シナリオ:「かえるのうた」

3-5  4-2A 雨に詠む
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突然の豪雨に見舞われ、ひとまず御数木家へ避難を図る四人。


1.雨の中の亡霊
 


KP:大雨に振られひとまず竹林から避難する一行は、雨のそぼ降る中、水田の果てに人影を見ます。
牧野嶺:それは、槙野嶺でした。
牧野嶺:傘ひとつさすこともなく着の身着のままで大雨の中水辺に立つ姿は、どこかうつしよ離れした光景です。
KP:(CM前と後で微妙にナレーションが違うリアルさを感じてほしい)
弟切 月渚:…!?
弟切 月渚:あっ
鬼怒 凛:何してんだ・・?
木畑 多朗:どうしたんだろう傘もささずに...
弟切 月渚:声掛けてみます…?
鬼怒 凛:そうだな・・・
弟切 月渚:あ、あのお…?牧野さん…?
鬼怒 凛:おい、嶺、なにしてるんだ?
鬼怒 凛:風邪ひいちゃうぞ
弟切 月渚:はやく屋敷に戻りましょう
木畑 多朗:とりあえず俺の上着でもかぶせるか...
木畑 多朗:もうぬれてっけど。
木畑 多朗:おーい屋敷に帰ろう。
牧野嶺:槙野はこちらを一瞥します。
牧野嶺:……ここにいたんですね。
牧野嶺:すみません、お酒は買えませんでした。
木畑 多朗:まぁないならいいよ。
牧野嶺:戻ってきたら二人とも居なかったので、何かがあったものかと……
有田 楠生:【戻ってから会ってなかったのか】
木畑 多朗:そーいや会えずじまいだったな
有田 楠生:それでわざわざ探しに来てくれたのか
有田 楠生:なんか申し訳なかったな
牧野嶺:急に雨が降り出すので心配していました。
木畑 多朗:山村だし天気が変わりやすいのかもなー
弟切 月渚:とりあえずミカズキ家に戻りましょう
弟切 月渚:みんな風邪ひいちゃいますよ!
牧野嶺:そうですね……
鬼怒 凛:・・・
弟切 月渚:服が透けちゃう…!
鬼怒 凛:(グッ!
KP:雨の勢いは強くなる一方だ。雨水は体温を奪い、夏も近いというのに身震いしてくる。
KP:行き先は御数木家へ?
有田 楠生:【池の方いっていいかな?】
有田 楠生:【どうせ濡れてるし,潜って取りに行くなら今かなと】
鬼怒 凛:(まだ昼だしなぁ
弟切 月渚:(ミカズキ家で…って思ったけど池っていうと
KP:いまこのへんですね(竹林~家間)
弟切 月渚:(キバターに捨てられた荷物を取りに行くということか
有田 楠生:【うむす】
木畑 多朗:(でもあれな
KP:池はどの道家ですね
弟切 月渚:(あ、その池なんだ…w
有田 楠生:【一人で行っても良いし、みんながついてきてもいい】
木畑 多朗:池に毒放流しちまってんねんw
鬼怒 凛:(死ぬwww
弟切 月渚:(毒持ってたならそういうことに・・w
有田 楠生:【えぇ・・・・】
弟切 月渚:(スキットル開けて流したということか
有田 楠生:【蓋開けて中身流したの・・・?】
KP:(水黽かわいそう)
弟切 月渚:(水黽(あめんぼ) こう書くんだ…
木畑 多朗:(これはPCとして発言しておくか...
木畑 多朗:すまんがよくわからん毒が悪用されるのが怖くて池に全部流した。
弟切 月渚:そのほうが怖くないですか???
木畑 多朗:あの池がどーなってるかは知らんが近づいたらやべーのか?
木畑 多朗:ワンチャン儀式的なやつ妨害できるかもとか考えて...

有田 楠生:【まぁ池で十分薄まってるし大丈夫という考え方も・・・】
弟切 月渚:今日の儀式もあそこでやるんでしたっけ
鬼怒 凛:(たしかそう
有田 楠生:【むしろ今日が本番?】
木畑 多朗:いやでも井戸に流すとかよりは断然マシな処分法だと思わんか?
鬼怒 凛:地面じゃ駄目だったの?
木畑 多朗:川とかも水田に使うだろうし...
弟切 月渚:有田先輩の持ってた毒が皮膚接触でも死ぬくらいのやつならあの池が殺人兵器に…
有田 楠生:キヌ・・・追い詰めるのはやめるんだ・・・
有田 楠生:正論パンチはかわいそうだ・・・
弟切 月渚:す、水銀とかなら地面でもだめだし…ウン
有田 楠生:にしてもそれなら猶更池の様子見てくるよ
有田 楠生:専門ではないしろ、ある程度危険性はわかるだろうから
木畑 多朗:うーんじゃあなんか下手に毒吸って倒れられても困るから俺も行くよ
弟切 月渚:まあ、車のキーがないとしんどいですし…
弟切 月渚:ひとまず我々女性陣は一足お先にシャワーを頂きましょう!
木畑 多朗:おう風呂あっためといてくれ
鬼怒 凛:じゃあ家に戻ろうか
弟切 月渚:時間の節約として二人一緒に入りましょうね!
KP:では4人は駆け足で御数木家へ帰ります。

 


木畑 多朗:ナビゲート凶 1d100 → 93
KP:クソスキル
木畑 多朗:まじこれ
木畑 多朗:オオカミに用意されてるギミックが一つも発動しないのはそれはそれで企画がかわいそう
KP:かなり大爆笑
木畑 多朗:今後多少の分割でも殺せるチャンスがあったら窓わけてもらえんか
木畑 多朗:もう直接殺さないとどーにもならん


KP:足元はひどくぬかるんでおり、跳ねた泥と雨で全身が汚れてしまいました。
弟切 月渚:ヒーー
KP:玄関の戸を開き、ようやく降りしきる雨から身を隠すことができました。
KP:戸は開いていますが、家の中からの返答はないようでした。雨が瓦屋根を叩く音だけが聞こえてきます。

有田 楠生:牧野さん,この家にロープか何かあったりしないかな?あとゴーグルとか
牧野嶺:……ロープですか?あまり使う用事がないですから……
牧野嶺:一応、探してみましょうか。
牧野嶺:槙野は体をふくこともせず、水浸しのまま屋内へ進んでいく。
弟切 月渚:(お、見取り図たすかる
KP:(見取り図を置きました)

 

KP:
そして、しばらくの後、突き当り右手の部屋から槙野嶺が帰ってきます。その手は空手だ。
牧野嶺:すみません、無かったみたいです。
有田 楠生:【思いのほか池がすぐそこだった】
有田 楠生:それは残念・・・
弟切 月渚:毒の池にダイブするしか…


