シナリオ:「かえるのうた」

4-4B   -
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凛と月渚は御数木家の物置から核心に迫る重要な情報を見つける。
玄関の戸に手をかける音が聞こえ、木畑が現れた。


1.水面下の対立
 
 


木畑 多朗:ただいまー
KP:玄関から木畑が侵入してくる。
弟切 月渚:(言い方ァ
鬼怒 凛:(侵入で草
木畑 多朗:(俺不通に帰っただけなのにw
弟切 月渚:あっ帰ってきた
弟切 月渚:キバター先輩!
弟切 月渚詳しく…
弟切 月渚:説明して下さい。

木畑 多朗:何を?
弟切 月渚:私は今、冷静さを…別に欠こうとはしてないですが
弟切 月渚:この家調べたって…言ったじゃないですかァ~!

木畑 多朗:調べたなー
弟切 月渚:ってあれ?有田先輩は?
木畑 多朗:いやあれから有田と山道も田んぼも両方見たいって話になって
木畑 多朗:口論の末別行動で俺が山道見に行く形になったんだが
鬼怒 凛:すぐ口論するな!
弟切 月渚:あの人の毒の知識が必要なんですが…
木畑 多朗:有田まだ戻ってきてないの?
弟切 月渚:きてないですね…
弟切 月渚:むむ…それは要警戒ですね
木畑 多朗:マジか...
木畑 多朗:あいつ今にして思えばずっと一人で行動したがってたなー
鬼怒 凛:迎えにいくか・・・?
弟切 月渚:山のほうは何かありました?
木畑 多朗:やっぱりなんも見つからなかった
弟切 月渚:田んぼのほう、っていうのはわさび畑のほうってコトですか?
木畑 多朗:有田は何もなければそれでいいって言ってたんだが
木畑 多朗:ワサビ畑の事だと思うが
弟切 月渚:ウゥーン弱りましたね
木畑 多朗:結局単独行動する口実に使われたんじゃないだろうか...
弟切 月渚:このままでは羊が狼に食べられかねない…!
鬼怒 凛:迎えにいくぞ・・!
木畑 多朗:ところでなんか変なもん見つかったのか?
弟切 月渚:いっぱいこと…
木畑 多朗:んー?
弟切 月渚:ひとまず有田先輩と合流してからにしましょう
鬼怒 凛:とりあえず有田じゃないと読めん
木畑 多朗:まぁいいまずは有田だ
鬼怒 凛:出るぞ
弟切 月渚:毒医学のパワーが必要なのです
KP:家を出る?
弟切 月渚:あ、その前に
弟切 月渚:有田先輩にLINEを…
弟切 月渚:送っても意味ないじゃないですか!
鬼怒 凛:LINEはもう・・・無駄だ・・・
木畑 多朗:あいつ携帯って持ってんの?
鬼怒 凛:お前が捨てたんじゃろがー!


 

弟切 月渚:
有田にLINEを送るふりをしてキヌリンにメッセを打とう
弟切 月渚:「キヌリン先輩の毒心理学的見地から見てキバター先輩の言動はどうですか?本当そうですか?」
弟切 月渚:最後にポイズンとつけておこう


   

鬼怒 凛:
キバターが有田の行方を知らないのか真心理学するか
KP:シークレットダイス 1d100 →7
KP:木畑の語る有田についての一連の言及:「偽」
鬼怒 凛:つまり・・・
鬼怒 凛:有田の顛末を知っているということ・・・!
鬼怒 凛:LINE返しておくか・・・
鬼怒 凛:「こいつは嘘つきだ」

 
弟切 月渚:「やはりな」ってスタンプで返しとこ
鬼怒 凛:(なんでこんな画像を・・・?)

