3 QRコード2

 著:坂本雅之、アーカム・メンバーズ/
 「新クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2020」
 初版、KADOKAWA、2020年、130ページ

■誰もわかっていないことが怖い。
 それとも、わかっていないことは救いなの?

水面:占い館のやつと同じものかな?
ザキ:無知の幸福か……
江夏:なんだこれ?
水面:まぁわかっていないことはある意味救いだと思うよ
水面:生物は遺伝子の乗り物に過ぎない、とか。
鉄五郎:【誰もわかっていないことが怖い。それとも、わかっていないことは救いなの?】
江夏:哲学的だな…
ザキ:見えなければ恐怖しない……
鉄五郎:水面さんのように見えてる方が仲間でも探しているのですかねぇ・・・
鉄五郎:でも、連絡先も無いし、ただの独白ですよねぇ
ザキ:ツイッターだな……
ザキ:でも俺の考えでは独白とは少し違いますね。
水面:歌舞伎町に点在するQRコードが噂になってないかな
水面:SNSちょっと漁ってみよう
鉄五郎:なるほど
水面:(図書館とかでいける?
江夏:新宿に貼りまくられてる小太りの男性のシールみたいだな
鉄五郎:こういうのから、うわさが広がり、それがお化けの力になったりするんですかねぇ
【KP】:歌舞伎町にはQRコード以外にも広告や落書きなど多くのものが貼られているので、
気に留める者は誰もいない。
水面:ダメそう。
【KP】:当然、SNSで話題にもならない。
ザキ:こういう哲学めいたツイートっておそらく誰かに共感してほしいんですよ。
ザキ:思えば、それは佑花ちゃんの話とも通じていますね。
ザキ:「自分は独りぼっちだ」…
江夏:なるほど
ザキ:見えているものが人と違うなら確かにそう感じるでしょうね
水面:自分の隣に立つ人物が同じ物を見てることの証明なんてできっこないのに
江夏:佑花ちゃんは共感を求めて、あるいはそれに関する何かを証明するために
今動いているということかな
ザキ:まぁ、どちらにせよ孤独なのは佑花ちゃんだけじゃないってことです。
だから今このシールについて言及することは意味がないな。

Chapter A-16 落下物
水面:しかしこのQRコード
鉄五郎:店員さんに写真見てもらいましょうかねぇ
江夏:そうだね店員さんに暴れ客のことを詰めよう
ザキ:全員見え方が違う以上真の意味では全員が孤独ですから。
水面:もしかしてラベルプリンターで作られたものでは?
江夏:あ…!
【KP】:確かに材質が同じである。
江夏:言われてみれば、結構いいやつだったしQRコードも印刷できるのかな
水面:そー考えるとあの子はQRコードを貼って回っている...
鉄五郎:使用量からから考えると、そこそこ量はありそうですねぇ
水面:案外QRコード作成して貼っちゃうのもコンタクトになりうるかも
鉄五郎:つまり、ここにも来ていたということですかねぇ
江夏:では尚更店員に話を聞かないといけないかな
水面:そだね
江夏:まず佑花ちゃんの写真みせてみようか
ザキ:(むぅ
【KP】:ではビルに入ろうとした時、頭上でガラスが割れた音がしたかと思うと、
なんと上からデスクトップ・パソコンが落ちてくる!
【KP】:探索者が<グループ幸運>に失敗すると、
ガラスの破片とパソコンがすぐ近くに落下するため、
<回避>に失敗した探素者は1D3ポイントのダメージを受ける。
水面:走れっ!
鉄五郎:【親方!空からデスクトップパソコンが!】
江夏:(デカい!
ザキ:はおっ!
ザキ:(回避か?
鉄五郎:【では】
江夏:(ぐ、グループLUC
水面:(グループ幸運から
鉄五郎:cc<=30 グループラック
Cthulhu7th : (1D100<=30) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 34 → 34 → 失敗
【KP】:回避だな・・w
鉄五郎:【ででーん】
江夏:(あれ?ザキのほうがひくくない?
水面:(クルコウ低いなーw
鉄五郎:【僕30から2回連続回復できてない・・・・】
ザキ:(前回回復してるので
江夏:(前回で上がった分反映されてないのか
ザキ:(→のステ表には反映されてる)
水面:(まぁどーあれ失敗なのだな
江夏:(あ、ステ表のほうに反映されてたな
ザキ:(とりあえず個別回避やな
水面:cc<=71 回避
Cthulhu7th : (1D100<=71) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 3 → 3 → 極限の成功
江夏:cc<=31 回避
Cthulhu7th : (1D100<=31) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 90 → 90 → 失敗
水面:(あ
江夏:1D3
Cthulhu7th : (1D3) → 3
水面:(極限だし誰か庇えんか?
ザキ:cc<=34
Cthulhu7th : (1D100<=34) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 78 → 78 → 失敗
ザキ:1d3
Cthulhu7th : (1D3) → 2
【KP】:自分の身を犠牲にするなら庇ってもいい
江夏:ごがっ!
鉄五郎:cc<=20 回避
Cthulhu7th : (1D100<=20) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 64 → 64 → 失敗
水面:(まぁ小ダメージだしそこまでする必要もないかw
江夏:(なんて強い範囲攻撃だ
鉄五郎:1d3 いたいっ!
Cthulhu7th : (1D3) → 3
江夏:あぁ…血が、血が……
鉄五郎:一体全体うえで何が・・・
水面:ペロリ。
鉄五郎:っと、傷が残っちゃいますねぇ
鉄五郎:ちょっと見せてください
鉄五郎:【応急OK?】
江夏:任せた!
【KP】:いいよ
【KP】:パソコンが落ちてきたのはビルの3階の窓、ネットカフェ・ヨメヨメのあるフロアからだ。
ザキ:(案の定)
江夏:また客が暴れてるのか?
水面:難癖つけにいけるね
【KP】:応急手当に成功した対象は1点回復します
鉄五郎:【というか医学のほうが回復高いしそっちか」
【KP】:医学するなら1時間進めるけど
鉄五郎:cc<=51 応急手当でお願いします やみさん
Cthulhu7th : (1D100<=51) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 32 → 32 → 通常成功
江夏:(OQでよさそう

Chapter A-17 ヨメヨメ
ザキ:(じゃあ俺は追ってくるわ)
鉄五郎:とりあえず、これで傷が残ったりはしないでしょう
ザキ:(どのみち1医学に1時間かかるなら一人しかできなくないか)
【KP】:応急は即できる
江夏:(うむ
ザキ:(ああじゃあ王宮やな
鉄五郎:cc<=51 応急手当 なつさん
Cthulhu7th : (1D100<=51) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 11 → 11 → 困難な成功
【KP】:医学は寝る前でも可能で追加で回復する
江夏:助かる
ザキ:有難い
江夏:今度一杯奢ろう
水面:よし、文句言いに行こう
鉄五郎:奢られますねぇ
鉄五郎:行きましょうねぇ
【KP】:【BGM:暴徒】
【KP】:店内は大騒ぎだ。30代の大柄の男性が店内の個室にあるパソコンを壁に投げつけたり、
床にたたきつけたりして暴れている。まるで手負いのゴリラのようだ。
江夏:もしもーしヨメヨメさんパソコンが落ちてきて怪我したんですけど〜…‥?
江夏:うわ!
ザキ:なんだこれは一体…
水面:キーボードクラッシャーが暴れてる!
江夏:なんだこの大惨事は
【KP】:店員は離れた場所からやめるよう呼ぴかけているが、男は聞く耳を持たない。
水面:落ち着け!嫁が泣いているぞっ!
ザキ:(暴徒は一人なにゃな
江夏:大人しくさせないといけないか…
鉄五郎:懐に入って羽交い絞め。。。ですかねぇ
【KP】:そんな彼の様子を、ネットカフェの個室から「小さい女の子」が見つめている。
ザキ:
【小さい女の子】:【BGM:小さい女の子】
江夏:お、おいあれは…
鉄五郎:また来ましたかねぇ
江夏:何だ…!?
鉄五郎:今度の狙いは彼のようですねぇ



【小さい女の子】:小さい女の子を目撃した探索者は0/1d4の正気度を失う。
水面:例のアレです。
江夏:cc<=40 SANC
Cthulhu7th : (1D100<=40) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 39 → 39 → 通常成功
ザキ:cc<=50
Cthulhu7th : (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 62 → 62 → 失敗
ザキ:1d4
Cthulhu7th : (1D4) → 3
鉄五郎:【僕たちもかな?】
【小さい女の子】:(そうだね
江夏:宇宙人かと思った
江夏:え?那須野ヶ原はアレのデカいのがずっと見えてるの?
鉄五郎:cc<=74 san マックスまで減ってないからね
Cthulhu7th : (1D100<=74) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 36 → 36 → 困難な成功
水面:CC<=66
Cthulhu7th : (1D100<=66) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 29 → 29 → 困難な成功
ザキ:思っていたのと違う…!
【小さい女の子】:(ヤマザキだけー3
水面:うんまぁだいたいあんな感じ
ザキ:50>47
【小さい女の子】:ヤマザキの心には、突然、激しい不安と恐怖が湧き上がる。
江夏:私にも見えてたら歌舞伎町が嫌いになりそう
鉄五郎:【おっ】
水面:怖がらないで!
【小さい女の子】:すると、小さい女の子は分裂し、片方がヤマザキの傍にやってくる
水面:あれは尊いものだから。
江夏:(増えたッ
ザキ:…!
鉄五郎:そういうあれですか・・・
【小さい女の子】:小さい女の子は顔を動かして、ヤマザキを下から覗き込むようにする。
覗き込まれた者はPOW40と対抗ロールをする。
ザキ:どういうアレだ!?
【小さい女の子】:POW対抗に敗北した探索者はPOWを1d4ポイント永久に失う。
小さい女の子はほんの少し大きくなる。
ザキ:(こういうアレか
江夏:こうやって勢力を増しているのか…?
ザキ:(やはり集金システムと考えたほうが良いな
水面:(しかし大きくなった分オーラスで強くなりそうだから負けたくない
ザキ:(つーことは閾値は75)
ザキ:cc<=75
Cthulhu7th : (1D100<=75) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 31 → 31 → 困難な成功
鉄五郎:【あの4きのあれのあれみたいなあれだな】
【小さい女の子】:(勝利か)
水面:(ヨシ!
鉄五郎:【わかるわかる】
【小さい女の子】:小さい女の子は名残惜しそうにしながらも宙に浮かんで上昇しながら消えていく。
ザキ:……