 
鬼怒 凛:編集者にLINEで連絡とってみるか
鬼怒 凛:主に生存確認的なやつを
KP:了解。当たり障りのないあいさつであれば、適当な返信が帰ってきますね。
KP:事件についてわかりましたか?と仕事熱心な様子です。
鬼怒 凛:(ほならまだ生きてるな・・・)
鬼怒 凛:バイク奪われたのかと思ったが
KP:バイクは持ってるようですよ。雨が止んだら一度町のホテルに帰ることも考えてる、と言ってます。
鬼怒 凛:うーん、帰ってほしくないなぁ…

 
2.雨中

 
鬼怒 凛:
そういやアズサは隣町に行ってるんだっけか
弟切 月渚:ミカズキ先輩、仮眠してるんじゃなかったでしたっけ
鬼怒 凛:た、タオルは・・・
鬼怒 凛:ん、皆にはメール来てないのか
弟切 月渚:え、なんか連絡があったんですか
弟切 月渚:しょうがないので我々でお風呂に向かいましょう…(びちゃびちゃ
鬼怒 凛:儀式に参加してもらう婆さんが倒れたから、バイクで隣町の病院に連れてくって
牧野嶺:え……梓沙がバイクで?
有田 楠生:え?皆はメールが受信できる現代の利器をお持ちなんですか?

鬼怒 凛:うん
鬼怒 凛:バイク乗れたんだねあの子
有田 楠生:とりあえず池見行くよ
木畑 多朗:(有田についていく形で
KP:
了解。有田・木畑は池を覗きに行きます。

 

有田 楠生:薬学振ったら池に飛び込んでも大丈夫かわかっていいかな?
KP:うん 池の毒性について調査できる
有田 楠生:振って良いかな?
KP:いいよ ダイスボット兄貴に祈れ
有田 楠生:1d100>68
有田 楠生:わからず!
KP:悲しい



KP:月渚は風呂?
弟切 月渚:(はい
鬼怒 凛:自室に戻ろうかな

 
鬼怒 凛男どもを見張るか

KP:では、池の前に立つ二人の横を傘を差した嶺が通りかかります。
牧野嶺:すみません、ちょっとお寺に車を出してもらうようにいってきます。大雨ですし、帰りがバイクでは危ないでしょうから。
木畑 多朗:あぁ確かに
有田 楠生:了解、気を付けて行っておいで
鬼怒 凛:車じゃ道通れないぞー
鬼怒 凛:倒木で塞がってるからー
KP:凛が二階の部屋から窓越しに声を掛けました。
牧野嶺:嶺は「倒木は先ほど撤去されたみたいです」と返答します。
弟切 月渚:(そういえばそんな話もあったな 
鬼怒 凛:あ、そうなんだ
鬼怒 凛:(帰ろうぜ!
木畑 多朗:じゃあもう車さえあれば帰ろうと思えば帰れるのか
木畑 多朗:なんかちょっと安心したな
弟切 月渚:(有田のキーが…!
牧野嶺:嶺はそのまま敷地を出ていこうとしますね。


鬼怒 凛:嶺を追いかけるか
鬼怒 凛:あ、窓から嶺の姿はまだ視認できる?
鬼怒 凛:できるなら追いつけそうだから追うか
KP:しばらく見るっていう意味では、100mくらい敷地を出ていくあたりまでは間違いなく視認できるな
鬼怒 凛:じゃあ追いつけそうではあるな
KP:雨の勢いが強く視界が悪いから、そこからどこへ向かったかは視認しきれない
鬼怒 凛:ううむ
KP:追跡等あればいけるかもだが、技能的にルーナの協力はいるな
鬼怒 凛:小野田クンに道路交通状況を聞くか。
KP:倒木が撤去されたのは確かなようですね。
大雨が夜まで降りやまないようなら、身内に迎えに来てもらうことも視野に入れてるとのことです。
鬼怒 凛:我らの車が使えなくなった旨を伝えて、別のネタを提供するからという事で一緒に乗せてもらえないかな?
KP:じゃあ、車で迎えに来てくれる場合は可能な範囲で便乗しても構わないと返答してくれます。



有田 楠生:まぁ、その車を使えなくしたのは・・・・
有田 楠生:何も言うまい・・・
鬼怒 凛:キバター!おまえ鍵とってこい!
木畑 多朗:え、これ俺潜るの無理なんだが...
鬼怒 凛:おまえが捨てたんだろうがー!
木畑 多朗:しかも水深1M以上あるんだぞ....
鬼怒 凛:1メガはやべーな!
弟切 月渚:(いちめがって言われるとめちゃくちゃ深そうだな
木畑 多朗:いやしかし変なもん持ち込んだのは俺の責任では...
鬼怒 凛:(というか、寺で車借りるなら一緒に乗せてもらえば・・・?
有田 楠生:あとは、ネットで検索でもしながら、鍵なくてもエンジンかけれるように改造するか・・・
弟切 月渚:(直接配線つなぐヤツ!
有田 楠生:とりあえず木畑はJ〇Sに電話でもしておきないさい
木畑 多朗:う、うむ...
弟切 月渚:(ただ本当に倒木が撤去されてるのか謎だな
KP:ひとまず敷地内は他に誰もいなくなったので、それぞれのシーンを処理していこか
弟切 月渚:(AZSはもともと信用できないし隣町にいったかどうか自体が怪しい
木畑 多朗:(あれって雑なクローズドサークルアピールだと思ったんだが
木畑 多朗:(このタイミングで撤去されてんのは謎
鬼怒 凛:(うーむ…
弟切 月渚:(俺もそう思ったので
弟切 月渚:(撤去された事自体が嘘なのはあり得る
有田 楠生:【メールで儀式の前に逃げろってあったし、選ぶなら今だぞ(なお車が動けば)って事かと】
木畑 多朗:(俺を攻撃するのはやめるんだ!
弟切 月渚:(ウーンしかし本当に逃がすような設計になってるか??
木畑 多朗:(どのみち車はなんかのイベントでおしゃかになるハズだったもんが俺の行動に乗じられたかもしれんなw
弟切 月渚:(あとクロが混じってるって情報だけ最初からPLにはあるけど、クロが村サイドなのか村とも関係ないただのシリアルキラーなのかもわかんないんだよな…w
鬼怒 凛:(関係ない気がしてるんだよな
有田 楠生:【大体目星ついてるしな】
弟切 月渚:(俺も村サイドとは関係なさそうかなって思っている
木畑 多朗:(どの程度のクロなのかもわからん 殺人大好きサイコ野郎なのか なんか事情のあるできれば誰も死んでほしくないヤツなのかとかも
弟切 月渚:(村と関係ないなら殺人大好きサイコ野郎以外にない気がする・・w
有田 楠生:【そういえば、誰か家の探索はした?】
弟切 月渚:(全然しとらんな
鬼怒 凛:このタイミングでしとくか
木畑 多朗:(俺がしたけどなんも見つからんかった
鬼怒 凛:(例の写真は?
弟切 月渚:(この後は家探索しとくか、嶺追跡するかかなあ
木畑 多朗:(玄関のやつなら俺に気付くことはなかった
鬼怒 凛:(最初に伏せられた写真はあった?
有田 楠生:【記者さんと連絡先交換してるなら、例の写真を写メって送ってみるとか?】
鬼怒 凛:(嶺の写真の確認をする(我だけ見れなかったので)
KP:凛はリビングに立ち入ります。電話棚の上には写真立てが一つ飾られている。