木畑 多朗:す、すまん...
木畑 多朗:有田田んぼでワープとかしてねーだろうなー...
弟切 月渚:ここで携帯を失くしたのが効いてくるとは…!
弟切 月渚:足で稼ぐしかなさそうですね
木畑 多朗:有田って何か別の目的でもあったのか...?
弟切 月渚:ここにはなんとかっぱもありませんでしたし
弟切 月渚:ていうか傘自体がない…?
木畑 多朗:(んー?
鬼怒 凛:せめてタオルとかを巻いていくか・・・
KP:傘はあるよ…
弟切 月渚:(あったわ
弟切 月渚:かっぱは無いみたいです…
木畑 多朗:結局ちゃんと風呂入れたのか...?
弟切 月渚:先輩はほかほかになりました
木畑 多朗:まぁパパっと有田見つけて順番に残りのやつらも入ろう...
木畑 多朗:俺も体が冷えてる。
弟切 月渚:まあ、有田先輩なら一人になっても大丈夫とは思いますが…
弟切 月渚:彼は毒とアレ、2つの性質を併せ持つ…★
木畑 多朗:アレって何だ?
弟切 月渚:アレっていうのは…
弟切 月渚:コレです
木畑 多朗:コレ?
弟切 月渚:携帯を失くした持たざるもの…
弟切 月渚:あと財布もでしたっけ‥
弟切 月渚:かわいそう
木畑 多朗:す、すまん...
木畑 多朗:しかも帰ったらおごらせる約束までしてしまっている...
弟切 月渚:先輩ほどの人物なら仮に志半ばで倒れたとしても
弟切 月渚:自力でスワンプマンになっててもおかしくない…!
鬼怒 凛:とにかく
弟切 月渚:わさび畑へGOですね
鬼怒 凛:タオルもっていくぞ
鬼怒 凛:また濡れるのはきつい
弟切 月渚:傘はあるんで一応それで多少ふせぎましょう
木畑 多朗:ちゃんとワサビ畑に居てくれよ...
木畑 多朗:ほどほどで切り上げて屋敷に戻る約束だったんだが...
弟切 月渚:キバター先輩はデカいんで2つどうぞ
KP:じゃあ、外に出てワサビ畑へ?
木畑 多朗:(おk
鬼怒 凛:
鬼怒 凛:ちょっとまて
木畑 多朗:ん?
鬼怒 凛:そろそろ鞄を所持していこう
木畑 多朗:あーなるほど。
鬼怒 凛:その気になったら離脱もできるし、タオルも鞄に入れたら濡れないだろう
弟切 月渚:とりあえず行きましょうワサビ畑へ!

 
 

KP:念のため各自裏窓で確認しておくけど行先は表で示した通りでよい?
鬼怒 凛:うーん
鬼怒 凛:まぁええか

 
 
KP:念のため各自裏窓で確認しておくけど行先は表で示した通りでよい?
弟切 月渚:OKだがこれ キバターを詰めたとして…
弟切 月渚:クロなら武力で二人とも押されて敗けるんだよな…
弟切 月渚:つまり勝てるというか生き残れるチャンスがあるなら
弟切 月渚:クロが、村サイドとは別という事くらいだな
弟切 月渚:なので、キバターは怪しいが村とつながっているか…?という点で
弟切 月渚:切り札の自発的アイデアを使いたい
KP:オッケー
弟切 月渚:1d100→6
KP:それを結論付けるのに適切な場所は、釜森寺なのではないかと思い当たる。少し行動を共にした限り典善は親切な人物で、信用には値するのではないかと思った。

 
KP:念のため各自裏窓で確認しておくけど行先は表で示した通りでよい?
木畑 多朗:できればナビりたいがちょい見

 
2.あなたがそうしたように

 
 
KP:3人は傘を差して外へ出ます。
鬼怒 凛:よし
弟切 月渚:仮に有田先輩居なかったなら
弟切 月渚:お寺へ向かおうと思います
木畑 多朗:何かあてがあるのか?
弟切 月渚:あてがあるっていうわけじゃないんですけど…
弟切 月渚:かっぱがあるならあそこかなって…
木畑 多朗:あーかっぱか。
鬼怒 凛:なるほどね
弟切 月渚:雑貨屋にもない車がありますし
木畑 多朗:確かに本格的に捜索となると必要だな
弟切 月渚:キバター先輩も傘二刀流では不便でしょう!
鬼怒 凛:雑貨屋より雑貨屋してるな
木畑 多朗:まぁ確かに両手に傘だと何かあったときに困りそう。
木畑 多朗:(川の時みたいなやつ。
弟切 月渚:本当に両手で持つのか…
鬼怒 凛:傘二刀流って
弟切 月渚:空気抵抗が増えるだけそう
鬼怒 凛:あたしらサイドに傘を差しつつ
KP:喋りながらワサビ畑に向かいます。
鬼怒 凛:自分は濡れるっていう
木畑 多朗:え?傘持つの俺だけ?
KP:(草)
弟切 月渚:(それでもいいぞ
木畑 多朗:(まぁいいけどw
弟切 月渚:どのみち足元はヒカルの碁しちゃいます!タンクは頼んだ!
木畑 多朗:じゃあまぁなるべく濡れないように...