Chapter A-18 暴徒
江夏:上に‥
江夏:やはり上空のでかいのが母体で
水面:天にお帰り...
江夏:小さい女の子は端末みたいなものか
鉄五郎:占い師さんの様子から、放ってくおくと彼の命に係わるかもしれませんねぇ
鉄五郎:彼の方もどうにかしましょうねぇ
ザキ:分裂できる……のか……
江夏:こうやって養分を吸って大きくなっていくという事かよ
【KP】:そうだな。 男はまだ暴れているね。
【KP】:【BGM:暴徒】
水面:じゃあ私は養分を吸うのに失敗しだんだね...
ザキ:落ち着かせよう
【KP】:DEX高い人からどうぞ
ザキ:牛乳を飲むといいぞ
江夏:(ワイからか
水面:日本人はね... 牛乳から栄養を吸収できないんですよ...
江夏:(マニューバーで拘束するか
鉄五郎:【会話機能だし、威圧で恐怖の方向性を変えるというても】
江夏:乳糖分解酵素がなくてもタンパク質やカルシウムは摂れるでしょ
【KP】:マヌーバーどうぞ
鉄五郎:【白じゃなくて夏さんのほうに恐怖させればいけそうな気がしないでもない】
江夏:(会話はできるのか?
【KP】:大人しくさせないと無理だ
鉄五郎:【ふぁいと!】
ザキ:(まずはKOしよ)
江夏:(ではマヌーバで
ザキ:(パソコン喰らってるし
【KP】:応戦します
江夏:cc<=90 MNB
Cthulhu7th : (1D100<=90) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 91 → 91 → 失敗
江夏:(あっ
【KP】:1d100 ousen
Cthulhu7th : (1D100) → 86
【KP】:失敗
ザキ:(gdgd
【KP】:次の方どうぞ
江夏:(両方失敗か しかし数の利を得たぞ!
ザキ:(次鋒ザキパルドン行きます
ザキ:cc<=87 グオゴゴゴ
Cthulhu7th : (1D100<=87) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 26 → 26 → 困難な成功
水面:(勝ったな
【KP】:1d100 ousen
Cthulhu7th : (1D100) → 75
ザキ:獲った!
江夏:(人的ユーリってこっちにボナつくんだっけ?
【KP】:ザキは取り押さえる事ができた
ザキ:(あぁヒューマンか
【KP】:あぁ
江夏:(ゴリラみたいと言われているから神話生物扱いかもしれない…!
ザキ:(まぁ、後のフェスティバルや
鉄五郎:【狂乱モードは話を聞かないモードだから、スタイルが通用しないよね】
【KP】:音おkは大人しくなります
【KP】:【BGM:探索】
江夏:なんとか大人しくなったか
水面:大丈夫?会話できる?
江夏:ザキさんGJ
【KP】:「はぁ・・はぁ・・・女の子は・・・?」
ザキ:……
ザキ:もういない。消えた。
【KP】:「よかった・・・」
ザキ:あれは……その……なんだ
水面:よくないと思うよ。
江夏:そうだぞ。
水面:このあとあなたは留置所ですし。
ザキ:尊いものだ。怖がる必要はない。
江夏:私をキズモノにした責任をとってもらわないと…
【KP】:「妙なDVDを見ていたら、小さい女の子がやって来たんだ!オレは悪くない!」と訴える。
鉄五郎:心身喪失状態ですし,情状酌量の余地はありますが
ザキ:う、うむ……
鉄五郎:DVD?
江夏:妙なDVD。
水面:そのDVDって?
ザキ:そこに突っ込んでやるな。個室ネカフェのそれは多分そういう…
水面:大丈夫はずかしがらなくても私はスケベに寛容なシスターですから。
【KP】:DVDは破壊されたパソコン内に残っており、取り出すことは可能だ。
再生機器さえあれば視聴もできる。
江夏:どれどれ…
ザキ:だが念のため再生しておくか。
江夏:無事なパソコンはあるかな?

Chapter A-19 DVD
ザキ:おそらく女性陣はやめておいたほうがいいだろう
ザキ:ここは俺に任せてほしい
水面:えー私も見たいですよー
江夏:いやあしかしまた小さな女の子がきてしまってもことだし
ザキ:そうだとしても全員が見る必要もないだろう?
水面:あっ
江夏:まあ、できれば小さな女の子のほうはもう見たくないかな
【KP】:DVDには「激ヤバ動画!」とだけ書かれている。
水面:いやここはザキさんに任せるという事で...
ザキ:大きな女の子のDVDかもしれない
水面:多分たまってるという事だと思うのでそっとしときましょう(コソコソ
江夏:怖くて暴れたら取り押さえる役は任せろ
ザキ:うむ……
江夏:パソコンは投げないでね
ザキ:鉄さんも確認しますか?
ザキ:無論だ
ザキ:パッケージ詐欺の時に投げるのは大体ディスクの方だからな
【KP】:では、ヤマザキはDVDを確認します。
水面:つまりディスクが飛んでこなかったら
水面:尊いお姉ちゃんが映ったという事。
江夏:単にクソ映画かもしれないぞ
水面:えークソ映画もそーいう目線で見れば面白いじゃん
江夏:一人でクソ映画見て「私は独りぼっち」という思いにシンクロして
江夏:小さい女の子を寄せ付けたとしても不思議ではない
水面:Cats面白かったけどなぁ
鉄五郎:【一緒に見に行こうか】
【KP】:では2人で
ザキ:(本当にただのAVだったら気まずいな
【KP】:【_】
江夏:(シュールすぎる絵面になってしまう
ザキ:ゴクリ…
鉄五郎:鬼が出るか蛇が出るか・・・
【KP】:【BGM:小さい女の子】
ザキ:(出た…)
【KP】:DVDを流します。
江夏:(やっぱり来た
【KP】:普通のオフィスから机やいすを片付けたような部屋だ。
撮影用の照明により部屋の中央だけが照らされている。
そこでは下者姿の若い男が3人、バットや金づちを持って、凄惨な殴り合いを続けている。
ストーリーらしきものはなく、殴り合いを続けるだけだ。
ザキ:(これ止めていい?)
ザキ:ここまでで
【KP】:いいっすよ
ザキ:鉄さん
ザキ:これはホモビデオです
江夏:(草
ザキ:止めましょう…
鉄五郎:?????
水面:今ホモビデオって聞こえなかった?
鉄五郎:ホ・・・なんですか?
江夏:なんて?
ザキ:ゲイセクシャルの男性向けでかつ暴力的な過激なやつです
鉄五郎:ちょっとよくわかりませんが・・・
水面:気になるっ!
鉄五郎:事件には関係ないということですか?
江夏:えぇ……
ザキ:止めます
ザキ:あまり無いでしょう
鉄五郎:【この部屋って男がいた部屋とは関係ないよね?】
【KP】:関係ないね
江夏:(男のいた部屋はPC壊れてたしな
鉄五郎:【一応男がいた部屋調べて、例の錠剤の確認したいかな?】
水面:(思えばコイツらどさくさに紛れて受付スルーしてくつろいでんな
鉄五郎:そうですか
【KP】:(気付いたか・・
ザキ:(まぁこの後でよかろう)
【KP】:じゃあ鉄五郎は個室を出る?
江夏:(受付は受付で片付けで忙しくてスルーしてそう
ザキ:(たすくはなちゃんの話は)
鉄五郎:【うむ】
ザキ:(ではDVD止めて外へ)
【KP】:では鉄五郎はこの個室を出て暴れていた男の部屋に行きます。
【KP】:あ、ほんとに見ないの・・・・
ザキ:(情報あるかな?)
江夏:どうだった、出た?
水面:指何本入ってた?
鉄五郎:いや、出ませんし、病みさん曰く、DVDは関係ないそうです
ザキ:(何かなさげやしSAN値チャンスなだけな気がしたので)
鉄五郎:私は、ちょっと暴れた男性のいた部屋探してきますね
江夏:今のうちに受付で聞き込みすればよかったな
ザキ:(ネタ抜きでスルーしたいがどう?)

Chapter A-20 動画
【KP】:(ちなみに途中で止めたのでまだ1/4くらいしか貼ってない)
江夏:(俺もSANCかなと思ったけどKP反応的に情報はあるかも…?くらい
ザキ:(ん〜)
鉄五郎:【最後まで見た方が良さげな気はするね】
ザキ:(クリアリングしとく…?
ザキ:(フリスビーにしようかと思ってたけど)
水面:(SAN値多いやつが一人で見るといいと思う
江夏:(他が詰まったらまた見るくらいのプランでもいいかも
鉄五郎:【見るなら僕見るよ、SAN余ってるし】
江夏:(SANCは任せた!(発狂常連)
鉄五郎:【見てる間に、男の部屋の方あさってもらえれば】
水面:(あるいはなんか変なタゲとってる水面でもいい
鉄五郎:・・やっぱり私気になるので、ちゃんと最後までみますね
水面:ホモビデオを!?
ザキ:止めはしませんが……
江夏:マジでそうだったの…!?
ザキ:俺は遠慮しておきます
鉄五郎:何もなければそれでよしということで
鉄五郎:代わりに、男性の部屋の探索お願いできますかねぇ
ザキ:下着姿の男性3人が絡み合っていたので…
水面:感想聞かせてね。
【KP】:では鉄五郎は再び個室へ
鉄五郎:殴りあってただけですよ?
ザキ:特に何もなかったら
江夏:出てきたときに人生観変わってないことを祈る
ザキ:夜空へ向けスナップを利かせて投げ飛ばしてください
ザキ:これも供養です。。。
江夏:店の備品では…?
水面:折っちゃえばいいよ...
水面:もっと確実なのはカッターで傷つけてからテープ貼って剥がすことだけど。
鉄五郎:どちらかというと、バイオレンスとかスプラッターな気がするんですけどねぇ
江夏:迷惑料代わりともいえなくもないが
鉄五郎:ホモビデオとはこういうものなのですかねぇ
【KP】:DVDを機械に入れ、また始めから再生する。
鉄五郎:ぽちっとなっと
【KP】:普通のオフィスから机やいすを片付けたような部屋だ。
撮影用の照明により部屋の中央だけが照らされている。
そこでは下者姿の若い男が3人、バットや金づちを持って、凄惨な殴り合いを続けている。
ストーリーらしきものはなく、殴り合いを続けるだけだ。
ザキ:白い女の子のお気に入りの可能性がある
【KP】:やがて、一人、また一人と床に倒れて、そのまま動かなくなる。
最後に残った一人は呆然と立ち尽くしているが、
突然画面の外からやって来た作業着の男にパットで殴り倒されてしまう。
ここで不意に映像は終わる。
ザキ:このネカフェで現れるというのは再現性があるようだしな
【KP】:画面の暗がりには、白いベールとローブをまとった少女が立っている。
顔には骸骨のような化莊をしているが、藤沢佑花とよく似ている。
鉄五郎:【あとは黒い映像って感じではなくて、再生が終わるって感じ?】
鉄五郎:出てきましたかねぇ
水面:(ホモビ出演JK
【KP】:終始、子供とも女性ともつかない声で、
何か低くうなっているような音声が延々と映像に重ねられている。
それは言語かどうかも定かではないが「チャウグナー・フォーン」という単語が何度も繰り返されている。
動画に製作会社や、撮影場所の手掛かりとなるものは一切ない。
江夏:(おっ!
ザキ:(ここで来たか!)
鉄五郎:ちゃう・・・ぐなふぉーん・・?
【KP】:このDVDをすべて視聴した探素者は、
この映像と音声に精神が揺さぶられてしまい0/1D3の正気度を失う。
江夏:(お迎えの時間のあいつ
鉄五郎:cc<=74 san
Cthulhu7th : (1D100<=74) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 23 → 23 → 困難な成功
【KP】:つよい
鉄五郎:【これに失敗すると、出てくるのか】
水面:(対抗手段は僕らの勇気
ザキ:(どうやろな
鉄五郎:かくかくじかじかという内容でしたよ
【KP】:【BGM:探索】
鉄五郎:ホモビデオとは殴り合いのビデオのことなんですねぇ
ザキ:そういうのもあるかと
水面:そーんなはずはない...
水面:あーもあろうこーもあろう。
鉄五郎:多分彼は、あの女の子の映像で恐怖し,
それにつられて骸骨の子が出てきたという感じでしょうか
江夏:何を以てしてそれを冒頭でホモビデオと判断したんだ…
鉄五郎:さぁ・・・
ザキ:下着姿の男3人が絡み合っているので「まずい!」と思って……
鉄五郎:とにかく、やはりゆかさんはかかわってるようですね
江夏:失踪した後このDVDを撮ったのか‥?
江夏:店員さーん
ザキ:受付に佑花ちゃんのことを聞こう。
ザキ:急ごう
水面:そだね
【KP】:OK