 

鬼怒 凛:これか・・・
KP:この家の庭に、男の子が一人と女の子が一人立ち並んでいます。とても仲がよさそうに見えます。
背景に隣の家も映っていますが、今ほど荒れてはいないようで生活感を感じられます。



 
鬼怒 凛:男の子の面影などに見覚えは・・・?
KP:うーむ アイデアをどうぞ
鬼怒 凛:1d100→59
KP:そうですね。子供の顔は変わりやすいものの、今も生きていれば自分たちの年齢と同じぐらいだろうと推測できます。
鬼怒 凛:ヒエ~


鬼怒 凛:(嶺の追跡・・・する?
木畑 多朗:(どちらかというとしたい派かなー
弟切 月渚:(家さがしか追跡かだな
鬼怒 凛:(車はもう諦めろ!
木畑 多朗:(というかなんでこのタイミングで脱出できるようになってるのかが気持ち悪い派
有田 楠生:【濡れてる間に、外を探索したいかな】
鬼怒 凛:(夜になったらDEATHるのでは
有田 楠生:【池の周りに儀式に関するものあるかもしれんし】
鬼怒 凛:(チェイスに移行するのかも
弟切 月渚:(脱出は実際できたとして、それで助かるとしても
有田 楠生:【というか,個人的には一緒に風呂入りたいく無いから・・・木畑に先に風呂入ってもらってその間外探索したい】
有田 楠生:【木畑外見たいなら逆でもいいけど】
弟切 月渚:(そのような面白くない設計になっているか?という話で最初から考えてないな…
弟切 月渚:(有田の荷物にクライマックスに必要な武器等が他にあるなら池ドボーンして取りに行ってもらってもいいんだが
弟切 月渚:(毒は大丈夫な判定なのかな‥?w
有田 楠生:【追跡するなら、追跡持ってる人が逝った方が良いのでは?】
木畑 多朗:(わからん...
鬼怒 凛:(そんなリスク侵さなくてもよかないか・・w
木畑 多朗:(でも持ち込んだ本人曰くかなりやべーやつらしい
有田 楠生:【車のキーくらいしか重要なもの無いのでは?スマフォはまぁ・・・】
鬼怒 凛:(ウランかな?
弟切 月渚:(本人がそういうなら少なくとも回収の必要はないな・・w
有田 楠生:【荷物は出せれば出したくくらいだからええよ】
弟切 月渚:(あとは追跡だが、みんなで家探しできるタイミングもここだ
有田 楠生:【どうせ水でやられて・・・出したところで・・・スマフォは息してないんだ・・・】
弟切 月渚:(追跡を持っている者が追跡をし、目星を持っている者が家探s…
弟切 月渚:(月渚を2つに分割できんか??
有田 楠生:【目星と追跡が一か所だったっか】
鬼怒 凛:(出来れば固まって行動したい
有田 楠生:【だとしたら、追跡の方が重要っぽそう】
木畑 多朗:(俺は嶺追跡派
弟切 月渚:(どちらかというと俺も嶺追跡なんだが
有田 楠生:【僕は,誰か戻ってきて情報出る可能性もあるし,残る人いた方が良い派】
弟切 月渚:(この家に情報は十分ありそうなんだよな
有田 楠生:【ついでにその間で家探し】
鬼怒 凛:(キバターが家探ししたんじゃないの?
弟切 月渚:(どのくらいしたんや?
木畑 多朗:(なんもみつからんかったけど 探す奴が違えば出てくる情報が違いそうとは思う
弟切 月渚:(まあ、そういう感じだ俺も
鬼怒 凛:(なんもとは、全ての部屋を探して?
木畑 多朗:(蕎麦集合の連絡が来るまで1F片っ端からあけてったくらい
弟切 月渚:(つまり少なくとも2Fの男女部屋の隣んとこだけクローズか‥
弟切 月渚:(AZSとMNがなんかいい争いしてたっぽいとこ

 

弟切 月渚:(なので嶺の寝床部屋かなんかかな
弟切 月渚:(嶺が入ってってAZSがいたみたいだったからAZSのほうかもしれんけど
有田 楠生:【牧野も住人ではないし、そっちの寝る部屋かな?】
有田 楠生:【とりあえず、追跡はした方が良いと思うけど、残る人もいた方が良い派】
弟切 月渚:(追跡、仮にしないとして…しない場合ネックになるのは
木畑 多朗:(どーする有田一人に任す?
鬼怒 凛:(追跡といっても、建前上、行き先は寺という事だし
弟切 月渚:(AZSと嶺がどこいったかわからんくなるくらいよね
弟切 月渚:(嶺がどこいったかわからんのは家探しに時間を使うと寺ついて車出して行っちゃう、とこまでを想定しているけど
鬼怒 凛:(少し家探しして、その後ダッシュで寺行けばハチ会えるかも? いなければウソをついていたと・・・
弟切 月渚:(寺行って車借りる、までは本当の可能性もある
弟切 月渚:(隣町の病院に爺さん連れてった、は嘘だと思ってるけど
弟切 月渚:(AZSがどこに行ったか?がわかる事で得られる情報のほうが
弟切 月渚:(家探しより大きいかな…?
木畑 多朗:(俺もおおむねそんな雰囲気
鬼怒 凛:(家探しは最悪、家人がいても何とかなるしなぁ
弟切 月渚:(あとは嶺がどういう立ち位置なのか…
木畑 多朗:(このタイミングで隣町に行けるようになったのには意味がある あるいは隣町に行けないのに行くといった嘘には意味がある どちらでも情報が得られると思ってる
鬼怒 凛:(全員で行こう)
弟切 月渚:(ええぞ
有田 楠生:【全員で動く必要ある?】
木畑 多朗:(誰が何するかわからん怖さ。
鬼怒 凛:(バラバラにしたくないため
弟切 月渚:(嶺がAZSが本当にいった場所を知ってて何らかの意図で追っかけてくならそのままクライマックス始まる可能性も
木畑 多朗:(あー確かに
鬼怒 凛:(多い方がスキルの幅がでるというのが1つと
鬼怒 凛:(仮に2:2にしたとして、●が片方にいたら自分の力のみで状況を打開しなくてはならなくなる
弟切 月渚:(先の言い争いだと 嶺:いい人なのに… AZS:邪魔しないで! 側だと思うので
鬼怒 凛:(それらのリスクを抱えた上で個人行動するメリットある?
弟切 月渚:(クロがどのくらいクロかわからんから
有田 楠生:【純粋に情報拾える範囲が広がる】
鬼怒 凛:(それが天秤に釣り合ってない気がするんよな
弟切 月渚:(メリットはあるんだけど殺られるリスクに見合うかっていわれるとそうではないとはなるんだけど
有田 楠生:【夜の儀式がメインなら,やっぱり現場周辺に何も無い事は無いと思うし】
木畑 多朗:(いや有田の意見も普段なら納得できるんだが今回に限っては人を一人にしたくなんよな
弟切 月渚:(二人組でクロに殺られるなら
弟切 月渚:(少なくとも既に殺られてる気がするんだよな
弟切 月渚:(ただクライマックスならともかく序盤で二人組キルしちゃうと詰んじゃうからか
弟切 月渚:(そろそろ頃合いと見られたら事件がおこるかもしれへんな…
鬼怒 凛:(かなり怪しいからな生き残った方が