木畑 多朗:これなら自然に誘導できんか?
KP:傘の位置で誘導するってこと?
木畑 多朗:真ん中で傘さしてあげてる人間が歩いてたら傘さされてる人間ってついてきちゃわない?
KP:OK ロールをどうぞ
木畑 多朗:1d100→
97
KP:へぇ……

KP:では、ワサビ畑に差し掛かるころ......
KP:木畑は両手に持った傘が風に引っ張られ、転んでしまう。
KP:幸運を頼む
木畑 多朗:うおっ
木畑 多朗:1D100 LUC
Cthulhu : (1D100) → 70
弟切 月渚:(本当に被害食らってて草
木畑 多朗:(どーなったんだろうw
弟切 月渚:(こいつ不運やな!
KP:……木畑の脚は泥濘にはまり込みます。
泥は柔らかいが重くまとわりつき、力を入れても沈み込むだけだ。
一人で抜け出すのには苦労するだろう。
弟切 月渚:む…
木畑 多朗:うーんやっちまった...
弟切 月渚:
木畑 多朗:はまり申した!
弟切 月渚:それ、一人だと脱出出来ない感じですか…?
弟切 月渚:ライトセーバーでも…!?
木畑 多朗:うむ...
鬼怒 凛:ちょっとワープできない?
木畑 多朗:あーぬかるみの中になんかあるやつか。
木畑 多朗:探してみる。
鬼怒 凛:何かあれば
弟切 月渚:じゃあその間にわさび畑みてきますね
KP:足がはまり込んでるけど、そのままあたりを漁ってみる感じ?
木畑 多朗:(先に脱出してからでいいかな...
木畑 多朗:(脱出してから傘で混ぜ繰り返せばよさそう
鬼怒 凛:(ねるねるねるね
KP:はまり込む木畑を二人は少し離れて見ていますね。
弟切 月渚:(先にわさび畑のスタイル
KP:月渚はワサビ畑を視認。
KP:山影が大きく影を落とす涼しい場所で、黄緑の絨毯が敷かれた畑がある。それは今の曇天の下でも鮮やかだった。
KP:一面に山葵が広がっている。そこには誰もいない。
弟切 月渚:…居ない。
木畑 多朗:(やっぱりかー...
弟切 月渚:どこにも…
 

鬼怒 凛:
LINE「キバターを倒すなら今がチャンスだが・・・!?」
弟切 月渚:「倒すかは保留にしといて…有田先輩がわさび畑に居るか確認ほうが良くないですか?ポイズン」
鬼怒 凛:「もしくは今までの事を問い詰める?今なら追い詰められての反撃も来なさそう」
弟切 月渚:帰ってくるまでに脱出できるかが焦点か…
弟切 月渚:>一人で抜け出すのには苦労
弟切 月渚:だから時間あれば一人では脱出できる感じかなあ
KP:そんな感じですね。苦労はするけど抜けれなくはない
弟切 月渚:ウゥーン敵ではあるが敵の敵にはできるか、そうでないか
弟切 月渚:どっちかですね
弟切 月渚:それを確認するには寺に行くほうが良さそうなので
弟切 月渚:「わさび畑に有田先輩が居ないならキバター先輩はクロでしょう‥!
つまりその場合は放置して寺に逃げ込みますズン!」
鬼怒 凛:「じゃあフェードアウトするか・・・」
弟切 月渚:「すわ好機!散ッ」


木畑 多朗:(とりあえず俺はぬかるみから出たいが。
KP:対抗するなら、STRx2で対抗する形になりますね。助力した場合はそのままSTRを加算します。
弟切 月渚:(かけるにか…
鬼怒 凛:(いけそうだな
木畑 多朗:自力でダメだったら誰か手伝ってくれ...
木畑 多朗:1D100 STR2
Cthulhu : (1D100) → 71
木畑 多朗:(ダメでした。
弟切 月渚:(アッw
木畑 多朗:ひ、引き上げてくれ...
KP:木畑はもがくが、なかなか足が抜けない。二人を雨から守っていた傘は風に飛ばされていく。
KP:傘は南北の方向へ...
木畑 多朗:あぁ傘が。
鬼怒 凛:傘ー!
弟切 月渚:(草
木畑 多朗:る、ルーナも俺を見捨てるのか?
弟切 月渚:(月菜ちゃんはもうわさび畑にいまして…
弟切 月渚:(びっくりしたぜ
KP:(木   凛  月 わさび)  ~~傘傘
弟切 月渚:(こっちに来るじゃん
木畑 多朗:えーと俺どーすりゃいいんだ...
KP:木畑は手をこまねいて待ってる形になりますね
KP:凛が川でおぼれた時のように……
KP:そして、有田が水路に落ちた時のように…… 
鬼怒 凛:(STRx2だしいつかいけるやろ
木畑 多朗:(STR2に成功するまで渡来し続けんのかな
KP:彼は今手助けを必要としています
KP:それができるのはここで凛と月渚のみ......
弟切 月渚:(キバターなら大丈夫だろ…多分……
弟切 月渚:(これスリップダメージとかある‥?
弟切 月渚:(そう、まるで毒のように…
KP:ダメージは無いが、体が冷えるので長時間いるとなんかあるかもしれない
KP:いいんですか?大切な仲間ですよ? 

