シナリオ:「かえるのうた」
川に落ちた凛はミカズキ家へとどまりシャワーを浴びることに。 同行の読めない有田と木畑のいない今、ミカズキ家を探すチャンスかもしれない…… |
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1.秘密の共有 |
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KP:では、17:30になります。 鬼怒 凛:風呂るかー 弟切 月渚:早く入って入って! 鬼怒 凛:お、おう KP:では凛は風呂へ...... KP:着替えは一応月渚が所持しているので2くらいのサイズ差ならばこれで十分適用できるな 弟切 月渚:(使ってもらうか 鬼怒 凛:若干ピチピチだが入らんことはない 弟切 月渚:可し!! 鬼怒 凛:(風呂から上がったら1階クリアリングしとくか 弟切 月渚:(そうしお
鬼怒 凛:ザバーッ! 弟切 月渚:おあがりよ! 鬼怒 凛:ホカホカした 弟切 月渚:じゃあ今のうちに家探しできてないところちょっと攫いますか 鬼怒 凛:あのさ 弟切 月渚:む 鬼怒 凛:シャンプーとかしてたらさ 鬼怒 凛:こう…知らない手とかに当たっちゃうような 鬼怒 凛:想像しない? 弟切 月渚:えっ 弟切 月渚:ああ、想像ね‥ 鬼怒 凛:今日のお風呂めっちゃ怖かった 弟切 月渚:窓から誰かに覗かれてる想像とかなら 弟切 月渚:ベランダもない5Fの部屋なのに… 鬼怒 凛:されてんじゃない? 鬼怒 凛:え、こわ 鬼怒 凛:覗いてるやつは幽霊か、もしくは首がめちゃ長いおっさんだな 弟切 月渚:昔やったゲームにそういうホラーが‥ 弟切 月渚:あ、そうだこれはとても秘密秘密のお話なんですけど… 弟切 月渚:有田先輩はですね 毒使いの他にもう1つ秘密がありまして… 鬼怒 凛:ん? 弟切 月渚:あの人、なんか魔法が使えるらしいですよ…! 鬼怒 凛:まほう・・・? 弟切 月渚:全体にスリップダメージを与える魔法らしいです
鬼怒 凛:ポイズンマップ兵器的なやつか 弟切 月渚:効果は毒と変わんないところが毒使いの面目躍如 弟切 月渚:他にもなんか使えるかもしれないですけど、そんな不思議な魔法を使えるみたいです…! 鬼怒 凛:使いどころ無さそうな魔法だな・・・ 弟切 月渚:それ以外はキバター先輩も怪しいんですけど…彼も油断なりませんよ! 鬼怒 凛:(右上から見ていくか 弟切 月渚:(そうね右上からいこか KP:(ここ?)
弟切 月渚:(そこ 鬼怒 凛:(そのへん KP:では、右上の部屋に立ち入ります。 |
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2.闇の住人 |
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KP:まず、足を踏み入れた者はこの部屋の異様さに驚くだろう。 弟切 月渚:(!? 鬼怒 凛:は? KP:一見してこの部屋はよく整頓されており、しかし十分に生活感の感じられる普通の和室だ。 その部屋の壁、床、天井に至るまで、おびただしい数のお札が張り巡らされていることを除けば。 弟切 月渚:(いきなりなんかやべーマップ踏んだな 鬼怒 凛:なん・・・だここは・・・ 弟切 月渚:これは…! 鬼怒 凛:事故物件にも程がある 弟切 月渚:なんのお札でしょう…?(おそるおそる KP:お札について調べるならオカルトか… KP:人類学も可能か 弟切 月渚:(>おびただしい数のお札 これだけだと勝ちまくりモテまくり!みたいな図でもおかしくない 弟切 月渚:(では人類学を KP:どぞ 弟切 月渚:1D100 Cthulhu : (1D100) → 9
弟切 月渚:あ、これ! 弟切 月渚:あのお寺製のやつみたいです 鬼怒 凛:うーん 弟切 月渚:釜森寺?でしたっけ 弟切 月渚:(オフダ自体は新しいものなのかな 鬼怒 凛:いやまぁ、この場合メイドインどこ製品かどうかよりも・・・ KP:あまり新しい感じではないですね。色のくすんだものもあるが、数十年もたったという感じではない。 弟切 月渚:ええっっていうことは数年間この部屋で人間が生活して…? 鬼怒 凛:この部屋の状態について推察したいところだが、なんともしがたい 弟切 月渚:いや私も似たようなもんだし、いけるか… 鬼怒 凛:そうなの!? 弟切 月渚:いや、ここまでの惨状ではないけすけど 弟切 月渚:部屋に推しのタペストリーとか垂らすじゃないですか 鬼怒 凛:あたしは垂らさないけど・・・ 弟切 月渚:そんなようなもんかなと 弟切 月渚:そう…… KP:他には医学関係の書物や、草花を描いたスケッチブックが収まっている。 