鬼怒 凛:真心理学ってPL発言に対してはできないんやっけ?
KP:そうなのだ。PC発言として引き出してもらう必要があるな)


KP:会議も長引きそうだし、月渚もそろそろ風呂から上がって屋内の一か所に合流してもらいますか。
KP:PL会話であるよりPC会話で相談したほうが、今回の場合味も出ると思うので…
弟切 月渚:(OK風呂から上がったていでいこう
 
3.会議

   
 
木畑 多朗:有田― 体冷えるし一旦屋敷上がろう
木畑 多朗:この池を潜るのは俺でも無理だ。
有田 楠生:おう
鬼怒 凛:タオルもってきたぞ。使うか?
KP:問題なければリビングあたりの設定で。
KP:飯食ったところだな
弟切 月渚:さてどうしましょう…牧野さんを追いますか…!?
鬼怒 凛:追おう
木畑 多朗:俺は嶺さんを追いかけたいな
弟切 月渚:追跡なら任せてください! 外出るとまた濡れ濡れになっちゃいますけど…
鬼怒 凛:もうしょうがない
有田 楠生:追った方が良いとは思うが,それは任せたいな
鬼怒 凛:どうしてだ?
有田 楠生:俺はもう少しこの辺調べながら待ってるよ
弟切 月渚:え、有田先輩残るんですか…!?
弟切 月渚:知ってますよそういうの!
有田 楠生:儀式に関して何か見落としがあるかもしれないし,全員が家を空けたタイミングで,儀式の準備で誰か戻ってくるかもしれないしな
弟切 月渚:死亡フラグって言うんですよ!
木畑 多朗:し、死ぬのか...
鬼怒 凛:誰か戻ってきた場合、お前1人でなんとかできるのか?
有田 楠生:短い人生だったな・・・
弟切 月渚:たしかに家人は戻ってくる可能性あるんですけどそういえばこの家
有田 楠生:俺たちは一応ゲストって扱いだしな,儀式前に自分たちで変なあやつけるのも嫌だろうし
弟切 月渚:牧野さんとミカズキ先輩本人以外の出入りってあるんですかね…?
有田 楠生:こっちがあからさまに変なことしなければいきなり殺すとかは無いだろう
有田 楠生:まぁ、狙われてるらしいキヌ以外はどうでもいいって感じなら、やられる可能性もあるんだろうが
有田 楠生:それこそ、無理やりどうこうしたいなら、昨日の晩飯に薬でももって、寝てる間にふんじばればいいだけの話だしな
鬼怒 凛:有田の目的はなんだ? 儀式について調べて何になる?
有田 楠生:そういう、無理やりな行動が無いって事からも、村の人から急に危険が来ることは無いと思ってる
有田 楠生:儀式の内容自体はよくわからないし,何が起きるかもわからないけど
鬼怒 凛:アタシたちは、この村から抜け出せばもうそれで終いだ
鬼怒 凛:儀式なんてもう関係ない
弟切 月渚:抜け出すのにも有田先輩のキーがあのざまですし…
木畑 多朗:すまぬ...
有田 楠生:実際、キヌはあの時変なもの見たんだろ?
鬼怒 凛:ああ、見た
有田 楠生:それこそ、その状態で抜け出して、大丈夫って確信はあるのか?
鬼怒 凛:だから一刻も早く帰りたいんだろうが
弟切 月渚:ミカズキ先輩は信用できないですし…
有田 楠生:何か持って帰るとか、そういう可能性は無いのか?
有田 楠生:って事もあって、調べれる事は調べておきたいって感じだな
有田 楠生:重要そうなものが見つかれば、いざとなった時に儀式を邪魔する手段を増やせるかもしれないし
鬼怒 凛:だからその調べるのは”今”じゃなきゃ駄目なのか?って聞いてんの
有田 楠生:今じゃなきゃいつやるんだ?
鬼怒 凛:追跡は”今”じゃないとできないんだよ
有田 楠生:ただ、全員で行く意味もないだろ?


鬼怒 凛:
有田のスタンスについて真心理学を
KP:つまりー
KP:問いとしては「有田が家に残りたいのは探索のためであるか否か」という問いでよい?
鬼怒 凛:うーんと
KP:真か偽かという回答かできないので、問いは明確化する必要がある
鬼怒 凛:ああ
KP:あと、目的についてはKPでは推し量れん部分もあるので
KP:分からん場合は「わからん」という結果になる
KP:たとえば、「有田はそばを美味しいと思ったか?」という問いは「わからん」になる
鬼怒 凛:有田はいつものホワさんって感じなんだよな…
鬼怒 凛:未だにキバターが一番臭い
KP:悩んでくれ~~
鬼怒 凛:ただ行動指針が謎で、潜伏しようとしているのか?…て感じだ
鬼怒 凛:ルーナが鬼だったら一番怖いな