Chapter A-21 聞き込み
【KP】:店員は忙しそうに割れたガラスなどを片づけている。
鉄五郎:【ふりをしている】
江夏:写真写真
ザキ:ひょっとすると
ザキ:さっきの話が案外的を射ているかもしれませんね。
江夏:この女の子此処に来なかった?
【KP】:「えっ」
【KP】:「あぁ、先ほどは暴れる人を取り押さえて頂き、ありがとうございました」
江夏:それほどでもない。
【KP】:「そうですね、本来なら個人情報なのでお伝えできないんですが、特別に・・・」
【KP】:「前は週に一度くらい来ていた常連客なんですが、最近は顔を見ていないですね」
江夏:あと、このDVDはこのお店のもの‥?
【KP】:「あぁ、またか・・・いえ、違います」
江夏:また。
水面:え?またっていった?
【KP】:「最近よく投げ込まれるんです」
江夏:以前客が暴れたときももしかしてこのDVDが・・
江夏:投げ込ま…!?
ザキ:投げ込まれる……
ザキ:フリスビー使いが他にもいるのか。。。
江夏:ネカフェにちょくちょくDVDを投げ込む怪異か……
【KP】:人の個室にこのDVDを投げ込んでいく人がいるんですよ
江夏:その人を見たことある?
【KP】:それでもう20枚以上も回収してて・・・
江夏:背の低い外国人のおじさんとか‥
【KP】:いえ、ないですね・・・
水面:うーむ
水面:でもサイサァの可能性は高いと思う
鉄五郎:監視カメラには何もうつってないんですかねぇ?
ザキ:そうだな。未だアプローチはつかめないが……
【KP】:「うちに監視カメラなんて無いですよ」
ザキ:う、うむ
水面:えっ それ言っちゃダメなやつじゃん。
江夏:ないのか
【KP】:「あ、ナイショにしといてください」
水面:みなさーん!!
鉄五郎:なるほど・・フェイクだけですかねぇ
江夏:ふむ‥覚えておこうこの店
鉄五郎:【お店の売り場に錠剤うってる?】
【KP】:ヨメヨメの受付では「疲労回復、眠気退散に効果のあるエナジードリンク」という
売り文句でローワーティーが販売されている。3個で1,000円だ。
ザキ:エージェントの半分も安い…
江夏:…エージェントのよりだいぶ安いな
水面:なんか場所で値段が違うね
鉄五郎:これ、先ほどの男性買ったりしてたかおぼえてます?
江夏:オープン価格なんだろう
【KP】:「えぇ、買ってましたよ」
鉄五郎:ふむ・・・
鉄五郎:これって、この歌舞伎町でしか見ませんが、ここらへんで作ってるんですかねぇ?
【KP】:「うーん、どうなんでしょうね」
ザキ:(製造者=サイサーだろうしここ辿るのは無理そう)
江夏:どこから仕入れしてるんですか
【KP】:たまに売り込みに来るんですよ
鉄五郎:【おっ】
【KP】:店員はローワーティーについて説明してくれる
江夏:やはり背の低い外国人のおじさんが‥?
水面:背の低い外国人が?
【KP】:ローワーティーは歌舞伎町だけで売られている、エナジードリンクの素だ。
コンビニやドラッグストアなどの大手では取り扱っていないが、
ネットカフェ、個人経営の飲食店などで購入できる。
1年前から話題に上るようになり、歌舞伎町では珍しいものではない。
ローワーティーは粉末を固めた黒い丸薬で、サイズはあめ玉くらいだ。
キャンディーのように白いビニールで包装されている。匂いは何もしない。
ローワーティーを水に浴かすと、塁のように黒い液体となる。
とても飲み物とは思えない見た目だが、さらっとしており、ロの中が黒くなることはない。
ただ、不思議なことに舌だけはきれいな薄いピンク色に染まる。
それは蓮の花を連想させる美しい色だ。
この変化は10分ほどで戻るが、黒い飲み物からピンクへの変化とギャップが
写真映えすると、若者たちに受けている。
味は健康茶のようで、おいしくもないがまずくもない。ただし、疲労回復の効果があるのは事実だ。
ザキ:(なんなのだろうな)
【KP】:このローワーティーは若い男が売り込みに来て、たまに補充しに来るという。
【KP】:背は低くなく、普通だ
水面:まだよくわかんないな
江夏:若い男!
ザキ:(下請けだな)
鉄五郎:【おじさんではなさそうだ】
江夏:舌がピンクになるのか
【KP】:「そういや前に名刺もらってたっけ・・・」
江夏:かき氷みたいだな
ザキ:何!
江夏:お?
【KP】:「えぇ、不味くはなかったですよ。水はフリーなんで試してみては?」
ザキ:(ん〜 キメてみるか?)
江夏:一度だけなら試してみるのも悪くないか
江夏:でもこれ私達も持ってるんだよね
水面:(これはちょっと怖いかなぁ
鉄五郎:【念のため、POWSAN高め勢でいこうか】
鉄五郎:【ためすなら】
ザキ:(今んとこ幻視得るとかそういうアプローチはなさそうやしな)
水面:(やるにしてもキメるやつとキメないやつで違いを見たい
鉄五郎:【全員はこわいね】
江夏:(SANCは不安だが別にのんでもいい

Chapter A-22 試飲
【KP】:さて、行動方針を
鉄五郎:【飲んでみましょうか】
ザキ:名刺もらいましょうか
水面:(誰がキメる?
江夏:ひとまず名刺はいただこう
【KP】:「探しておきます」
江夏:(今回最終回だしSANの消費はそこまで懸念してないが
ザキ:よろしくお願いします。
ザキ:(ただ、下がると精気吸われるリスクが高まるんよな)
ザキ:(キメてみたさはあるが)
江夏:(うむ・・w
水面:(俺は水面が謎のタゲとってるからちょい慎重になってる
江夏:(なら鉄五郎にまかせるか
鉄五郎:【じゃぁ僕の変容を見て残りは判断してもらおうか】
水面:(その方向で
【KP】:では鉄五郎が水にローワーティーを溶かします。
【KP】:水が真っ黒になりました。
鉄五郎:実地に勝る経験なし・・・・
鉄五郎:なむさん!
鉄五郎:ごくり
【KP】:お茶のような味がします
ザキ:い、いった…
鉄五郎:・・・・・
【KP】:鉄五郎は頭がすっきりして、眠気が消える。
【KP】:神経が過敏となり、ちょっとしたことにも感情が揺さぶられるようになる。
水面:どんな感じ?
ザキ:(なるほどなぁ)
江夏:どう?
江夏:キマる?
【KP】:鉄五郎は<医学>か<科学(薬学)>どうぞ
ザキ:(つまり集金効率をよくするための薬だな)
鉄五郎:呼び水といった・・・感じでしょうかねぇ・・・
ザキ:呼び水…
鉄五郎:cc<=50 薬学
Cthulhu7th : (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 65 → 65 → 失敗
鉄五郎:【だめでした】
水面:(全員飲む必要はなさそうだなー
江夏:どういうことだろう
鉄五郎:こう・・・何かタガが外れて行っているような・・・
ザキ:(プラスの効果はあまりなさそうね)
鉄五郎:変な感覚がありますねぇ・・・
ザキ:……
鉄五郎:おそらくですが・・・恐怖しやすくなる状態・・・・
江夏:(面白くはありそうだが発狂近くなりそう
江夏:タガが…
鉄五郎:そんな感じがしますねぇ
ザキ:やはり……
ザキ:サイサァはこの薬を使って恐怖を集め、女の子を育てようとしている……
鉄五郎:こう目がさえて・・・全体的に敏感になってるような感覚がありますねぇ
ザキ:子を育てるという壮大なゲエム、ということか……
水面:女の子を育てるのと大きくするのは違うと思うのですが。
ザキ:退魔忍のようですね
水面:それなに?
江夏:アッパー系ってやつ?
鉄五郎:気分が高揚する・・・という感じではないですねぇ
ザキ:退魔忍は悪を滅ぼすために戦うくノ一集団です
鉄五郎:名刺のほうはみつからないですかねぇ
水面:(しかしせっかく飲んで薬学振れたんならプッシュしたいが
江夏:(たしかにプッシュはありだな
ザキ:(薬効は重複しないだろうし追いヤクは?)
鉄五郎:【わすれてた】
水面:おかわりもいいぞっ!
鉄五郎:【やってもよい?】
ザキ:(あ)
【KP】:いいですよ
鉄五郎:・・・そうですね
ザキ:(じゃあ、ちょっと脅かしたりしてみるのはどうかな)
鉄五郎:私ちょうどもう一つもってますし・・・いってみましょうかねぇ
ザキ:(精神が過敏になってることに気づいて、気づきがあるかもしれん)
鉄五郎:なむさん!
ザキ:(キメたそう
江夏:既に依存が始まってる…!?
【KP】:プッシュどうぞ
ザキ:手ごわいな
鉄五郎:cc<=50 やくがくぷっしゅ
Cthulhu7th : (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 64 → 64 → 失敗
鉄五郎:【位置下がったw】
ザキ:(な〜〜〜
江夏:(アアッ
【KP】:ではオーバードーズだな・・w
水面:(むぅ

Chapter A-23 名刺
鉄五郎:【待って】
鉄五郎:【パーティラック殺していい?】
水面:(いいと思う
江夏:(14か・・w
ザキ:(ん〜〜〜
ザキ:(ここからわかること)
江夏:(そこまでするほどの情報ではないという判断
ザキ:(概ね察してる内容だと思うわ
江夏:(いつものあれな気がしてる
【KP】:プッシュには使えんよ幸運
江夏:(あ、ほんまや
鉄五郎:【だったか】
水面:(あぁそうだったか
鉄五郎:【まぁ、クライマックスにとっとけたということで】
鉄五郎:【名刺を待とうか】
江夏:(まあ「既知のどの薬品ともチガウ」くらいの情報だろ‥たぶん‥
水面:(まぁそうよね いつものあれ
ザキ:(俺はよくて目的がわかる程度かなーって感じ)
【KP】:鉄五郎は就寝するまで、敏感になります。
鉄五郎:【びくんびくん】
【KP】:「名刺ありました」
鉄五郎:【おっ】
江夏:ご苦労。
【KP】:名刺には「株式会社ROWA 末永英吾」とあり、電話の番号と住所も書かれてある。
ザキ:ローワー……
江夏:やったぞ
鉄五郎:【住所はちかくかな?】
江夏:明日のアプリについてもここが元締めかな
【KP】:歌舞伎町だな
鉄五郎:【近くなら、電話をしないで直で行く方が良いと思われ】
ザキ:産地直送ということか……
鉄五郎:完全にここがテリトリーって感じですねぇ
水面:呼び出すこともできそうだけど...
水面:やっぱ突撃する?
江夏:カチコミしたほうが速そうだ
鉄五郎:気づかれる前に突撃しましょうねぇ
【KP】:ではネットカフェを後にしますな
江夏:… 
鉄五郎:【DVD的に、敵がいるとしたらバットなのかねぇ】
江夏:治療代を請求し忘れたな
ザキ:(ん〜〜)
水面:まぁ利用料も払ってないし。
鉄五郎:まぁ、貴重な情報いただきましたからねぇ
ザキ:そう思えばエージェントにも名刺はあったのかもな
江夏:そんなに利用してないからな…鉄さんがホモビデオ(仮)を見たくらいだ
江夏:製造元を訪ねただけだったからなあ
ザキ:一応会社と取締役について検索しておくか
【KP】:ネットで検索するが、情報は全く出てこない。
水面:闇業者かな?
ザキ:今日日、逆に珍しいな
鉄五郎:まぁ、名刺するだけならただですからねぇ
鉄五郎:ちゃんとした企業かもわかったもんじゃないですよねぇ
ザキ:現地に行くしかないようですね。
鉄五郎:いきましょうねぇ
水面:ホモビデオ作って投げ込んでるのもコイツらなら
水面:表には出れないんじゃないかな
江夏:行こう行こう
【KP】:では住所のところに向かいます。
【KP】:その住所に記された小さなビルには一軒のスナックがあるだけで販売元らしき店舗はない。
あまり繁盛しているようには見えないスナックで、
看板には、白地に濃い紫色の文字で「紅葵」と書かれている。
ノスタルジックにさえ見える華美な書体だ。
営業時間は19時から深夜2時までである。
水面:ちょうど営業時間じゃない?
鉄五郎:はいってみましょうかねぇ
【KP】:21時になります
江夏:そのようだ
ザキ:ローワーティーを求めてきた客…という体で
【KP】:【BGM:夜の店】
【アオイ】:スナックの経営者はアオイ(源氏名)という女性だ。
外見から年齢はわかりにくいが40歳を軽く過ぎていると思われる。
青紫のドレスと派手な化粧に、けだるげな表情、
長く水商売に身を置いているだけあって静かな迫力を感じさせる。


【アオイ】:いらっしゃい。
水面:とりあえず...
鉄五郎:【単刀直入に名刺見せるでいいと思う】
鉄五郎:【酒は頼もう、誰かの金で】
ザキ:疲れたな。なんか元気の出るものを貰おうか?
江夏:ドンペリある?
水面:最高にキマる1杯をお願いします。
【KP】:では、ドン・ペリニヨンが出されます。
江夏:えっマジであった…
江夏:ここクレカつかえる?