木畑 多朗:いや無理強いはできん。有田と一緒に出かけて俺しか帰ってこなかったら怪しく見えるのは俺も納得がいく...
鬼怒 凛:キバター…お前は命の恩人だ…
鬼怒 凛:だから、あたしは心を鬼にして傘を追いかける!

弟切 月渚:(これが人食い鬼の伝説の真実か…
木畑 多朗:(つーことだから自力で抜け出しチャレンジしていいすか
KP:(凛、るーなはこの場所を離れる方向で?)
KP:(そこの処理後だな)
鬼怒 凛(木畑さらばwwww

木畑 多朗:(おのれ有田!
KP:(かわいそう)
弟切 月渚:(キバターなら大丈夫だろ…多分…
弟切 月渚:(あとでかっぱ持って来たるわ
KP:では……
KP:二人はこの場所を離れます。
鬼怒 凛:(あとで傘持ってきたるわ
KP:木畑はSTRロールをどうぞ。
木畑 多朗:(あとで助けるのと今助けるのは何が違うんですか...
木畑 多朗:1D100 STR2
Cthulhu : (1D100) → 74
木畑 多朗:うーん...
KP:誰もいないワサビ畑で、大雨が木畑の巨体を濡らしていく。
KP:転んだ時手を差し伸べてもらえないのは悲しいものです……
木畑 多朗:無理だこれ―
弟切 月渚:(事は急を要している
弟切 月渚:(有田の毒医学のパワーが早急に必要なのだ
弟切 月渚:(寺へ
KP:寺の方向へ消えていく二人を木畑は見送ります。
木畑 多朗:(そんな切羽詰まったもん見つけたんかw
弟切 月渚:(うむ…
KP:二人が釜森寺へ着くころ、もう一度対抗ロールを。
弟切 月渚:(DEXの…?
木畑 多朗:1D100
Cthulhu : (1D100) → 47
KP:抜けない……
弟切 月渚:(ああSTRやったわ
木畑 多朗:(28だからなー
弟切 月渚:(あと一回で期待値
KP:では、この先の処理は木畑には知りえない部分ですけど
KP:あまり問題ないと思うので、釜森寺のシーンを続けます
鬼怒 凛:(一人で肥溜めにおっても暇だろうしな・・・
木畑 多朗:(これ肥溜めなのかよw
KP:(はだゲンリスペクトかな?)
 
3.三度釜森寺へ

 
 
KP:ルーナと凛は釜森寺へ着く。
KP:境内には相変わらず誰もいない。
弟切 月渚:TEN膳さんはどこ…!?
鬼怒 凛:お堂の方か・・?
苗木野仁:本堂を訪ねれば、また先ほどの老人が出てきますね。
 

苗木野仁:はいはい……
苗木野仁:う、
弟切 月渚:あっ。えーと‥
弟切 月渚:おばあさんが大変だった人!
苗木野仁:う、うわあああああ!

弟切 月渚:え?
苗木野仁:そう言って、老人は奥に走り去ります。
苗木野仁:その眼は明らかにおびえた表情です。
鬼怒 凛:ど、どうした
木畑 多朗:(なんだ?w
鬼怒 凛:(まさか、”見える”のか・・?
弟切 月渚:(キヌリンに憑いたやつを観たか・・?
鬼怒 凛:(ワイは離れておいたほうがいいか・・?
弟切 月渚:先輩、声聞こえてますか?
鬼怒 凛:いや・・・
弟切 月渚:ウーン…
弟切 月渚:あのご老人は前回もちょっと私達を見て取り乱して居た感じだったし
弟切 月渚:私達がここに現れる事自体がイレギュラーなのかも…?