弟切 月渚:ミカズキ先輩が隣町に行った、っていうのもなんか嘘っぽいですし
木畑 多朗:全員で行く意味は確かにない...
弟切 月渚:倒木が撤去されたのもなんかタイミングがちょうどよすぎる気がしますし
鬼怒 凛:だから、バラバラになるのは心配だって言ってんだろ!
有田 楠生:村の人が危険だというなら、追跡自体見つからないできた方が良いし、少人数の方が良いんじゃないか?
木畑 多朗:だが全員で生き残らなければ約束が果たされん。
鬼怒 凛:約束?
弟切 月渚:約束?
木畑 多朗:有田と約束したんだよ。これ全員で生き残ったら有田がすげー高級な飲み屋おごってくれるってさ。
弟切 月渚:「この戦争が終わったら…」の亜種みたいなやつ!
有田 楠生:俺・・・死亡フラグのデパートになってる?
木畑 多朗:そんなやつ一人で置いとけるか?
有田 楠生:【まぁ、どうあがいても1対3だし全員かね?】
木畑 多朗:有田!ここは俺の顔を立てると思って!
弟切 月渚:(俺は1:3でも構わんと思ってはいるが…w
鬼怒 凛:(そうだな・・・
有田 楠生:【何が問題かって、こいつ携帯持ってないから一人で残れんのよ・・・・】
有田 楠生:【連絡つかなくなる・・・】
弟切 月渚:(ワロタ
鬼怒 凛:(ええ・・
木畑 多朗:(せやったわ
弟切 月渚:(じゃあ全員で追跡するしかないかな‥
有田 楠生:ふぅ・・・まぁ・・・そこまで言うなら良いよ
有田 楠生:一緒に行こう
弟切 月渚:帰ってきたら有田先輩がペラペラになってたりしそうなので
弟切 月渚:一緒に行くしかなさそうですね
木畑 多朗:となると急いだほうがいいか?
鬼怒 凛:そうだな
弟切 月渚:そうですね車でわからん場所に行かれてしまうと居場所がわからなくなるので
木畑 多朗:雨で追跡が困難ですとか言われてもしかたねーぞ
鬼怒 凛:有田、お前に死なれたら誰が酒おごるんだ
KP:(実際、足跡を追うには困難ですね)
KP:(追跡は半値になりまう)
弟切 月渚:(ひとまず振るか
木畑 多朗:(うむ
弟切 月渚:(失敗したらしたで寺GOかな
有田 楠生:【ひとまず追跡半値試して、ダメでも寺直行って感じかな?】
弟切 月渚:1D100 追跡
Cthulhu : (1D100) → 3 
弟切 月渚:(お
鬼怒 凛:(ファッ
木畑 多朗:(やりよるわ
有田 楠生:【おお】
KP:では、月渚は泥に残った痕跡を注意深く追いながら、道を進んでいきます。
弟切 月渚:こっちですね…!
鬼怒 凛:すごいなルーナ、犬みたいだぞお前
弟切 月渚:こっちか、こっちじゃないかの…どっちかですね
木畑 多朗:そりゃどっちかだろうな...
鬼怒 凛:急に駄犬ぽくなったぞ
   
4.消えた足跡
   
   
KP:その足跡の周りを注視すれば少し黒い泥が続いており、その痕跡は敷地の外、北に続いています。
弟切 月渚:(寺は北東だったっけな…
木畑 多朗:北なら寺に行ったのは本当かもなー
弟切 月渚:(真北なら山だっけ?
KP:その痕跡は……田んぼに向かい、まるでそこへ沈むように途絶えていました。

弟切 月渚:え?
木畑 多朗:え?本当にこっちであってんの?
弟切 月渚:足跡はたしかにこっちに…
有田 楠生:【ワープポイントがある村か・・・最先端だな・・・】
弟切 月渚:(田んぼ、池等の溜まった水場で特定人物のみワープできるのかもしれん
KP:この痕跡が家から続いている嶺のものであることは保証しますね。
弟切 月渚:間違いないですよ、ホラここに足跡が
鬼怒 凛:・・・・
有田 楠生:【本当に沈んでいるか掘ってもよよろし?】
KP:ただ、ここで水田に入ったとして、ここからどこへ向かったかは難しいと思います。
木畑 多朗:うーむ。しばらくこの辺り探してみるか?
鬼怒 凛:キバター、ちょっと試しに埋まってみて
木畑 多朗:え?それマジでいってんの?
弟切 月渚:(今マップのどのへんやろ
 

KP:(御数木家~ワサビ畑の中間ぐらい)
木畑 多朗:わかったじゃあ有田も一緒に埋まろう... それで手を打たないか!
鬼怒 凛:有田好きすぎだろお前
弟切 月渚:私は応援しますよ

木畑 多朗:独りぼっちはさみしいだろう!
有田 楠生:とりあえず、これ以上跡は追えないんだろ?
有田 楠生:寺へ行ってみるしかないか
木畑 多朗:かといってこんな酷な事女性には頼めんし。
弟切 月渚:(あれ、家のマップになったまんまや
鬼怒 凛:(さて・・・嶺人外説をケアしなくてはならないか・・?
弟切 月渚:田んぼでショートカットしたら底なしたんぼにハマって沈んでしまった‥?
木畑 多朗:(そんな気もしてきたなー
弟切 月渚:(AZSも人外
鬼怒 凛:(ショゴス的な
弟切 月渚:(かもしれん
木畑 多朗:田んぼに埋まるのは論外なので寺に向かわないか?
鬼怒 凛:そうだな・・・
弟切 月渚:牧野さんが後日田んぼから埋まった状態で発見されなければ良いんですけど…
弟切 月渚:本当にどこにいっちゃったんでしょう…?
弟切 月渚:お寺にいったらひょっこり出てきてくれることを期待しましょう
有田 楠生:もう、ちょっと現実離れが過ぎて混乱してるんだけど
有田 楠生:もしかしたら、この田んぼ経由で移動できる特殊な技能をこの村の人が当たり前のように持ってて
有田 楠生:実は、普通に寺へいつも通り移動しただけって可能性もまだある
弟切 月渚:まさかそんな
弟切 月渚:魔法使いでもあるまいし!
鬼怒 凛:村人が全員人外って事か?
木畑 多朗:しかし言われてみれば嶺さんの姿見たのも田んぼの中だったよな
木畑 多朗:あの山から帰ってきたとき。
有田 楠生:特殊な力を持った人なのか、そもそも人外なのかはわからないけど
有田 楠生:普通ではなさそうだね
鬼怒 凛:確かにそれなら鬼の話が「無い」のも分かる
弟切 月渚:まあ、山姥達本人らに山姥伝説はないでしょうね
鬼怒 凛:どうする? 寺に行っても無駄足な気がしてきたが
有田 楠生:といっても、待ってるだけじゃ何の情報も手に入らないぞ?
弟切 月渚:お寺にいってないなら
弟切 月渚:お寺には車は残ったままなのでは…!?
木畑 多朗:あー確かに。
木畑 多朗:寺に車あるか見てみる価値はある
鬼怒 凛:じゃあ行ってみるだけ行くか
弟切 月渚:ミカズキ先輩がおじいちゃん?を隣町の病院につれていったという情報を幸いにも私達は与えられているので
弟切 月渚:お借りすることもできるかもしれないし
弟切 月渚:それも嘘だったりというのもわかるかもしれないですね
鬼怒 凛:うむ
弟切 月渚:なので寺へダッシュしましょう!
弟切 月渚:田んぼは避けて…
KP:では、4人は雨の中田んぼを避け、釜森寺へ向かいます。
弟切 月渚:ヒエーまたびちゃびちゃに…
弟切 月渚:よく考えたら
弟切 月渚:ミカズキ家からかっぱでも借りてくればよかった…!
   