Chapter A-24 紅葵
ザキ:あれ結構高いんじゃないのか
【アオイ】:16000円だよ
江夏:あ、なんとか足りるわ
江夏:年代によっては一本10万とかになるから…
【アオイ】:そこまで高いのは置いてないねぇ
水面:(しかし酒は普通の出してきたな
ザキ:おすすめは?
ザキ:(まぁここで出す意味もないんだろう)
【アオイ】:そうだねぇ
ザキ:(様子はうかがってみよう)
【アオイ】:ピンクはどうだい
ザキ:ピンク?
ザキ:よくわからんがそれで頼む
江夏:なんだろうそれ
【アオイ】:ドンペリピンクだよ。3万8千円さ。
水面:えーと...
江夏:ああ、ピンクは高いね
ザキ:いやもう少し手ごろなやつで……
江夏:私この白でもう大体一文無し
水面:せ、千円くらいの一杯をお願いします...
ザキ:さっきも飲んできたんだ。手持ちも少ないし
【アオイ】:まぁ、普通の焼酎とかもあるよ。
水面:じゃあ白ラムとかで。
鉄五郎:【ほかに客はいないのね】
【アオイ】:いないね
ザキ:(コイツ…心を…)
ザキ:(ちょっと投げかけてみるか)
江夏:(草
【KP】:(じゃあ心理学をどうぞ・・・)
水面:(オープンで?
鉄五郎:【カウンターのテーブルとか、奥の棚に錠剤見えないかな?】
【KP】:うn
【KP】:ないね
水面:cc<=81
Cthulhu7th : (1D100<=81) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 21 → 21 → 困難な成功
鉄五郎:cc<=50 心理学
Cthulhu7th : (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 95 → 95 → 失敗
江夏:(案件きたな
鉄五郎:【揺り戻しはいったな】
江夏:あとはそうだな…なんか肉系のつまみでももらおうか
【KP】:アオイは探索者を警戒している。こちらが紳士的で、
優しさと正義感のある人物だと知れば、彼女の態度は軟化するのではと思った。
鉄五郎:【ないかぁ】
ザキ:(やさしさと正義感……)
ザキ:(じゃあまぁ、正直言っていいんじゃないか?)
鉄五郎:そういえば・・・あの占い師さんはちゃんと紹介したお医者さんのところへいきましたかねぇ
鉄五郎:依存症は早期着手が回復の一番の近道ですからねぇ
江夏:よし…腹ごしらえの準備が整ったところで、ママにお話に付き合ってもらおうか
江夏:ここが"株式会社ROWA"で合ってるのかな?
【アオイ】:ここは紅葵だよ。
江夏:こういう名刺をもらったんだけど‥
水面:私たちはこれを見てここにきたのです。
【アオイ】:・・・本人に貰ったのかい?
江夏:そうだよ。
ザキ:いや……
【アオイ】:それはいつ?
ザキ:これは正直に言うべきだろう。
江夏:む…
鉄五郎:【なぜうそを・・・】
水面:ネカフェの店員からもらったよ この人から仕入れてるって
江夏:(なんとなく…
ザキ:だからこれを配っているのがどういう人物なのかは知らない。
ザキ:だが、どうもこのお茶……?にはちょっとした依存症があるのではないかと疑ってる。
江夏:若い男とは聴いたっけな
ザキ:ここにいる鉄さんはその中毒者に病院を紹介したばかりでな……
江夏:ていうか鉄さん自身も依存性に蝕まれて…
ザキ:強い酒を貰っても、これを見過ごしたままでは寝つきが悪い
ザキ:(いや…それは黙っておくべきだろう)
水面:私たちはそのためにここに来たのです。
鉄五郎:【依存性は全く出てないんだけどな・・・・】
江夏:(なにっ…
【アオイ】:そうかい。 だったらそんな怪しいものに興味を持つのはやめときなさい。
ザキ:いやしかし……
鉄五郎:そういうわけにはいかないんですねぇ
鉄五郎:こう見えても一応医者をやってますしねぇ
ザキ:(医者やってんのになんでこんなに金ないんだ)
鉄五郎:それに、頼まれた人探しにも重要なことだと思ってるんですよねぇ
江夏:(テルミンにつぎ込んでる説
水面:(テルミンやってるから
鉄五郎:【テルミンだから】
江夏:(信用低いからテルミンのせいでヤブ医者扱いに‥
ザキ:(実際医者がテルミン持ち出して来たらやだなぁ…

Chapter A-25 アオイ
水面:私としましてはー
鉄五郎:失踪した少女の探索を頼まれてるんですけどねぇ
鉄五郎:彼女がこの薬のことに巻き込まれてると思っているんですねぇ
江夏:どこから話せばいいのか…
鉄五郎:もしそうなら早く助けてあげないとですねぇ
ザキ:……
江夏:失踪した少女どころか
江夏:このままじゃあ歌舞伎町全体が得体のしれない
小さい女の子の巨人にぶっ潰される?事になるようなんだよね
水面:そういうわけでどうにも家出少女探しがローワーティーに絡んじゃって見過ごせないんですよね
【KP】:では<言いくるめ>か<説得>か<魅惑>をどうぞ
江夏:(説得よろんだぜ
ザキ:cc<=70 sttl
Cthulhu7th : (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 96 → 96 → 失敗
ザキ:(うむ…頼んだぜ
江夏:(ファンブルではない!
水面:cc<=75 説得
Cthulhu7th : (1D100<=75) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 64 → 64 → 通常成功
鉄五郎:【大丈夫だ、俺の魅惑が待機している!張り切っていけ!】
水面:(じゃあなんでまだ童貞なんだよ!
江夏:(本人の度胸が‥
ザキ:(童貞であること言われんと忘れるわ)
鉄五郎:【魅惑20しかないからじゃね?】
江夏:(20しかなくて草
ザキ:(5人に一人は引っかかるんだぞ)
水面:(大丈夫じゃないし...
【アオイ】:・・・・・あんた達、何者だい
ザキ:何者……
水面:聖職者です。
ザキ:何者だろうな……
江夏:くの一戦隊月影かな・・
【アオイ】:(また言ってる
ザキ:そうだな
鉄五郎:ほか三人は聖職者のお手伝いをしている友人たちですねぇ
ザキ:悪を滅ぼすために戦う
ザキ:退魔忍と言っておこう
江夏:時代劇や大河ドラマに呼ばれる事があったらくの一役やってみたいな
江夏:あ、私こういう者です。テレビで見たことない?(名刺スッ
水面:美人すぎる女流棋士もついにタレントデビューかぁ...
水面:本格的に弱み握っておかねば。
【アオイ】:・・・ローワーティーについて調べてんのかい
水面:そうなのです
ザキ:いかにも。
【アオイ】:だったら、私より詳しい人に会わせてあげる。
けれど、驚いても、怖がってもいけないよ。
あの子はかわいそうな子なんだから。
ザキ:というより、それを作って流布している人物についてだが。
江夏:
ザキ:……
水面:心得ました
ザキ:まるで「小さな女の子」のようだな
【KP】:スナックの奥の、倉庫代わりに使われている部屋に案内される。
【KP】:【BGM:夜の店】
鉄五郎:【これ僕はいらない方がよくない?】
ザキ:(かもしれんな)
【アオイ】:私は部屋の外で待ってるよ
ザキ:(感度100倍になってるし)
鉄五郎:すみませんねぇ、私も外で待たせてもらいますねぇ
水面:それでは。
【KP】:では3人が部屋に入る。
江夏:(万一のケアとしても外に一人おいとくのはまるいな
水面:失礼しまーす
江夏:こんちゃー
鉄五郎:【いってらー】
ザキ:驚くなと言われてもな……どうかな
【KP】:扉を開けると、そこには手負いの男がいた。
ザキ:ビクッ
江夏:男だ‥!
【末永英吾】:探素者が部屋に入ると、男は慌ててタオルで顔を覆おうとするが、
大きく広がった耳と長い鼻は隠し切れない。
江夏:


【末永英吾】:水かきのように横に広がった巨大な耳、管状に長く伸びた鼻、
それはまるで象を連想させる姿だ。
チャウグナー・フォーンの特徴的部分をいびつな形で肉体に再現された、
おぞましくも哀れな末永英吾の姿を目繋した探染者は1/1D6の正気度を失う。
鉄五郎:【小象だと・・・!】
ザキ:cc<=47
Cthulhu7th : (1D100<=47) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 30 → 30 → 通常成功
江夏:cc<=40 sanc
Cthulhu7th : (1D100<=40) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 98 → 98 → 致命的失敗
江夏:1d6
Cthulhu7th : (1D6) → 5
水面:cc<=66
Cthulhu7th : (1D100<=66) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 16 → 16 → 困難な成功
江夏:(アッwww

