シナリオ:「かえるのうた」
凛と月渚は梓沙の案内のもと、釜森寺を目指す。 |
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1.木多川商店 |
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![]() 御数木 梓紗:じゃあ、私たちは行こうか。 弟切 月渚:お世話になりますッ 弟切 月渚:歩きですか? 鬼怒 凛:よろしくー 御数木 梓紗:うん。たいした距離じゃないしね。 御数木 梓紗:そういえば、雑貨屋寄る?欲しいものあれば、大体はそろうと思うけど……… 鬼怒 凛:まぁ寄ってみようか 弟切 月渚:そうですね ![]() 牧野嶺:…… 牧野嶺:いってらっしゃい。 弟切 月渚:行ってきまーす 鬼怒 凛:・・・・ 御数木 梓紗:じゃ、まず雑貨屋と…… 御数木 梓紗:そのあと寺に行く感じでいい? 鬼怒 凛:うん 弟切 月渚:それで大体お昼にはなりそうですね 御数木 梓紗:おっけー KP:畦道を歩いて雑貨屋へ向かいます。 KP:目星をどうぞ 弟切 月渚:1D100 Cthulhu : (1D100) → 84 鬼怒 凛:1d100 mbs Cthulhu : (1D100) → 57 弟切 月渚:(高目星ポンコツ 鬼怒 凛:( KP:(なんもなくてワロタ 鬼怒 凛:(くねくねしてるTENちょんを目撃するかもしれん 弟切 月渚:(ここは秩父だったのか KP:すぐに雑貨屋に着きます。 KP:ここ、「木多川商店」は村で唯一の雑貨屋だ。面積は大きめのコンビニほどしかないが、この村で食品をはじめとした消耗品はほとんどすべてこの店で賄われている。 KP:品ぞろえは幅広く、日々の生活で使用しうる物品はここで仕入れられる。何か必要だと思ったならここで買い足すことができますよ。 御数木 梓紗:とりあえずお酒買っておく? 弟切 月渚:(いちおう武器買っておくかなあ 弟切 月渚:(ナイフくらいならあるやろう 鬼怒 凛:(この村独特の不思議な品揃えとかないかな 御数木 梓紗:(武器はオッケー、包丁程度なら手に入りますね) KP:名産の生ワサビなどはお土産にはもってこいでしょう。 弟切 月渚:(では包丁をAZSにバレないようこっそり買おう… KP:所持品に追加してください。 鬼怒 凛:ワサビ買っとくか・・・ 御数木 梓紗:コーヒー買っておこうかな。深夜までに眠くなったら困るし。 御数木 梓紗:こんなところでいい?じゃあ次に行こうか? 鬼怒 凛:OK 弟切 月渚:今日の儀式も深夜なんですっけ? 御数木 梓紗:うん、同じ時間。昼間に寝といた方がいいかもね。 弟切 月渚:了解です 弟切 月渚:行きましょう |
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2.釜森寺 |
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KP:では、道を迂回して、梓紗は川を避けながら釜森寺へ向かい、二人はそれについて行きます。 KP:山の斜面に面して鳥居が立っている。鳥居の先には舗装された石段が、この上にある釜森寺へと続いているようだ。 108の階段を登りきった参拝者には祈願成就の後利益があることが、鳥居横に立てられた看板へ書かれていた。 鬼怒 凛:ガマねぇ 御数木 梓紗:そー、車で来ても結局ここからがね。 御数木 梓紗:結構しんどいよ。登る? 弟切 月渚:108… 鬼怒 凛:いくか 弟切 月渚:が、頑張りましょう! 鬼怒 凛:(108 1900 御数木 梓紗:ちなみにね、この階段…… 御数木 梓紗:その日に一番最初に登った人にこそ祈願成就のご加護があるんだって。 御数木 梓紗:じゃ、お先! 鬼怒 凛:なにぃ 弟切 月渚:その日の一番最s…あっ 御数木 梓紗:と言って、梓紗は階段を登り始めます。 鬼怒 凛:負けんぞ! 弟切 月渚:(DEXに自信ネキ! 弟切 月渚:私も! 鬼怒 凛:(夜明け前に有田とかが登ってそう 弟切 月渚:(草 KP:じゃあ1d100振って、その値からDEXx5を減算しましょう。 KP:低い人が勝ち 鬼怒 凛:1d100 Cthulhu : (1D100) → 1 弟切 月渚:1d100 Cthulhu : (1D100) → 79 弟切 月渚:(fa KP:本気で草 弟切 月渚:(無敵やんけ 鬼怒 凛:おりゃああああ 弟切 月渚:は、速… 弟切 月渚:流石先輩だ! KP:梓紗のロールいらんくらい凛がぶっちぎりで到着しますね。 KP:階段を登り切った場所は木陰になっており、道中で火照った体を冷ますがごとく涼しい風が吹いている。 弟切 月渚:ハァハァ…