5.釜森寺再び

   
 
KP:
昼に訪れた二人は知っているが、釜森寺は長い石段の上にある。
そのふもとには参拝客向けの看板と、猫の額ほどの駐車場があった。
鬼怒 凛:車あるか?
KP:そこには一台だけ自動車が止まってますね。自動車自体、この村内ではほとんど見ないものだ。
弟切 月渚:おっあるみたいですね
木畑 多朗:あるなぁ
鬼怒 凛:ついでに天膳に会ってく?
木畑 多朗:じゃあやっぱ隣町という話は嘘だったのか?
弟切 月渚:会ってきましょうか
弟切 月渚:例のおじいさん?が倒れたという話が伝わっているか気になるところですし
木畑 多朗:嶺さんが来なかったか問い詰めても良いな






鬼怒 凛:ビクン
KP:正気度チェックをお願いします
KP:0/1で、失敗した場合は動揺が表窓に漏れます
鬼怒 凛:1d100→86
KP鬼怒凛は正気度を1損失します。


鬼怒 凛:ウッ
KP:ふいに凛が身震いします。
木畑 多朗:ん?体冷えたか?
弟切 月渚:ど、どうしました…!?
鬼怒 凛:何か・・・いる・・
弟切 月渚:温めましょうか…!?
有田 楠生:いる?
有田 楠生:どこか場所はわかるか?
弟切 月渚:どこに…!?
鬼怒 凛:声が聞こえるんだよ・・・私を呼ぶ声が・・・
木畑 多朗:霊感とか強かったっけ...
鬼怒 凛:強い。
有田 楠生:キヌだけに聞こえてる・・・昨日の池の上の女性と一緒か
弟切 月渚:ぐぬぬ…
木畑 多朗:どーする? 無理やり進むとやべーやつ?
弟切 月渚:その声はどっちのほうから…!?
鬼怒 凛:いや、あの家にいた時も聞こえたんだ・・・
弟切 月渚:
鬼怒 凛:霊ってやつだろうな
鬼怒 凛:皆でオカルトスポット行った時は音沙汰無いくせに、こーいう時にだけ・・・
有田 楠生:具体的になんて言ってるんだ?
鬼怒 凛:りん りん
木畑 多朗:どーする? 引き返した方がいいやつか?
鬼怒 凛:いや、行こう
有田 楠生:りん ってだけだと、キヌの名前か鈴の音かわからんな
弟切 月渚:鈴の音だとしてオノマトペにするのちょっとシュールじゃないですか?
鬼怒 凛:・・・・!
鬼怒 凛:鈴か・・・なるほど
木畑 多朗:念のため前歩こうか?
鬼怒 凛:言い忘れてたが
有田 楠生:え?なんか重要な鈴があったんじゃなかったか?
弟切 月渚:ダッシュで向かいましょう
鬼怒 凛:この階段な、その日の最初に登り切ったやつの願いが叶うらしい
鬼怒 凛:という訳でお先ィ!
弟切 月渚:あっ!
弟切 月渚:忘れてた!
木畑 多朗:あぁ転ぶなよー
有田 楠生:・・・足元滑りやすくなってるんだから気をつけろよ・・・

KP:競う場合は1d100-DEXx5で小さい人が勝ち!
鬼怒 凛:1d100-65
Cthulhu : (1D100-65) → 46[46]-65 → -19
弟切 月渚:1D100-80
Cthulhu : (1D100-80) → 37[37]-80 → -43

木畑 多朗:(すばしっこい
弟切 月渚:(DEXに自信ネキ
鬼怒 凛:くっ…ルーナナに負けた!
弟切 月渚:神に感謝
木畑 多朗:しかし体拭いてまた濡れてマッチポンプだぜ
KP:(有田がゆっくり登ってくるのをまとう)
木畑 多朗:おーい転ばなかったかー?
弟切 月渚:余裕でした 願いを叶えることにします…!
鬼怒 凛:おのれ~
木畑 多朗:なるほど有田にタイキックか!
有田 楠生:元気が過ぎる
KP:階段を登り切った場所は木陰になっており、雨足が少しばかり穏やかになる。
KP:境内には参拝客向けの小さなお堂と、賽銭箱を構える本堂があった。
KP:本堂の横には寺内への玄関があり、軒先に避難すれば雨を逃れることができるだろう。
KP:昼間と違い、境内に出ている人間は一人もいない。
鬼怒 凛:天膳はどこかな・・
弟切 月渚:玄関から入りましょう!
木畑 多朗:そーするか
木畑 多朗:俺ここ来るのはじめてだし挨拶しとこ
木畑 多朗:(まぁ村ぐるみなら住職なんてクロ筆頭だが。
鬼怒 凛:(白いはずがねぇ
弟切 月渚:散策してたときはこっちのへんにまでは来なかったんですね
KP:では、インターホンを鳴らしてか、あるいは戸を開けて寺の人間を呼べば、間もなく老人が一人現れますね。
 