Chapter A-26 英吾
鉄五郎:【さんちぇのファンブルはまっくすじゃなかったかな?
【末永英吾】:(江夏はアイデアだな
【末永英吾】:(マジで?
江夏:(SANCにファンブルあるんだっけ‥
ザキ:(7版はなんかあったような)
水面:(前はなかったけど
水面:(なんか記述があるぞってなった気がする
【末永英吾】:彼の体は人間のままだが、肌に血の気が感じられない。
胸に包帯を巻いているが、血が濃くにじみ出ている。
ザキ:(84P)
水面:大丈夫? 痛い?
鉄五郎:【うむす、ちゃんと内容覚えて無いよう状態だけど】
ザキ:(ファンブルだと最大損失なるな)
江夏:(ど、どこだ‥
【末永英吾】:(囲み記事のところだな
水面:(正気度はもう完全に死にやすくなったな
水面:(実際一人死んだし
【末永英吾】:(ほんで、アイデア)
鉄五郎:【150pがわかりやすいかな?】
江夏:(あ、ほんとだ
江夏:cc<=75 あいであ
Cthulhu7th : (1D100<=75) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 71 → 71 → 通常成功
【末永英吾】:(では、江夏は驚いて部屋から飛び出してしまいます。
江夏:(1D10いったほうがいいか?
江夏:ひええええおばけだああああああ
ザキ:(もうなんか出てる
ザキ:言い方!
【末永英吾】:なんだお前ら・・・
ザキ:お前がROWAの取締役……
水面:ですか?
鉄五郎:(びくっ
ザキ:ローワーティーを売ってる人間で間違いないな?
【末永英吾】:あぁ、売ってるのは俺だが、トップは俺じゃねぇ
ザキ:作っている人間は別にいるんだな?
【末永英吾】:だったらなんだ
鉄五郎:【チャウグナーフォンってアップルの最終兵器みたいな名前だよね】
江夏:(草
ザキ:トップの情報を教えてもらいたい
水面:(どちらかというとファーウェイの最終兵器
ザキ:この通りだ……!
ザキ:(普通に礼します)
【末永英吾】:・・・教えたらお前はどーするんだ
水面:察するに、あまり良い待遇を受けていないのでは?
ザキ:わからん……
ザキ:それは仲間と相談する。
水面:きっと今よりマシな形に持っていきます。だから教えてください。
【末永英吾】:どういう意味だ?
ザキ:最初から説明しよう。
ザキ:まず俺たちは歌舞伎町で消えた知人の娘を探してる。
鉄五郎:【前回のクトゥライブは!】
ザキ:そして、どうやらその娘は都市伝説「小さな女の子」と関係していることを突き止めた。
ザキ:その現れる先々でローワーティーが飲まれていることもな。
ザキ:誰か「小さな女の子」をより恐怖させるためにローワーティーをばら撒き……
ザキ:この絵を書いている人間がいる……というのがオレの推理だ
ザキ:正答かはわからん。だが藁にもすがりたい思いなんだ。
ザキ:その娘は藁どころかネットの動画しか縋るものがなかったんだ。動画だぞ。
ザキ:ここで情報が途絶えたらもう何もない。頼む。
【末永英吾】:・・・お前らは、これから歌舞伎町で起こることを止められるか?
水面:最善を尽くします。
ザキ:無論だ
ザキ:急ごう
【末永英吾】:アオイさんが連れてきたのなら、信じよう。
【末永英吾】:ROWAのトップはサイサァって男だ。
ザキ:やはりな
江夏:(出たわね
水面:たどり着いたか...
【末永英吾】:恐ろしい男だ…いや、あいつは本当に人間なんだろうか。
ドラッグを使って、オレの組織を乗っ取ってしまった。
オレもあいつの手下だった。こんな体にされるまではな。
ROWAというのも、サイサアがつけた名前だ。
「Resurrection of the White Acolyte」の略だそうだが、意味はわからない。
ザキ:リザレクションオブ……
ザキ:「白き従者の復活」というところか
江夏:(すいめんのことか…!?結構白い!
ザキ:まったく意味は分からんが、あの白い巨人がそれなのか
鉄五郎:【白水面か・・・次はふわふわしてそうだな!】
水面:あれが従者なら主人はもっと大きいのだろうか。
ザキ:お前はなぜその体に?
水面:ドラッグで?
【末永英吾】:わからん。気が付いたら妙なもんが顔から生えてきた。
ザキ:変なものを生やすな!
江夏:(草

Chapter A-27 サイサァ
【末永英吾】:サイサァが俺に何かしたにちがいねぇ
鉄五郎:【腕の入れ墨かな?】
【末永英吾】:(これはただのトライバルタトゥーです
鉄五郎:【あと腹の傷すげぇきになる】
ザキ:その傷もか?
水面:そうだよ。一見して象の鼻にも見えるそれは...
【末永英吾】:あぁ・・・俺はもう長くないだろう・・・
江夏:(トライバルタトゥーとは‥?
【末永英吾】:(黒一色のデザイン性のあるタトゥー
江夏:(はえー
水面:実は象の鼻は鼻ではなくて上唇なので象の鼻のようで実はそーとらえるのは間違いである。
鉄五郎:【なんか掘られたわけじゃなくて、それは自前か】
ザキ:全く関係ないことだが
ザキ:病院には行ったのか?
【末永英吾】:こんなツラで行けるわけがねぇ
ザキ:……
ザキ:鉄さん?
水面:まぁ... 説明もできないだろうしね...
鉄五郎:<よびましたかー?
水面:こっそり手を回して口の堅い医者紹介したげて
ザキ:中の奴、怪我人なんですよ
鉄五郎:・・・・今いきますねぇ
江夏:(…そろそろ終わったかな?チラッ
ザキ:ちょっと驚くかもしれませんが、なんとか処置できませんか?
鉄五郎:【ちぇっくいきます】
ザキ:助かります。
ザキ:(すまんな)
【末永英吾】:(江夏はしばらく帰還不能)
ザキ:(でもしたいのではないかと思い)
鉄五郎:【デバフある?】
【末永英吾】:(SANCを
江夏:(歌舞伎町の通りまで逃げてそう
鉄五郎:【行こうとは思ってたから問題なし】
鉄五郎:【SANCにデバフはなしのか】
【末永英吾】:(あぁ
【末永英吾】:(ないよ
鉄五郎:【やったぜ】
ザキ:(いいシーンだからこれでビビッてどっか行ったら悲しい)
水面:(ローワーティーによる敏感症で違いがあるのかと
鉄五郎:cc<=74 san
Cthulhu7th : (1D100<=74) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 41 → 41 → 通常成功
ザキ:(期待してる)
江夏:(やるー
水面:(うむ...
ザキ:(よし…
鉄五郎:これは・・・
鉄五郎:ちょっと傷見せてもらいますねぇ
ザキ:うむ……まぁ話は次いで
鉄五郎:一応医者ですねぇ
ザキ:処置をお願いできますか?
【KP】:応急手当どうぞ
鉄五郎:cc<=51 たのむOQ
Cthulhu7th : (1D100<=51) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 64 → 64 → 失敗
江夏:(アアッ
ザキ:(ここでかァ〜〜
鉄五郎:【orz】
ザキ:(まぁロール的にやらせたいのもあったが
【KP】:鉄五郎には成す術がなかった
ザキ:(これで信用は十分得られたんじゃないか?という打算的な目論見もある
鉄五郎:ちょっと証明が足りないのと・・・いえ、私が未熟なだけですねぇ
【末永英吾】:いやいい、覚悟はできてる
鉄五郎:少しでも、治療をしてあげたかったのですが、すみませんねぇ・・・・
【末永英吾】:俺らみたいな稼業のもんは、長生きできねぇ
水面:サイサァと会う方法は?
【末永英吾】:事務所に行きゃいる
ザキ:事務所……
水面:事務所、ね...
【末永英吾】:ただ、あそこにはサイサァと、あいつの言いなりになっている命知らずの連中がいる。
手を出すのは危険だ。
鉄五郎:何人くらいいるかわかりますかねぇ
【末永英吾】:少なくとも十数人はいる。
江夏:(めっちゃいた
鉄五郎:まぁ、何人だろうが行くのはかわらないんですけどねぇ
水面:(正面突破は無理だと思う
鉄五郎:3桁じゃないだけましと思いましょうねぇ
鉄五郎:【それはそう】
ザキ:いやしかし……
鉄五郎:とりあえず、場所を教えてほしいですねぇ
【末永英吾】:いいだろう・・・
鉄五郎:事件が解決できれば、おそらくあなたの姿も元に戻るんじゃないですかねぇ
鉄五郎:そうすれば、ちゃんと病院に行けますねぇ
鉄五郎:そうじゃなくても、きちんと信頼できる医者を紹介しますから、
もう少しがんばってくださいねぇ
【末永英吾】:(ROWAの事務所の場所を教えてもらいました)

Chapter A-28 ROWA
ザキ:ところで……
ザキ:お前の組織とやら、ビデオとか撮っているのか?
【末永英吾】:何のビデオだ?
江夏:(ホ…
ザキ:表に出せないような奴だ。
鉄五郎:ビデオというと・・・あの男性たちが殴り合っていたやつですかねぇ
鉄五郎:ネットカフェでかくじかということがおこっていましてねぇ
【末永英吾】:あぁ・・・5日前に撮ったやつか
ザキ:最近だな……
水面:あぁやっぱり。
鉄五郎:撮影もサイサァさんの指示ですかねぇ
【末永英吾】:そうあd
水面:シナジーもあるしそうだろうね
鉄五郎:【ろれつがまわらなく・・・】
鉄五郎:ちなみにですが、サイサァさんのそばでこのような女の子はいませんでしたかねぇ
ザキ:じゃあ佑花ちゃんもそこにいると見ていいか……
鉄五郎:【誰もってるか知れないけど、写真を見せてあげなさい!】
水面:そう思ってる。
水面:五日前の撮影には居たはずだし。
【末永英吾】:(英吾は写真を見る
【末永英吾】:あぁ、この女か・・・
【末永英吾】:10日前、突然、事務所にサイサアを訪ねてきた女だ。
サイサァにとってよほど大事な女みたいで、まるでお姫様のように扱っていた。
ほとんどしゃべらないし、話したとしても日本語じゃなかった。
その子は、今でもROWA事務所にいるだろう。
ザキ:日本語じゃない……?
水面:ふーむ。
江夏:(何かに乗っ取られてるのか?
水面:占いの時にドクロに惹かれてなんか乗り移っちゃったんじゃないかな
ザキ:サイサァはその何かが宿る依り代を探していたんだな。
鉄五郎:髑髏は探知機といったところですかねぇ
水面:何がしたいかは見えてきたけど どーやって止めるかは見えてこないね。
ザキ:俺の推理は一つ外れたようだ……
鉄五郎:とりあえず、事務所の様子をみにいってみましょうかねぇ
ザキ:「白い女の子」は特別じゃなく、複数いるのだと思ってた。
ザキ:アビゲイルの占い師は「孤独を抱えた特別な女の子」と言っていたよな。
水面:そんな感じ。
ザキ:でも、それって特別でも何でもないと思うんだ。
かまってほしいだけのQRテプラだって別段珍しいことじゃない。
ザキ:白い女の子になりえる人間って無数にいるんじゃないかと思ってる。
ザキ:何が言いたいかというと、そう思えば別に怖いものではないんじゃないか?ということなんだ。
水面:あるいは
ザキ:恐怖を与えれば大きくなるなら、恐怖を奪えば弱くなるんじゃないだろうか。
その方法はいまいちわからんが。
江夏:(マスコット化する
鉄五郎:特別な力を持っていて,それにより孤独を抱えることになる、
ゆえに孤独を抱えた子を探せばその中にいる
江夏:(製図の出番だ…!
鉄五郎:そんなロジックもあるかもですねぇ
水面:ホントに特別だったのかも。今にして思えば夫妻の娘に対する認識ってなんかちょっと変だった。
ザキ:(単発腹筋割れベリショ色黒スポーツ少女にする……?)
鉄五郎:そうなんですよねぇ
ザキ:そうかな……
ザキ:俺も両親には理解されなかった。
だから佑花ちゃんが特別変わってるわけではないと思い込んでいる。
ザキ:……
ザキ:ひとまず事務所を除きに行くか。
ザキ:急ごう
鉄五郎:そうですねぇ
ザキ:(覗きに)
水面:まぁまだちょっと結論が出ないね
鉄五郎:夏さんも気になりますしねぇ
【KP】:探索者と対話中、末永英吾の胸から細い赤い糸のようなものが宙にたなびく。
水面:えなっちゃん探さないと。
ザキ:
【KP】:それは胸の傷から、見えない管によって吸い出されていく血液である。
鉄五郎:末永さん!
江夏:(ああっ
【KP】:みるみるうちに最初は糸のようだったものは人の腕ほどに太さを増して、
吸い出される血液の量も増えていく。
ザキ:(あっ!)
【KP】:その光景を目撃した探索者は0/1D4の正気度を失う。
江夏:(フォーンに血液を捧げることに・・
水面:(アタッカーが一人いねぇ!
水面:cc<=65
Cthulhu7th : (1D100<=65) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 77 → 77 → 失敗
ザキ:(ただのイベントちゃうか?)
鉄五郎:cc<=74 san
Cthulhu7th : (1D100<=74) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 94 → 94 → 失敗
ザキ:CC<=47
Cthulhu7th : (1D100<=47) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 21 → 21 → 困難な成功
水面:1D4
Cthulhu7th : (1D4) → 4
ザキ:(耐え)