典善:住職が境内の落ち葉を掃除しており、こちらに気づくと会釈をしますね。 典善:おはようございます。 弟切 月渚:(強そう 鬼怒 凛:(HMJMさんや 鬼怒 凛:・・・おはよう 弟切 月渚:おはようございます 弟切 月渚:(発勁とか使いそう 御数木 梓紗:あ、典善さん。夕べはどうも。 御数木 梓紗:今夜もまたよろしくお願いします、と梓紗は頭を下げます。 鬼怒 凛:(てんぜん… 弟切 月渚:(TEN膳‥ 弟切 月渚:弟切月渚です よろしくお願いします~ 鬼怒 凛:・・・今夜の儀式はここで? 典善:いえ、またお宅へ伺いますよ。 典善:皆さんは観光に? 鬼怒 凛:まぁね・・・ 弟切 月渚:多分そう部分的にそう 典善:「でしたら、ぜひあちらへ」と寺の離れにあるお堂を指さす。 弟切 月渚:どちら? KP:階段からそのまま踏み石がお堂まで続いており、参拝客のために開放されているようだ。 鬼怒 凛:行ってみようか 弟切 月渚:はい KP:足を踏み入れれば、なるほどお堂は立派なつくりだ。 KP:「歴史」に成功した人間はこのお堂の造りから宗教的背景を読み解くことができる。 鬼怒 凛:1d100 rks Cthulhu : (1D100) → 94 鬼怒 凛:(この体たらく 弟切 月渚:(れ、歴史と言われても…どうかな… KP:(しょっぺぇ) KP:せやな、人類学でも行けるかな 弟切 月渚:1D100 人類学 Cthulhu : (1D100) → 3 弟切 月渚:(やったぜ KP:すっげ 鬼怒 凛:(歴史でもいけたな・・w
弟切 月渚:ああーこれあれですよ、和洋折衷のお寺と神社版の…アレ 鬼怒 凛:つまり? 弟切 月渚:最近作られたっぽいってことですね 弟切 月渚:最近といっても和洋折衷のお寺と神社版のアレがあったくらいの最近ですけど 御数木 梓紗:くわしいなぁ。 弟切 月渚:いやまあ…えーとそうだ神仏習合。 KP:さて、お堂の中にはいくつかの展示物があるが、一際目を引くのは壇上に飾られた鈴だろう。この雛壇は奥行き3mくらいの空間になっており、その中心に一つの鈴が置かれている。 弟切 月渚:それがパッと頭に出てこない程度には詳しくはないんですけど… KP:人が潜めるほどに薄暗いこの場所で、鈴は爛々と輝いている。 鬼怒 凛:あれは・・・? KP:傍らの文字盤がこの鈴の伝承を語っている。内容は以下のようなものだ。 弟切 月渚:鈴ですね…?
弟切 月渚:治水の伝説ですかあ~ 御数木 梓紗:戸黒山ってのはこの近くの山なんだ。今は立ち入り禁止だけどね。 弟切 月渚:山に入定… 鬼怒 凛:ふぅん… 弟切 月渚:そのへんが伝わって外からだと山姥みたいな話につながったんですかね? 弟切 月渚:… 鬼怒 凛:住職なら何か知ってたりするのかな 鬼怒 凛:なんか山姥のやの字も見えないから不思議だな 弟切 月渚:勝者の歴史的にいい話風にはなってても、実際は"よそ者を生贄に捧げた"くらいでも不思議じゃあないですよね 弟切 月渚:そのへんをハタから見て山姥伝説が村の外で作られててもおかしくないなって 御数木 梓紗:そうかもね。 KP:凛と月渚は聞き耳を…… 鬼怒 凛:1d100 Cthulhu : (1D100) → 1 弟切 月渚:1d100 Cthulhu : (1D100) → 21
弟切 月渚:え…? 弟切 月渚:な、なに今の笑い声! |
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3.闖入者 |
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鬼怒 凛:覗くか 弟切 月渚:(かけ寄れれば駆け寄ってみよう 鬼怒 凛:ルーナGO KP:工藤ムーブで草 弟切 月渚:合点! KP:月渚が駆け寄ると、お堂の薄暗い空間から子供が現れます。 弟切 月渚:子供…!? 茨木ひすい:ちょ、ちょっと待って!