 
KP:玄関に取り残されるが、しばらく後にまた、大きな足音が聞こえてくる。
典善:......どうしました?苗木野さんが怯えていましたが……
弟切 月渚:あっ住職!
弟切 月渚:ここにかっぱありませんか?
鬼怒 凛:(逆にTENZENには見えてないのか?
弟切 月渚:(苗木に視えているものがゆいりかどうかも謎だ
弟切 月渚:(ただ前回から視えていた、という可能性はあるんだな…
典善:修理屋さんはまだ到着が遅れているようです。もうしばらくお待ちください。
典善:「それまでこちらで雨宿りでもされていきますか?」と、典善は至極冷静な様子だ。
鬼怒 凛:いや、人を探しててね
典善:例の嶺さんですか?まだこちらにはお目見えになっていませんが…
弟切 月渚:…ちょっと急務でかっぱを届けないといけない人もいるんですがまあ
弟切 月渚:彼なら自力で脱出できるでしょう
木畑 多朗:(かわいそうとは思わないの!?俺は助けたのに!
弟切 月渚:(大丈夫だろ…たぶん…
弟切 月渚:(きばたーっ!
鬼怒 凛:(そういえば嶺も未だに見当たらないな・・・
木畑 多朗:(あいつら田んぼ使ってワープしてるって言われても納得する
弟切 月渚:(キバターも気合でたんぼワープできんか?
木畑 多朗:(一番怖いのが有田がその手段を使える可能性
弟切 月渚:(わさび畑からダイブってことか
鬼怒 凛:(我らはキバターが使えても怖いんだが
典善:......どうされました?顔色が優れないご様子ですが……
弟切 月渚:(わさび畑の事あまりしらんが、わさび畑も水溜める地なのかな
弟切 月渚:え?
典善:いえ、気のせいでしたら失礼。
弟切 月渚:いやまあ、たぶんですが敵に囲まれて弱っていまして
典善:敵......?

弟切 月渚:さっき一緒に来た四人のうち
弟切 月渚:私じゃない青いほうがいくえ不明でして…
典善:なんと、彼がいなくなってしまったのですか?
典善:この大雨だ。川に流されてなどいたらいけない……
弟切 月渚:ツレのでかいやつ曰くわさび畑に行ったらしいんですが…
弟切 月渚:今走ってきたら居なくて…
木畑 多朗:(そもそも本当にワサビ畑に行ったかどうかも見てねぇな。
典善:あの辺りはぬかるみも多く、引水している川も近いですからね。
木畑 多朗:(ワサビ畑に行く道中までは確かに一緒だったが。
弟切 月渚:(川、マップからだとようわからんがごすうきか~朽咲川~?に向かって走ってる感じなのかな
KP:(山から一本道へ向けて流れてる。)
典善:連絡網で伝えておきます。川沿いの人には見てもらうように。
鬼怒 凛:これだから単独行動すんなって言ってんのに・・・!
鬼怒 凛:探す方の身にもなれよ!
木畑 多朗:(え これ俺みたいにわけわからん糞田舎トラップで流れていったのか?w
弟切 月渚:(なるほど山-朽咲川-わさび-一本道って感じか
KP:(蛇行はしてるけどそんな感じ。方々の水田に水が引かれ、一番勢いが強いのはその前の「くちさきがわ」って書いてある部分ということ。
典善:皆さんも雨が収まるまで家で待っておいたほうがいい......

 

鬼怒 凛:小野田にもLINEしとこう。「有田という青年を見かけなかった?茶髪で厨二ぽい奴なんだけど」
KP「見てないですね。食堂の周辺にずっといましたけど」とラインが帰ってきます。
鬼怒 凛:「そう、ありがとう」


弟切 月渚:そういえば住職は、いつ頃からここに?
弟切 月渚:ずいぶん若いなと思って
典善:私ですか?3年前に先代がなくなりましたので……
典善:先代......父でした。ですから、生まれ自体はここですし、ずっといると言えばいます。
典善:神事を取り仕切るようになったのはここ数年ですが。
弟切 月渚:えーとちょっと枝葉から詰めていきますか…神事というと具体的にはどのような…?
弟切 月渚:ちょうど昨日今日みたいな儀式以外には
典善:一般的なものですよ。あのオロガミを除いては全国的な宗時に従っています。
弟切 月渚:やっぱりアレだけ特殊なんですね
弟切 月渚:1~3日目まであるんですよねあれ
弟切 月渚:今日が3日目
典善:えぇ、今夜の儀式を以て終わりです。
弟切 月渚:1~3日目までは何か違いあるんですか?
典善:一日目は、本当に弔いをする家族だけで行います。
典善:今回であれば、梓沙さんだけのはずです。その時は私もいませんが、作法だけはお教えしました。
典善:梓沙さんは概ね分かっていたようですから、それでも問題なさそうでした。
弟切 月渚:あ、そういう違いがあるんだ…
弟切 月渚:二日目は私も見てたし村民くらいに拡大される感じですかね
弟切 月渚:いや私見てなかったな?
典善:はい。生前付き合いのあった方たちをお呼びするというのが普通です。
弟切 月渚:3日目はどういう…?
典善:三日目には、二日目にお呼びした方がもう一度揃って、儀式を収めます。それで終わりです。
弟切 月渚:む‥?
弟切 月渚:3日目は…・
弟切 月渚:私達もお呼ばれしていたんですけど
弟切 月渚:ミカズキ先輩…梓沙さんに
典善:昨日は参列されていなかったのですよね。
典善:お見掛けしませんでしたが…
弟切 月渚:はい、ご本人に部屋で待機しているようにと…
典善:うーん……
弟切 月渚:もともとこの儀式はどういう意味合いがあるのか
弟切 月渚:聞いていますか…?
典善:典善は少し言いよどみます。
弟切 月渚:弔いって言ってましたけどミカズキ先輩の母が亡くなったのは…
弟切 月渚:いつのことなんでしたっけ
典善:それは、亡くなった方への弔いというもので……
典善:正確には亡くなったというわけではないそうでしたが、10年ほど前に行方不明になられたと。