Chapter A-29 吸血
鉄五郎:1d4 san
Cthulhu7th : (1D4) → 3
鉄五郎:73->70
【KP】:水面も計5減ったな
鉄五郎:【73だった】
水面:(あ、そうか
鉄五郎:【7からは1激5以上だ】
水面:cc<=80
Cthulhu7th : (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] → 88 → 88 → 失敗
鉄五郎:【累積は割合の方だけだね】
水面:(お
ザキ:(耐え)
【KP】:あ、そうなん
江夏:(ほんまやここもかわっとるんやな
鉄五郎:【うむす】
水面:(まぁいずれにせよ耐え
【KP】:末永英吾は、己の罪深い人生に後悔の涙を流しながら、
鉄五郎:【どのみちたえた!】
【末永英吾】:でも、最期にあんたらの役に立てたのなら、
オレのみっともない人生も最悪のクソってわけじゃなかったのかもな…
【KP】:と言い残して、息絶える。
江夏:(なんだこいつかっこいいぞ・・
ザキ:(今回はちゃんとシリアスに行くぞ!)
ザキ:末永……
鉄五郎:【やってきたことどくずだろうに・・・】
鉄五郎:敵は私たちがちゃんととりますねぇ
鉄五郎:今はゆっくり休んでくださいねぇ
ザキ:アオイさんには俺から話してくる…
水面:あなたたち風に言うとケジメつけさせますよ。
ザキ:那須野ヶ原は祈りをささげてくれ
ザキ:本職だろ…
【KP】:残された死体については、アオイが何も聞かずに黙って引き受けてくれるようだ。
水面:やはうえ様。彼の魂に安らぎを。
ザキ:南無三…
【KP】:さて、江夏の方だが・・・
【KP】:【BGM:探索】
江夏:(なんかパートがあった‥?
ザキ:(個別イベントが!?)
【KP】:路地裏まで逃げてきてしまった
鉄五郎:[
江夏:…。
鉄五郎:【わくわく】
江夏:ザキさんが悪い。
ザキ:(洗脳されてボスキャラになるのでは?)
ザキ:(俺なのか…
江夏:「まるで小さな女の子のようだ」
鉄五郎:【裏路地・・・女でてくるだけか・・・】
江夏:とか言ってたから儚い幽霊を想像して覚悟していたというのに…!
水面:(言いがかりではないか。
【KP】:よくよく見ると、この路地には見覚えがあった
江夏:ギャップでびっくりしてしまったではないか
ザキ:(動画の!)
江夏:ん…?ここは
江夏:どこだ…?
【KP】:そう、動画の撮影された場所である
鉄五郎:【ご本人登場してくれるか!】
江夏:あ、桐谷くんがドンゴンしてた場所化
江夏:たしかこのあたりに…小さい女の子が…
【KP】:そこには不気味な「白い顔」のステンシルアートがあった。
水面:(ステンシルアートってどんな?
江夏:小女子教のシールっ……!
【KP】:※ステンシルアートとは型紙を利用して、
 壁にスプレー塗料を吹き付けた絵のことだ。
 歌舞伎町には落書きが多いため、
 気をつけていなければ見過ごしてしまう程度のものだ。
江夏:スプレーだったわ
【KP】:【ステンシルアート】


 プレイヤー資料4 「白い顔」

 著:坂本雅之、アーカム・メンバーズ/
 「新クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2020」
 初版、KADOKAWA、2020年、131ページ

鉄五郎:【こわっ】
江夏:(思ったより怖かった
【KP】:白い顔のサイズは10cm程度で、頭蓋骨と少女の顔を重ね合わせたデザインだ。
江夏:なんで我々はコレを少女と判断してしまうんだろうな‥
【KP】:これが動画に映り込んだ白い顔の正体である。
鉄五郎:【これがQRになってたりしてたらかっこいい】
江夏:ああ、実際にコレが動画に写ってたのか
江夏:あとで桐谷くんに教えてやろ。
【KP】:加えて、近くにQRコードが貼られている事に気づく
【KP】:【QR3】


 プレイヤー資料3 QRコード3

 著:坂本雅之、アーカム・メンバーズ/
 「新クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2020」
 初版、KADOKAWA、2020年、130ページ

■みんな気付いていない。
 私は気づいてるのに、そんな私に誰も気づかない。

江夏:出たな。
江夏:もた・・もた・・
鉄五郎:【みんな気づいていない。羽田氏は気づいているのに、そんな私にだれもきづかない。】
江夏:(羽田氏。新しい登場人物か…!
鉄五郎:【羽田氏ってだれ?】
鉄五郎:【私!】

Chapter A-30 現場
水面:(自分が最初に気付いたと思ったらなら、100人きづいてると思え。
江夏:私だって誰も気づいていない事を気づいてるよ。
ザキ:(これタイミング的には家を出る前に印刷してるんよな)
江夏:2の乗数は、10回行うと必ず桁数が3桁上がるんだ。
江夏:その2桁目以降は数字が一定間隔でループするという事も…
鉄五郎:【だねぇ】
ザキ:(家を出るまではニュートラル佑花だと思うが)
ザキ:(サイザーのところではすでに完成している)
江夏:(出る直前の晩は変質してたかも
ザキ:(あるいは両立してるのかもしれん)
水面:(ただ占いで憑依されてから1回は確実に家に帰ってる
ザキ:(寂しそうな目が物語ってる)
江夏:(同居していたということか
ザキ:(自意識が佑花のままあるんじゃないかな飽くまで)
ザキ:(両親でさえ共有できない佑花の見えるもの、それが神話にうたわれるものだとして)
江夏:そろそろ戻らないとか‥
【KP】:合流しに行ってOKです
江夏:‥…ただいま〜
ザキ:(それを共に理解できるのは同じく神話生物や従属者たちになるわけだ)
水面:あ、帰ってきた。
江夏:あれっ…象が…
ザキ:ああ……
江夏:しんでる……
江夏:倒したのか?
ザキ:……
【KP】:あ、店の外で合流ね
水面:いやそーいうわけではないけど
ザキ:あぁそうだ。
江夏:(あ、そうなのか
ザキ:気にするな。
ザキ:ボスの居場所はつかんだ。
鉄五郎:とりあえず事務所を見に行きましょうか
鉄五郎:ねぇ
江夏:手を合わせておこう…
ザキ:そうしてくれ
江夏:異形とはいえ尊い男性の命が失われてしまった…。
水面:ヤクザ屋さんの事務所だからちょっと覗きに行くのも怖い
【KP】:22時になります
江夏:ヤクザの事務所かあ‥
江夏:やりにくいな
ザキ:巨大ビジョンの計画がオレの考える通りなら
ザキ:期限はあと一日か。
江夏:少なくとも小さな女の子の巨人は大幅に強化されてしまうことになるな
江夏:ヤクザはともかく
ザキ:だが……
江夏:巨人といえどそれが女であるのなら…
江夏:容赦はしない
ザキ:それを邪魔することはできるかもしれんな。根本的な解決になるかは不明だが
【KP】:教えられた住所のところに行きます
【KP】:歌舞伎町2丁目の北の端にある8階建ての雑居ビルの5階に、ROWAの事務所がある。
ビルの1階の郵便受けには「株式会社ROWA」と表記されており、
まるで真っ当な会社のように見せかけている。
江夏:ここがその女のハウスか。
水面:...入るの?
鉄五郎:[
ザキ:いや……待機だ……!
鉄五郎:【どうどうと見せかけているは草】
鉄五郎:十数人は仲間がいるということでしたからねぇ
江夏:郵便受けに何か入ってないか?
水面:(まぁこれは探索者既に推理を終えている部分だからなw
鉄五郎:少し外から様子を見ましょうかねぇ
【KP】:鍵が掛かっているので開けられない
江夏:破壊するか
ザキ:破壊しよう
江夏:(ブラスナックルスチャッ
【KP】:郵便受けを破壊する?
江夏:(しよう
ザキ:周りはなんとかする
【KP】:OK、では郵便受けを破壊した。
江夏:郵便受けは”受け”…つまり破壊しても問題…ない
水面:そうなの?
江夏:受けということは大体の場合♀ということだから。
ザキ:いや……
江夏:私のポリシーには反しない
水面:そうかな....
ザキ:女性は大事にしたほうがいいと思うが……
江夏:それだよ。
ザキ:ともあれ、郵便物は貰おう
【KP】:中は空だ

Chapter A-31 価値観
江夏:女性を大事にしたほうが良いという男性の価値観があるのなら
江夏:女性側から男性を大事にするという価値観があってもいいと思わないか?
ザキ:それはあってもいいが
江夏:驚くほど理解を得られないんだよなこれ
ザキ:いや理解はしてるが
ザキ:俺は男性を破壊してもいいとは思わんが……
江夏:いや、私も女は女で対等には見ているんだが…
水面:大事にしないと決めたものはすべからく壊しても良いもの....
水面:潔すぎてかっこいい。
ザキ:とはいえ収穫はなさそうだ
鉄五郎:【ほかにはどんな企業がはいってるのかな?】
【KP】:うーん
【KP】:(きめてねぇ
江夏:対等に見ているからこそ殴られたら殴り返すのは健全。
鉄五郎:【草】
ザキ:(特に重要ではない模様)
ザキ:郵便受けは殴ってなくないか
水面:(まぁ雑居ビルだしなんやかんやがあるんだろう
鉄五郎:【隠れて侵入って考え時に、ほかに何があるかで、やりかたかわるかなぁって】
江夏:ROWAに所属してるし間接的に歌舞伎町を殴ってきている‥!
ザキ:(どうなんやろなぁこれ)
江夏:これが郵便攻めなら便宜を測ったと思っていただこう
ザキ:受けと攻めが男性的女性的と考える視点が偏っているのではないか?と思うが
水面:うん。
ザキ:その辺は近くの喫茶店でするとしようか
ザキ:一度この場所は離れよう
江夏:作戦会議といこうか
鉄五郎:【電気がついてたりはしてる?】
【KP】:OK、離れますね
【KP】:ついてる
水面:そーしよ。ジャパニーズヤクザは怖いので。
江夏:いや、もちろん逆があるのは理解しているが…
鉄五郎:【中にはいるのか】
ザキ:鉄さんも一度寝たほうがいいのでは?薬も抜けてないでしょう。
江夏:どうあっても7:3くらいでそうなるんじゃないか?って話
江夏:その4の差異に私は意味を見出している‥
【KP】:さて、どうする
【KP】:一泊するなら宿を探さなければならない
水面:どうしよう手札ドローしたい気分
ザキ:(他に当たれる道はあるかな)
鉄五郎:【電話くらいしか即打てる手はなさそうかな】
水面:あとはまぁ
鉄五郎:【住所だけで、電話番号的なのはきいてないかな?】
水面:小さい女の子の噂をあたりなおしても良いかとは思ってる。
鉄五郎:【聞いてたよね】
鉄五郎:【場所だけか・・・】
鉄五郎:噂ですか?
ザキ:(そのようだ…)
ザキ:(見つけたいのは攻略法なんだよな)
水面:(攻略法が噂になってれば手っ取り早いんだが... 見た人間が暴れるレベルだからなぁ....
江夏:(8Fだてのビルの5Fっていう中途半端なロケーションも絡めて含めての切込みしづらいな
鉄五郎:【ネカフェに泊まって、DVD投げ込まれるのまつ?】
鉄五郎:【投げ込んだやつ捕まえる感じで】
ザキ:(捕まえてもROWAの雑魚ってわかるだけじゃないか?)
江夏:(いうて投げ込むやつ構成員の一旦程度だし
ザキ:そういえば……
江夏:(隠れる以外の潜入手段があるといいんだが
ザキ:那須野ヶ原の視点を全面的に信頼するという話はしたよな
鉄五郎:【あー、でも心酔してるみたいだし、寝返らせてはむりかぁ】
水面:うん?
江夏:うん。
ザキ:最初から巨人が見えているのは那須野ヶ原だけだ
水面:アレがみんなに見えてないのが不思議。
江夏:その時はあんま信じてなかったけど今までの話からすると
歌舞伎町上空に小さい女の子の巨人が浮いてるっていうのはビッタシはまるしなあ
江夏:那須野ヶ原ってよくやはうぇやはうぇ偶像の話してたから…
ザキ:それと、頭蓋骨を覗いた時にも何か変わった感想をつぶやいてたような……
江夏:なんだっけ?
ザキ:「空っぽ」とか……
江夏:レゾンがどうたらいってたな
江夏:その時は材質の話だと思ってたんだが…
江夏:レゾンなんちゃらって何?
ザキ:なにかはめ込むことで完成するのか?と思っていたが
ザキ:逆かもしれん
江夏:レゾンなんちゃらってプラモの加工素材とかであったよね
ザキ:完全な状態から何かが出て行ったから空っぽなのかもしれん……
江夏:つまり…?
ザキ:それが今佑花ちゃんに乗り移っている何か……
ザキ:そうすると他国の言葉を話していることにも符合する
江夏:無機物に宿っていたなにかが、哺乳類に宿ったという事かよ
ザキ:だから、それを追い出すことも解決策の一つかもしれん。
ザキ:サイサァはずっとその乗り物を探していたわけだしな。
ザキ:紀元前から頭蓋骨に封じ込められた何かの乗り物を。