弟切 月渚:ひとまずこの部屋はオフダ以外にめぼしいものはなさそ‥スケッチブックに本が… 鬼怒 凛:マジで人住んでんの? 鬼怒 凛:てか嶺の部屋か? 弟切 月渚:そうでしょう 弟切 月渚:上にミカズキ先輩の荷物があったしそういうことに… 弟切 月渚:スケッチブックの中身を見てみましょう KP:スケッチブックを閲覧する。絵にはワサビ畑や紫色の花畑が描かれている。 弟切 月渚:これは……ふつうですね 弟切 月渚:毒心理学的な見地からは何かわからないでしょうか KP:最近のものには梓沙の肖像画があった。遡るように、見知らぬ女性や写真立てに写っていた小さな女の子などが描かれている。 弟切 月渚:つまり… 鬼怒 凛:・・・・? 弟切 月渚:牧野さんの推しは…ミカズキ先輩!? 弟切 月渚:私は応援しますよ! 鬼怒 凛:ルーナの推しは? 弟切 月渚:秘密です! 鬼怒 凛:ヒミツなのか・・・ 弟切 月渚:私のお家にくれば必然的に開示されることに… 弟切 月渚:そういう意味でもよくないな推し壁面貼り付け KP:(サイコパスのやつやん) KP:さしあたって、この部屋はこんなもんですね。探索には15分を要しました。 弟切 月渚:(結構かかるな‥でもまあ大体クリアリングできるかな 鬼怒 凛:(うn 弟切 月渚:(あ、医学関連の本ていうのはマジで医学関連以外の何者でもないのかな 弟切 月渚:(特定のジャンルに偏ってるとかそういうのも KP:(あ、医学知識が要りますね) 鬼怒 凛:(医学書はお土産にするか 弟切 月渚:(そうしようか 弟切 月渚:じゃ専門的な医学書は拝借していきましょう 弟切 月渚:(そのまま真下のとこいくか 鬼怒 凛:(真ん中のは倉庫かな? 鬼怒 凛:(おk KP:(ここか)
KP:では…… KP:ここは同じような間取りの、少し狭い和室だった。 KP:整頓されていると言うよりはほとんど使われていない印象を受ける。 必要最低限の書棚や寝具などはあるが衣服棚は空っぽで、使われているコンセントなども見当たらない。 弟切 月渚:同じような間取りの少し狭い和室ですね KP:しかし部屋のどこにも埃がたまっている様子はなく、生けられた紫の花も瑞々しいことがどこか不自然に感じた。 鬼怒 凛:ここは空き室か 鬼怒 凛:母親の部屋だったとかかな 弟切 月渚:ウーン…?こっちが牧野さんの部屋なのかも? 弟切 月渚:だってまさしくスワンプマンの暮らす処っぽくないですか? KP:図書館か目星でどうぞ 弟切 月渚:1D100 目星 Cthulhu : (1D100) → 94 弟切 月渚:(出目低めが続いてたからなァ~!! 鬼怒 凛:1d100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 75 KP:凛はここで海外の記事がファイリングされているものを見つけますね。 併せて日本語での翻訳が注釈されているものではあるが、理解には医学の知識が必要だろう。 鬼怒 凛:ここも…! 弟切 月渚:ウワーン KP:それは「ニーマン・ピック症」という症状についてのものだ。 乳児から発症する遺伝病の一種。 肝脾腫、筋緊張低下、哺乳障害、嘔吐、成長障害などの症状を併発する、きわめて死亡率の高い病気である。 弟切 月渚:ううん‥?コレに罹って亡くなった方がいるとするなら 弟切 月渚:これが牧野さんなんですかね? 鬼怒 凛:それでスワンプマンとして復活した・・・? 弟切 月渚:ミカズキ先輩いわく「今年はお母さんの番」らしいですから 弟切 月渚:スワンプマン生み出しが死亡順なら 弟切 月渚:結構前に牧野さんは亡くなった事に… KP:(この部屋についてまだ調べる場合、時間をかけてもう一度目星を振ることになるけど) 弟切 月渚:(えーとあとオープンしてないのどこだっけな 弟切 月渚:(この下の和室くらい?真北のとこなんだっけ KP:その二部屋はまだ入ってないな 鬼怒 凛:(北はたぶん倉庫かな?開けるのは最後でもよさそう 鬼怒 凛:(和室いこ 弟切 月渚:(18:30までまだ15分ぶん猶予があるかな? KP:まだ18:00だな 弟切 月渚:(ああ最初の部屋分のカウント忘れてたな 弟切 月渚:(倉庫?も回るとなるとここで2つ分の15分を消費しているわけにはいかんかな… 弟切 月渚:(まあ先に下の和室いくか KP:では、和室は客を招くための部屋で、大きめのテーブルと座布団が転がっている。 KP:庭側に向けて大きな窓があり、ここから池の様子を眺めることができる。 弟切 月渚:座布団がでかい。 弟切 月渚:ここも池が見れるようになっているんですね‥ 鬼怒 凛:でも特に何もなさそうだな