弟切 月渚:いくえ不明…
典善:それから見つかったという話は無かったので、オロガミをやってけじめをつけたいのだと仰っていました。
弟切 月渚:オロガミの儀式というのは弔い以外の意味はないという事で…?
典善:......ええ。
弟切 月渚:先代のオロガミの儀式を見たことは?
典善:私は先代のオロガミの儀式を見ていましたし、そのやり方を引き継いでいます。
弟切 月渚:ううむ、つまりあくまでも見様見真似であると…
鬼怒 凛:(心理学だ!)
典善:(おk)
 
先刻から典善は言いたくないことがあり、言葉を濁しているように思えます。
鬼怒 凛:典膳さん、はっきりと言ってください。
鬼怒 凛:でないと、あたしは…

典善:ど、どうしたのですか。
鬼怒 凛:さっき、じいさまが怯えていたでしょう?
鬼怒 凛:あの人は感じているんじゃないですか
鬼怒 凛:よくない事を・・・
KP:(交渉系のロールを要します)
鬼怒 凛:(ないんだな、これが)
典善:典善はそれほど喋りたくない内容があるようです。
弟切 月渚:(…ない!
鬼怒 凛:(ワンチャン説得にかけるしかないか?
典善:(あるいは、何かのアプローチを用いても構いません)

木畑 多朗:(俺いつまでハマってんだろ...
弟切 月渚:(さすがに自動抜け出ししてるイメージがあったが・・・w
典善:(もうそろそろ一回降っとくか)
典善:(成功したら出てきていいよ!)
木畑 多朗:1D100 STR2
Cthulhu : (1D100) → 67
典善:(もうちょっと...)
木畑 多朗:(うーん28だからなぁ...
木畑 多朗:(俺は助けたんですよ!俺は助けたんですよ!

弟切 月渚:(期待値で成功しないキバターが悪い!
弟切 月渚:何かなかったですか?先代のオロガミの儀式のときに、不思議なことが…
弟切 月渚:例えば"弔われた"筈の人が、生き返ったりとか

典善:(典善は、その言葉に少し反応します)
典善:......苗木野さんがそうと?
弟切 月渚:あ、そうだ!
弟切 月渚:そうそう!
鬼怒 凛:苗木野さんが?
弟切 月渚:苗木さんが言ってました!

典善:......そうですね、あの人は「見える」方だそうです。先代の時から住み込みでこの寺に働いていますが……
典善:ここ数年、幽霊騒ぎが起きていて、ひどく怯えています。


弟切 月渚:えーとですね、それがこのキヌリン先輩にも
弟切 月渚:視えて、聞こえるらしいです
典善:四年前は仏様が枕元にたった、と聞きました。
典善:三年前には集まっていた人の輪に紛れるように、供養の対象だった方が混じっていたと……。
典善:そして一年前、池の中に立つ人を見た、と、苗木野さんはひどく怯えていました。