苗木野仁:「は~い」と呑気な声を上げて玄関に現れるが、こちらに近づくと少し様子がおかしいことがわかる。
鬼怒 凛:(なんだこいつ!
弟切 月渚:(目の焦点が合ってない…!
弟切 月渚:(片目義眼のジジイ、強キャラじゃん
木畑 多朗:この人が住職?
鬼怒 凛:あなたは・・・?
苗木野仁:彼はうつむいて何かをぶつぶつと喋り、その後目に見えて動揺しながら
苗木野仁:「て、寺に何か御用ですか?」と尋ねる。
弟切 月渚:もしもし??
弟切 月渚:牧野嶺さんはここに来なかったですか??
苗木野仁:まきの……?
木畑 多朗:ボケちゃってるんじゃないのか...(ヒソヒソ
弟切 月渚:ミカズキアズサさんの、親戚の…
弟切 月渚:そうかな…そうかも…(ヒソヒソ
苗木野仁:あぁ、梓沙ちゃんの……
苗木野仁:とはいえ、今日は誰も来とらんが……
木畑 多朗:本当だとしたらやっぱ嘘ついてたな嶺さん
鬼怒 凛:なんか歯切れがわるいな
苗木野仁:梓沙ちゃんがバイクを借りに来たが、それぐらいですよ。
弟切 月渚:あれ?そっちはほんとう…??
弟切 月渚:じゃあ本当なんですかミカズキ先輩のおじいさん?なんか儀式で重要なことをする人が倒れたっていうの
苗木野仁:あぁ、いやそれはウチのばあさんでしょう。
弟切 月渚:おばあさんだった
木畑 多朗:そうだったよーなきもする
弟切 月渚:えっそれはたいへん…
木畑 多朗:大変だったでしょうな
苗木野仁:一緒に寺に住み込みで働いてるんですが、川の近くで転んだとかでねぇ。ついさっきまで倒木で通れんっていうんで……
苗木野仁:住職のバイクで病院まで連れてってもらったんだ。梓沙ちゃんはいい子だよ。
苗木野仁:皆さんは梓沙ちゃんの友達か何かで?
弟切 月渚:ハイ
木畑 多朗:まぁそんなよーな雰囲気
鬼怒 凛:大学のね・・・
有田 楠生:【つまりこの人が住職ではないのか】
木畑 多朗:(女子組二人が初対面ならこいつは違う人物だろうなー
弟切 月渚:(住職は天膳だったな
鬼怒 凛:(TENZENっていう若いやつや
鬼怒 凛:彼女に誘われて家に招かれたんだけど、嶺ちゃんって子もいてね。彼女について何か知ってる?
苗木野仁:梓沙ちゃんの親戚とは聞いてます。
弟切 月渚:なんか先にこっちに向かってきてた筈なんですけど
弟切 月渚:田んぼあたりで見失ってしまって…
苗木野仁:いやぁ……見とりませんな……
木畑 多朗:しかしこーなってくるとやっぱ倒木もそのまんまなのかな
木畑 多朗:確認したい気持ち。
木畑 多朗:倒木がそのままなら嶺さんがどこに消えたかは探してーなぁ。
弟切 月渚:牧野さんのほうが嘘だったなら、倒木はまだ解除されてなくても不思議ではないですね
鬼怒 凛:ついでに聞きたいんだけど、御数木家の隣の家の人はどうなったの?
苗木野仁:あぁ……
苗木野仁:あそこの家は数年前に引っ越してしまったね。もう誰も住んでないと思うが…
鬼怒 凛:数年前・・・最近だな
苗木野仁:正確な年月はわからんが、6年くらい前じゃなかろうかなぁ……
木畑 多朗:(ひぐらしでいう「転校」みたいなもんじゃないかと邪推
鬼怒 凛:(それがわからん
弟切 月渚:情報が途絶えてしまいましたし
弟切 月渚:一端戻りますか…?
木畑 多朗:そーだなぁ
木畑 多朗:村の入り口見に行かないか?
苗木野仁:あぁ、倒木なら撤去されたようですよ。
弟切 月渚:あっソレは本当なんだ…
木畑 多朗:あ、そーなの?
苗木野仁:朝からバス会社の人がドタバタしとったが、先ほど終わったようです。ショベルカーまで持ち出して大変なことだった。
有田 楠生:そうだ、下の車ってあなたのですか?
苗木野仁:いや、あれは住職のもんです。村に行かないかん用事もあるし、今日みたいに怪我人が出た時なんかは病院に連れてってもらうこともあるんです。
有田 楠生:この町に鍵屋さんっています?
有田 楠生:ちょっと車のカギをなくしちゃって
鬼怒 凛:もう諦めろ
鬼怒 凛:じゃあその住職は今どこに?
苗木野仁:住職はおりますよ。あぁ、御用でしたっけ。
苗木野仁:お呼びしましょうか?
鬼怒 凛:いや、いい。
有田 楠生:もしいないなら車をお借りして近くの町まで鍵屋さん呼びに行きたいんですけど
鬼怒 凛:ああ、いいねそれ
有田 楠生:【どっちだ!】
鬼怒 凛:やっぱり呼んでほしいかな
苗木野仁:わかりました。少しお待ちください……
苗木野仁:そう言って、老人は住職を呼びつけます。
有田 楠生:【意味深りーだー】
弟切 月渚:これ以上濡れずにミカズキ家まで帰れるといいな…
鬼怒 凛:車借りて隣町の鍵屋に行こう
鬼怒 凛:そしてそのままオサラバだ(ヒソヒソ
弟切 月渚:でも既に「ゆいり」にターゲッティングされた先輩が
弟切 月渚:村から離れただけで振り切れるんでしょうか…?
有田 楠生:村の外行きますってのに対する反応見れるだけでも何かわかるかもな(ヒソヒソ
典善:しばし後に少し大きな足音が響いて、典善が現れる。

 