Chapter A-32 相談
江夏:乗り物として適切なのが「独りぼっちの少女」という事ですかねぇ
鉄五郎:【依頼主に、今の状態を伝えたら、何かリアクションないかなぁ】
鉄五郎:【ゆかちゃんが携帯持ってってたら、そこにかけてみるってアクションもありなのかなぁ】
江夏:(両親はさすがに形態番号知ってるだろうし出ないだけのきがするな
鉄五郎:【さっき言ってた 共存してる って状態なら,
かけたらわんちゃんつながったりするってこともあるかなぁと】
ザキ:(んー)
ザキ:(ダメもとではしてみるか ドローはしたいし)
鉄五郎:【ゆかちゃんの番号はGETできるかな?】
ザキ:(意味ないならもうそこから却下してもらって構わん)
【KP】:えーと
江夏:(セヤデスナ
鉄五郎:【うむすす】
【KP】:当然両親はゆかのスマホに電話はかけただろうし、
【KP】:音信不通である
ザキ:(おk)
鉄五郎:【しゃんくす】
江夏:(腕が!
ザキ:(覇王化をお前に教える)
鉄五郎:【一応リミットは次の日の22時とみてるし】
鉄五郎:【今日は寝て、夜のイベント待ってみる方向で行くというても】
江夏:(睡眠時間を確保しておくのはありだな
ザキ:(ただ昼になると得られる情報もまた変わる可能性あるよな)
ザキ:(ルーティングと考えれば有効かもしれんが)
江夏:(なので寝て、タイムリミットちょっと前まで再度散策が板か?
ザキ:(俺がシナリオライターならこのシナリオのクライマックスは絶対に夜にする)
鉄五郎:【夜じゃないときにしかでないイベントもありって事か】
江夏:(わかる
江夏:(せっかくの如くトーンだしな
【KP】:好きな時間までスキップしてもろて構わん
ザキ:(いったん寝てもいいのかもしれん
江夏:(ひとまず朝まではスキップで良さそうかな
鉄五郎:【あとは、イベントが起きそうな場所を寝床に設定する感じ?】
江夏:(夜中にイベントが起きそうな場所ってなるとアオイかROWA事務所かなあ
鉄五郎:【お金の問題で、一度帰って朝集合という考え方もあるがな!】
鉄五郎:【適当に宿とって、2,3時にちょっと深夜徘徊してみて、あさにGO?】
江夏:まずは時間スキップについてだな
江夏:少なくとも朝まではOKかな?
水面:一泊って方針かなー
ザキ:(相違ない
ザキ:(せっかくならヨメヨメで一泊してみる?
水面:(それ
江夏:(ありだな
鉄五郎:【深夜徘徊はしない方向?】
江夏:(なんもちゃんだった場合、タイムリミット直前(2時間くらい前?)までどうするか
ザキ:(深夜の散歩を一度はしてみてもいい)
鉄五郎:【なんもだったら、起きて以降、ビルの前で、パンとコーヒーもって張り込み?】
ザキ:(張り込みうーんだな
ザキ:(代替案が出るわけでないのが申し訳ないが)
江夏:(しかしROWA以外に動きがありそうなところがないのと
ザキ:(明日のビジョン計画について調べてみてもいいかもしれん
ザキ:(広告会社がビジョンのほうの内容も受け取ってる可能性ある)
江夏:(そこまで時間スキップするよりはし得なので
ザキ:(営業時間外だから今日手に入らなかった情報だしな
鉄五郎:【ディスプレイの管理会社に問い合わせてみるとか?】
江夏:(なるほど
水面:(ROWAが反社企業だという情報を掴んで明日のイベントを差し止めさせるのは
解決法に含まれてるかもしれん
江夏:(最良大型ディスプレイでの配信を止める事もできるかもしらんな
江夏:(サイサァも我らのような反乱分子の動向までは掴んでない可能性高いし
ザキ:(これもシナリオライターの視点になるんやけど)
江夏:(発信の要になる広告会社を押さえればワンチャン…
ザキ:(ほんとうにメタ的ですまんけど)
ザキ:(ビジョン配信はクライマックスで、かつライブ配信みたいな感じになるんじゃないだろうか」」
江夏:(ライブはあり得るなあ
ザキ:(俺らはそれに介入で解決チャンスがある そうなると)
ザキ:(配信計画はやはりほしいな
江夏:(では今のところは…ヨメヨメで一夜を過ごす→(広告会社の営業時間あたりで)起きたらあたる
ザキ:(せやな):

Chapter A-33 一泊
水面:(ヨメヨメ一泊で深夜ちょいぶらしてイベント次第
鉄五郎:【ママさんは顔効きそうだし、相談してみてもいいかもね】
【KP】:それじゃあ一泊します
ザキ:……
鉄五郎:【そこなら、どこどこの装置壊せば電源落とせるよとか】
江夏:せ、せまいぃ…
ザキ:寝苦しい…
水面:案外悪くない...
江夏:こんな所を宿泊施設として使う奴がいるのか…!?
ザキ:佑花の孤独が視点を共有できないということなら……
ザキ:それを解決できる人間は一人思い当たるな。
江夏:シャワー室にシャンプーも置いてない…!
水面:売店に売ってるよ
江夏:タオルも別売り…!?
鉄五郎:【なぜ個人部屋じゃないのか・・・】
江夏:ドンペリのせいで財布に数千円しかない…1
【KP】:個人部屋だろう・・w
水面:そりゃ誰が使ったかわかんないタオルなんて使いたくないでしょ
【KP】:フリータイム1800円
江夏:いや、ホテルとかだとホテルマンが自動で入れ替えてくれて・・
江夏:コンシュルジュはいないのか!
水面:まぁまぁ。私が買うからシェアしようよ。
ザキ:コンシェルジュがいる宿泊施設にフリスビーが投げ込まれるわけがないだろう
ザキ:疲れたので寝る……
水面:まったくもってその通りだ...
江夏:タオルのシェア…嘘だろ…
水面:修道院ではもっととんでもないものシェアされてたよ?
【KP】:じゃあ朝まで飛ばします
水面:【自主規制】とか【自主規制】とか...
江夏:なにがシェアされてたんだ…
【KP】:徘徊する人おるんだっけ
ザキ:(俺はいいや)
水面:(したい
江夏:(しない
ザキ:(イベントはあっても情報ではなさそう)
鉄五郎:【ビルの様子は見たい】
ザキ:(しいて言うならQRかな?)
ザキ:(でもこれ集めてたらポイントになるかもな)
【KP】:では水面と鉄五郎は外出します。
ザキ:(してみるか)
ザキ:(いやいいわ」
【KP】:ダイジェストでいいかな
水面:(おk
鉄五郎:【ええですよ】
江夏:(何が起こるんだろう
ザキ:(あまりなさそうや)
【KP】:鉄五郎は事務所の様子を見に行ったが、明かりが消える事はなかった
【KP】:水面はガードレールにQRコードが貼られてるのを発見した
江夏:(ブラックなことはわかったな!
【KP】:【QR4】


 プレイヤー資料3 QRコード4

 著:坂本雅之、アーカム・メンバーズ/
 「新クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2020」
 初版、KADOKAWA、2020年、130ページ

■一人だけなのが怖い。
 みんなと違うのが怖い。
 みんなが怖い。私が怖い。

ザキ:(うむ……)
鉄五郎:【一人だけなのが怖い。みんなと違うのが怖い。みんなが怖い。私が怖い。】
水面:同一である事の方が怖くない...?
ザキ:(とりあえずそれで朝?)
【KP】:だな
ザキ:おはよう……
ザキ:(DVDは無いか
鉄五郎:【ビルのほうは、ボヤを起こすとか、何かアクションしないと何も起こらない感じかなぁ】
水面:オハヨー
【KP】:ないな
ザキ:特に何もなかったな
江夏:思ったよりぐっすり寝れたな
水面:まぁQRコードみつけたくらい。
ザキ:またか。
【KP】:10月31日9:00になります
鉄五郎:【JOQR~♪】
ザキ:大体わかるぞ。また孤独を謳った内容だろう。
水面:まぁね。
ザキ:昨夜気づいたんだが……
ザキ:佑花を説得するキーパーソンは
ザキ:那須野が原かもしれんな
水面:え?
ザキ:お前だけが同じ視点を見ている
水面:なるほど...
江夏:巨人が見えてるのは見えないものが見得るヶ原だけだしなあ
ザキ:俺や鉄さんでは巨人が見えないんだ。
ザキ:まぁ、そういう状況になるかはわからんが
水面:いやでも心に留めとくよ
鉄五郎:ある意味で、水面さんが見えているということを、ゆかさんへ伝えることが、
一つのミッションになってるかもしれないですねぇ
【KP】:さて、どうする