弟切 月渚:あ、オロガミの儀式って1年ごとに行われるんでしたっけ
鬼怒 凛:今年は、あたしも見たよ
典善:むぅ……
弟切 月渚:おそらく…TEN膳さん、あるいは先代の住職も知らされていなかったことだと思うんですけど
弟切 月渚:オロガミの儀式はですね、
弟切 月渚:黄泉返りの儀式だと思うんですよ
弟切 月渚:ミカズキ先輩は私達をこの村に誘うとき「今年はお母さんの番」って言ってました
弟切 月渚:単にお母さんが巫女に選ばれたとかだと思ってたんですけど
弟切 月渚:あ、そうだ!ミカズキ先輩のお母さんの名はご存知ですか?
弟切 月渚:私の推理だと…"ゆいり"って名前では…?
典善:そ、それは……今年は、ゆいりさんを弔う番だと……
典善:そういう事でしかない……という意味です。
弟切 月渚:お前は次に「ゆいり」と言う!
典善:(ハッ!)
鬼怒 凛:なにいってんの?
弟切 月渚:儀式に参加されていたのならわかると思うんですけど
弟切 月渚:かえれぬこ…これは亡くなった方の事ですよね がゆいりで
弟切 月渚:かえるのこ……これが今年は「りん」ということですよね
典善:(典善は動揺してますので、何かしら物証を示せれば交渉ロールにボーナス与えましょう)
弟切 月渚:先輩!あの歌詞をメモとかしてないですか…!?
典善:いや……あの辺りは、梓沙さんのアレンジというか……
典善:独自に行いたい、ということなのです。ウチのやり方だ、というので……
弟切 月渚:私はちょうど聞いていなかったので…
鬼怒 凛:(メモしてたっけな・・・
典善:(情報カードになってるんで、まぁしてたことにしてもいい)
 

弟切 月渚:毎年が黄泉還りの儀式ではないということかもしれませんね
鬼怒 凛:その家々によってやり方があるということ?
鬼怒 凛:それによって苗木さんが幽霊を見たりする?
弟切 月渚:苗木さんが幽霊を見るのは毎度の事で
典善:ええ、古いやり方もあるという話で、少しずつ違うと……
弟切 月渚:ただ、この黄泉還りの対象になった方が、”輪から外れる”のでは…
典善:昔はもっと、違う儀式だった…………のかもしれません。
典善:ですが、神仏習合を経た今は、釜森寺のやり方で統一されています。
弟切 月渚:あとはそーですね、昔からここに居たのなら
弟切 月渚:やなぎ、つむぎ、ふゆ/あるいはとう という名前に何か心当たりは…?
典善:いえ、あまり人名らしい感じではありませんね......
弟切 月渚:そ、そうなの…!?
典善:苗字ではあり得るかもしれません。ここらでは苗字に「木」の一字を冠することが多いですから。
KP:聞いてるか木畑ぁ~~
鬼怒 凛:名字か・・・
弟切 月渚:あとは…えーとなんでしたっけ
弟切 月渚:なんとか…ピック症
弟切 月渚:ニーマン・ピック症
典善:すみません、全然わかりません。
弟切 月渚:うううううううむ…・
鬼怒 凛:医学系は有田がいないとわからんな
弟切 月渚:あ、そうだ
弟切 月渚:牧野嶺さんは今おいくつなんでしたっけ
典善:わかりません。あの人については……
弟切 月渚:私達と同じくらいか、ちょっと上くらいだと思うんですけど‥
弟切 月渚:住職はいまおいくつ?
典善:32歳です。
弟切 月渚:じゃあ住職が小学生か中学生くらいのころに牧野さんが出生した感じで…?
鬼怒 凛:そもそも外の人だろう
典善:いえ、数年前に引っ越してきたのだと梓沙さんにはお聞きしました。
弟切 月渚:あ、そうか…
弟切 月渚:ウゥゥゥーン
弟切 月渚:(決定的な証拠となると、許可されたメモくらいだな
 
4.オロガミ

   
典善:ともかく......オロガミはこの村にとっては神聖な儀式なのです。
典善:出来れば、あらぬ噂や風評をばら撒くのは辞めていただきたい......本来であれば、取材などもお断りしているのですから。

弟切 月渚:はい、たぶんこのお寺では…その意味するところが意図的かはわからないですが…失われたまま
弟切 月渚:形式を引き継いでいると思っていまして…
鬼怒 凛:その神聖な儀式が、家によっては穢されているとしたら?
弟切 月渚:現実に、「りん」先輩が「ゆいり」の声と姿を見ているんです…!
典善:典善は少し、声を荒げます。
典善:御数木さんがそうだというのですか?
鬼怒 凛:それを調べてるんです
弟切 月渚:住職は、大切な人はいますか?
典善:彼女はここ数年、親しくない家のオロガミにも進んで参加してきました。寺の掃除なども進んで手伝う、よき村民でした。
典善:彼女について、そういった邪推をするのも感心できません。
典善:先代は私にとって大切な師であり、父親でした。受け継いだ釜森寺を護っていくのが私の役目なのです。
鬼怒 凛:そりゃあたしも彼女を信じたい
鬼怒 凛:家についてきてください。 見せたい部屋があります。
弟切 月渚:あ、そうですねあのオフダ…
弟切 月渚:住職なら解るかも
典善:お札......?
弟切 月渚:このお寺製のオフダが…
典善:わかりました。では赴きましょう。車を出します。
典善:どちらまで?
弟切 月渚:行きましょう。
木畑 多朗:(助けてもらえそうにない雰囲気。
弟切 月渚:脇目もふらずに
弟切 月渚:ミカズキ家へ!
鬼怒 凛:御数木家まで