弟切 月渚:ウサギ…!? 鬼怒 凛:なにしてたんだぁ? 弟切 月渚:貴女は……? 茨木ひすい:いやあちょっと、学校ではやっててぇ…… 茨木ひすい:怖い話集めるの。お寺ってそういう昔話いっぱいあるでしょ? 弟切 月渚:怖い話を集めるためにお堂に隠れるって 弟切 月渚:よくあることなんですか? 茨木ひすい:いや、お姉ちゃん達が急に入ってきたから…… 鬼怒 凛:それで、その昔話ってのは? 茨木ひすい:私たちネット世代だから~ 茨木ひすい:この辺って人食いの鬼がいるって話見つけたんだよ。 茨木ひすい:でも、大人はそんな話ないって。 茨木ひすい:住職さんに聞いてもすっごい怒られた。 弟切 月渚:やっぱりそういう事みたいですね 鬼怒 凛:なるほど 鬼怒 凛:大人は何かを隠しているんだ・・・! 茨木ひすい:絶対そうでしょ? 茨木ひすい:ユーレイの話は大人も皆知ってるって言うけど~…… 弟切 月渚:幽霊の話? 鬼怒 凛:どんな話? 茨木ひすい:私的には絶対、人喰い鬼の話を見つけてやろうと思ってるんだよね。 茨木ひすい:ええとね…… 茨木ひすい:雨と幽霊の話がいっぱいあるんだ。 茨木ひすい:雨の日に、ぬれたまま家に上がると幽霊が入ってくるとか。 弟切 月渚:ははあ先の話とも一致しますね 茨木ひすい:雨の日に池や川を覗くと自分じゃないものがうつりこむとか。 茨木ひすい:雨の日に田んぼを見ると死んだはずの人が歩いていることがあるとか。 弟切 月渚:えーとウサギ?ちゃん? 多分その話は人食い鬼と一致しているんです 鬼怒 凛:ほう? KP:ここなら表でもいいか KP:人類学をどうぞ 弟切 月渚:1d100 人類学 Cthulhu : (1D100) → 80 KP:だめでした 弟切 月渚:(はいダメー 弟切 月渚:(揺り戻しがきたな ![]() 御数木 梓紗:私も子供の頃よく聞いたよ、そういう話。 御数木 梓紗:ようは、雨の日に池や川のぞき込んでるとあぶない、っていう寓話なんだよそれ。 御数木 梓紗:子供が怖がっていて、それが教訓として生きてれば正解ってことだよ。 弟切 月渚:時間に遅れるとおにはちを見るぞ、みたいなヤツですね 茨木ひすい:えーー、なんかつまんないなぁ。 鬼怒 凛:寓話ね・・・ 弟切 月渚:でもそうなると昨日の儀式は… 弟切 月渚:いや、やめておきましょう まだ確信がない…!(ドヤ 鬼怒 凛:あ、ちょい待ち 鬼怒 凛:この子がここにいるって事は、あたし1番乗りじゃなくない? 弟切 月渚:ほんとうだ 弟切 月渚:なんてことを… 弟切 月渚:なんてことを! 茨木ひすい:残念だったね~。多分今日はわたし。 鬼怒 凛:おのれぇ~ 御数木 梓紗:ちなみに、何をお祈りするつもりだったの? 弟切 月渚:… 弟切 月渚:願いが叶いますようにって願うつもりでした 鬼怒 凛:ナイショ 鬼怒 凛:ウサギちゃんは? 茨木ひすい:え、特に何もないけど。 鬼怒 凛:おまえー! 茨木ひすい:代わりにねがっとこうか? 茨木ひすい:住職さんに黙っててくれるなら。 弟切 月渚:えぇ… 弟切 月渚:ウサギちゃんは、まずこの村の子なの…? 茨木ひすい:そうだよ? 弟切 月渚:怪談好きのよその子というわけではなかったか… 弟切 月渚:ウサギちゃんを除くと先についたのは先輩のほうなので 弟切 月渚:ウサギちゃんに聞かれてもいいならささ‥願いを…! 鬼怒 凛:じゃあ KP:ふたりは黙って手を合わせ、寺社へ祈りを捧げます。
御数木 梓紗:じゃ、そろそろ行く? 弟切 月渚:そうしましょっか 鬼怒 凛:うん KP:では……… KP:来た道、長い階段をもう一度下っていきます。 御数木 梓紗:他に何かみたい場所ある? 御数木 梓紗:なければいったん帰ろうか?
鬼怒 凛:ゾクッ 鬼怒 凛:・・・そうだね 弟切 月渚:え 弟切 月渚:まあいい時間ですし一旦食堂で合流します? 御数木 梓紗:あ、食堂に向かうんだっけ? 弟切 月渚:そうそうおそばを 御数木 梓紗:じゃ、誰かLINEしてあげなよ。 弟切 月渚:そういえば時間わかったら連絡してくれって話でしたっけね 弟切 月渚:「集合!」のラインスタンプを 鬼怒 凛:「これからそば屋向かうぞ」と…… 御数木 梓紗:あの二人家で何やってるんだろうね?昨夜よっぽど疲れたのかな。 |
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