鬼怒 凛:gyaaaaa! 弟切 月渚:ん!? 弟切 月渚:一体何が!?!? 鬼怒 凛:どこだ! どこにいやがる! 弟切 月渚:例の声…!?もうそんなに近くに…!? KP:しかし、この和室の中には二人のほか誰もいない。 鬼怒 凛:くっそ~~ 弟切 月渚:残り時間は少ない…クソッ 鬼怒 凛:も、物置いくぞ! 弟切 月渚:はい KP:では… |
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3.溢れだす闇 |
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KP:ギィと軋みながら開いた扉の先は真っ暗だった。 ほこりが舞い上がり、おくれてどこか古めかしいにおいが嗅覚を刺激する。 「埃臭い」とはこのような臭いかと腑に落ちることだろう。入り口近くには剥き出しの電灯スイッチがある。 弟切 月渚:げほっ 弟切 月渚:誇りまみれだ… 鬼怒 凛:なにがある・・・? 弟切 月渚:電気をつけますか KP:裸電球は真下の桐机を照らす。机上には書物が乱雑に積まれている。 KP:それらの書物を、月渚は自分が同じものを持っていることに気がつくだろうし、凛も見たことがあるはずだろう。 在世大学一回生のテキストだった。 弟切 月渚:最近見た 鬼怒 凛:ん・・・? KP:探索には図書館或いは目星をどうぞ。 鬼怒 凛:1d100 図書 Cthulhu : (1D100) → 93 弟切 月渚:1D100 目星 Cthulhu : (1D100) → 54 弟切 月渚:(アアッこんどは図書館が・・w KP:では月渚から... KP:月渚はごみに埋もれた虫かごを拾い上げる。 KP:あえて、先に正気度チェックをお願いします0/1で。 弟切 月渚:1D100 SANC Cthulhu : (1D100) → 75 弟切 月渚:(55→54 KP:では、月渚は驚いてそれを床に落としてしまいます。 弟切 月渚:アワワ!? 鬼怒 凛:ん? KP:かごは開き、中身が飛び出す。 KP:カサカサと乾いた音をたてる枯れ葉や木屑に混じり、白骨が転がった。 弟切 月渚:いや蟲籠があったんですけど‥ 弟切 月渚:あっ 弟切 月渚:ウッ KP:調べてみれば、埃臭さに混じるきな臭い匂いはここから発せられるものだったとわかる。 これは骨格からネズミなど数匹分の白骨死体に思えた。 虫かごには付箋が貼られていて、三つほど独立したそれぞれに「柳」「紬」「冬」と書かれていた。
弟切 月渚:白骨です… 弟切 月渚:柳 袖 冬 鬼怒 凛:・・・? 弟切 月渚:袖じゃなかった KP:凛も正気度チェックを 鬼怒 凛:1d100 san Cthulhu : (1D100) → 84 KP:58>57へ 弟切 月渚:やなぎ、つむぎ、とう/あるいはふゆ… 弟切 月渚:名前? 鬼怒 凛:白骨の名前? KP:時刻は18:10へ。 弟切 月渚:(まだ時間があるな…それぞれ外した図書館と目星しに別れるか? 鬼怒 凛:(そうするか 弟切 月渚:(20分程度ならそこまで危険はあるまい 鬼怒 凛:キバター全然探索してねーじゃんか! 弟切 月渚:探索したっていうのも本当かどうか怪しいもんですね…! KP:凛が物置に図書館、つきなぎさが右上部屋で目星? 弟切 月渚:(おk 鬼怒 凛:おk KP:了解 どうぞ 鬼怒 凛:1d100 図書館 Cthulhu : (1D100) → 9 弟切 月渚:1D100 目星ィ Cthulhu : (1D100) → 98 弟切 月渚:(あ! KP:草草 弟切 月渚:(デーモンコアが青く光らせる現場猫の図 弟切 月渚:うおおおおおおおおおお KP:月渚は転んで、供えられた花瓶を割ってしまいます。 KP:1点ダメージを。 弟切 月渚:(11→10 KP:そして、凛は… KP:一冊の本を見つけます。 乱雑に積み重なった書物のなか、古めかしいこの書物は一層目を引く。 年季の入った装丁に、カラフルな付箋がいくつも差し挟まれてどこかアンバランスだ。 表紙には、釜森寺による重々しい「禁帯出」の印が押されている。
弟切 月渚:(クリティカルそうなやつきたな… 鬼怒 凛:禁帯出もちだしやがって~ KP:そして……また玄関の戸を開く音が聞こえます。 |
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