弟切 月渚:(まだ脱出できとらんのか!
弟切 月渚:(「お前には失望したよ!」
典善:(もう一回どうぞ)
木畑 多朗:1D100 STR2
Cthulhu : (1D100) → 26
典善:(お、抜けた)
鬼怒 凛:(やるやんけ
木畑 多朗:あ ぬけた。
典善:では……
弟切 月渚:(いいタイミングだな
木畑 多朗:LINE:自力で抜けたけどどこ集合?
弟切 月渚:LINE:生贄になりたくないならミカズキ家!
鬼怒 凛:LINE:寺
木畑 多朗:(どっちだ...

典善:典善は屋内に向けて声を掛けます。
典善:「苗木野さん、私は少し出てきます!留守をお願いいたします!」
KP:そうすると、しばらくして苗木野と呼ばれた老人が出てきますね。
苗木野仁:そして、少し申し訳なさそうに、こちらへ……凛へ向けて頭を下げます。
弟切 月渚:(違ってて草
鬼怒 凛:・・・
木畑 多朗:生贄になりたくないからミカズキ屋敷いく...
苗木野仁:す、すいません、取り乱しまして......
鬼怒 凛:いいんだ
鬼怒 凛:・・・何が見える?
苗木野仁:あんときと同じく、仏さんが見えたような気がして......
弟切 月渚:あんときとは…いつ?
鬼怒 凛:常に付きまとってる訳じゃないんだな・・・
弟切 月渚:四年前だか三年前だか
苗木野仁:一年前です。毎年ひどくなる幽霊騒ぎに、わしはもう参ってしまっとって......
弟切 月渚:あれっ!?
弟切 月渚:毎年ひどくなるのか…
鬼怒 凛:一年前は誰の儀式だった?
鬼怒 凛:紬とか?
苗木野仁:近くの国木さんの家です。国木……すえさんだったかな。
弟切 月渚:クニギスエ…?
苗木野仁:わしは池にすえさんが見えた気がして、もう恐ろしくて恐ろしくて......
弟切 月渚:初めて聞く名前ですね
苗木野仁手厚く弔うつもりで、儀式が終わった後、池の掃除をしたんです。
苗木野仁:そしたら......その、こういうものが……

鬼怒 凛:池の掃除を・・・
弟切 月渚:もの?

苗木野仁:
老人が取り出したものは、木製の人形のようなものだ。
人形とはいっても4本の脚が胴体から垂直に生えており、動物のような形に見える。

KP:黒くくすんでいるが、そこには「冬」と書かれている。



弟切 月渚:鼻を押してみましょう!
鬼怒 凛:
弟切 月渚:あっ冬だ…!
鬼怒 凛:典膳さん、これが何かわかります?
弟切 月渚:あんたはここでふゆと死ぬのよ…?
典善:オロガミの......私が引き継いだ儀式には、こんな人形は出てきません。
弟切 月渚:さっき言ってた「冬」
鬼怒 凛:つまり、これが、裏オロガミの使う品。
弟切 月渚:ミカズキ家の倉庫から、「柳」「紬」と書いた虫かごから
弟切 月渚:白骨と一緒にでてきたものです
鬼怒 凛:・・・池の掃除もしてみる必要が出て来たな
苗木野仁:凄く不吉なもんな気がして、ずっと置いてたんです。なんか……
弟切 月渚:しかし、その時間の猶予がありますかね…?
鬼怒 凛:水が抜けないかな
弟切 月渚:おそらく今既に帰ってきているであろうミカズキ先輩もいますし…
苗木野仁:ちょっと、話は聞いてたんだ。もし、梓沙ちゃんがなんかやってたんだとしたら......
苗木野仁:その、話を聞いてやってくれませんか。ばあちゃんもそうだが、わしらも世話になってるもんで……
鬼怒 凛それは、あたしの末路次第かな
弟切 月渚:そうですね
典善:車の準備はできていますが、行きますか?
鬼怒 凛:行こう
鬼怒 凛:できれば苗木さんにもついてきて欲しいけど、無理強いはできないな
鬼怒 凛:怯えさせることになるかもしれないし……
 


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