Chapter A-34 10月31日
ザキ:一つ目は「自分にしか見えないもの」
ザキ:二つ目は「わかってないみんな」
ザキ:三つめも「気づいているのは私だけ」
ザキ:概ね刺さりそうな気はするが……
ザキ:ひとまず配信計画を調べよう
江夏:よし、件の広告業者だな
江夏:電話してみよう
水面:いこうか
【KP】:電話は繋がります
江夏:もしもし広告業者かねっ
【KP】:「何の御用でしょう」
江夏:今夜10じ、ROWAという会社から歌舞伎町巨大ディスプレイへの配信を頼まれているだろう?
【KP】:「その予定です」
江夏:その事について…そうだな…取材をちょっと事前に
【KP】:「取材等はお断りさせて頂いております」
江夏:む…
ザキ:手強いな
江夏:(電話口では威圧も無理そうだしなあ
江夏:(説得に代わってもらうか?
ザキ:まぁサプライズ企画だしな。吐露してしまうと信用にかかわるかもしれん……
水面:(説得になると反社であること暴露する形になるけど
江夏:しかし歌舞伎町の命運が懸かっている…
ザキ:うむ。どうアプローチするか……
ザキ:俺はこういうやり取りはどうも
江夏:私が脅してもいいが…電話口だと効果が薄い
ザキ:正面から言うしか思いつかないが
【KP】:電話口の相手は責任者でもなければROWAの社員でもないので、決定権はなく、
直接ROWAに電話を促される。
ザキ:そうするしかないか。
江夏:電話番号は誰か控えてたっけ
水面:(ということはこのルートは無いものなんかな
ザキ:(んーどうだろな)
江夏:(ROWAまでつなぐとボトルネックカット作戦は無理そうではあるなあ
ザキ:(いやでもROWAも)
ザキ:(この企画の拡大は見込んでるはずだよな)
ザキ:(でなけりゃバニラ街宣車とか出さんだろう」
江夏:(雑誌記者みたいなていで広めることを餌に接触はできるかもか
ザキ:(であればルアーは用意できるかもしれん)
ザキ:(芸能人もおる)
水面:(たしかに
江夏:ではお電話番号をお伺いできますか?
【KP】:OK、電話番号を入手した
江夏:ありがとうございました〜
ザキ:首尾はいい……
ザキ:どういう売り込み方で行くかだな
水面:(言いくるめがいねーんだよなぁ
水面:(常々思う嘘って便利だ
江夏:映像面はディスプレイでカバーできてるし、やはり文章面での拡大を推していくといいかな‥?
鉄五郎:ついったーのふぉろわーというんですかねぇ
鉄五郎:そういうのは江夏さんはやってないんですかねぇ
江夏:やってはいるけど…
江夏:女棋士に勝った時にざまぁするくらいにしか使ってない…
ザキ:街宣車になったらいいんじゃないか?
鉄五郎:元がネット媒体のものの広告でしょうし、拡散のアピールポイントにはなるんじゃないですかねぇ
江夏:え!?人間を車に!?
水面:え?
ザキ:そういう性癖もあるが比喩だ
ザキ:広告塔と言ったほうが適切かもしれん。
江夏:バニラにはバニラで対抗するということか
ザキ:あらゆる形で歌舞伎町内へ広報をしたがっているはずなんだ。
鉄五郎:【水面が見える理由とお茶飲んだ時の敏感になる意味が分かると
何かしら見える気がするんだけどなぁ】
鉄五郎:【さっぱり思いつかん】
ザキ:それならばこちらは有名店を借りよう。
ザキ:涼夜の名刺は貰っているよな。
江夏:あるよ
水面:(あとはドクロの存在意義が満たされてない気がするのも読みは納得がいってるけど
裏付けられたものではない
ザキ:エージェントもあれで歌舞伎町有数のホストクラブだ。
コネクションと言えるものか怪しいが、一応ある。
ザキ:開店の19時から配信の22時までの間にエージェント…最低でもポン引きの力を借りて
ザキ:俺たちで歌舞伎町に広報できると売り込もう
水面:(水面だけ見える理由はホントにわからんがシナリオ上
一人を生贄に捧げるシステムって言われても納得がいくな
江夏:(開始前のキメ打ちはまあありそう
鉄五郎:【そうなんだよね・・・】
ザキ:(いけにえに捧げるっていうかそのポジションの人間が一人は必要ってだけだと思う」
ザキ:(だからこそ、キーパーソンだと感じる」
鉄五郎:【あとは両親が何かしてる説もあるっちゃあるけど、あそこはもう何でもないんだろうし・・・】
ザキ:実際にビジョン配信の宣伝をするのも悪くはないだろう。その中に俺たちはワナを仕込めるしな。
江夏:攻める側になるのも悪くはないな

Chapter A-35 作戦
ザキ:歌舞伎町を舞台にしたドラマの予告編だとか言ってやればいいんだ。
作り物の映像に恐怖する人間は少ないだろう。
江夏:ああ、件の映像を
江夏:エージェント主催のフィクションにしてしまうという事か
水面:これらの計画は現実的に思えるけど
水面:喰いつかせ方が問題だと思う
ザキ:そうなる。フィクションということを伏せ、広報効果だけを言えば
水面:(言いくるめがいないという問題
ザキ:ROWA側にもメリットのある話のはずだ。
江夏:しかしどうだろうな、私はぞうを見た時…恥ずかしながら
ちょっとジョギングに行ってしまったのだが
水面:お化け怖いって言ってなかった?
江夏:ザキさんが悪い。
ザキ:まぁ、それは副次的効果に過ぎん。主な目的は初志通り配信内容の把握だ。最低でも場所は。
ザキ:え?
江夏:まるで小さな女の子だな(キリッ とか言ってたから…
江夏:そういうのが出てくると思ってたから…
鉄五郎:【まだネカフェにはいる、もしくは付近だよね?】
水面:うん。とかく配信内容の把握は目下最重要項目ではある。
ザキ:じゃあ……
【KP】:そうだね
ザキ:計画が成功したときは
鉄五郎:【ローワーティー買ってもよい?】
【KP】:いいよ
ザキ:「恐怖せずにはいられない本格ホラー」と喧伝するとしよう
江夏:(依存してる…!
鉄五郎:【1000円だっけ?】
水面:ハードルを上げておくのは良いね
【KP】:うn
鉄五郎:【眠気が覚めるって一応バフ効果もあるから、
いざってときのバフアイテムのいみもあるかなぁと
江夏:恐怖自体を織り込むということか…しかしどのみち巨人の成長は避けられない事にはなる
ザキ:「あなたはこの映画を見て、泣かずにはいられない……」と言われると
ザキ:泣けなくならないか?
【KP】:鉄五郎はローワーティーを買った。残金0円。
ザキ:(ひもじい)
水面:そういうときもあるし泣いちゃうときもある。
江夏:逆の逆にここぞってシーン見せられると弱る。
江夏:ひとまず無策よりはマシだが、やはり放映前になんとかするのが最良ではあるな
ザキ:ともあれ、売り込む内容を涼夜に相談してみるか。
最高ならクラブを、最悪でもポン引きのネットワークを借りれると有難い。
水面:では今日も動こう
江夏:今の時間に連絡つくかなあ
ザキ:寝ていないといいが。
水面:上客からの電話なら飛び起きて出そうだけど
水面:それくらい奮発した?
ザキ:あまり上客ではなかったな
江夏:ドンペリ一本と食べ物ちょっとくらいかな
江夏:いや、ドンペリ頼んだのはアオイだったか…もう記憶が…
ザキ:が、涼夜の愚痴を聞く程度には打ち解けられたと思う……が……
水面:お酒入ってたししょうがないね
江夏:スペシャルシャンパンっていうのがあったけどあれは
ザキ:俺もコミュニケーション弱者だしな……どうかな……
江夏:銘柄もよくわかんなかったしぼったくりな気がして頼まなかったなあ
ザキ:じゃあ……協力してくれたら今夜9時、エージェントで
スペシャルシャンパンを注文してやるというのはどうだ?涼夜名義でな。
江夏:現金がもうないんだけど… 次の週末くらいで‥
ザキ:決戦前だとしたらいい酒を飲むのも悪くない。全員で出せば足りるだろう。
ザキ:……足りるだろう……多分……
江夏:所持金点呼!
ザキ:ギリギリで足りる見込み
ザキ:41200円
江夏:12200円
水面:(昨晩売店で一泊お泊りセット買ったテイだけどそれいくらしたんだろう
【KP】:端折っていい
鉄五郎:私には何も期待しないで欲しいですねぇ
ザキ:(いって600円くらいじゃないかアメニティセット」
江夏:(あ、ネカフェの料金いれてなかったな
ザキ:そうだな
水面:4万5千円くらい
江夏:現在…10400円!はあああ!
ザキ:調度日々世話になっている鉄さんに我々が
ザキ:酒をおごる機会にもなるじゃないか?
江夏:昨日手当もしてもらったしな
鉄五郎:アオイさんに相談してみるのはダメですかねぇ
ザキ:そちらも当然当たろう
水面:うん。 いい案だと思う。
鉄五郎:彼が身を寄せていたということは、そういうところにも顔は広いでしょうし,
協力者を集められるかもしれないですねぇ
水面:つまり我々は端数の400円で今日の夜まで耐えねばならない!
江夏:ギリギリすぎる…

Chapter A-36 電話
水面:一人100円!
江夏:400円て
ザキ:ブタメンでも食おう
江夏:唐揚げすら買えないじゃないか…!
水面:作ればいいんですよ
水面:材料は捕まえればいいし
鉄五郎:最悪、あおいさん説得してパトロンになってもらいましょうねぇ・・・
【KP】:(シャンパンの値段しか計上してなくないか・・・?)
水面:(あ
ザキ:(そこはまけてくれ
江夏:(たしかに・・w
鉄五郎:【気づいてなかったのか・・】
ザキ:(ROWA側も報酬払ってくれるかもしれん」
水面:(まぁリソース管理も今回の楽しみ方の一つならまからん方が楽しめるのかもしれんw
江夏:(まずはそのへんを含めてROWAと交渉からいくか
ザキ:(一応エージェントとアオイに話しとおすのが先かなぁ」
江夏:(支払いは後だからそっちのがいいか
江夏:(最悪ヨシワラ…!
ザキ:(やりたいだけやん!)
水面:(ヨシワラに堕ちるなら江夏に堕ちてもらう。
水面:(水面は絶対に死守する
江夏:(雷上さん家ノ男性事情始まってしまう
水面:(オネショタ本かと思った!? 残念!! NTR本だよ!!
ザキ:(怒るぞ)
鉄五郎:【自ら体をささげるとは、聖職者の鏡だなぁ、性職者へ転職者ってか】
鉄五郎:では、電話の方お願いしますねぇ
ザキ:(切り時のほうから考えると)
ザキ:(さきROWA電話のほうがいい?)
ザキ:(別にそれからでもなんとかなる気がしてきた)
水面:(いいと思う
鉄五郎:【まぁ、別にはったりで、適当行っても良いだろうしね】
ザキ:じゃあ……
ザキ:かけるぞ
鉄五郎:【既成事実と事後承諾】
ザキ:俺は電話をかけるぞ
江夏:オッケー。
【KP】:ROWAに電話をします
ザキ:もしもし……
【KP】:「はい、株式会社ROWA」
ザキ:街宣車を見た者です。
ザキ:企画の内容に興味があるのですが……
ザキ:よろしければコラボなどさせていただければと……さる芸能人より……
【KP】:ブツリと電話が切れた。
ザキ:……
江夏:(なにっ
江夏:どうした?
ザキ:切られたな……
水面:え? 切れたの?
江夏:む…
江夏:コミュニケーション自体は断ってくるとは…
鉄五郎:【白い巨人が見えてるよって伝えるほうが興味ひける?】
江夏:(は→を
ザキ:言い方が悪かったのかもしれんが、ROWAに取り付くのは難しそうだ
水面:こんなありさまじゃあねぇ
鉄五郎:イベントについてはまったくもって反応しない方針なんですかねぇ
ザキ:しかし電話には出る……
江夏:そうなると物理的に叩くしかないか…?
水面:そもそも日が昇ったけど
水面:巨人まだ外に浮かんでるのかな
ザキ:イベントを妨害する方法はまだあるはずだ。
鉄五郎:巨人のことを伝えるか、末永さん当たりの話をするかで気を引けないですかねぇ
水面:ちょっと見てくる
江夏:見てきてくりゃれ
【KP】:浮かんでるな。昨日よりでかい。
水面:LINE@:膨らんでた
ザキ:どうだ?これが見えなくなってたら完全にお手上げだが
ザキ:育っているな……
江夏:むむ…指定動作の全実行の日は近い。
【KP】:頭がROWA事務所に向いてるのに気づいた。
鉄五郎:もしくは、サイサァに変われと直接言うか・・・
江夏:(なんだこの情報…
水面:おやぁあちらは...
ザキ:(うーむブッコミは全くプランが思いつかないのだが)
江夏:(正面切っては難しそうだが
江夏:(フロントあたりに一度いってみるのはありかも
ザキ:(でも電話でさえこれなら)
ザキ:(コミュニケーションという体は難しそうではないか」
江夏:(電話番はともかく、末永みたいのが居ないとは限らん
ザキ:(なるほど)
鉄五郎:【電話に出るのは特定のやつとの連絡のみって感じだと、暖簾に腕押しかぁ】
ザキ:(当たり前ですが)
水面:(白い空飛ぶ巨人がそっちに向かってるぞ逃げろ!って電話したらなんか反応しないかな
江夏:(時間余らせるよりは一度向かってみる価値はありそうだ
ザキ:(コンピュータ技能でビジョンに介入できたりは…しませんよね)
江夏:(UDK案件そう
鉄五郎:【こちらを敵として認識されてなければ、とりあえあずアクション見るって意味で、
中に入ってみるのは良いかもね】

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