典善:おや、昼間の……
典善:私に何か御用でしょうか?
有田 楠生:【貫禄!】
鬼怒 凛:(ヒメジマさん
弟切 月渚:(言われてみればキバターよりでかい…!
木畑 多朗:結構な貫禄ありますね... 武道とかやってる?
典善:まあ、最低限は。精神修養に良いと先代に教えられましたから。
木畑 多朗:マジで?無拍子とかできんのか!?
有田 楠生:ここまで車できたんですけど,ちょっとトラブルがあって
有田 楠生:村の外まで助け呼びに行きたいんですけど,車かしてもらえませんか?
有田 楠生:具体的には鍵がロストユニバースしまして・・・
弟切 月渚:車貸してくれませんか…?すぐでいいです
典善:この雨だ、良いですよ。では運転の準備をしますので、少しお待ちください。
典善:乗り心地は補償できませんが……
有田 楠生:助かります
弟切 月渚:
助かります!
鬼怒 凛:
(いいんだ・・・
木畑 多朗:(のせてってはやるけど運転は自分でするってことじゃねーかな
鬼怒 凛:(不気味になってきた
典善:(そういうことですね。村の住民で見知った梓沙ならバイクを貸すぐらいならするかもしれないけど、さすがに観光客に車まで貸してくれるのはたやすくないと思う)
弟切 月渚:(あ、そうみたいね
典善:(どうします?)
鬼怒 凛:(どうしお
木畑 多朗:(こいつに乗せてってもらっても解決しねーと思うな
鬼怒 凛:(そうなんだけど
有田 楠生:【この人からはとりあえず,聞きたいことは聞いたのよね?】
有田 楠生:【歌の事とか儀式の事とか】
弟切 月渚:(一度家に戻って
弟切 月渚:(家探しにいくのはありかなとは思ったが
鬼怒 凛:(こうもあっさり行くという事は、逆に何かあるのではないか
木畑 多朗:(聞きたいことは聞いたから嶺さんをとにかく探したい派
弟切 月渚:(鍵屋に行けるならいってみよう
弟切 月渚:(たぶんイベントが起こる筈…!
有田 楠生:【お願いしたし,とりあえず有田は行ってくるよ】
有田 楠生:【3人が残るならだれか携帯を貸しといてください・・・】
木畑 多朗:(確かにあっさり村の外に出れるなら何か起きるかもしれんな
弟切 月渚:(イベント起こるときは全員居たほうがいいな
典善:しかし、どのような用事なんです?
鬼怒 凛:それは・・・
有田 楠生:車のカギを失くしてしまって
有田 楠生:合鍵作ってもらいたいんですよ
弟切 月渚:(まずは禅院で鍵屋に行き
弟切 月渚:(何もなければミカズキ家で下ろしてもらおう
典善:成程……
有田 楠生:来てもらえれば数十分で作ってもらえるので
有田 楠生:【経験済み】
鬼怒 凛:(経験したくねー
典善:では、こちらから行くよりお呼びすればよいのでは?
木畑 多朗:確かに。
鬼怒 凛:あ、そっかぁ
弟切 月渚:た、たしかに…!
木畑 多朗:そーいう経験ないから知らんかったが言われてみればそーだよな
有田 楠生:ついでに荷物もロストユニバースしてまして・・・
有田 楠生:着替えなりなんなり買いそろえたいんです・・・
典善:私も若いころバイクを壊したことがありましてね。車は先代のものでしたから、修理に来ていただいたことがありましたよ。
木畑 多朗:まぁ有田は帰るまでおなじパンツはいててくれ。
木畑 多朗:ボクサー派だったらむれて変な病気にかかるかもしれんが。
弟切 月渚:すでにびしょ濡れだと思いますが…
典善:それは大変だ。雑貨屋にもある程度は備えがあるはずですが、私たちのものでもよければお貸しします。
鬼怒 凛:そういえば雑貨屋まだ行ってないな・・・
弟切 月渚:(無駄に親切
鬼怒 凛:いや行ったわ
木畑 多朗:行ってたよな
典善:修理屋はひとまず私の方で手配しておきましょう。
鬼怒 凛:あ、どうも
木畑 多朗:あぁ親切にドーモ
木畑 多朗:やっぱ神職はちげーな
木畑 多朗:無拍子できるやつはちげーわ
有田 楠生:【行かなくて良い感じ?行くならもう少しごり押してみるけど】
鬼怒 凛:(うーん
弟切 月渚:(そこまで無理にいかんでもいいかなあ
有田 楠生:【全員がグルなら、まだ木が取り除かれてる事が本当か嘘かわからない】
鬼怒 凛:(なんか、ここまでアッサリ行けるとなると、有田の説が濃厚になる気がする
弟切 月渚:(キヌリンのSANが減るだけと予測している
鬼怒 凛:(解決しないと脱出しても霊がついてくる説
木畑 多朗:(うむ。俺の目下一番気になる事は嶺がどこに消えたか。
弟切 月渚:(嶺は、追いようがないんだよな 情報がない
鬼怒 凛:(田んぼ潜ってるだけちゃうか
弟切 月渚:(また別の田んぼからひょこっと出てくるか
木畑 多朗:(村歩いて探すだけでもしてみたいんだよな
弟切 月渚:(家にいたら既にそこにいた!されるくらいしか
木畑 多朗:(わかりやすいクローズドサークルだし
弟切 月渚:(あてのない嶺を探すより
弟切 月渚:(情報がありそうな家探しを優先したいかな
有田 楠生:じゃぁ、とりあえず、雑貨屋まで車お願いできますか?
有田 楠生:あとタオルも貸していただけると、車内が濡れずに平和にいけます
鬼怒 凛:(家探し派
典善:わかりました。
典善:(典ちょんの車で雑貨屋までGOでOK?)
有田 楠生:【お願いします」
有田 楠生:【酒があったらワクワク度が増すね」
弟切 月渚:(OK あーそれも確認しといたほうがいいか
有田 楠生:【家探しって家の方だよね?寺じゃなくて」
木畑 多朗:(うーむ 他のやつはともかく 木畑は暴漢一人くらいなら自力で何とかできそうだし一人で探しに行くのも視野
弟切 月渚:(うむ 家のほう
弟切 月渚:(ええで キバターは既に一回家さがしとるし
木畑 多朗:(んじゃ村歩いてくるわ
有田 楠生:【なら、雑貨屋に有田と木畑の財布と残りたいやつおいて、買い物してる間に住職にいったん家つれてってもらう?」
KP:(じゃ、個別にしたほうがいいかな?)
弟切 月渚:(そうなるとおも
弟切 月渚:(雑貨屋はまあイベントないなら飛ばしても良さそうだが
鬼怒 凛:(おk
木畑 多朗:(おk
有田 楠生:【なぜだ・・・なぜ木畑はあっさりと・・・」
典善:(では、典善の車で雑貨屋に向かいます。
有田 楠生:【これが立ち絵の力か・・・」
木畑 多朗:(暴漢に対処できるかどうかの差だろう。あと一回探してなんも得られんかったし。
典善:(そこで、用事がある人は降りて、家に直行したい人はそのまま車で行くってことでいいのかな)
鬼怒 凛:(キバターが一番強そうだから
木畑 多朗:(あーもう寺から一人で歩きたい どーせ手当たり次第だし
弟切 月渚:(キバターなら一人でもなんとかなるか…っていう
典善:よろしいのですか?こんな雨ですし、お送りしますが…
木畑 多朗:いやもう濡れちゃってるし俺ライフセーバーだからある程度体力あるから
典善:ではせめて傘をお持ちください。そのまま持って帰ってもらって結構ですので。
木畑 多朗:あぁどーも
弟切 月渚:(唐傘みたいなんでてきそう
典善:道がぬかるんでおりますので、水田に滑落せぬように気を付けて。淵に立ったりはしないでください。
典善:それでは、行きましょうか。
木畑 多朗:あ、ちょっとまった
弟切 月渚:はーい(ビチャビチャ
KP:(典ちょんの車はビチャビチャに)
木畑 多朗:なんでもいいからコーヒーかなんか買っといて
弟切 月渚:了解です。有田先輩が毒入れないように見張っときますね!
木畑 多朗:それはもう捨てたから大丈夫だ多分...
弟切 月渚:体内収縮して毒を生成しているかもしれません
有田 楠生:財布無いから絶賛困ってるけど
弟切 月渚:毒ってそんな売れるんですか
弟切 月渚:なんか今の時代だとジュースでも売ってたほうが儲かるイメージが…
有田 楠生:売り方次第だよ・・・ふっふっふ
KP:冗談めいてぼやきながら、四人は典善に付いて石段を下りていきます。
駐車場で木畑が一人別れ、傘を差して歩いてゆきました。

 


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